死に戻り毒妃の、二度目の仮婚 【オメガバース】

飛鳥えん

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発情と犬歯

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 オメガの発情期にその身から放たれる<香気>は、アルファの理性を狂わせる。
 ヨアンも当然それを知っていた。同時に疑問だったことがある。

 ——シュメルヒがオスロに来てから、ヒートを起こしたことは一度もなかった。

 だが、それを本人に直接問い質すのは憚られたし、ふたりの間に横たわる目に見えない溝には、毒血のこと、そして<番契約>が横たわっていた。目に見えぬ振りをしていただけだ。本当は聞きたかった。

 ——君はオメガなら皆しているはずの首輪をしてない。僕に項を噛まれるのが怖くないのか? 
 ——子供だから? アルファとして未熟だから、そういう対象じゃない、とか……。
 警戒さえされてないのか。毒が怖くてそんな真似はできっこないと思われているのか。それとも。
 ——僕が君を傷付けないって、信じてくれてると自惚れてもいいのか……?

 心の準備ができていなかった。思いもしないヒートは、理性を拳で殴ってくる。
 (なんて甘い匂い……これがシュメルヒの香気……こんなの抗えるわけない)
 口の中に生唾が湧いた。まだ未発達な犬歯が疼く。
 (噛みたい、噛みたい……この甘い、柔らかな肌を噛んで、喰い込ませて、押さえつけてっ、僕だけのものに、はやく、はやく……ほかの奴に盗られる前に、僕だけのものにッ)
「よあん、さま」
 蕩けた声が脳天を揺さぶった。ほら、シュメルヒだって悦んでいるはずだ。でなければ、こんな溶けたみたいな目で見てくるはずない。こんな、まっすぐな目で。
 つう、とシュメルヒの青い瞳から雫が伝い落ちた。
 ヨアンは目を見開いた。シュメルヒはじっとヨアンを見つめ堪えるように唇を噛んでいる。
震える唇が「よあんさま」と形を作った。
 フー、フー、と狂犬のような唸りが漏れる。ヨアンの目の奥で瞳孔がブワッと広がり、犬歯を剥き出しシュメルヒに馬乗りになると肩を押さえ、晒された首筋に喰らいつこうと——。

 シュメルヒの涙がパッと飛び散ったのと同時に、熱い液体がポタリ、と頬に落ちてきた。
 シュメルヒが凝然とする視線の先にあったのは……ヨアンが己の手の甲に犬歯を突き立て、息を荒げながら血を流している光景だった。
「よ、ヨアン様っ! あ、ああ、そんな、誰か! ハビ! ハビエル!」
 シュメルヒは必死に叫んだ。
「ヨアン様、ヨアン様! もうやめてください!」
「……だいじょうぶ、だから。泣くな」
「血が出ています、私のせいで、ヨアン様がっ」
「妃のせいじゃない。……約束しただろ? 君が嫌がることはしない。……ただ、幸せにしたいんだ」
 ヨアンの手がだらりと垂れた。顔を上げたヨアンの鼻腔からも血が滴っている。ヨアンは薄っすら微笑んで、シュメルヒの喉に触れた。びくっと震えるシュメルヒを宥めるように、そっと撫ぜる。
「いつか君の意志で、ここに噛みつかせてくれたら、なんて……でも、ちょっとは信じてくれた? 僕が君を真剣に想ってるってこと」
 シュメルヒは必死に頷いた。ヨアンの目が和らいでいく。
「よかった……」
 ヨアンの頭がかくんと前に倒れた。シュメルヒは黒い頭を腕に抱き留める。ヨアンの吐く息は熱く肌は熱っぽかった。
「ヨアン様!」
「だい、じょうぶ。ちょっと眩暈がするだけだ……でも、もう少しこのままでいて」
 次第に声が小さくなり、ヨアンの全身から力が抜け落ちた。その時、寝室の内扉が開き、シュメルヒの声を聞きつけたハビエルが血相を変えて駆け込んできた。
 白い敷布に染みた血痕。手の甲から流れ落ちる鮮血。ぐったりとしたヨアンを抱きかかえ、泣きながら彼の名を連呼するシュメルヒ……。
 目にした光景にハビエルはさっと青ざめ、急いでヨアンの止血をするために駆け寄った。



