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第一章 後半
第79話:名のある竜
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≪滾れ! 『竜気功』!≫
身体を竜気が覆い、輝く光を発すると、全能感が精神を支配する。
オレがジルに頼んだのは、竜気功の発動ではない。
発動時に必要以上に竜気が流れすぎないようにリミッターをかけてもらうことだ。
一人で挑戦したいとか言っておきながらジルの助けを借りるのはちょっと不本意だが、あくまでも竜気の抑制だけなので自分の中で妥協点とすることにした。
それにもう少し時間をかければ、これはジルの手助けなしにできそうだしな。
さて……じゃぁここからがあらためて勝負だ!
「行くぞ! 黒闇穿天流槍術、【雷樹】!」
天に上る雷樹のごとく、巨大なドラゴンゾンビの顎を雷となって貫く。
今までの戦いがいったい何だったのかと思えるほど呆気なく、オレは瘴気の障壁を突破し、ドラゴンゾンビの下顎を破壊した。
そこからさらに月歩を連続で発動して背中に飛び乗ると、閃光で両翼を破壊する。
「はぁっ!! 黒闇穿天流槍術、【閃光】!」
ドラゴンゾンビは攻撃を嫌がり、またしても声なき叫びをあげて精神干渉をしかけてくるが、竜気を纏っている今のオレにはどうやら効果はないようだ。
「黒闇穿天流槍術、【雷鳴】!」
背から飛び降りたオレは一旦距離を取ると、続けざまに足に雷鳴を何度も放ち動きを阻害。
そこからはもう一方的な展開だった。
振るわれる尾やブレスを掻い潜り、お返しとばかりに奥義を叩き込むと雷槍ヴァジュランダで次々と大きな傷を負わせていく。
それでも、本来なら絶大な回復力を誇るドラゴンゾンビだ。
すぐに受けた傷も回復してしまい、また決定打の掛ける泥沼の戦いへともつれ込んでいただろう。
だが、オレの竜気を纏った攻撃を受けると瘴気が散らされるためか、思うように回復も出来ない状態になっていた。
そして……終わりは呆気なくおとずれた。
「黒闇穿天流槍術、【鹿威し】!」
その一撃は瘴気を散らして完全に無防備になったドラゴンゾンビの頭部を粉微塵に破壊した。
そしてそれだけに留まらず、その一撃は胴体まで達してドラゴンゾンビの半身を爆ぜさせた。
「よし! 今度こそ一応一人で倒したぞ!!」
一瞬ヴィーヴルも攻撃に加わっていたけど、ダメージは与えられていなかったし大丈夫かな。
そもそもただのドラゴンゾンビじゃなかったみたいし、二匹目も倒しているし、あわせ技でなんとか……。
ようやく倒した興奮からか、そんなどうでもいいことを考えていると、オレの側へとヴィーヴルが舞い降りてきた。
「すごいわね! さすが私のコウガさんだわ!!」
断じて君のコウガではない。
だがまぁ倒したことを一緒に喜んでくれているので悪い気はしない。
それに一人で戦いたいなんてわがままをきいてもくれたのだ。お礼ぐらいは言っておくべきか。
「さっきは一人で戦わせてくれて感謝する。かなり手強いドラゴンだったが、なんとか倒せてよかったよ」
最初に戦ったドラゴンゾンビもかなり上位のドラゴンを元にした個体のように感じたが、このドラゴンゾンビはそれをさらに上回っていた。
不死の魔物は死んでから時間が経つほど瘴気が増すと聞いたことがあるが、こいつは死んでからそれほど時間が経っていなかったのかもしれない。あれ以上、厚い瘴気を纏われていると倒せなかったかも知れないな。
しかし、この強さからすると生前はさぞや名のあるドラゴンだったのだろう。
そんなオレの考えが伝わったのだろうか。
ヴィーヴルがその答えを教えてくれた。
「それは強いわよ。だってさっきのドラゴンゾンビは……緑の竜王『リドリア』の成れの果てなんだもの」
まさか竜王だとは!?
リドリアって、オレでも知っている有名なドラゴンの名前だぞ!?
