53 / 66
君に好かれるにはどうしたらいい
しおりを挟む
◇
「……待ってください。それでは、妹は、ナーシャはどうなるのですか? あの子はオスロの正妃となるために幼い時から教育を受け、その日が来るのを待っているのですよ? それを、そんなこと……無理です、私には、そんなこと」
シュメルヒが震える声で問うと、キリアスは少しの間躊躇したが、きっぱりと告げた。
「妃殿下、恐れながら御認めになるべきです。ヨアン様が四年先の未来でナーシャ皇女を娶ったとして、果たして妹君は幸福になれるでしょうか。……大広間でのヨアン様の威圧を覚えておいでですか?」
「…‥何の話を」
「アルファの威圧は、アルファとしての本能の強さに比例すると言われています。御年十四歳のヨアン様が妃殿下に向ける執着心そのものが、あの威圧の強さなのです」
「……」
シュメルヒがヨアンを見ると、ヨアンはまっすぐこちらを見つめていた。目の奥に宿る熱が怖くなって、逃げるように逸らす。それでもヨアンの視線はシュメルヒを捕らえ続けていた。
「あと四年もあるのですよ、妃殿下。ヨアン様はご成長される。大人のアルファの執着と情念を身に浴びたことがありますか? 想像もできないでしょう。妃殿下、こう言ってはなんですが」
キリアスは一瞬、同情するような目を向けた。
「逃げ時を見誤ったのです。諦めて、運命を受け入れてください」
言葉も出ないシュメルヒの前で、ヨアンはキリアスの提案を受け入れてしまった。
その間も、シュメルヒはヨアンが何もかも一人で決めてしまったこと、シュメルヒの意志を問うてくれないことに腹を立て、同時に悲しくなった。
キリアスの言葉なんてどうでもいい。ヨアンの言葉が聞きたかった。なのにヨアンはキリアスの話に夢中になり、シュメルヒを置いてけぼりにする。
さっきまでシュメルヒを一番に気にかけてくれていたのに——。
俯いて、きゅっと唇を噛んだ。
グラス卿はそんなシュメルヒを見て、おや?というように目を細めた。
粗方、今度の方針が定まると、キリアスとグラス卿は部屋を辞すことにした。帰る道すがら、グラス卿が肘でキリアスの脇腹を小突いた。
「……なんです」
「いやなに。もう少し妃殿下のお気持ちも察してやった方が良いと思ってな。妹想いの御方なんだろ。責任感も強いようだし、あっさりご自分が正妃になるのは受け入れがたいんじゃないか?」
「……グラス卿は、アルファのお知り合いはおられますか?」
「いや、ないが。それが?」
「私はこれまで何人かのアルファとまみえたことがありますが、ヨアン様ほど強いアルファ性の持ち主は見たことがありません。しかも、生まれつきそうだったわけではない。妃殿下と会ってから、殿下はアルファ性が開花された。もはや余人は立ち入る隙など無い。妃殿下を奪われそうになった時の殿下の怒りを見たでしょう。……妃殿下を取り上げれば、ヨアン様は狂います。そうなればオスロはどうなるか」
キリアスは目を丸くするグラス卿に告げた。
「妃殿下には人身御供になってもらうほかないのですよ、グラス卿。ヨアン様をああまで虜にした責任の一端くらいは取ってもらわなくては」
グラス卿ははあ、と大きなため息を吐いた。
「キリアスお前なあ……碌な色恋をしてこなかっただろう」
「なんの話です」
「お前が殿下しか見てないのはよく分かった。殿下からの一方通行な執着だと思ってるなら、お前はまだまだ色恋の何たるかが分かってないな」
◇
「本当によろしいのですか? 今夜もヨアン様はご一緒に休むよう仰っていたのに」
ハビエルの問いに、かけ布団を頭から被って丸まった。
「ひとりになりたいのです。ヨアン様とは、今は会いたくありません」
「分かりました……何かあればお呼びくださいね」
ハビエルの気配が扉の向こうに消えると、シュメルヒは背中を丸めて顔を枕に押し付けた。
精霊。時を戻す。毒血の由来。ヨアンに触れた手。腹の底から湧いた感情。ヨアンの願い。
『オスロの第一皇子ヨアン・アルディオ・オルデンとその妻シュメルヒが永久に夫婦として……終生に渡り番えるよう、祝福をお与えください』
ぎゅっと目をつぶった。
(できない。妹を、イレニアを裏切ることになる……どうしてヨアン様は分かってくださらないんだ)
けれど、もし……あの時ヨアンが少しも気にせず、シュメルヒをイレニアに帰していたら?
