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65.王城からの招待状(4)
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庭園の前から淡い紫色のドレスを着た女性が現れた。
シックな形が体のラインを強調させているが色気より綺麗という言葉が似合う。高価な宝石が沢山ついていてドレスの豪華さが伺える。
女子生徒達は歓声と憧れの眼差しで王妃様をうっとりするように見惚れていた。
「うわぁ…!すごく綺麗な方ですね…こんなに綺麗でオーラがある人初めて見ました。」
サーシャも王妃様に釘付けになっている。確かに王妃様は本当に綺麗だわ。でも…やっぱり私は王妃様が少し怖い。本当に小説通りの人だったら…
私は恐怖で少し震えながら目の力を使ってみる事にした。
王妃様の心は…外見は宝石以上にキラキラと輝いていて美しいけれど、心は1つも輝きがなかった。全てが黒と紫色でとても禍々しい濃い色をしていた。やっぱり小説の印象通りだわ。あの色は何かを支配している色…それに人を殺めた事もあるような…。駄目だわ…あまり視てしまうと震えが止まらなくなりそうだし目の色が変わっている事がバレてしまいそう。
これ以上視る事はやめよう。
私はパッと下を俯いた。一呼吸してからまた顔を上げると遠くにいるのに何故か王妃様と目があったような気がした。
えっ…気のせい、よね?
「本日はお茶会に参加してくださりありがとうございます。今回は日頃私の息子達がお世話になっている学園の皆様をお呼び立ていたしまして、異国の珍しいお茶を皆様に堪能していただこうと思っております。ルルド王太子、シリウス第二王子が皆様のテーブルにご挨拶させて頂きますのでそれまではごゆるりと過ごしてくださいませ。」
王妃様は華麗に挨拶をし、ニコッと微笑んだ後自席に座り生徒達を眺めながらお茶を飲んでいた。
すぐにルル様とシリウス様2人が登場すると、先程までとは違う歓声が上がった。
「第二王子殿下だわ!!本当に素敵!」
「お近づきになれるまたとないチャンスだわ!」
「王太子殿下も…怖いけれど顔は本当にカッコいいわよね…!」
シリウス様への声が飛び交う中、皆から恐れられている筈のルル様への声も聞こえてくる。
そうよね…ルル様は王太子だし雰囲気は怖そうに見えるけど顔はとってもイケメンだものね。見惚れたりする人もいるわよね…。何故だか私はチクっと心が痛んだ。
「スレイ様、私たちもお茶しましょうか。」
「え?あぁ、そうね私達も座りましょうか。異国のお茶は初めて飲むわ。あ、あちらの席が空いてますわ!行きましょう。」
サーシャと私は1番後ろの席でなるべく王妃様から死角になるような場所を選び座った。
「スレイ様、私達1番後ろの席ですから、王太子殿下達がくるの待ってたらだいぶ遅くなっちゃいますけど…どうしましょう?」
正直まだシリウス様とは顔を合わせづらい。
ここは途中で退席するのが1番いいかも…!
「そうね、ルル様達が疲れてしまわないように早めに帰ってしまおうかしら?サーシャさんはどうしますか?」
「私も一緒に帰ります。平民がこんな所に居るなんて何だか場違い過ぎて長居できません…。」
「そんな事ないわ。サーシャさんもとっても綺麗ですし、身分なんて関係ありません。学園と同じだと思えば大丈夫ですよ。」
「スレイ様ぁあああ。本当に優しい大好きっ」
サーシャは私に抱きついてきた。サーシャの可愛いさに溶けそう…。本当にヒロインは性格も良いし明るいし可愛い。
私達は2人で他愛もない話をしながらお茶を飲んだ。
シックな形が体のラインを強調させているが色気より綺麗という言葉が似合う。高価な宝石が沢山ついていてドレスの豪華さが伺える。
女子生徒達は歓声と憧れの眼差しで王妃様をうっとりするように見惚れていた。
「うわぁ…!すごく綺麗な方ですね…こんなに綺麗でオーラがある人初めて見ました。」
サーシャも王妃様に釘付けになっている。確かに王妃様は本当に綺麗だわ。でも…やっぱり私は王妃様が少し怖い。本当に小説通りの人だったら…
私は恐怖で少し震えながら目の力を使ってみる事にした。
王妃様の心は…外見は宝石以上にキラキラと輝いていて美しいけれど、心は1つも輝きがなかった。全てが黒と紫色でとても禍々しい濃い色をしていた。やっぱり小説の印象通りだわ。あの色は何かを支配している色…それに人を殺めた事もあるような…。駄目だわ…あまり視てしまうと震えが止まらなくなりそうだし目の色が変わっている事がバレてしまいそう。
これ以上視る事はやめよう。
私はパッと下を俯いた。一呼吸してからまた顔を上げると遠くにいるのに何故か王妃様と目があったような気がした。
えっ…気のせい、よね?
「本日はお茶会に参加してくださりありがとうございます。今回は日頃私の息子達がお世話になっている学園の皆様をお呼び立ていたしまして、異国の珍しいお茶を皆様に堪能していただこうと思っております。ルルド王太子、シリウス第二王子が皆様のテーブルにご挨拶させて頂きますのでそれまではごゆるりと過ごしてくださいませ。」
王妃様は華麗に挨拶をし、ニコッと微笑んだ後自席に座り生徒達を眺めながらお茶を飲んでいた。
すぐにルル様とシリウス様2人が登場すると、先程までとは違う歓声が上がった。
「第二王子殿下だわ!!本当に素敵!」
「お近づきになれるまたとないチャンスだわ!」
「王太子殿下も…怖いけれど顔は本当にカッコいいわよね…!」
シリウス様への声が飛び交う中、皆から恐れられている筈のルル様への声も聞こえてくる。
そうよね…ルル様は王太子だし雰囲気は怖そうに見えるけど顔はとってもイケメンだものね。見惚れたりする人もいるわよね…。何故だか私はチクっと心が痛んだ。
「スレイ様、私たちもお茶しましょうか。」
「え?あぁ、そうね私達も座りましょうか。異国のお茶は初めて飲むわ。あ、あちらの席が空いてますわ!行きましょう。」
サーシャと私は1番後ろの席でなるべく王妃様から死角になるような場所を選び座った。
「スレイ様、私達1番後ろの席ですから、王太子殿下達がくるの待ってたらだいぶ遅くなっちゃいますけど…どうしましょう?」
正直まだシリウス様とは顔を合わせづらい。
ここは途中で退席するのが1番いいかも…!
「そうね、ルル様達が疲れてしまわないように早めに帰ってしまおうかしら?サーシャさんはどうしますか?」
「私も一緒に帰ります。平民がこんな所に居るなんて何だか場違い過ぎて長居できません…。」
「そんな事ないわ。サーシャさんもとっても綺麗ですし、身分なんて関係ありません。学園と同じだと思えば大丈夫ですよ。」
「スレイ様ぁあああ。本当に優しい大好きっ」
サーシャは私に抱きついてきた。サーシャの可愛いさに溶けそう…。本当にヒロインは性格も良いし明るいし可愛い。
私達は2人で他愛もない話をしながらお茶を飲んだ。
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