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02-06 お魚づくし
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あれほど大嫌いだった魚に、目を奪われてしまうプレット。
ハッと顔をあげると、バーベキューコンロの対面にはユリアが立っていた。
ユリアは立ち上る煙を、鼻をくんかくんかさせて胸いっぱいに吸い込んでいる。
両手を翼のように広げると、背後で燃え盛る焚火が後光のようになって、その姿はさながら不死鳥のようであった。
あたりは静かで、コンロのじゅうじゅうという音、焚火のパチパチという音、森のフクロウのホーホーという声がささやくように鳴っている。
手を打ち合わせる音が、ひときわパンと高く響きわたった。
「いただきます……!」
合唱の後、ユリアは世紀の一戦に臨む棋士のような面持ちで、おもむろにバーベキューコンロに視線を落とす。
いつの間にか握りしめていたフォークを、神の一手のごとくおごそかに振り下ろした。
カツッ。敵陣に飛車を進めるような手つきで、うっすらとしたピンクの身を割り、ほぐし、突き立て、シメジとともに口に運ぶ。
パリッ……! とひときわクリスピーな音。
噛むたびに、パリパリになったサケの皮がザクザクと音をたてる。
かと思えばホクホクとした身の食感があり、シャッキリしたシメジの歯ごたえが続く。
バターの芳醇な味わいと、ガーリックの食欲をそそる香ばしさが鼻を抜けていく。
サケの身を噛みしめるたびに旨味があふれだし、口のなかで渾然一体となる。
贅沢すぎる味わいをごくりと飲み込むと、海と湖、ふたつの大自然の恵みが背筋を駆け抜けていった。
「お……おい……ひい……!」
唇を半開きにしたまま、恍惚とした表情を浮かべるユリア。
彼女の仕草は、全人類に訴えかけるようなシズル感に満ちていた。
もしこの様子が配信されていたなら、一両日中に現実世界のサケは絶滅していただろう。
種の存続を危惧しなければならないほどの食べっぷりを目の当たりにしていたプレットは、生唾が止まらなくなっていた。
大嫌いな魚が、たまらなく美味しそうに見える。
でもあれだけバカにしていた手前、言い出せなくなっていた。
ユリアはもう一本のフォークを取り出すと、手の中でスピンさせる。
見事なペン回しを披露したあと、柄をプレットに向けた。
「あなたも食べるといい」
「い……いいのか?」
「いいもなにも、この『サケのガーリックバター焼き』はあなたが作ったものだ」
プレットはフォークを受け取ると、ごくりっ、と大きく喉を鳴らす。
震える手つきでじゅうじゅうと音をたてるサケをほぐす。
刺して持ち上げてみると、身は黄金色のバターをまとっていた。
「薄いピンクのドレスに、まばゆいほどの輝き……。まるで……」
最後の言葉とともに、サケを飲み込むプレット。
「うっ……うんまぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!?!?」
その目は、新しい夜明けを迎えたかのように見開かれていた。
「さ……魚って、こんなにうまいもんだったのか!? 肉よりぜんぜんうまいぞ!? こんなにうまいもの、初めて食した!」
プレットは感激していたが、ユリアのリアクションはそれをさらに上回る。
もう何日も食べていなかったかのように、フォークを動かす手が止まらない。
「あっ、あふっ。おいひっ、おいひいっ。はふっ、はふっ、ほふっ」
幸せいっぱいの表情で上向きになり、唇をハフハフと動かして白い湯気を吐いている。
口の中で冷ましてからゴクリと飲み下すと、
「お……おいひぃぃぃ~~~~っ!!」
全身で美味を表現するかのように、めいっぱい背伸びをして背筋をピーンとのけぞらせ、プルプル震えていた。
そしてまた食べ始めたのだが、思いのほか熱かったのか、「アヒュッ!」と肩をすくめている。
ひとつひとつの仕草が無邪気で天真爛漫。
修羅でも、ましてや父や母でもない、ひとりの少女がそこにいた。誰もが見惚れてしまうほどの愛らしさで。
「かっ……かわいい……!」
つい本音を口にしてしまったプレットは、ハッと口を押える。
しかしユリアはそれどころではない。
新たに漂い始めた薫香にヒクヒクと鼻を動かすと、「そろそろいいな!」と背後にあった焚火に猛ダッシュ。
焚火にかけていたカツオをまな板に盛ると、夏休みの宿題を親に見せる子供のような表情で戻ってくる。
「これをひと口サイズに切り分けてくれ」
「あ、ああ……」
プレットは頬をさらに染めながら、ステーキのような色合いになっているカツオにナイフを入れた。
「ああ、まだぜんぜんダメだ、中はほとんど生だぞ」
「いや、これでいい。これは『カツオのたたき』という料理なんだ。醤油かポン酢があればいいんだが、今は無いからオリーブオイル塩でいただこう。もちろん、薬味はタップリと……!」
「うげっ!? まさか、生の魚を食すつもりか!?」
プレットは吐きそうな顔になるが、ユリアはもうひとりの世界に入っていた。
オリーブオイルと塩を混ぜた小皿に、できたてのカツオのたたきを一切れのせると、刻んだニンニクとノビルを山ほど盛る。
そしてそれを、フォークの腹に乗せると……。
「あ~ん」
とアゴが外れそうなほどに大きく口を開けて、パクリとひと飲みに……!
