新説・鶴姫伝! 日いづる国の守り神 PART1 ~この恋、日本を守ります!~

あさくらやたろう-BELL☆PLANET

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エピローグ ~風凪ぐ日々を取り戻そう~

1章あとがき

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当作品をお読みいただきありがとうございます!(※この後書きはつるちゃんではなく、ちゃんと作者が書いております)

この作品の第1章・初期稿は、2010年に書き上げ、2011年に「日の本の祭り神」として公開しておりました。

病気など、私事が重なって長らく中断しておりましたが、ようやく再始動いたしますよ。

あれから色んな災害が起こり、にっくき疫病まで流行しているようですが、日本中みんなの力が集まれば、きっと乗り越えられると思っています。

なお、作中の災害の時期が10年前になっていますが、以前に公開した時点でも10年前となっておりましたので、現実の災害のいずれかを指すものではありません。



※※生まれて初めてのイラストにオープニング部の漫画化と、色々挑戦してみたのですが、身内から「まずちゃんと文章を完結させろ」とツッコミが入りました。

「1章書くごとに挿絵と漫画書いてたら、生きてる間にお話完結できるの?」と……冷静に考えるとその通りです。

まずはきちんと物語の文章を完結させようと思います。

1章のラフ画だけは既に描いていましたので、絵の雰囲気だけでもお楽しみ下さい。


…………というより友人いわく、「貴様仕上げのペン入れしたら線の強弱無くて絵が死んでるからラフ画のままの方がいいぞ」との事です。言っていい事と悪い事がありますよね。ペン入れのやり方なんて知らないんです。

また「どうせ板タブで綺麗に字が書けないなら丸文字にしろや」とも……これは一理あるアドバイスかも。標準語が喋れないならいっそ思い切りなまってしまえみたいなもんでしょうか。

あとは最初の頃に描いた漫画版の池谷の車が歪みまくって「子供の落書き」とか「チョロQみたい」だとか……いい加減黙れっ!!!

誰でも最初は下手なんです。もちろん今も下手ですが…

(※線がぐしゃぐしゃ歪むのは板タブだからじゃないか、と指摘されましたが、そんな事で上手くなるほど作者は絵の素質がないです)


なお、ゼロから絵に挑戦して分かりましたが、絵師さんや漫画家さんて頭おかしいです。
前世でどんな徳を積んだらこんな事を日常的にやろうと思うんでしょうか。絶対人として何かのネジが飛んでいます(褒め言葉)

女性キャラがみんなグラマーなのは、絵が下手すぎて、私が細身の女性を描くと男みたいになっちゃうからです。でも災害をテーマにした物語で女性が痩せていると、ほんとに悲しい気分になるので、これはこれで良かったと思っています。難波やこころぐらい健康的な方が描いてて安心できますね。

挿絵の携帯電話のレンズが真ん中にあるのは、どのメーカーの機種にも似ないようにしたせいです。不吉なシーンのため、あまりいい気分はしないでしょうし。でもそれはそれで携帯電話に見えないと言われましたよ。

漫画版の餓霊はミイラみたいな感じですが、やっぱりちゃんとゾンビ風にした方が迫力が出ますね。ちょっと反省です。本編ではゾンビ風の外見をイメージしてお読みいただけると嬉しいです。

女神様の黒歴史のシーンだけ絵が青くなっています。これはアオハルという事で。描きやすい所から練習がてら描いていったので、時期によって絵柄が変わっていますですね。



※※よく「見る人に情報を伝えるには、漫画や絵の方が優れている」と言われますが、文章も絵も両方チャレンジしてみた結果、どっちもそれぞれの良さがあると思いました。

絵はもちろんキャラの見た目や表情、風景など、目に見えるビジュアルを伝えるのには超便利です。

ただし、絵にはどうしても「目に見えない意味の誤解」が多発します。

これを防ぐため、漫画ではセリフやモノローグで情報を伝えますが、結局は絵に描いた全ての情報のうち、どれかは必ず誤解されてしまいます。

そして全部誤解のないように文字をいれまくったら、それはもう文章です。

もちろん文章が全て誤解されないとは言いませんが、それでも「目に見えない情報・意味・心情など」を伝えるには、文章の方が誤解は少ないはずです。

だから目に見える情報なら絵や漫画、目に見えない意味なら文章が有利というわけで。どちらもちゃんと出来たら最高なわけで……(作者には無理ですが)