(きっと耐え難かった……駄目だ。ヨアン様は私をかき乱して滅茶苦茶にする)
平静でいさせてくれないヨアンが憎いような気さえしてくる。いっそのこと、心を落ち着けるために思う存分ヨアンを罵ってみるのはどうだろうか。
(ヨアン様の馬鹿、考えなし、私がどんな気持ちでいるか知らない癖に)
「……妃」
(分からず屋、キリアスとばっかり話してこっちを見てくれなかった)
「妃……もう寝た?」
(幻聴まで聞こえてくるなんて……最悪だ)
「話したいんだ。起きてたら、ここを開けて」
(幻聴、じゃない……ヨアン様?)
シュメルヒは飛び起きると、しばらくためらった後、扉を開けた。
寝たふりをしてやり過ごそうかとも思ったが、ヨアンが冷たい廊下を歩いて夜中にシュメルヒに会いに来た……そう思うと追い返すことなどできなかった。
「ごめん、今日は疲れたと思うけど、寝る前に少しだけ話したくて。済んだら自分の部屋に戻るよ」
そう言って上目遣いに見つめてくる眼差しは捨てられた子犬のようで、罪悪感を感じてしまった。
「本当にすぐ帰るから……くしゅんっ!」
小さなくしゃみをするヨアンに、自然と声が出ていた。
「お身体が冷えます。その……ヨアン様さえ良ければ、私の部屋でお休みくださっても」
「……いいの?」
「王宮のものは本来、すべてヨアン様のものです」
「それだと、妃もそうだってことになるけど」
シュメルヒは無言で寝台の上に上がると、さっさと布団をかぶり丸まった。
「……ごめん、調子に乗った。怒らないで。妃は誰のものでもない、妃だけのものだよ」
ヨアンは言いながら、そろそろと寝台に入って来た。背を向けたシュメルヒの方を向いて、会話の糸口を探す。
「さっき、妃の考えを聞いてあげなかったことを謝りたくて来た。妃の気持ちを蔑ろにしないって約束したのに、破った。……失望させてごめんなさい」
ずるい。ヨアンに腹を立てていたはずなのに、悲しそうに謝る声を聞くとシュメルヒの方が虐めている気分になってくる。
「もし私が断ったら、ヨアン様はどうしましたか?」
「受け入れてもらえるまで、何度も妃にお願いしたと思う」
「それでも意志が変わらなかったら?」
ヨアンは黙り込んだ。沈黙が重くのしかかる。
やがてヨアンは意を決したように静かに声を発した。
「……わからない。ここに来るまで何度も考えたけど、自分のことなのに分からないんだ。妃を手放したくない。離れたくない。誰にも……渡したくない」
だけど、とヨアンの声が揺れた。
「君をモノみたいに扱いたいなんて思ってないんだ。……幸せにしたい。でもどうやったら君に幸せだって思ってもらえるのか分からなくて……どうしたらいい? 僕は妃に……君に好かれたい。何をあげたら、妃は僕を好きになってくれるの……?」
ヨアンは震える声とともにシュメルヒの背中に手を伸ばした。
◇
ヨアンは伸ばした手を空中で静止させた。
こちらに背を向けているシュメルヒの様子がおかしいことに気付いたのだ。
「……妃?」
触れそうな指先がほのかに熱い。違う、シュメルヒの体温が上がっているのだ。
ヨアンは身を起こしてシュメルヒの肩に手を掛けた。熱い。触れた途端、シュメルヒの身体はびくりと痙攣し、は、は、という苦し気な息遣いが聞こえた。
「具合が悪いのかっ? 妃、どうし、……っ!」
刹那、ヨアンはハッと呼吸を止めると口を覆った。
(これ……違う、ただの熱じゃない、これって)
むせ返るようなの濃密な香りに脳髄が痺れる。視界が狭まり、呼吸が荒くなっていく。
ヨアンは震える手でシュメルヒの肩に触れ、自分の方を向かせた。
仰のいてヨアンを見上げるシュメルヒの瞳はとろりと溶け、半開きの唇から薄桃色の舌がちらりと覗いている。苦し気な息、ぼんやりと夢幻の中にいるような表情……上気した頬は壮絶な色香を放ち、ヨアンは金縛りにあったかの如くその場に縫い付けられた。
「よ、あんさま……?」
舌足らずな声で名を紡ぐと、とろんとした目がゆっくりと細められた。
ヨアンの喉がゴクッと音を立てて鳴る。他ならぬ自分の立てたその音が、朦朧とシュメルヒに向かって伸びていた手をすんでのところで押しとどめた。
(間違いない、ヒートを起こしてる……こんなの、頭がおかしくなるっ……!)
