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第7話 お泊り
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遼は生徒会室で書類整理をしながら、昨日の帰り道を思い出してしまう。
──「……それ、俺だけにしてくれませんか」
低くて、温かくて、耳元で囁くような声。
いつも通りのはずの昼休みが、少しだけ色を変えて見える。
「……何考えてんだ、僕」
独り言が零れた瞬間、コンコン、とノック。
「失礼します」
入ってきたのは、他でもない孝一だった。
「遼先輩、先ほど先生から頼まれた書類を持ってきました」
「……あ、ありがと」
指先が触れ合う。
ほんの一瞬――なのに、昨夜の距離感が鮮やかに蘇り、胸が跳ねる。
普段通りの顔をした孝一を、つい睨むみたいに見上げてしまう。
「……孝一くん、昨日のって……」
「昨日の?」
わざとらしく首を傾げ、余裕の笑み。
その表情に、また心拍数が上がる。
「……な、なんでもない」
「そうですか。じゃあ、また帰る頃、迎えに来ますね」
「え!? 迎えなんて──」
「ダメです。早く“俺だけ”を見てもらえるようにしたいんで」
最後の一言は、扉が閉まる寸前にそっと置かれた。
遼は書類を抱えたまま、しばらく立ち尽くす。
(“俺だけ”……って)
胸の奥のどこかが、まだ触れられていないのにじんわり熱い。
***
雨の、どんよりした空模様のせいで、夕方の昇降口はいつもより暗かった。
遼の下駄箱前に立つ長い影に気が付き、思わず足を止める。
「……ほんとに来たの?」
「えぇ。約束しましたから」
校門を出る頃には、雨は小降りになり、アスファルトから立つ匂いが鼻をくすぐる。
住宅街に入ったところで、孝一がふいに立ち止まり、遼の手元を見る。
「その指、絆創膏。……どうしたんですか?」
「あ、うん。ちょっと書類多くて……紙で切っちゃって」
小さくため息をつくと、孝一は遼の手をそっと包み込んだ。
「先輩、もう少し自分のこと、大事にしてくださいね」
低い声と掌の温度に、鼓動がまた落ち着きをなくす。
逃げずに見返すと、黒い瞳は、冗談の影のない真剣さで満ちていた。
掴まれた手に、ほんの少しだけ力がこもる。
「遼先輩、このまま……うち来ませんか?」
夕焼けと街灯の境目で、世界が一瞬止まる。
返事を飲み込んだ喉が、からん、と小さく鳴った。
(また、あの温かさに触れてしまったら――)
理性が引き留めるのに、心はもう前のめりだ。
雨上がりの風が、二人の間をすり抜けていく。
遼は、繋がれた手から伝わる確かさに、そっと息を吸った。
「……少しだけ、なら」
その言葉に、孝一の表情が、ほんのわずか緩む。
夕映えの中、並んだ影が、ゆっくりと同じ方向へ伸びていった。
傘を差した孝一が、隣を歩く遼の手をふと掴んだ。
「えっ……?」
「というか、今日は泊まってください。雨も止みそうにないし、明日土曜ですし。帰りはちゃんと送っていきますから」
列挙される理由の奥に、どこか期待がにじんでいるのが分かる。
断る言葉が浮かばず、心臓の音に振り回されたまま、遼は結局こくりと頷いていた。
***
孝一の家の玄関を開けた途端、賑やかな声が飛び込んでくる。
「兄ちゃん! おかえりー!」
「あ~~、遼くんだ~!」
三人の弟妹が一斉に飛び出し、雨で濡れた遼を取り囲んだ。
「遼くん! 一緒にゲームしよう!」
「俺、漢字のテスト見て!」
「前の続き!絵本、読んで!」
矢継ぎ早のお願いに目を白黒させつつも、遼は笑いながら相手をする。
やがて自然と笑顔になり、ゲームのコントローラーを握り、勉強を見てやり、本棚から絵本を引き出す姿は――まるで孝一の家族の一員のようだった。
(……すごいな、孝一くん。毎日、こうやってるんだ)
戸惑いながらも、心の奥で温かいものが芽生えていた。
夜になって、風呂上がりの遼は、まだ散らかったおもちゃを片付けたり、弟の宿題を見てやったりしていた。
気づけば弟妹たちはソファで眠り込んでいて、静けさが戻ってくる。
「……先輩」
低い声に顔を上げると、大きな手がそっと頭を支える。
「ありがとうございます。弟たちに、こんなに優しくしてくれて」
柔らかく額に触れる唇。
「──っ!」
一瞬、息が止まる。
鼓動の速さが止まらないうちに、孝一はいつもの調子で微笑んだ。
「……そろそろ寝ましょうか。俺の部屋、使ってください」
額の熱が冷めぬまま、遼は孝一の背中を追った。
孝一の部屋は思ったより整頓されていて、机とベッド、シンプルな棚が並んでいる。
窓の外からはしとしと雨音。
「……意外と、片付いてる」