「おっ……おいっ……ひぃっ……おいっ……ひいっ!」
さっきはのけぞっていたが、今度は両手を前に組んで縮こまり、美味に身体を打ち振るわせるユリア。
ひと噛みごとにノビルのシャキシャキとした小気味のよい音が聞こえてきて、プレットもとうとうガマンできなくなる。
「こ……これもメチャクチャうまいっ!? 僕、ステーキのレアが大好きなんだ! 魚のレアなんて気持ち悪いと思っていたが、これもぜんぜんアリだな!」
「そうだろう。ほら、こっちも焼けたようだぞ」
差し出されたのはアユの串焼き。
ユリアの食べ方をマネて、頭から一気にかぶりつく。
「う……うまい! うますぎるっ! 魚なんて骨ばっかりで食べるところが少ないって思ってたけど……骨までうまいなんて知らなかった!」
プレットはもう魚への偏見がすっかり無くなっていて、童心に帰ったように魚をパクつきはじめる。
仲の良い姉弟のような微笑みのユリアと笑いあっていると、
「……おぉ~い」
斜面のほうから呼び声がした。
視線を麓のほうに移すと、ランタンを持った男がえっちらおっちらと走ってくるのが見える。
男は洞窟の広場までやってくる頃にはフラフラになっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……! よかった、生きてたのか……!」
最高の晩餐に横槍が入り、プレットは「誰だコイツは」と不機嫌さを隠そうともしない。
ユリアが「麓にある村の、酒場の店主だ」と紹介する。
酒場の店主は目を細め、ユリアの傍らにいた少年をいぶかしげな表情で見ていたが、やがてギョッとなっていた。
「あっ……あなたは、プレット様!? なぜ、このような場所に!?」
「そんなこと、お前が知る必要はない。それよりもなんの用だ」
「いや、こちらのお客さんがオークの巣に行ったまま夜になっても帰ってこないから、心配して見に来たんですよ!」
「そうか、だがそれはいらぬ心配だな。この人を誰だと思っている」
「えっ? 有名な人なんですか? あっ、そんなことより、ここから早く逃げましょう! ここいらは夜になると『ヌシ』が現われるんです!」
「ヌシだと? そういえば、そんなことを聞いた覚えがあるな」
「ええ! ヌシは昼間は海にいるんですけど、夜になるとあそこの湖から出てきて、寝ぐらのある洞窟に戻るんです! だからここいらの漁師は、夜は漁をしないんです!」
店主が示していたのは、ユリアが魚に襲われた湖だった。
木々に囲まれた湖の水面は穏やかだったが月すら映しておらず、底なし沼のような漆黒の佇まいをしている。
一枚の葉っぱが落ちた途端、水面が、いや、湖全体が爆ぜた。
天を濡らすほどに弾けた水が豪雨となって降り注ぐ。
灰色のカーテンの向こうには、大樹と見紛うほどのふたつの影が屹立している。
頂点には、凶星のごとき4つの蛇眼。
プレットと店主はその眼光にひと睨みされただけで、蛇を前にしたカエルのように震えあがっていた。
ハッと顔をあげると、バーベキューコンロの対面にはユリアが立っていた。
ユリアは立ち上る煙を、鼻をくんかくんかさせて胸いっぱいに吸い込んでいる。
両手を翼のように広げると、背後で燃え盛る焚火が後光のようになって、その姿はさながら不死鳥のようであった。
あたりは静かで、コンロのじゅうじゅうという音、焚火のパチパチという音、森のフクロウのホーホーという声がささやくように鳴っている。
手を打ち合わせる音が、ひときわパンと高く響きわたった。
「いただきます……!」
合唱の後、ユリアは世紀の一戦に臨む棋士のような面持ちで、おもむろにバーベキューコンロに視線を落とす。
いつの間にか握りしめていたフォークを、神の一手のごとくおごそかに振り下ろした。
カツッ。敵陣に飛車を進めるような手つきで、うっすらとしたピンクの身を割り、ほぐし、突き立て、シメジとともに口に運ぶ。
パリッ……! とひときわクリスピーな音。
噛むたびに、パリパリになったサケの皮がザクザクと音をたてる。