そこまでの大物だったとは……。
「ほ、本当なのか……? 緑の竜王『リドリア』って言えば『深き森』の主とか言われているドラゴンだよな?」
母さんに聞いた話では、この『深き森』の最奥、人跡未踏の地に住み、何体もの眷属の竜を率いているこの森の支配者だったはず。
その力は歴代の魔王すら一目置いていて、過去には魔王軍とも争ったことがあり、最終的には魔王軍の方が折れて不干渉の盟約を結んだと言われているほどの存在だ。
その竜王が死んでドラゴンゾンビとして現れた。
これの意味するところは……。
「えぇ、想像のとおりよ。緑の竜王『リドリア』は……眷属もろとも魔王軍に滅ぼされたわ」
◆◇◆◇◆◇◆◇
衝撃の事実からしばらくして、オレとヴィーヴルはゼクトたちと合流した。
怪我は竜人に伝わるポーションを持っていたとかで、驚くべきことにこの短時間でほぼ完治していた。
「しかし竜人ってのはすごい頑丈なんだな」
「「おまえにだけは言われてくねぇ!!」」
そんな言葉を交わしつつ、お互いの無事を喜んだ。
そして改めて、お互いの情報を交換することになった。
と言っても、オレの方はギルドから単にドラゴンゾンビの討伐依頼を受けただけなので、ほとんど情報らしい情報を持っていない。
ほぼ一方的に情報提供を受ける形になった。
「なるほどな……。でも、何体ものドラゴンを従えた竜王を魔王軍が滅ぼせるものなのか?」
魔王軍とはオレたちも何度か戦っているが、竜王やその眷属を纏めて滅ぼせるほどの力を持っているとは思えない。
それこそ今のオレたち恒久の転生竜なら、ジルの力を借りなくても魔王軍の軍勢とも真っ向勝負できそうな気がする。
ん? これはオレも常識が崩れてきているのか……?
いや、でも、正直さっきのドラゴンゾンビと戦った感覚としては、よほどの大物が出てこないと魔王軍を竜王だけで蹴散らせそうに思えた。
「そうね。私たち竜人の集落に攻めてきたような普通の魔王軍なら簡単に蹴散らしてしまったでしょうね」
ん? 普通の魔王軍って?
ヴィーヴルがすこし悔しそうにしているが、返り討ちにしたんじゃなかったのか?
「普通のってなんだ? それは普通じゃない魔王軍がいるってことか?」
疑問に思ってヴィーヴルに尋ねると、横からゼクトが答えてくれた。
「そうだ。俺たち竜人は、竜王『リドリア』と親交があったんだがな……俺たちに助けを求めてきたんだ。あの竜王が……」
「は? 竜王が助けを!? え? い、いったいその普通じゃない魔王軍ってのはなんなんだ!?」
プライドの高い竜が助けを求めるって、いったい何者なんだ!?
「あくまでも状況からの推測なんだけど……どうやら魔王が邪神を降臨させたようなの」
身体を竜気が覆い、輝く光を発すると、全能感が精神を支配する。
オレがジルに頼んだのは、竜気功の発動ではない。
発動時に必要以上に竜気が流れすぎないようにリミッターをかけてもらうことだ。
一人で挑戦したいとか言っておきながらジルの助けを借りるのはちょっと不本意だが、あくまでも竜気の抑制だけなので自分の中で妥協点とすることにした。
それにもう少し時間をかければ、これはジルの手助けなしにできそうだしな。
さて……じゃぁここからがあらためて勝負だ!
「行くぞ! 黒闇穿天流槍術、【雷樹】!」
天に上る雷樹のごとく、巨大なドラゴンゾンビの顎を雷となって貫く。
今までの戦いがいったい何だったのかと思えるほど呆気なく、オレは瘴気の障壁を突破し、ドラゴンゾンビの下顎を破壊した。
そこからさらに月歩を連続で発動して背中に飛び乗ると、閃光で両翼を破壊する。
「はぁっ!! 黒闇穿天流槍術、【閃光】!」
ドラゴンゾンビは攻撃を嫌がり、またしても声なき叫びをあげて精神干渉をしかけてくるが、竜気を纏っている今のオレにはどうやら効果はないようだ。
「黒闇穿天流槍術、【雷鳴】!」
背から飛び降りたオレは一旦距離を取ると、続けざまに足に雷鳴を何度も放ち動きを阻害。
そこからはもう一方的な展開だった。
振るわれる尾やブレスを掻い潜り、お返しとばかりに奥義を叩き込むと雷槍ヴァジュランダで次々と大きな傷を負わせていく。
それでも、本来なら絶大な回復力を誇るドラゴンゾンビだ。
すぐに受けた傷も回復してしまい、また決定打の掛ける泥沼の戦いへともつれ込んでいただろう。
だが、オレの竜気を纏った攻撃を受けると瘴気が散らされるためか、思うように回復も出来ない状態になっていた。
そして……終わりは呆気なくおとずれた。
「黒闇穿天流槍術、【鹿威し】!」
