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アルファの兆し1
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貴族会とは、国の主要な取り決めを行う時の要人たちと、その周りの親族や関係者を伴った公聴会である。シュメルヒには、儀式という名の慣例にここまで正式な政治が食い込んでくるのは違和感が拭えないが、つまりオスロでは、信仰と政治はとても近い場所に存在しているのだろう。
そしてシュメルヒも「あれ」を見てしまったからには、オスロのそうした体制を大げさだと馬鹿にできない。しかし、あんなものを城の地下に棲まわせ、あまつさえ皇族を試すように放り込んで相まみえさせるやり方は、やはり奇異だ。
(よほどの理由がない限り、一人しかいない後継のヨアン様を危険な目に合わせたりしないはず……)
王宮の広間に集まった彼らのうちの何人かが、シュメルヒを見て目礼や会釈をしてきた。中には好意的な笑みを向けてくる貴族もいた。シュメルヒも軽く返礼をする。
「妃の<人脈>、か?」
ヨアンが小声で尋ねる。
「まだ顔を見知った程度です。ああ……あそこにいらっしゃるのはリーデラ夫人の夫ですね」
「オルエン公か。妻を溺愛してるって噂の」
「はい」
「気が合いそう」
シュメルヒは首を捻った。オルエン公とヨアンに、果たして共通の話題などあったろうか。
「…‥お歳が離れすぎかと」
遠慮がちに言うと、ヨアンはつまらなそうに肩を竦めた。
「ヨアン。それに妃殿下。まあ! 何だか久々にお顔を見た気がするわ」
華やいだ声に振り返ると、イルミナがドレスの裾を優雅にさばいてやってくるところだった。
「叔母上。ご無沙汰しております。いらしていたのですね」
「ええ、当然でしょう。可愛い甥が、彼らに酷いようにされはしまいかと、心配なの」
イルミナはシュメルヒに視線を寄せると、たった今気づいたというように目を瞠った。
「妃殿下、随分雰囲気がお変わりあそばしたわね」
シュメルヒは苦笑を返した。そう言えば、エセル王妃との交流が始まってから、イルミナと顔を合わせる機会がなかった。王妃の持つ人脈を足掛かりに広げていった先でイルミナと会わないということは、そういうことだろう。ふたりの属する派閥は、端と端が重なることはあっても、中央の点はかけ離れている。
点とは、言うまでもなくエセル王妃とイルミナだ。
「エセル王妃様のご提案で、こういう色彩も合うだろうと。ヨアン様とも調和がとれますから」
ヨアンが公の場で纏う黒色と対になる。ヨアンは結婚式でつけていた月光石のブローチを留めていて、ちょうどお互いの生まれ持った色を身に着けたような按配だった。
イルミナは悩まし気に小首をかしげた。
「わたくしは以前の御衣装も素敵だと思うけれど……妃殿下には淡い色が良く似合っていたわ」
「ええ。どちらも好きなのです。ただ今日は、少し強そうに見える方がヨアン様も心強く思ってくださるかと」
ヨアンを見ると、にこっと小さく微笑む。シュメルヒもそれに笑み返していると、
「……強い?」
イルミナは扇子の先を口許に当て、上品に笑った。
「妃殿下ったら。貴方が強くなる必要なんてどこにあって? おかしなことは考えなくてよろしいのよ? わたくしやヨアンに任せていれば、きちんと良いように助けて差し上げるのだから」
シュメルヒは口を開きかけ、ややあってから静かに閉じた。喉の奥に小骨が引っかかったような、小さな小さな違和感が意識の縁をかすめて、気泡のようにはじけて消えた。
シュメルヒが宮廷付き合いで学んだいくつかの中に、『迷ったら口を閉ざせ』という教えがある。曖昧な心を言葉にしてはならない。考えて、見極めて、納得してから口にしなくては。
(ヨアン様には思ったことをつい言ってしまうが、あれは相手がヨアン様だから仕方ない……)
シュメルヒは沈黙し、曖昧な笑みをイルミナに向けた。気弱そうにも、そよぐ風に目を細めた風にも見える、つかみどころのない愛想笑いだ。
イルミナはふとその顔を見て、扇子を持つ手にわずかばかり力を込めた。手の甲の青く細い血管が、ほんの少しだけ浮き出る程度の微力だ。シュメルヒは小さな変化を目の端にとらえ、気付かないふりをした。