※※ゾンビたる餓霊が海水に弱いのは、もちろん盛り塩やお清めの塩が元ネタです。日本の方なら説明不要ですよね。

あとは日本神話でも、海水で黄泉のケガレをみそいだ記述がありますから。



※※四国の高縄半島に誠達の基地があって、「なぜそこに」と思われた方もおられるかと思いますが、これは鶴が三島水軍の娘であり、高縄半島のお屋敷と大三島を行ったり来たりしていたからです。

転生後の鶴ちゃんが少しでも寂しく無いよう、最初の拠点はここがいいかなと思った次第です。

(大三島を基地にすると「島だから安全じゃん」となって緊迫感がないので、消去法で高縄半島に。でもお魚おいしいし、気候も含めていい土地みたいですね。あと、黒鷹だから高縄半島が語呂的にもいいですし)

景色がとても良かったので、いつか自転車でしまなみ海道を走りたいです。途中でリタイアしそうですけど。

なお、高縄半島とおおざっぱに書いて細かい地名を書いてないのは、災害をテーマにした物語なので、出来るだけ地元の人が嫌な気持ちにならないようにするためです。

どうしても書かないと伝わらない時は書きますけど、出来ればぼんやりぼかして表現したいので。



※※あと、挿し絵の女神様やつるちゃんの着物のエリが普通と逆になっていますが、これは亡くなっているからではなく、単にえらい存在だからです。

元々これは亡くなった人の着物の着方ではなく、高貴な人のエリの重ね方だったそうなので、それを信じて描いてみました。

逆に阿波踊りの時のつるちゃんのエリが普通と同じなのは、身分に関係なく楽しむお祭りだから、というわけなのです。



※※イワナガヒメ様(岩凪姫)は、神話ではあまり見目麗しくないと書かれていますが、この作品では作者の独断と偏見で、かっこいい?お姉さまにしてしまっています。

昔と今では美人の基準が違いますし、きっとその時代では受け入れられなかったけど、今の基準だと素敵な女神様だったと作者は信じているからです。ご自身が嫌な思いをされたのに、人間にご利益をくれる、強くて優しい神様ですから…!

そもそも神様は霊体ですから、人間が「この神様はきっと素敵!」と思えばもうそれでいいでしょう。

桜の花が時代を超えて愛されるように、サクヤ姫様の場合はどんな時代でも綺麗と称えられるんでしょうけどね。

作者のイラストはそれはもう下手くその極みですが、それでもつるちゃんを胸に抱く岩凪姫(聖母モード)だけは、唯一いい表情が描けたと思っています。

大三島の宮浦港近くに鶴姫像があり、そのそばにイワナガヒメ様の神社があるのは、もう帰らない思い人を港で待ち続けている鶴ちゃんに、

「……まったく、しょうがない子だな」

と言いながら優しく見守ってくれているように思えるのです。

ご自身が辛い思いをされたから、鶴ちゃんの辛さが分かる、という感じで。



※※また岩凪姫のセリフに「風凪ぐ日々を取り戻そう」とありますが、これは本来の使い方とは違う造語です。

「凪ぐ」は風が止まって波が穏やかになるという意味ですので、風が凪ぐというような用法は無いはずです。

「風凪ぐ」と書くと、いかにも風を止めるみたいな字面になって格好いいので、タイポグラフィ的な感じでこうしてみました。良い子はマネしないでください。



※※サクヤ姫様の漢字には色んな書き方があり、この作品では『木花佐久夜姫』というように『夜』を入れたものを選びました。

作中の……いや現実の日本にも、恐ろしい苦難が沢山襲ってきていて、あたかも『夜の時代』のようだからです。

『日はまた昇る』と願いを込めて、この日本を守る物語を書いて行こうと思っています。



※※1章の鶴と誠が(生身で)出会うまでのパートは、今どきの物語としてはすんごく長い苦難の道のりです。今の時代のお話なら、冒頭にちょこっとだけピンチになって、そこにすぐ鶴や女神様が来て、みたいにあっという間に報われるはず。