「……待ってください。それでは、妹は、ナーシャはどうなるのですか? あの子はオスロの正妃となるために幼い時から教育を受け、その日が来るのを待っているのですよ? それを、そんなこと……無理です、私には、そんなこと」
シュメルヒが震える声で問うと、キリアスは少しの間躊躇したが、きっぱりと告げた。
「妃殿下、恐れながら御認めになるべきです。ヨアン様が四年先の未来でナーシャ皇女を娶ったとして、果たして妹君は幸福になれるでしょうか。……大広間でのヨアン様の威圧を覚えておいでですか?」
「…‥何の話を」
「アルファの威圧は、アルファとしての本能の強さに比例すると言われています。御年十四歳のヨアン様が妃殿下に向ける執着心そのものが、あの威圧の強さなのです」
「……」
シュメルヒがヨアンを見ると、ヨアンはまっすぐこちらを見つめていた。目の奥に宿る熱が怖くなって、逃げるように逸らす。それでもヨアンの視線はシュメルヒを捕らえ続けていた。
「あと四年もあるのですよ、妃殿下。ヨアン様はご成長される。大人のアルファの執着と情念を身に浴びたことがありますか? 想像もできないでしょう。妃殿下、こう言ってはなんですが」
キリアスは一瞬、同情するような目を向けた。
「逃げ時を見誤ったのです。諦めて、運命を受け入れてください」
言葉も出ないシュメルヒの前で、ヨアンはキリアスの提案を受け入れてしまった。
その間も、シュメルヒはヨアンが何もかも一人で決めてしまったこと、シュメルヒの意志を問うてくれないことに腹を立て、同時に悲しくなった。
キリアスの言葉なんてどうでもいい。ヨアンの言葉が聞きたかった。なのにヨアンはキリアスの話に夢中になり、シュメルヒを置いてけぼりにする。
さっきまでシュメルヒを一番に気にかけてくれていたのに——。
俯いて、きゅっと唇を噛んだ。
グラス卿はそんなシュメルヒを見て、おや?というように目を細めた。
粗方、今度の方針が定まると、キリアスとグラス卿は部屋を辞すことにした。帰る道すがら、グラス卿が肘でキリアスの脇腹を小突いた。
「……なんです」
「いやなに。もう少し妃殿下のお気持ちも察してやった方が良いと思ってな。妹想いの御方なんだろ。責任感も強いようだし、あっさりご自分が正妃になるのは受け入れがたいんじゃないか?」
「……グラス卿は、アルファのお知り合いはおられますか?」
「いや、ないが。それが?」
「私はこれまで何人かのアルファとまみえたことがありますが、ヨアン様ほど強いアルファ性の持ち主は見たことがありません。しかも、生まれつきそうだったわけではない。妃殿下と会ってから、殿下はアルファ性が開花された。もはや余人は立ち入る隙など無い。妃殿下を奪われそうになった時の殿下の怒りを見たでしょう。……妃殿下を取り上げれば、ヨアン様は狂います。そうなればオスロはどうなるか」
キリアスは目を丸くするグラス卿に告げた。
「妃殿下には人身御供になってもらうほかないのですよ、グラス卿。ヨアン様をああまで虜にした責任の一端くらいは取ってもらわなくては」
グラス卿ははあ、と大きなため息を吐いた。
「キリアスお前なあ……碌な色恋をしてこなかっただろう」
「なんの話です」
「お前が殿下しか見てないのはよく分かった。殿下からの一方通行な執着だと思ってるなら、お前はまだまだ色恋の何たるかが分かってないな」
◇
「本当によろしいのですか? 今夜もヨアン様はご一緒に休むよう仰っていたのに」
ハビエルの問いに、かけ布団を頭から被って丸まった。
「ひとりになりたいのです。ヨアン様とは、今は会いたくありません」
「分かりました……何かあればお呼びくださいね」
ハビエルの気配が扉の向こうに消えると、シュメルヒは背中を丸めて顔を枕に押し付けた。
精霊。時を戻す。毒血の由来。ヨアンに触れた手。腹の底から湧いた感情。ヨアンの願い。
『オスロの第一皇子ヨアン・アルディオ・オルデンとその妻シュメルヒが永久に夫婦として……終生に渡り番えるよう、祝福をお与えください』
ぎゅっと目をつぶった。
(できない。妹を、イレニアを裏切ることになる……どうしてヨアン様は分かってくださらないんだ)
けれど、もし……あの時ヨアンが少しも気にせず、シュメルヒをイレニアに帰していたら?