 清潔なシーツの上に寝かされたヨアンの左手の甲にはしっかりと包帯が巻かれ、かけ布団の上に置かれていた。
 シュメルヒは枕元に座って、じっとヨアンの寝顔を見続けていた。わずかな変化もなにも見逃さないとするかのごとく、一瞬たりとも目を逸らさない。
 
 唐突な発情と、ヨアンの咬噛行為……ハビエルが駆け付け、手当てが終わると至急アンヌにも報せを入れた。一連の事件、もとい事故は外部に伏せられ、シュメルヒはヨアンが目覚めるのを待っていた。
 夜が明けきらぬ時刻。外は薄青と黒の空の色が混じりあっている。

 (今日まで私にヒートはなかった。これまで一度も、香気さえなかったのに、なぜ今になって)

 心当たりがあるとすれば、一つだけだ。ヨアンの請願、そして精霊が与えた祝福。

 思えば、好いた相手に噛まれたいオメガの娘の血を毒に変えたという、かつての精霊の話からも、彼らが人間と異なる価値観を持つ存在であることは明白だった。
 彼ら精霊は人間の願いを歪曲し、思いも寄らぬ方へと捻じ曲げて実現させてしまうのだ。

『オスロの第一皇子ヨアン・アルディオ・オルデンとその妻シュメルヒが永久に夫婦として……終生に渡り番えるよう、祝福をお与えください』

アルファが発情したオメガの項を噛めば<番契約>が成立する。文字通り、『夫婦として終生に渡り番える』のだ。精霊はヨアンの願いを聞き届けたことになる……どんな形であったとしても。

 (……だが、ヨアン様は私を噛まなかった)

 オメガの香気に誘引されたアルファが、理性で己を制するなどほぼ不可能だと聞く。ましてヨアンはその立場と年齢からも、オメガの香気に侵されたのは初めてだったに違いない。
 なのに、ヨアンは自らの意志でオメガを噛む衝動を押さえ込んだ。手の甲を自分で噛んでまで、シュメルヒの項を己の犬歯から守った。