でも本作はそうしませんでした。

これは『誠達がとことん追い詰められ、フラストレーションをためてためて絶対絶命になってから鶴と出会った方が、その後のカタルシスが増す』というプロレス的な大逆転表現が1つの理由です。

悪役レスラーがどんな卑怯な手を使おうが、主役のレスラーは決して反則をせずに耐え、最後の最後に大逆転する。

まさにプロレスはファンタジーのお手本ですよね。

ただそれ以外にも、このお話が災害からの復興をテーマにしている事も大きな要因なのです。

被災された方々は、本当に毎日毎日とてつもない苦難の連続でしょうし、それは鶴や誠の戦いにも決して劣らないはず。

だからそれを模した戦いの物語である以上、前半の苦難のパートはどうしても軽くする気になれませんでした。悪しからずご容赦下さい。

(2023年10月追記→)ただし、現在企画中のなろう風バージョンは、この鶴と出会うまでの苦難パートを短くしています。こちらは災害をテーマにしたものではなく、ただただ楽しい物語を目指して作りたいからです。

正規版(今見ていただいているこの作品)が超高難易度・救国のエクストリームモードだとすれば、なろう風は救国のチートーモードだと思っていただければ幸いです。



※※すごく細かい事ですが、作中世界ではアレルギーは消滅しており、エビアレルギーだった人もオキアミ入りのレーションを食べられます。世界に邪気があふれ返り、人の免疫が手一杯になっているため、アレルギーが起きないと思って下さい。

あと、ガンパチくんが前足でうどんをこねているイラストがありますが、彼らは神使なので、基本的に汚れがついても1回霊体に戻ると全部取れます(※泥やバイ菌などの物質を通り抜けてしまうため)

だから衛生面もバッチリなのです!



※※なお、神使達はご飯を食べる時、全員お箸を使えます。

ぱっと見に箸を持ち辛そうに見えても、箸自体が霊気で出来てますから、手に吸い付いて自在に動かせるのです。

●ラえもんがお箸を使えるのと同じ理屈だと思っていただければ……



※※ガンパチくんは八幡神社の狛犬ではありますが、八幡神社の正式な神使ははとです。

それでもガンパチくんに登場してもらったのは、今後彼に大事な見せ場があるからです。

ハト派の方には申し訳ありませんが、ハト派は穏やかな方が多いと思いますのでたぶん怒られないとタカをくくっています。



※※実は誠をはじめとした登場人物は、うどんをほぼすすらずに食べる設定になっています。

せまい避難所で身を寄せ合って暮らしていたので、音を立てずに食事する癖がついてるからです。

ナイスガイの香川くんが心を込めて作ってくれたうどんですので、どんな食べ方をしてもおいしいに決まっています。



※※更にもっと脱線した話かもしれませんけど、宮島くんのお好み焼きは、表面だけでなく中にも少しソースを忍ばせています。

これは作者が小さいころから通っているお店がそうだからです。

作者は広島風も大阪風も好きですから、この2つをローテーションすれば毎日お好み焼きでいけますよ。宮島くんも難波ちゃんもありがとう。



※※更に更に脱線した話でいくと、難波ちゃんの作ったたこ焼きは、大阪風のふわトロタイプではなく表面がパリっとしたタイプです。

難波ちゃんは大阪風のほうが好きですが、「体が悪くて並べない人もいるやろな」と思い、持ち帰りやすいパリッとタイプにしてくれました。

この子はいつもふざけて人をからかいますが、ほんとに優しくていい子なんです。

カノっちも優しいですし、2人とも男なら土下座してでもお嫁さんになってもらうべき子なんだと作者は思っています。



※※食べ物の話ついでにもう1つ。

つるちゃんが作った鯛めしにおあげが入っていますが、これは稲荷ずしやきつねうどんのようなおあげではなく、松山あげという鯛めしにピッタリの種類です。

作者もごちそうになりましたが、知人のお母さんが松山あげをバキボキ握り砕き、豪快に炊飯器に放り込んで炊いてくれました。これがまたうまいのです!

