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〈別視点〉 カミラの屈辱と憤慨
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メルビアに戻った翌日。
私達[真なる栄光]は、新たな運び屋をパーティーに加入させるために、運送ギルドに来ていた。
「冒険者パーティー[真なる栄光]だ。運び屋を…」
ティモンが名乗ると、ギルド職員の男はそれを最後まで聞かず、
「あーはいはい。ちょーっとお待ちくださーい」
へらへらしながら奥の部屋へ引っ込んでいった。
なにあれ。職員の教育がなってないわね…。
私達が不信に思いながら、お互いに顔を見合わせていると、奥の部屋からギルド職員が、次いでもう一人出てきた。
「やっと来たわね」
そう言いながら現れたのは、運送ギルド長の……確か、ヘディだったか。独特の喋り方をするこの男が、私は正直苦手だ。
ヘディは腕を組んで無遠慮にこちらを見下ろしてくる。そして、用件があるのは私達のはずなのに、なぜかヘディが話を切り出した。
「それで?補償金は持って来たの?」
「補償金…?何の話だ?」
予想外のヘディの言葉に、ティモンも私達も首を傾げた。
「アンタ達、一体何しに来たのよ?」
ヘディは呆れ顔で溜め息をつき、持っていた書類をカウンターに広げた。その書類はどこかで見たような気がする。
「冒険者パーティー[真なるの栄光]。アンタ達には、メルビア運送ギルド登録の運び屋、ルカ・ブライオンの不当解雇に対する補償金の支払い義務があるのよ」
「「「は?」」」
突然のことに、私達の声が重なった。
「ど、どういう事だ?!なんで俺達がそんなもの…!!」
ティモンが慌てて問うが、ヘディは面倒くさそうに首を鳴らしている。
「なんでもなにも、そういう契約だったでしょーよ」
「何を言ってる!そんな契約知らないぞ!!」
「言ったはずよ。契約内容をよく読んで、それでも良ければサインなさい、って。口頭でも、丁寧に説明してあげたじゃないの。こっちはそもそも、大事な運び屋を預けたくなかったのに、アンタ達がどうしてもってダダこねるから条件付きで雇わせてあげたんじゃない」
「あいつは俺達のパーティーに加入させてやったんだぞ?!」
「アンタねぇ…。契約の時、ちゃんと話を聞いてたの?」
私もその場にいたけれど、正直覚えていない。誰かが、いや、リーダーであるティモンが聞いていれば問題ないのだから。けれどティモンも押し黙っているのを見ると、聞いていなかったのだろう。
ティモンはヘディの質問に答えず、食ってかかる。
「そもそも、不当解雇なんて言いがかりだろう!あいつをクビにしたのは、あいつが役立たずだったからだ!あんな使えない奴をよこしておいて、ふてぶてしいぞ!!」
「――あ゙?」
その瞬間ヘディの雰囲気が変わったことに、私達は気づかなかった。
「そーよ!マジで役に立たなかったんだから!無能よ、無能!」
「あんなゴミ、よく貸し出せたわね。いえ、ゴミ以下だったわ」
気づかなかったから、口々にルカのことを罵った。そして次の瞬間、浴びせられる冷たい空気と低い声に、何の準備もなく震え上がることになってしまった。
「……おいクソガキども」
ピシリ、と。空気が凍る音を聞いた気がした。
目の前のヘディの顔には、既に呆れを表すものはない。あるのは静かな――怒り。
「うちの運び屋が役立たず?無能?ゴミ以下だ?……いったい、どの口がほざいてやがる」
「ひ……っ、だ、だがっ!あいつは魔物の討伐に参加しないし、に、荷物持ちしかしないし……っ。ざ、雑用!雑用だって…!」
声を振り絞るティモンを援護しようと、私達はコクコクと頷く。しかしヘディの視線はさらに冷たくなり、カウンターの書類の一文を指でコツコツ叩く。
「書いてあんだろーが、ここに。『本契約期間において、ルカ・ブライオンの業務は運び屋の業務に限ること。魔物討伐などの戦闘行為は非常時を除いて行わないものとする』。契約内容はしっかり確認しろっつったよなあ?」
感じたことのない圧に、ティモンは思わず頷き、しかし首を振る。
「はいっ、いや、でもその雑よ…」
「雑用?ギルドへの報告やら買い出しやらの雑務のこと言ってんのか?じゃあ訊くが、ルカを雇ってた二十日間、誰がそれらをこなしてた?」
「へ?え、それは……誰だ?」
ティモンがこちらを見るが、私達三人は小さく、だが素早く首を横に振るだけだ。私達はお互いに、「誰かがやっている」程度に思っていた。
その間も、ヘディの指がカウンターを叩く音がずっと響いている。
コッ、コッ、コッ、コッ。
まるで何かのカウントダウンのように。
「だよなぁ?だとしたら誰がやってくれてたんだろうなあ?」
この四人の中にいないなら、ルカしかいない。
つまりここまでの話から、ルカは契約どおりの仕事をし、さらにパーティー内の雑務全てをこなしていたということになる。
「で?解雇理由は『役立たず』だって?冒険者ギルドからも聞いてるぞ。調査依頼の基本も知らない、報告書もルカのメモ頼み、復路にいたっては調査すらしてないときた」
コッ、コッ、コッ、コッ。
その音は段々と大きくなるように感じた。
「もっかい訊いてやるから、よぉーく考えて答えろよ?うちの運び屋が役立たずで無能でゴミ以下だって?……一体、どの口が、ほざいてんだ?」
「う…、いえ、その……。お、俺達の、かか勘違い、だったか…も…?」
「『期間満了を待たずに一方的な理由もしくは不当な理由で解雇した場合、補償金の支払いが発生するものとする』…これも口頭で説明したし、書類にも明記してある。分かるよな?」
「は、はぃ……」
ティモンがほとんど消えそうな声で答え、ヘディが一際長い溜め息をついて。
コッ、とカウンターを打つ音が止んだ、次の瞬間。
「分かったんなら、つべこべ言ってねえで、さっさと支払い分稼いでこいや!!!!」
「「「はっ、はいぃ!!!」」」
雷のような怒声が落ち、私達はそのまま我先にと運送ギルドから飛び出した。
昨日は冒険者ギルドで、まるで常識が無いかのように言われ、さらに報酬も支払われなかった。そして今日は運送ギルドで金を請求されたうえ、人前で叱責された挙げ句、逃げ帰るという恥まで晒した。
なんで?なんで私がこんな目に!
