神典日月神示 真実の物語

蔵屋

文字の大きさ
119 / 154

第百十八巻 無神論者 ホーキング博士

しおりを挟む
 この章では、天才理論物理学者のスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士にスポットライトを当てた。
 私は彼の宇宙物理学という学問、いや、理論に興味を持つようになったからだ。そしてこの神秘に満ちた大宇宙に魅せられ、そして神さまの実在を知り、この大宇宙こそが神さまであると確信したからである。

 さて、このホーキング博士は1942年1月8日 ~2018年3月14日迄この世に生存した。
享年76歳。
 彼はイギリスの理論物理学者である。
彼の功績はイギリスで称えられ大英帝国勲章(CBE)受勲、FRS(王立協会フェロー)、FRSA(ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツフェロー)と彼の評価は高まった。
 彼の国籍はイギリス。
 出身校はオックスフォード大学(学部)、
ケンブリッジ大学(大学院)。
 彼の華麗なる科学者経歴である。
 研究専門分野は、物理学理論物理学天体物理学宇宙論。
 研究機関はケンブリッジ大学。
 主な業績は『ブラックホールの蒸発理論』

 一般相対性理論と関わる分野で理論的研究を前進させ、1965年にブラックホールの特異点定理を発表し、世界的に有名になった。1971年には「宇宙創成直後に小さなブラックホールが多数発生する」とする理論を提唱、1974年には「ブラックホールは素粒子を放出することによってその勢力を弱め、やがて爆発により消滅する」とする理論(ホーキング放射)を発表、量子宇宙論という分野を形作ることになった。

 また、一般人向けに現代の理論的宇宙論を平易に解説するサイエンス・ライターの才能も持ち合わせており、その著作群が各国で翻訳されており、これでも人々によく知られている。
 私は彼の執筆した書籍『ホーキング、宇宙を語る』を愛読した。

 彼は「車椅子の物理学者」としても知られている。
 1960年代、学生の頃に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した。ALSは発症から5年程度で死に至る病であると考えられていたが、途中で進行が急に弱まり、発症から50年以上にわたり研究活動を続けることが出来た。私はこれを「神さまのご加護」と呼んでいる。
 彼の晩年は意思伝達のためにアイトラッキングによる重度障害者用意思伝達装置を使用し、スピーチや会話はコンピュータプログラムによる合成音声で行っていた 。

 彼は上記の通り時間順序保護仮説によって過去に戻るタイムマシンは不可能という立場をとっている。これは「我々の時代に未来からの観光客が押し寄せたことはない」ことからも裏付けられるとしている。タイムマシンが将来的にできるかどうかに関しては「私は誰とも賭けをしないだろう」とした。その理由について、「賭けの相手は(もし本当にタイムマシンが作られるならそれを使って)不公平にも未来を知っているかもしれないから」としている。この彼の言葉は至言であると、私は思っている。

 2010年4月25日にアメリカのディスカバリーチャンネルのテレビ番組にて、クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到着した時、資源を使い切った彼によってアメリカ先住民が征服されたことを引き合いに出し、人類と宇宙人との接触は人類にとってよい結果をもたらさない、として宇宙人とのコンタクトを試みるべきではないと主張した。
 2017年に中国にある世界最大の500メートル球面電波望遠鏡が初めて宇宙からの信号らしきものを受信したと伝えられた際は「応答するな!応答するな!応答するな!」と厳しい警告を発していた。
 
 2010年9月7日に刊行された新刊書『ホーキング、宇宙と人間を語る』で、量子力学に重力の理論を組み合わせた最新の研究成果から、偶然の一致に見える現象は「創造主なしで説明は可能」、「宇宙誕生に神は不要」と主張し、宗教界から批判を浴びたことがある。そう、彼は典型的な無神論者であった。

「AIは人類にとって最悪、もしくは最良の結果をもたらす可能性がある」「人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない」と述べるなど人工知能の危険性を頻繁に語っている。
 私もこのホーキング博士の警告を支持する。

 彼の著書『ホーキング、宇宙を語る』で「統一理論はそれ自身の存在をもたらすほど説得力があるのだろうか」と問いかけ、「もし完全な理論を発見すれば、それは人間の理性の究極の勝利となるだろう。そのとき我々は神の心を知ることになる筈だから」と述べている。