「いつ遼先輩が来てもいいように気を付けてますから」
そんなことを言われ、胸がくすぐったくなる。
「じゃあ、俺は弟たちの部屋に――」
「え、別の部屋なの?」
思わず口にすると、孝一が驚いたように目を瞬かせた。
「……先輩がいいなら、同じ部屋でも」
「い、いや……別にいいけど……」
ベッドに腰を下ろした孝一が、遼の腕を軽く引いて隣に座らせる。
距離は数センチ。息がかかるほど近い。
「……遼先輩はベッドで寝てください」
「いやいや、そんなわけには!」
「じゃあ、一緒に寝ましょう」
「へ?」
からかうような声音。顔が一気に熱くなり、遼は視線を逸らした。
結局「おやすみなさい」の一言とともに、孝一は反対側に横になる。
背を向けて目を閉じた遼の胸はざわめきっぱなし。
(……う~、心臓がうるさい)
真夜中、孝一の部屋を満たすのは、雨音と静かな寝息。
(……ん、なんか寒い)
毛布を引き寄せた瞬間、隣に人の気配を感じる。
薄暗い中、孝一がすぐそばで眠っていた。
大きな背中がゆっくり上下し、前髪が呼吸に合わせて揺れる。
普段の無表情とは違う、少し緩んだ口元。
――額に落とされた、あのキス。
(なんで……あんなことしたんだろ)
胸の奥がじわりと熱を帯びる。
指先が勝手に動き、髪の端に触れかけて、慌てて手を引っ込めた。
(なにしてんだ、僕……)
でも、もう気づいてしまった。
孝一の言葉や仕草に、いちいち心が揺れてしまう理由を。
(……そっか。孝一くんのこと……)
喉まで出かかった言葉を飲み込み、毛布にくるまる。
視線だけはどうしても、眠る横顔から離せなかった。
***
翌朝、台所から漂う味噌汁の香りに導かれて居間に行くと、エプロン姿の孝一が振り返った。
「おはようございます。」
「お、おはよ……」
「もう朝飯出来てますんで、適当に座ってください。」
「う、うん」
昨日の夜を思い出して、まともに顔が見られない。
「眠れました?」
「……う、うん、まぁ」
声が裏返り、慌てて咳払いをする。
弟妹たちが次々と「おはよー!」と元気に挨拶し、遼は笑顔で返していたが、横から感じる孝一の視線に、胸の鼓動がまた騒がしくなる。
「遼先輩」
「えっ!? な、なに?」
「米が」
孝一が指で遼の口元についた米粒を取った。
触れた指先の温もりに、遼の顔は一瞬で赤く染まる。
「……やっぱり、まだ眠いんじゃないですか?」
クスっと笑う孝一は、何も知らない顔のまま。
遼はスプーンを握りしめ、心の中で悲鳴を上げていた。
(お願いだから、その笑顔やめて……もうダメかも……)
──「……それ、俺だけにしてくれませんか」
低くて、温かくて、耳元で囁くような声。
いつも通りのはずの昼休みが、少しだけ色を変えて見える。
「……何考えてんだ、僕」
独り言が零れた瞬間、コンコン、とノック。
「失礼します」
入ってきたのは、他でもない孝一だった。
「遼先輩、先ほど先生から頼まれた書類を持ってきました」
「……あ、ありがと」
指先が触れ合う。
ほんの一瞬――なのに、昨夜の距離感が鮮やかに蘇り、胸が跳ねる。
普段通りの顔をした孝一を、つい睨むみたいに見上げてしまう。
「……孝一くん、昨日のって……」
「昨日の?」
わざとらしく首を傾げ、余裕の笑み。
その表情に、また心拍数が上がる。
「……な、なんでもない」
「そうですか。じゃあ、また帰る頃、迎えに来ますね」
「え!? 迎えなんて──」
「ダメです。早く“俺だけ”を見てもらえるようにしたいんで」
最後の一言は、扉が閉まる寸前にそっと置かれた。
遼は書類を抱えたまま、しばらく立ち尽くす。
(“俺だけ”……って)
胸の奥のどこかが、まだ触れられていないのにじんわり熱い。
***
雨の、どんよりした空模様のせいで、夕方の昇降口はいつもより暗かった。
遼の下駄箱前に立つ長い影に気が付き、思わず足を止める。
「……ほんとに来たの?」
「えぇ。約束しましたから」
校門を出る頃には、雨は小降りになり、アスファルトから立つ匂いが鼻をくすぐる。
住宅街に入ったところで、孝一がふいに立ち止まり、遼の手元を見る。
「その指、絆創膏。……どうしたんですか?」
「あ、うん。ちょっと書類多くて……紙で切っちゃって」
小さくため息をつくと、孝一は遼の手をそっと包み込んだ。
「先輩、もう少し自分のこと、大事にしてくださいね」
低い声と掌の温度に、鼓動がまた落ち着きをなくす。
逃げずに見返すと、黒い瞳は、冗談の影のない真剣さで満ちていた。
掴まれた手に、ほんの少しだけ力がこもる。
「遼先輩、このまま……うち来ませんか?」
夕焼けと街灯の境目で、世界が一瞬止まる。
返事を飲み込んだ喉が、からん、と小さく鳴った。
(また、あの温かさに触れてしまったら――)