「妃殿下は最近では王妃様の会食によく顔を出しているのでしょう? 良いことね。人脈を広げるのは、ヨアンの治世にもとても役立つことですもの。だけど、無理をしているのではなくて? 本来、貴方は王宮で静かにゆるりと過ごすのが好きな方だと思っていたわ。もしヨアンのために無理をしてるなら、」
ヨアンがこちらを見上げているのが分かる。シュメルヒはヨアンにも聞こえるように、
「いえ。ヨアン様のおかげで少しづつではありますが慣れてきましたから。それに、オスロの方々は肝の据わった方も多いのですね。近くに寄ったり話したりしても、イレニアにいた時ほど怯える方が少ない」
これは事実だった。狩猟民族が合一してできた国家だとは知っていたが、そうした剛毅な血筋は今でも受け継がれているのだろうか。もっとも、全員がシュメルヒに対して友好的なわけではない。中にはあからさまに避けたり、大聖堂でのように陰口を囁く者もいる。しかし、それが大半だと思って王宮の奥に隠れていた前世では気付かなかった開放的な人々もたくさんいると分かった。
ヨアンは「肝の据わった」という言い方が可笑しかったのか、くすくす笑っている。
「そう……ならいいのだけれど」
イルミナはぱっと笑顔を咲かせた。
「寂しいから、わたくしのところへもヨアンと遊びに来て頂戴な。実は娘も、ヨアンと妃殿下に会いたがっているのよ」
「エレオノーラ様が?」
イルミナはにこにことうなずき、ヨアンに向けて、
「元婚約者というよりは幼馴染として、あの子もヨアンを心配していたから……ああ、妃殿下、お気を悪くされないでね。婚約者といっても、イレニアとの婚姻が決まってすぐ解消されたのよ」
「ええ……それは、もちろんです」
「よかった。そうよね……妃殿下も長年仲睦まじかった許嫁の方と婚約を解消したとか。同じ境遇の者同士、娘の心を慮ってくださるわね?」
「……、」
ヨアンがちら、とシュメルヒを見やり、遮るように一歩前に出ようとした。イルミナは思い出話をするように、
「いずれ妹君と入れ替わりにイレニアへ戻ったら……どうかしら、もう一度婚約をし直したら、」
ヨアンの目が見開かれる。シュメルヒの首筋にひやりと冷たい刃が当てられたような錯覚がして、時間が止まったかに思えた、その時。
「ヨアン殿下、こちらにおいででしたか。おや? お珍しい取り合わせですね」
ゆったりと歩み寄ってきた正装姿のキリアスが、穏やかな声とともに、異様な空気に割って入った。
そしてシュメルヒも「あれ」を見てしまったからには、オスロのそうした体制を大げさだと馬鹿にできない。しかし、あんなものを城の地下に棲まわせ、あまつさえ皇族を試すように放り込んで相まみえさせるやり方は、やはり奇異だ。
(よほどの理由がない限り、一人しかいない後継のヨアン様を危険な目に合わせたりしないはず……)
王宮の広間に集まった彼らのうちの何人かが、シュメルヒを見て目礼や会釈をしてきた。中には好意的な笑みを向けてくる貴族もいた。シュメルヒも軽く返礼をする。
「妃の<人脈>、か?」
ヨアンが小声で尋ねる。
「まだ顔を見知った程度です。ああ……あそこにいらっしゃるのはリーデラ夫人の夫ですね」
「オルエン公か。妻を溺愛してるって噂の」
「はい」
「気が合いそう」
シュメルヒは首を捻った。オルエン公とヨアンに、果たして共通の話題などあったろうか。
「…‥お歳が離れすぎかと」
遠慮がちに言うと、ヨアンはつまらなそうに肩を竦めた。
「ヨアン。それに妃殿下。まあ! 何だか久々にお顔を見た気がするわ」
華やいだ声に振り返ると、イルミナがドレスの裾を優雅にさばいてやってくるところだった。
「叔母上。ご無沙汰しております。いらしていたのですね」
「ええ、当然でしょう。可愛い甥が、彼らに酷いようにされはしまいかと、心配なの」
イルミナはシュメルヒに視線を寄せると、たった今気づいたというように目を瞠った。
「妃殿下、随分雰囲気がお変わりあそばしたわね」
シュメルヒは苦笑を返した。そう言えば、エセル王妃との交流が始まってから、イルミナと顔を合わせる機会がなかった。王妃の持つ人脈を足掛かりに広げていった先でイルミナと会わないということは、そういうことだろう。ふたりの属する派閥は、端と端が重なることはあっても、中央の点はかけ離れている。