その一撃は瘴気を散らして完全に無防備になったドラゴンゾンビの頭部を粉微塵に破壊した。
そしてそれだけに留まらず、その一撃は胴体まで達してドラゴンゾンビの半身を爆ぜさせた。
「よし! 今度こそ一応一人で倒したぞ!!」
一瞬ヴィーヴルも攻撃に加わっていたけど、ダメージは与えられていなかったし大丈夫かな。
そもそもただのドラゴンゾンビじゃなかったみたいし、二匹目も倒しているし、あわせ技でなんとか……。
ようやく倒した興奮からか、そんなどうでもいいことを考えていると、オレの側へとヴィーヴルが舞い降りてきた。
「すごいわね! さすが私のコウガさんだわ!!」
断じて君のコウガではない。
だがまぁ倒したことを一緒に喜んでくれているので悪い気はしない。
それに一人で戦いたいなんてわがままをきいてもくれたのだ。お礼ぐらいは言っておくべきか。
「さっきは一人で戦わせてくれて感謝する。かなり手強いドラゴンだったが、なんとか倒せてよかったよ」
最初に戦ったドラゴンゾンビもかなり上位のドラゴンを元にした個体のように感じたが、このドラゴンゾンビはそれをさらに上回っていた。
不死の魔物は死んでから時間が経つほど瘴気が増すと聞いたことがあるが、こいつは死んでからそれほど時間が経っていなかったのかもしれない。あれ以上、厚い瘴気を纏われていると倒せなかったかも知れないな。
しかし、この強さからすると生前はさぞや名のあるドラゴンだったのだろう。
そんなオレの考えが伝わったのだろうか。
ヴィーヴルがその答えを教えてくれた。
「それは強いわよ。だってさっきのドラゴンゾンビは……緑の竜王『リドリア』の成れの果てなんだもの」
まさか竜王だとは!?
リドリアって、オレでも知っている有名なドラゴンの名前だぞ!?
そこまでの大物だったとは……。
「ほ、本当なのか……? 緑の竜王『リドリア』って言えば『深き森』の主とか言われているドラゴンだよな?」
母さんに聞いた話では、この『深き森』の最奥、人跡未踏の地に住み、何体もの眷属の竜を率いているこの森の支配者だったはず。
その力は歴代の魔王すら一目置いていて、過去には魔王軍とも争ったことがあり、最終的には魔王軍の方が折れて不干渉の盟約を結んだと言われているほどの存在だ。
その竜王が死んでドラゴンゾンビとして現れた。
これの意味するところは……。
「えぇ、想像のとおりよ。緑の竜王『リドリア』は……眷属もろとも魔王軍に滅ぼされたわ」
◆◇◆◇◆◇◆◇
衝撃の事実からしばらくして、オレとヴィーヴルはゼクトたちと合流した。
怪我は竜人に伝わるポーションを持っていたとかで、驚くべきことにこの短時間でほぼ完治していた。
「しかし竜人ってのはすごい頑丈なんだな」
「「おまえにだけは言われてくねぇ!!」」
そんな言葉を交わしつつ、お互いの無事を喜んだ。
そして改めて、お互いの情報を交換することになった。
と言っても、オレの方はギルドから単にドラゴンゾンビの討伐依頼を受けただけなので、ほとんど情報らしい情報を持っていない。
ほぼ一方的に情報提供を受ける形になった。
「なるほどな……。でも、何体ものドラゴンを従えた竜王を魔王軍が滅ぼせるものなのか?」
魔王軍とはオレたちも何度か戦っているが、竜王やその眷属を纏めて滅ぼせるほどの力を持っているとは思えない。
それこそ今のオレたち恒久の転生竜なら、ジルの力を借りなくても魔王軍の軍勢とも真っ向勝負できそうな気がする。
ん? これはオレも常識が崩れてきているのか……?
いや、でも、正直さっきのドラゴンゾンビと戦った感覚としては、よほどの大物が出てこないと魔王軍を竜王だけで蹴散らせそうに思えた。
「そうね。私たち竜人の集落に攻めてきたような普通の魔王軍なら簡単に蹴散らしてしまったでしょうね」
ん? 普通の魔王軍って?
ヴィーヴルがすこし悔しそうにしているが、返り討ちにしたんじゃなかったのか?
「普通のってなんだ? それは普通じゃない魔王軍がいるってことか?」
疑問に思ってヴィーヴルに尋ねると、横からゼクトが答えてくれた。
「そうだ。俺たち竜人は、竜王『リドリア』と親交があったんだがな……俺たちに助けを求めてきたんだ。あの竜王が……」
「は? 竜王が助けを!? え? い、いったいその普通じゃない魔王軍ってのはなんなんだ!?」
プライドの高い竜が助けを求めるって、いったい何者なんだ!?
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