かと思えばホクホクとした身の食感があり、シャッキリしたシメジの歯ごたえが続く。
バターの芳醇な味わいと、ガーリックの食欲をそそる香ばしさが鼻を抜けていく。
サケの身を噛みしめるたびに旨味があふれだし、口のなかで渾然一体となる。
贅沢すぎる味わいをごくりと飲み込むと、海と湖、ふたつの大自然の恵みが背筋を駆け抜けていった。
「お……おい……ひい……!」
唇を半開きにしたまま、恍惚とした表情を浮かべるユリア。
彼女の仕草は、全人類に訴えかけるようなシズル感に満ちていた。
もしこの様子が配信されていたなら、一両日中に現実世界のサケは絶滅していただろう。
種の存続を危惧しなければならないほどの食べっぷりを目の当たりにしていたプレットは、生唾が止まらなくなっていた。
大嫌いな魚が、たまらなく美味しそうに見える。
でもあれだけバカにしていた手前、言い出せなくなっていた。
ユリアはもう一本のフォークを取り出すと、手の中でスピンさせる。
見事なペン回しを披露したあと、柄をプレットに向けた。
「あなたも食べるといい」
「い……いいのか?」
「いいもなにも、この『サケのガーリックバター焼き』はあなたが作ったものだ」
プレットはフォークを受け取ると、ごくりっ、と大きく喉を鳴らす。
震える手つきでじゅうじゅうと音をたてるサケをほぐす。
刺して持ち上げてみると、身は黄金色のバターをまとっていた。
「薄いピンクのドレスに、まばゆいほどの輝き……。まるで……」
最後の言葉とともに、サケを飲み込むプレット。
「うっ……うんまぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!?!?」
その目は、新しい夜明けを迎えたかのように見開かれていた。
「さ……魚って、こんなにうまいもんだったのか!? 肉よりぜんぜんうまいぞ!? こんなにうまいもの、初めて食した!」
プレットは感激していたが、ユリアのリアクションはそれをさらに上回る。
もう何日も食べていなかったかのように、フォークを動かす手が止まらない。
「あっ、あふっ。おいひっ、おいひいっ。はふっ、はふっ、ほふっ」
幸せいっぱいの表情で上向きになり、唇をハフハフと動かして白い湯気を吐いている。
口の中で冷ましてからゴクリと飲み下すと、
「お……おいひぃぃぃ~~~~っ!!」
全身で美味を表現するかのように、めいっぱい背伸びをして背筋をピーンとのけぞらせ、プルプル震えていた。
そしてまた食べ始めたのだが、思いのほか熱かったのか、「アヒュッ!」と肩をすくめている。
ひとつひとつの仕草が無邪気で天真爛漫。
修羅でも、ましてや父や母でもない、ひとりの少女がそこにいた。誰もが見惚れてしまうほどの愛らしさで。
「かっ……かわいい……!」
つい本音を口にしてしまったプレットは、ハッと口を押える。
しかしユリアはそれどころではない。
新たに漂い始めた薫香にヒクヒクと鼻を動かすと、「そろそろいいな!」と背後にあった焚火に猛ダッシュ。
焚火にかけていたカツオをまな板に盛ると、夏休みの宿題を親に見せる子供のような表情で戻ってくる。
「これをひと口サイズに切り分けてくれ」
「あ、ああ……」
プレットは頬をさらに染めながら、ステーキのような色合いになっているカツオにナイフを入れた。
「ああ、まだぜんぜんダメだ、中はほとんど生だぞ」
「いや、これでいい。これは『カツオのたたき』という料理なんだ。醤油かポン酢があればいいんだが、今は無いからオリーブオイル塩でいただこう。もちろん、薬味はタップリと……!」
「うげっ!? まさか、生の魚を食すつもりか!?」
プレットは吐きそうな顔になるが、ユリアはもうひとりの世界に入っていた。
オリーブオイルと塩を混ぜた小皿に、できたてのカツオのたたきを一切れのせると、刻んだニンニクとノビルを山ほど盛る。
そしてそれを、フォークの腹に乗せると……。
「あ~ん」
とアゴが外れそうなほどに大きく口を開けて、パクリとひと飲みに……!