それもこれも、ティモンがちゃんと契約内容を確認しないから!ベロニカとゲイルが雑務をしないから!ルカがパーティーに戻りたいと、頭を下げに来ないから!
「……と、とにかく。何か報酬のいい依頼を受けよう。俺達なら補償金程度、すぐに稼げるさ」
ティモンは青い顔のまま偉そうに言った。
元はと言えばあんたのせいじゃない!
「えぇ~?!まだ前の依頼が終わったばっかじゃん!あたし、もう少し休みたいんどけどぉ」
またベロニカの我儘が始まった。これだから男に媚びるしか能のない女は嫌なのよ。
ベロニカは普段より更に鬱陶しい声で、
「ね~ぇ、ティモン?補償金はさぁ、ティモンのお父さんに出してもらお?あ、お母さんでもいいよ?あたし、ティモンと二人でゆーっくりしたいな~」
わざとらしく胸を押し当てながら、ティモンにすり寄っている。それに分かりやすく鼻の下を伸ばすティモン。
よそでやりなさいよ、気色悪い…。
詳しくは知らないが、ティモンの実家は裕福らしい。ティモンがなにかにつけて「俺が用立てる」なんて偉そうにを言ってるのは、親が出してくれるからだ。
しかしティモンはふいにベロニカの胸から視線を逸らす。
「そうしたいんだが、昨日あの後家に帰ったら、マ…母上と父上は王都に……えっと、旅行に行ったとかで…」
「旅行?お金は家にあるんでしょ?」
「さすがに許可もなく使えないだろう?」
「えぇー!……じゃあどーすんのっ?!お父さん達、いつ帰ってくるの?!」
「そ、それが分からなくて……」
「なによそれぇ!」
ベロニカの金切り声が往来に響く。恥ずかしいったらない。
いつもならベロニカに押し負けるティモンだが、今回は違った。
「一つ二つ依頼を片付ければ済むことだ!明日は冒険者ギルドで一番報酬の高い依頼を受けるぞ!これは決定だ!!」
何を焦っているのか、珍しくティモンはベロニカに声を荒らげた。
「……わ、わかったわよ。やればいいんでしょ!やるわよっ!」
一瞬驚いたベロニカだが、すぐに負けじと大声で返し、お互いそっぽを向きながらも、同じ方向に帰っていく。一緒に部屋を借りているから仕方ない。
「はぁ……。私も帰るわ」
「おう」
妙に静かだったゲイルに声をかけて踵を返すが、気のない返事が返ってきただけだった。
なによ!貴方、私に気があるんでしょう?だったらディナーに誘ったりしたら?さり気なく腰を抱いたりするくらいじゃあ、私は靡かないわよ!