『君が嫌がることはしない。……ただ、幸せにしたいんだ』

 シュメルヒは熱に浮かされている間、体裁も上辺だけの綺麗ごとも、なにもかも手放して、ただ自分に向けられるヨアンの熱を孕んだ眼差しと荒い息遣いを感じていた。
 いや、ただ感じていただけではなかった。
(私は……喜んでいた。ヨアン様が私に向ける熱に、心の奥底では喜んでいたんだ……)
 なんて浅ましいのか。口ではヨアンを拒んでおいて、舌の根も乾かぬうちにヨアンを香気で誘惑した。もしヨアンが尋常でない理性で手の甲を噛んでいなかったら、項を噛んでいたかもしれない……いや、噛まされていた。ヨアンの意志を操り、強制的にシュメルヒの番としてヨアンを縛り付けていた。
(きっとヨアン様に、もう私の血の毒は効かない)
 直感だった。願望でもあったかもしれない。……もしあの時、ヨアンがシュメルヒの項を噛んで何事もなければ、皆が知ってしまうところだった。シュメルヒがヨアンを……妹の夫を、浅ましくも恋うていると。
(心の奥で、ヨアン様の理性が崩壊しなかったことを残念に思う私がいる……)
 恥ずかしかった。自分はこんなに浅ましく、卑しい人間だったのかと、足元が崩れて奈落に落ちてしまいそうだった。何より、ヨアンを汚している気がしてならなかった。
「……ん、妃?」
「ヨアン様、お目ざめですか」
「僕は、寝てたのか?」
「意識を失っておられました。ご気分は? 気持ち悪くありませんか?」
 ヨアンはゆっくり上半身を起こして寝台の背板に背中を預けた。
「ここ、従者の控えの間か?」
「ハビに貸して貰ったのです。私の寝台は、その」
 ヨアンの手を見ると、ヨアンは包帯の巻かれた手の甲を掲げて「ああ、これか」と言った。
「妃も、落ち着いたか? こういうのはお互い知っていた方が良いと思うから聞くけど、嫌なら答えなくていい。……ヒートを起こしたのは、初めて?」
 何から話せばいいのかと思っていたシュメルヒに反して、ヨアンは核心をついてきた。
「はい」
 答えてから、言葉少なに過ぎたと思い直す。
「生まれてから一度も、ヒートどころか香気をまとったことさえありませんでした。<毒持ち>の体質のせいだと思っていたのです。オメガとしての私は欠陥だらけで、そのせいで……」
 頭を深く下げた。
「申し訳ございません。ヨアン様にご迷惑を掛けて、あまつさえ怪我までさせてしまいお詫びのしようもございません」
 ヨアンの顔が見れない。膝の上でこぶしを握り、早口にまくし立てた。
「今後、このようなご不快な思いをさせないよう、細心の注意を払ってまいりますので、どうかお許しください。二度と、共寝は致しませんし、思い上がった真似もいたしません。これからは身の程をわきまえ……」
「ちょっと待て! なんで妃が謝るんだ。どう考えたって僕のせいだろ。あの時、精霊に君と番いたいと願ったのはこの僕だ。なのにどうして、妃がそんな顔をするんだよ」
 ヨアンは固く拳を握った手を上から包んだ。顔を上げようとしないシュメルヒの顎を、もう片方の手で掬い上げる。
「ひっどい顔だなあ」
「……申し訳、ございません」
「謝るな。その感じ、初対面の頃に逆戻りしたみたいだぞ」
 ヨアンは嘆息した。
「シュメルヒ。もう一度言うから、僕の言葉を良く聞いて」
 ヨアンは真剣な目をして、シュメルヒにコツンと額を合わせた。
「本当は噛みたかったんだ。妃の項をあのまま噛んで、僕だけの番にしてしまいたかった。そうすべきだって心から思ったし、実際そうしようって思ったよ。だけど途中でやめた」
「御礼を申し上げます。間違いを起こさずにすみました……」
「だから違うって。間違いじゃなく、僕は君と番いたいって、さっきから何度も言ってるのに。妃の頭って時々救いようがないポンコツになるから油断できないよ」
「……」
「君の夫になりたいんだ。仮じゃなくて、本当の夫婦になって、妃とずっと一緒に歳を取りたい。僕の気持ちは、そうなんだよ。四年間で終わる関係なんて嫌だ。この先何十年もずっと君を愛して、同じくらいきみにも愛されたい。僕を全部あげるから、君の全部が欲しい」
 ヨアンの深緑の目が至近距離でシュメルヒを覗き込む。世界がヨアンの色で覆われ、ヨアンの声しか聞こえなくなる。シュメルヒの世界にはヨアンしかいなかった。
 
ヨアンの言葉は、洪水のようだった。シュメルヒは飲み込まれ、翻弄され、ただ溺れて喘ぐばかりだ。

「自分の香気は分からないだろ? 凄くいい匂いなんだ。全部僕のために用意されたみたいな、甘ったるくて、爽やかで、濃くて、懐かしいのに、どきどきしてする。妃を甘やかしたいのに、ひどくしたい……我慢するの、すごい……苦しかった」
 ヨアンは言葉を紡いだ。
 呪いのようにシュメルヒを縛り、美酒のように甘く酔わせる言葉を。

「でも我慢する。妃にはそうしないと、伝わらないから」

「今さら虫の良いこと言ってるって、呆れられても仕方ないって思う。これまで妃には酷いことしたし、言った。だから、これから証明する」

「君が好き。好きだよ。その身に毒があってもなくても、君が好きだ。僕のことも、どうか好きになって欲しい」

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