この松山あげを入れると鯛めしにすごくコク?が出る気がして、いつか自分ちでも作ってみようと思います。

でも産地じゃないと鯛って高いんですよね(涙)

なお、戦国時代に今みたいな醤油はありませんでしたが、コマは現世の文化を予習してますし、つるちゃんは味見して「大丈夫、適当でいいわよ」とドーバドバ入れました。

「運よく」おいしく出来たので結果オーライです!



※※阿波丸さんの名字の丸は渦潮から連想しました。筆でサッと◎を書けば渦潮っぽくなりますし。

会社のCMも「阿波がマルだね、阿波丸食品!」と叫んでおり、会社ロゴも筆で書いた渦潮みたいなのが入っています。

下の名前が大吉なのは、徳島の某神社で大吉が出たためですわよ(嬉しい)

でも冷静に考えて見るとお笑い芸人さんの名前っぽいですね……下の名前だけでも付け直した方がいいですかね。



※※なお、最近「了解しました」が失礼だから「承知しました」を使おうみたいな流行りがあるようですが、了解が失礼になったら自衛軍のやりとりが何も成立しなくなるので、作中では了解しましたはちゃんとした敬語として扱っています。

そもそも了解に失礼な意味は無いそうですし、これでよしとしてます。



※※あと作中には自衛隊の方に怒られるような凄まじい描写が沢山ありますが、そこはほんとにごめんなさい。

革命後の国では組織やノウハウがメチャクチャになる事も多いですし、出来れば生暖かい目で見て下さい。

それにまあ、ゾンビが霧から突進してくる時間的猶予がかなり短いので、レーダーで遠くから察知して戦う近代戦の手順では、リアルに間に合わないかも知れませんし。

これについては、後でつるちゃんと一緒にうまいこと言い訳を考えます。つるちゃんは自称・怒られない達人ですから。



※※鶴ちゃんは最初はサクヤ姫様の事を「ナギっぺの妹さん」と言っています。前世ではあまり関わる事が無かったからです。

作品が進むと持ち前の気さくさでサクヤ姫様もニックネームで呼ぶようになります。さすがの鶴ちゃんも、ちょっとは遠慮があったという事で。



※※↓ここからは少し真面目な内容・本作の表現方針についてです。

またお気づきかと思いますが、当作にはある程度のじゃれ合い、からかい、神使達のキックのような軽め?の暴力表現、難波のシモネタ気味の会話、女神様が鶴を叱るシーン、はては誠が男として愛する人を守ろうとするヒロイック要素などをあえて入れています。

シモネタだめ、からかうのはだめ、暴力だめ、子供を叱るのもだめ、男らしさ女らしさも全部だめ、女性は強く描け、女性が守られるなんて論外!みたいな流れが最近の創作界のトレンドですから、時代に逆行しますよね。

それはじゅうぶん分かっているのですが、あまりにそうした規制が行き過ぎると、お話そのものがつまらなくなると思ったからです。


「時代遅れだ、けしからん!」と怒る方もいらっしゃるでしょうが、そもそも新時代の概念が1発で正しかった事なんて、歴史上ほぼ無いはずです。

魔女狩りも奴隷制度も当時は最先端でしたが、結局それは間違っていました。産業革命後に広がった劣悪な労働環境も、結局は正されていきました。

そこまで極端な例でなくても、何か新しい制度が始まれば、色々不具合が出てきて修正/撤回されるのが人類の平常運転です。

「時代の最先端がそのまま正しい事はまずありえない」と分かっているのですから、新しいものこそ正義と信じて他の人を攻撃するのは、ある意味最も時代遅れですよね。


男らしさ、女らしさについても、現在はまるでそれが悪であるかのような排除の流れになっていますが、ほんとにそれでいいんでしょうか。

遠い昔、焚火の前で女性が子供をあやしている間、男が周りの野生動物を警戒していた……そんな原初の役割分担は確かに古いですが、それを全部否定したら、現代社会においても生き辛いような。だって人の肉体は、何万年も前からほぼ変わっていないですし。