 この点について、El Mundoという新聞のインタビューに対して、ホーキング博士は次のように回答している。

 「科学が理解される以前は、神が宇宙を創造したと考えるのが自然であった。しかし、現代では科学がより説得力のある説明をする。私が『神の心を知ることができる』と言ったのは、もし神が存在するならば、神が知っているであろうことをすべて知ることができる、という意味です。私は無神論者である。

 ー(彼の死後の世界感)ー

 2011年5月には、人間の脳について「部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人の架空のおとぎ話だ」と否定的な見解を述べている。
 改めて宗教界との認識の溝を示したと言えるだろう。しかし、前述のロジャー・ペンローズのように完全には死後の世界を否定しておらず、むしろ肯定的な人間とも仕事をすることはある。それについてホーキングは、「あくまで私の中の主張」と注釈を述べている。

 私はこの偉大な天才理論物理学者の功績を称えるとともに、大宇宙を知った彼こそが神人合一した神であると、確信するものである。

 随分前になるが、彼は日本に来た事がある。東京で彼の講演があった。
 その時、彼は次のように述べている。
 「この大宇宙には地球と同じような惑星が200万ある」のだと。この彼の言葉こそが、我々が住む地球、また、地球の所属する太陽系、太陽系が所属する銀河系、そして大宇宙は日夜膨張し続けている。これこそが「大宇宙は神さま、神さまは大宇宙である」との証なのだ。
 この場をお借りして、ホーキング博士の功績を称え、彼のご冥福をお祈り申し上げたい。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

日露戦争の真実

蔵屋
歴史・時代
 私の先祖は日露戦争の奉天の戦いで若くして戦死しました。 日本政府の定めた徴兵制で戦地に行ったのでした。  日露戦争が始まったのは明治37年(1904)2月6日でした。  帝政ロシアは清国の領土だった中国東北部を事実上占領下に置き、さらに朝鮮半島、日本海に勢力を伸ばそうとしていました。  日本はこれに対抗し開戦に至ったのです。 ほぼ同時に、日本連合艦隊はロシア軍の拠点港である旅順に向かい、ロシア軍の旅順艦隊の殲滅を目指すことになりました。  ロシア軍はヨーロッパに配備していたバルチック艦隊を日本に派遣するべく準備を開始したのです。  深い入り江に守られた旅順沿岸に設置された強力な砲台のため日本の連合艦隊は、陸軍に陸上からの旅順艦隊攻撃を要請したのでした。  この物語の始まりです。 『神知りて 人の幸せ 祈るのみ 神の伝えし 愛善の道』 この短歌は私が今年元旦に詠んだ歌である。 作家 蔵屋日唱

【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助

蔵屋
歴史・時代
 わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。  何故、甲斐国なのか?  それは、日本を象徴する富士山があるからだ。     さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。  そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。  なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。  それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。  読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。  

 【最新版】  日月神示

蔵屋
歴史・時代
 最近日月神示の予言本に不安を抱いている方もあると思うがまったく心配いらない。  何故なら日月神示では「取り越し苦労や過ぎ越し苦労はするな!」 「今に生きよ!」  「善一筋で生きよ!」  「身魂磨きをせよ!」  「人間の正しい生き方」  「人間の正しい食生活」  「人間の正しい夫婦のあり方」  「身も心も神さまからお借りしているのじゃから夜になって寝る前に神さまに一旦お返しするのじゃ。そうしたら身と心をどのようにしたらよいか、分かるじゃろ!」  たったのこれだけを守れば良いということだ。  根拠のない書籍や情報源等に惑わされてはダメだ。  日月神示も出口王仁三郎もそのようなことは一切言っていない。  これらの書籍や情報源は「日月神示」が警告する「臣民を惑わすものが出てくるから気をつけよ!」 という言葉に注目して欲しい。  今回、私は読者の皆さんに間違った解釈をされている日月神示を分かりやすく解説していくことにしました。  どうか、最後までお読み下さい。  日月神示の予言については、私が執筆中の「神典日月神示の真実」をお読み下さい。    

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら

俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。 赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。 史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。 もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。

【アラウコの叫び 】第1巻/16世紀の南米史

ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎日07:20投稿】 1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。 マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、 スペイン勢力内部での覇権争い、 そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。 ※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、 フィクションも混在しています。 また動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。 HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。 公式HP:アラウコの叫び youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス insta:herohero_agency tiktok:herohero_agency

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...