(きっと耐え難かった……駄目だ。ヨアン様は私をかき乱して滅茶苦茶にする)
平静でいさせてくれないヨアンが憎いような気さえしてくる。いっそのこと、心を落ち着けるために思う存分ヨアンを罵ってみるのはどうだろうか。
(ヨアン様の馬鹿、考えなし、私がどんな気持ちでいるか知らない癖に)
「……妃」
(分からず屋、キリアスとばっかり話してこっちを見てくれなかった)
「妃……もう寝た?」
(幻聴まで聞こえてくるなんて……最悪だ)
「話したいんだ。起きてたら、ここを開けて」
(幻聴、じゃない……ヨアン様?)
シュメルヒは飛び起きると、しばらくためらった後、扉を開けた。
寝たふりをしてやり過ごそうかとも思ったが、ヨアンが冷たい廊下を歩いて夜中にシュメルヒに会いに来た……そう思うと追い返すことなどできなかった。
「ごめん、今日は疲れたと思うけど、寝る前に少しだけ話したくて。済んだら自分の部屋に戻るよ」
そう言って上目遣いに見つめてくる眼差しは捨てられた子犬のようで、罪悪感を感じてしまった。
「本当にすぐ帰るから……くしゅんっ!」
小さなくしゃみをするヨアンに、自然と声が出ていた。
「お身体が冷えます。その……ヨアン様さえ良ければ、私の部屋でお休みくださっても」
「……いいの?」
「王宮のものは本来、すべてヨアン様のものです」
「それだと、妃もそうだってことになるけど」
シュメルヒは無言で寝台の上に上がると、さっさと布団をかぶり丸まった。
「……ごめん、調子に乗った。怒らないで。妃は誰のものでもない、妃だけのものだよ」
ヨアンは言いながら、そろそろと寝台に入って来た。背を向けたシュメルヒの方を向いて、会話の糸口を探す。
「さっき、妃の考えを聞いてあげなかったことを謝りたくて来た。妃の気持ちを蔑ろにしないって約束したのに、破った。……失望させてごめんなさい」
ずるい。ヨアンに腹を立てていたはずなのに、悲しそうに謝る声を聞くとシュメルヒの方が虐めている気分になってくる。
「もし私が断ったら、ヨアン様はどうしましたか?」
「受け入れてもらえるまで、何度も妃にお願いしたと思う」
「それでも意志が変わらなかったら?」
ヨアンは黙り込んだ。沈黙が重くのしかかる。
やがてヨアンは意を決したように静かに声を発した。
「……わからない。ここに来るまで何度も考えたけど、自分のことなのに分からないんだ。妃を手放したくない。離れたくない。誰にも……渡したくない」
だけど、とヨアンの声が揺れた。
「君をモノみたいに扱いたいなんて思ってないんだ。……幸せにしたい。でもどうやったら君に幸せだって思ってもらえるのか分からなくて……どうしたらいい? 僕は妃に……君に好かれたい。何をあげたら、妃は僕を好きになってくれるの……?」
ヨアンは震える声とともにシュメルヒの背中に手を伸ばした。
◇
ヨアンは伸ばした手を空中で静止させた。
こちらに背を向けているシュメルヒの様子がおかしいことに気付いたのだ。
「……妃?」
触れそうな指先がほのかに熱い。違う、シュメルヒの体温が上がっているのだ。
ヨアンは身を起こしてシュメルヒの肩に手を掛けた。熱い。触れた途端、シュメルヒの身体はびくりと痙攣し、は、は、という苦し気な息遣いが聞こえた。
「具合が悪いのかっ? 妃、どうし、……っ!」
刹那、ヨアンはハッと呼吸を止めると口を覆った。
(これ……違う、ただの熱じゃない、これって)
むせ返るようなの濃密な香りに脳髄が痺れる。視界が狭まり、呼吸が荒くなっていく。
ヨアンは震える手でシュメルヒの肩に触れ、自分の方を向かせた。
仰のいてヨアンを見上げるシュメルヒの瞳はとろりと溶け、半開きの唇から薄桃色の舌がちらりと覗いている。苦し気な息、ぼんやりと夢幻の中にいるような表情……上気した頬は壮絶な色香を放ち、ヨアンは金縛りにあったかの如くその場に縫い付けられた。
「よ、あんさま……?」
舌足らずな声で名を紡ぐと、とろんとした目がゆっくりと細められた。
ヨアンの喉がゴクッと音を立てて鳴る。他ならぬ自分の立てたその音が、朦朧とシュメルヒに向かって伸びていた手をすんでのところで押しとどめた。
(間違いない、ヒートを起こしてる……こんなの、頭がおかしくなるっ……!)