点とは、言うまでもなくエセル王妃とイルミナだ。
「エセル王妃様のご提案で、こういう色彩も合うだろうと。ヨアン様とも調和がとれますから」
ヨアンが公の場で纏う黒色と対になる。ヨアンは結婚式でつけていた月光石のブローチを留めていて、ちょうどお互いの生まれ持った色を身に着けたような按配だった。
イルミナは悩まし気に小首をかしげた。
「わたくしは以前の御衣装も素敵だと思うけれど……妃殿下には淡い色が良く似合っていたわ」
「ええ。どちらも好きなのです。ただ今日は、少し強そうに見える方がヨアン様も心強く思ってくださるかと」
ヨアンを見ると、にこっと小さく微笑む。シュメルヒもそれに笑み返していると、
「……強い?」
イルミナは扇子の先を口許に当て、上品に笑った。
「妃殿下ったら。貴方が強くなる必要なんてどこにあって? おかしなことは考えなくてよろしいのよ? わたくしやヨアンに任せていれば、きちんと良いように助けて差し上げるのだから」
シュメルヒは口を開きかけ、ややあってから静かに閉じた。喉の奥に小骨が引っかかったような、小さな小さな違和感が意識の縁をかすめて、気泡のようにはじけて消えた。
シュメルヒが宮廷付き合いで学んだいくつかの中に、『迷ったら口を閉ざせ』という教えがある。曖昧な心を言葉にしてはならない。考えて、見極めて、納得してから口にしなくては。
(ヨアン様には思ったことをつい言ってしまうが、あれは相手がヨアン様だから仕方ない……)
シュメルヒは沈黙し、曖昧な笑みをイルミナに向けた。気弱そうにも、そよぐ風に目を細めた風にも見える、つかみどころのない愛想笑いだ。
イルミナはふとその顔を見て、扇子を持つ手にわずかばかり力を込めた。手の甲の青く細い血管が、ほんの少しだけ浮き出る程度の微力だ。シュメルヒは小さな変化を目の端にとらえ、気付かないふりをした。
「妃殿下は最近では王妃様の会食によく顔を出しているのでしょう? 良いことね。人脈を広げるのは、ヨアンの治世にもとても役立つことですもの。だけど、無理をしているのではなくて? 本来、貴方は王宮で静かにゆるりと過ごすのが好きな方だと思っていたわ。もしヨアンのために無理をしてるなら、」
ヨアンがこちらを見上げているのが分かる。シュメルヒはヨアンにも聞こえるように、
「いえ。ヨアン様のおかげで少しづつではありますが慣れてきましたから。それに、オスロの方々は肝の据わった方も多いのですね。近くに寄ったり話したりしても、イレニアにいた時ほど怯える方が少ない」
これは事実だった。狩猟民族が合一してできた国家だとは知っていたが、そうした剛毅な血筋は今でも受け継がれているのだろうか。もっとも、全員がシュメルヒに対して友好的なわけではない。中にはあからさまに避けたり、大聖堂でのように陰口を囁く者もいる。しかし、それが大半だと思って王宮の奥に隠れていた前世では気付かなかった開放的な人々もたくさんいると分かった。
ヨアンは「肝の据わった」という言い方が可笑しかったのか、くすくす笑っている。
「そう……ならいいのだけれど」
イルミナはぱっと笑顔を咲かせた。
「寂しいから、わたくしのところへもヨアンと遊びに来て頂戴な。実は娘も、ヨアンと妃殿下に会いたがっているのよ」
「エレオノーラ様が?」
イルミナはにこにことうなずき、ヨアンに向けて、
「元婚約者というよりは幼馴染として、あの子もヨアンを心配していたから……ああ、妃殿下、お気を悪くされないでね。婚約者といっても、イレニアとの婚姻が決まってすぐ解消されたのよ」
「ええ……それは、もちろんです」
「よかった。そうよね……妃殿下も長年仲睦まじかった許嫁の方と婚約を解消したとか。同じ境遇の者同士、娘の心を慮ってくださるわね?」
「……、」
ヨアンがちら、とシュメルヒを見やり、遮るように一歩前に出ようとした。イルミナは思い出話をするように、
「いずれ妹君と入れ替わりにイレニアへ戻ったら……どうかしら、もう一度婚約をし直したら、」
ヨアンの目が見開かれる。シュメルヒの首筋にひやりと冷たい刃が当てられたような錯覚がして、時間が止まったかに思えた、その時。
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