「おっ……おいっ……ひぃっ……おいっ……ひいっ!」
さっきはのけぞっていたが、今度は両手を前に組んで縮こまり、美味に身体を打ち振るわせるユリア。
ひと噛みごとにノビルのシャキシャキとした小気味のよい音が聞こえてきて、プレットもとうとうガマンできなくなる。
「こ……これもメチャクチャうまいっ!? 僕、ステーキのレアが大好きなんだ! 魚のレアなんて気持ち悪いと思っていたが、これもぜんぜんアリだな!」
「そうだろう。ほら、こっちも焼けたようだぞ」
差し出されたのはアユの串焼き。
ユリアの食べ方をマネて、頭から一気にかぶりつく。
「う……うまい! うますぎるっ! 魚なんて骨ばっかりで食べるところが少ないって思ってたけど……骨までうまいなんて知らなかった!」
プレットはもう魚への偏見がすっかり無くなっていて、童心に帰ったように魚をパクつきはじめる。
仲の良い姉弟のような微笑みのユリアと笑いあっていると、
「……おぉ~い」
斜面のほうから呼び声がした。
視線を麓のほうに移すと、ランタンを持った男がえっちらおっちらと走ってくるのが見える。
男は洞窟の広場までやってくる頃にはフラフラになっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……! よかった、生きてたのか……!」
最高の晩餐に横槍が入り、プレットは「誰だコイツは」と不機嫌さを隠そうともしない。
ユリアが「麓にある村の、酒場の店主だ」と紹介する。
酒場の店主は目を細め、ユリアの傍らにいた少年をいぶかしげな表情で見ていたが、やがてギョッとなっていた。
「あっ……あなたは、プレット様!? なぜ、このような場所に!?」
「そんなこと、お前が知る必要はない。それよりもなんの用だ」
「いや、こちらのお客さんがオークの巣に行ったまま夜になっても帰ってこないから、心配して見に来たんですよ!」
「そうか、だがそれはいらぬ心配だな。この人を誰だと思っている」
「えっ? 有名な人なんですか? あっ、そんなことより、ここから早く逃げましょう! ここいらは夜になると『ヌシ』が現われるんです!」
「ヌシだと? そういえば、そんなことを聞いた覚えがあるな」
「ええ! ヌシは昼間は海にいるんですけど、夜になるとあそこの湖から出てきて、寝ぐらのある洞窟に戻るんです! だからここいらの漁師は、夜は漁をしないんです!」
店主が示していたのは、ユリアが魚に襲われた湖だった。
木々に囲まれた湖の水面は穏やかだったが月すら映しておらず、底なし沼のような漆黒の佇まいをしている。
一枚の葉っぱが落ちた途端、水面が、いや、湖全体が爆ぜた。
天を濡らすほどに弾けた水が豪雨となって降り注ぐ。
灰色のカーテンの向こうには、大樹と見紛うほどのふたつの影が屹立している。
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