236
あなたにおすすめの小説
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
国民的アイドルの元ライバルが、俺の底辺配信をなぜか認知している
逢 舞夏
BL
「高校に行っても、お前には負けないからな!」
「……もう、俺を追いかけるな」
中三の卒業式。幼馴染であり、唯一無二のライバルだった蓮田深月(はすだ みつき)にそう突き放されたあの日から、俺の時間は止まったままだ。
あれから15年。深月は国民的アイドルグループのセンターとして芸能界の頂点に立ち、俺、梅本陸(うめもと りく)は、アパートでコンビニのサラミを齧る、しがない30歳の社畜になった。
誰にも祝われない30歳の誕生日。孤独と酒に酔った勢いで、俺は『おでん』という名の猫耳アバターを被り、VTuberとして配信を始めた。
どうせ誰も来ない。チラ裏の愚痴配信だ。
そう思っていた俺の画面を、見たことのない金額の赤スパ(投げ銭)が埋め尽くした。
『K:¥50,000 誕生日おめでとう。いい声だ、もっと話して』
『K』と名乗る謎の太客。
【執着強めの国民的アイドル】×【酒飲みツンデレおじさんV】
隠れオメガの整備士は自由になりたい。なのに暴走する最強騎士を身体を張って止めたら、運命の番だとバレて過保護な専属契約を結ばされました
水凪しおん
BL
※オメガバース設定。激しい戦闘描写や、執着攻めによるマーキング描写、軽度の性的な接触の描写がありますので、15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
汚染された惑星を浄化する生体兵器『機装(ギア)』。
その搭乗者は優れた能力を持つ『アルファ』に限られ、彼らの精神を安定させる鎮静剤として『オメガ』が存在する世界。
整備士のエリアンは、オメガであることを隠し、ベータと偽って軍の最前線で働いていた。
オメガは道具のように扱われるこの社会で、自由を守るための必死の嘘だった。
だがある日、軍最強のエリートパイロット・クレイドの機装が暴走する事故に遭遇する。
死を覚悟して止めに入ったエリアンだったが、暴走する機体はなぜか彼にだけ反応し、沈静化した。
それは、隠していたオメガのフェロモンが、クレイドと強烈な『共鳴』を起こした瞬間だった。
「見つけた。俺の対になる存在を」
正体がバレたと戦慄するエリアンに対し、冷徹なはずのクレイドが向けたのは、処罰ではなく執着に満ちた熱い視線で……?
孤独なエリート騎士×身分を隠した健気な整備士。
星の命運と本能が交錯する、近未来SFオメガバース!
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました
水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。
新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。
それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。
「お前は俺の運命の番だ」
彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。
不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
婚約破棄から50年後
あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。
そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻本作品(オリジナル)の結末をif(運命の番)ルートに入れ替えて、他サイトでの投稿を始めました。タイトルは「一度目の結婚で愛も希望も失くした僕が、移住先で運命と出逢い、二度目の結婚で愛されるまで」に変えてます。
オリジナルの本編結末は完全なハッピーエンドとはいえないかもしれませんが、「一度目の〜…」は琳が幸せな結婚をするハッピーエンド一択です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる