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103.急な来客(1)
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「ちょっと待った!!!」
ドアがバタンと開き大きな声が聞こえてきた。
後ろを振り返るとそこには息を切らして走ってきたシリウス様がいた。
「シ…シリウス様!?どうして…」
「第二王子殿下…!?」
私とカイお兄様が席を立つと、両親は第二王子が来ていて慌てふためく。王太子に続き王子も来るなんて事はまずないから、顔には出さずともそうとう混乱しているだろう。
「シ、シリウス第二王子殿下にご挨拶を申し上げます!!」
お父様が慌てて立ち挨拶をする。お母様も後ろでお父様にの後につき挨拶をする。
「あぁ、堅苦しい挨拶はいいよ。それよりも…今兄さんがスレイちゃんに求婚してたよね…!?狡くない?!抜け駆けだろ!」
「チッ……」
(ルル様軽く舌打ちをしましたわね…。)
「スレイちゃん、兄さんじゃなくて俺と婚約という手もあるよ。」
(シリウス様…言い方が軽い…)
カイお兄様がシリウス様との話を遮るように私の前に来た。
「王子殿下、私は殿下がスーにした事をまだ許していないのです。申し訳ありませんが婚約の申し込みを認めたくはありません。」
「まぁ、あの時のことは俺も反省してるよ?だけど、君関係ないよね?僕とスレイちゃんの話に入ってこないでくれるかな?」
カイお兄様とシリウス様な険悪な雰囲気になっている。
「カイル、やめなさい。申し訳ありません第二王子殿下…。色々理由があると思いますので私共は退出します。この話は王太子殿下と王子殿下、そしてスレイの3人で話し合ってはいかがでしょうか?」
「んー、そうだね。そうするよ。皆がいるとスレイちゃんも話しづらいでしょ?一旦3人で話すよ。」
カイお兄様は気に入らないようだったけど渋々と部屋から出ていき、その後両親も部屋を出た。
「はぁ…なんだよ兄さん。俺にスレイちゃん取られるとでも思ったのか?そんなに焦って出なくても大丈夫だったろ?」
「いや、お前の母親は何するか分からないからな。一刻も早くスーに言いたかったんだ。」
「母上は手段を選ばないからな…。で、どうする?スレイちゃん。」
(どうするって…私には権限ないんだけど…)
少し考えてみたけどやっぱり私には荷が重い話…だけど断る事なんて出来ないのも現状。
「私は王族の方の申し出を断ることは出来ませんが、ただ、本音を言わせて頂けるのなら…私はひっそりと穏やかに過ごしたいんです。王妃や王子妃という立場はとてもじゃないけど自信がありません。」
「うーん。そうじゃなくて…」
シリウス様が私の方へ詰め寄る。
「スレイちゃんはどっちが好きなの?兄さん?それとも…俺?」
シリウス様は首をすこし傾けてあざと可愛く言ってきた。
ドアがバタンと開き大きな声が聞こえてきた。
後ろを振り返るとそこには息を切らして走ってきたシリウス様がいた。
「シ…シリウス様!?どうして…」
「第二王子殿下…!?」
私とカイお兄様が席を立つと、両親は第二王子が来ていて慌てふためく。王太子に続き王子も来るなんて事はまずないから、顔には出さずともそうとう混乱しているだろう。
「シ、シリウス第二王子殿下にご挨拶を申し上げます!!」
お父様が慌てて立ち挨拶をする。お母様も後ろでお父様にの後につき挨拶をする。
「あぁ、堅苦しい挨拶はいいよ。それよりも…今兄さんがスレイちゃんに求婚してたよね…!?狡くない?!抜け駆けだろ!」
「チッ……」
(ルル様軽く舌打ちをしましたわね…。)
「スレイちゃん、兄さんじゃなくて俺と婚約という手もあるよ。」
(シリウス様…言い方が軽い…)
カイお兄様がシリウス様との話を遮るように私の前に来た。
「王子殿下、私は殿下がスーにした事をまだ許していないのです。申し訳ありませんが婚約の申し込みを認めたくはありません。」
「まぁ、あの時のことは俺も反省してるよ?だけど、君関係ないよね?僕とスレイちゃんの話に入ってこないでくれるかな?」
カイお兄様とシリウス様な険悪な雰囲気になっている。
「カイル、やめなさい。申し訳ありません第二王子殿下…。色々理由があると思いますので私共は退出します。この話は王太子殿下と王子殿下、そしてスレイの3人で話し合ってはいかがでしょうか?」
「んー、そうだね。そうするよ。皆がいるとスレイちゃんも話しづらいでしょ?一旦3人で話すよ。」
カイお兄様は気に入らないようだったけど渋々と部屋から出ていき、その後両親も部屋を出た。
「はぁ…なんだよ兄さん。俺にスレイちゃん取られるとでも思ったのか?そんなに焦って出なくても大丈夫だったろ?」
「いや、お前の母親は何するか分からないからな。一刻も早くスーに言いたかったんだ。」
「母上は手段を選ばないからな…。で、どうする?スレイちゃん。」
(どうするって…私には権限ないんだけど…)
少し考えてみたけどやっぱり私には荷が重い話…だけど断る事なんて出来ないのも現状。
「私は王族の方の申し出を断ることは出来ませんが、ただ、本音を言わせて頂けるのなら…私はひっそりと穏やかに過ごしたいんです。王妃や王子妃という立場はとてもじゃないけど自信がありません。」
「うーん。そうじゃなくて…」
シリウス様が私の方へ詰め寄る。
「スレイちゃんはどっちが好きなの?兄さん?それとも…俺?」
シリウス様は首をすこし傾けてあざと可愛く言ってきた。
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