理性が引き留めるのに、心はもう前のめりだ。
雨上がりの風が、二人の間をすり抜けていく。
遼は、繋がれた手から伝わる確かさに、そっと息を吸った。
「……少しだけ、なら」
その言葉に、孝一の表情が、ほんのわずか緩む。
夕映えの中、並んだ影が、ゆっくりと同じ方向へ伸びていった。
傘を差した孝一が、隣を歩く遼の手をふと掴んだ。
「えっ……?」
「というか、今日は泊まってください。雨も止みそうにないし、明日土曜ですし。帰りはちゃんと送っていきますから」
列挙される理由の奥に、どこか期待がにじんでいるのが分かる。
断る言葉が浮かばず、心臓の音に振り回されたまま、遼は結局こくりと頷いていた。
***
孝一の家の玄関を開けた途端、賑やかな声が飛び込んでくる。
「兄ちゃん! おかえりー!」
「あ~~、遼くんだ~!」
三人の弟妹が一斉に飛び出し、雨で濡れた遼を取り囲んだ。
「遼くん! 一緒にゲームしよう!」
「俺、漢字のテスト見て!」
「前の続き!絵本、読んで!」
矢継ぎ早のお願いに目を白黒させつつも、遼は笑いながら相手をする。
やがて自然と笑顔になり、ゲームのコントローラーを握り、勉強を見てやり、本棚から絵本を引き出す姿は――まるで孝一の家族の一員のようだった。
(……すごいな、孝一くん。毎日、こうやってるんだ)
戸惑いながらも、心の奥で温かいものが芽生えていた。
夜になって、風呂上がりの遼は、まだ散らかったおもちゃを片付けたり、弟の宿題を見てやったりしていた。
気づけば弟妹たちはソファで眠り込んでいて、静けさが戻ってくる。
「……先輩」
低い声に顔を上げると、大きな手がそっと頭を支える。
「ありがとうございます。弟たちに、こんなに優しくしてくれて」
柔らかく額に触れる唇。
「──っ!」
一瞬、息が止まる。
鼓動の速さが止まらないうちに、孝一はいつもの調子で微笑んだ。
「……そろそろ寝ましょうか。俺の部屋、使ってください」
額の熱が冷めぬまま、遼は孝一の背中を追った。
孝一の部屋は思ったより整頓されていて、机とベッド、シンプルな棚が並んでいる。
窓の外からはしとしと雨音。
「……意外と、片付いてる」
「いつ遼先輩が来てもいいように気を付けてますから」
そんなことを言われ、胸がくすぐったくなる。
「じゃあ、俺は弟たちの部屋に――」
「え、別の部屋なの?」
思わず口にすると、孝一が驚いたように目を瞬かせた。
「……先輩がいいなら、同じ部屋でも」
「い、いや……別にいいけど……」
ベッドに腰を下ろした孝一が、遼の腕を軽く引いて隣に座らせる。
距離は数センチ。息がかかるほど近い。
「……遼先輩はベッドで寝てください」
「いやいや、そんなわけには!」
「じゃあ、一緒に寝ましょう」
「へ?」
からかうような声音。顔が一気に熱くなり、遼は視線を逸らした。
結局「おやすみなさい」の一言とともに、孝一は反対側に横になる。
背を向けて目を閉じた遼の胸はざわめきっぱなし。
(……う~、心臓がうるさい)
真夜中、孝一の部屋を満たすのは、雨音と静かな寝息。
(……ん、なんか寒い)
毛布を引き寄せた瞬間、隣に人の気配を感じる。
薄暗い中、孝一がすぐそばで眠っていた。
大きな背中がゆっくり上下し、前髪が呼吸に合わせて揺れる。
普段の無表情とは違う、少し緩んだ口元。
――額に落とされた、あのキス。
(なんで……あんなことしたんだろ)
胸の奥がじわりと熱を帯びる。
指先が勝手に動き、髪の端に触れかけて、慌てて手を引っ込めた。
(なにしてんだ、僕……)
でも、もう気づいてしまった。
孝一の言葉や仕草に、いちいち心が揺れてしまう理由を。
(……そっか。孝一くんのこと……)
喉まで出かかった言葉を飲み込み、毛布にくるまる。
視線だけはどうしても、眠る横顔から離せなかった。
***
翌朝、台所から漂う味噌汁の香りに導かれて居間に行くと、エプロン姿の孝一が振り返った。
「おはようございます。」
「お、おはよ……」
「もう朝飯出来てますんで、適当に座ってください。」
「う、うん」
昨日の夜を思い出して、まともに顔が見られない。
「眠れました?」
「……う、うん、まぁ」
声が裏返り、慌てて咳払いをする。
弟妹たちが次々と「おはよー!」と元気に挨拶し、遼は笑顔で返していたが、横から感じる孝一の視線に、胸の鼓動がまた騒がしくなる。
「遼先輩」
「えっ!? な、なに?」
「米が」
孝一が指で遼の口元についた米粒を取った。
触れた指先の温もりに、遼の顔は一瞬で赤く染まる。
「……やっぱり、まだ眠いんじゃないですか?」
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