大事なのは男らしくありたくない、女らしくありたくない人に強要・攻撃しない事であって、一切の男らしさや女らしさを社会から破壊し尽くす事ではないはずです。

鳥の求愛や営巣行動に見られるように、性的役割ジェンダーは古来から生物界に広く存在します。人だけがする悪しき慣習ではありませんし、それ自体に善悪はないはず。

だから作中で雪菜は、あえて「男の子だから負けないで」と幼い誠を励ましましたし、誠も男として愛する人を守ろうとしました。

彼らはそうしたかったのであって、それが彼らの選んだ命がけの道だからです。それを横から「君達は間違ってる」と叫ばれたら、2人とも嫌な気分になるでしょう。

ほどほどの男らしさ女らしさは、人生や世界のいろどりだと思いますし、無理に滅ぼす必要はないのでは。

一度、性的マイノリティの方(※飲み屋さんです)にお話を聞いた事がありますが、その人のお話では、

「あまりにも世間が神経質になり過ぎて、自分達がうるさくてメンドクサイ嫌な連中と思われるのがホントに嫌! 世間の人の我慢が限界になったら反動が怖いから、そろそろ暴れてる人はやめて欲しい!」

との事でした。

マイノリティの方は別に権力が欲しいわけじゃなく、ギャーギャー騒いで世間を言いなりにしたいわけでもない。ただふつうの権利を認めてもらって、攻撃されなければそれでいい、という感じです。
(※あくまでその方の意見ですが、自分達を叩き棒にされるのは確かに嫌でしょうね)


セクハラ議論についても同様に、本当に非道なセクハラは駄目ですが、男女のちょっとしたアプローチやじゃれ合いまで「全部セクハラ!」にしてしまえば、異性が互いを避けて最悪の少子化まっしぐら。財政悪化で老後に泣きを見るのは、女性も男性も平等です。結局は何でも行き過ぎがいけないと思います。

新しい制度や概念は、勢いよく登場してはゴツゴツぶつかり、問題を起こし、今までの文化と混ぜ合わされながら丁度良く変化したり、明らかに間違っている場合は消えていきます。

現在の少し行き過ぎと感じられる表現規制やポリコレも、そろそろ立ち止まる時が来ているんじゃないでしょうか(勝手な推測)

たぶんかなりの数の人が、なんか嫌だなと思っているでしょうし、1度裏返り始めたら反動が怖いです。

今まで得意げに相手を叩いていた人達が、今度は真逆の立場になる。そんな船型絶叫マシーンのような振り子の悲劇は、これ以上見たくないですよね。


作中のキャラクター達は適度にからかい、適度にじゃれ合い、適度に毒を吐きます。でも相手が本当に傷つく事は言わないし、心の底では相手を思いやります。鶴とコマの関係みたいな感じです。

難波はよく香川をからかいますが、彼が本当に抜け毛だったら言いませんし、彼が落ち込んでいたら励まします。

雪菜は誠が勇気を振り絞って頑張る姿にじんときちゃいますが、彼が気負い過ぎて疲れていたら、「無理しないでね! 私もあなたを守るから!」と力こぶポーズをとるでしょう。

そのぐらいでいいと思いますし、そのちょうどいい具合を探そうと思っています。



※※『なんでこの異世界もの全盛のご時世にロボなの?』と思われるかも知れませんけど……そもそも元気な男の子が、デカくて速くて強いメカを本能的に嫌いなわけがありません!(勝手な推測)

短いスパンで考えれば、今のブームが永遠に続くように見えがちですけども、長い歴史で見れば一瞬の流行だった……なんて事が多々ありますもん。きっとブームは一周します。

要するに何が言いたいかといいますと、ロボは良き!という事ですのよ。



※※最後に。作中の登場人物は、そのほとんどが一度幸せを無くしています。家族を失い故郷を失い、神様だって大恥をかいたり……

そんな一見負け組と思われる人や神様が、「もう一度!」と歯を食いしばって立ち上がり、最後に報われて幸せになる。そんな物語にしていこうと思っています。

どうぞ完結までお付き合いお願いいたします。

  あさくらやたろう(BELL☆PLANET)(旧ペンネーム/アサクラ、くら太郎、しあわせの鐘etc)


狛犬・ガンパチくんの画像です。魔除けに効果あるかもです

今回の疫病神は手ごわいし数も多いと思いますが、罹患された方々が、少しでも軽症ですみますように。
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