もう何もかも面白くなくて、私はその場から足早に立ち去った。
私達[真なる栄光]は、新たな運び屋をパーティーに加入させるために、運送ギルドに来ていた。
「冒険者パーティー[真なる栄光]だ。運び屋を…」
ティモンが名乗ると、ギルド職員の男はそれを最後まで聞かず、
「あーはいはい。ちょーっとお待ちくださーい」
へらへらしながら奥の部屋へ引っ込んでいった。
なにあれ。職員の教育がなってないわね…。
私達が不信に思いながら、お互いに顔を見合わせていると、奥の部屋からギルド職員が、次いでもう一人出てきた。
「やっと来たわね」
そう言いながら現れたのは、運送ギルド長の……確か、ヘディだったか。独特の喋り方をするこの男が、私は正直苦手だ。
ヘディは腕を組んで無遠慮にこちらを見下ろしてくる。そして、用件があるのは私達のはずなのに、なぜかヘディが話を切り出した。
「それで?補償金は持って来たの?」
「補償金…?何の話だ?」
予想外のヘディの言葉に、ティモンも私達も首を傾げた。
「アンタ達、一体何しに来たのよ?」
ヘディは呆れ顔で溜め息をつき、持っていた書類をカウンターに広げた。その書類はどこかで見たような気がする。
「冒険者パーティー[真なるの栄光]。アンタ達には、メルビア運送ギルド登録の運び屋、ルカ・ブライオンの不当解雇に対する補償金の支払い義務があるのよ」
「「「は?」」」
突然のことに、私達の声が重なった。
「ど、どういう事だ?!なんで俺達がそんなもの…!!」
ティモンが慌てて問うが、ヘディは面倒くさそうに首を鳴らしている。
「なんでもなにも、そういう契約だったでしょーよ」
「何を言ってる!そんな契約知らないぞ!!」
「言ったはずよ。契約内容をよく読んで、それでも良ければサインなさい、って。口頭でも、丁寧に説明してあげたじゃないの。こっちはそもそも、大事な運び屋を預けたくなかったのに、アンタ達がどうしてもってダダこねるから条件付きで雇わせてあげたんじゃない」
「あいつは俺達のパーティーに加入させてやったんだぞ?!」
「アンタねぇ…。契約の時、ちゃんと話を聞いてたの?」
私もその場にいたけれど、正直覚えていない。誰かが、いや、リーダーであるティモンが聞いていれば問題ないのだから。けれどティモンも押し黙っているのを見ると、聞いていなかったのだろう。
ティモンはヘディの質問に答えず、食ってかかる。
「そもそも、不当解雇なんて言いがかりだろう!あいつをクビにしたのは、あいつが役立たずだったからだ!あんな使えない奴をよこしておいて、ふてぶてしいぞ!!」
「――あ゙?」
その瞬間ヘディの雰囲気が変わったことに、私達は気づかなかった。
「そーよ!マジで役に立たなかったんだから!無能よ、無能!」
「あんなゴミ、よく貸し出せたわね。いえ、ゴミ以下だったわ」
気づかなかったから、口々にルカのことを罵った。そして次の瞬間、浴びせられる冷たい空気と低い声に、何の準備もなく震え上がることになってしまった。
「……おいクソガキども」
ピシリ、と。空気が凍る音を聞いた気がした。
目の前のヘディの顔には、既に呆れを表すものはない。あるのは静かな――怒り。
「うちの運び屋が役立たず?無能?ゴミ以下だ?……いったい、どの口がほざいてやがる」
「ひ……っ、だ、だがっ!あいつは魔物の討伐に参加しないし、に、荷物持ちしかしないし……っ。ざ、雑用!雑用だって…!」
声を振り絞るティモンを援護しようと、私達はコクコクと頷く。しかしヘディの視線はさらに冷たくなり、カウンターの書類の一文を指でコツコツ叩く。
「書いてあんだろーが、ここに。『本契約期間において、ルカ・ブライオンの業務は運び屋の業務に限ること。魔物討伐などの戦闘行為は非常時を除いて行わないものとする』。契約内容はしっかり確認しろっつったよなあ?」
感じたことのない圧に、ティモンは思わず頷き、しかし首を振る。
「はいっ、いや、でもその雑よ…」
「雑用?ギルドへの報告やら買い出しやらの雑務のこと言ってんのか?じゃあ訊くが、ルカを雇ってた二十日間、誰がそれらをこなしてた?」
「へ?え、それは……誰だ?」
ティモンがこちらを見るが、私達三人は小さく、だが素早く首を横に振るだけだ。私達はお互いに、「誰かがやっている」程度に思っていた。
その間も、ヘディの指がカウンターを叩く音がずっと響いている。
コッ、コッ、コッ、コッ。
まるで何かのカウントダウンのように。
「だよなぁ?だとしたら誰がやってくれてたんだろうなあ?」
この四人の中にいないなら、ルカしかいない。
つまりここまでの話から、ルカは契約どおりの仕事をし、さらにパーティー内の雑務全てをこなしていたということになる。
「で?解雇理由は『役立たず』だって?冒険者ギルドからも聞いてるぞ。調査依頼の基本も知らない、報告書もルカのメモ頼み、復路にいたっては調査すらしてないときた」
コッ、コッ、コッ、コッ。
その音は段々と大きくなるように感じた。
「もっかい訊いてやるから、よぉーく考えて答えろよ?うちの運び屋が役立たずで無能でゴミ以下だって?……一体、どの口が、ほざいてんだ?」
「う…、いえ、その……。お、俺達の、かか勘違い、だったか…も…?」
「『期間満了を待たずに一方的な理由もしくは不当な理由で解雇した場合、補償金の支払いが発生するものとする』…これも口頭で説明したし、書類にも明記してある。分かるよな?」
「は、はぃ……」
ティモンがほとんど消えそうな声で答え、ヘディが一際長い溜め息をついて。
コッ、とカウンターを打つ音が止んだ、次の瞬間。
「分かったんなら、つべこべ言ってねえで、さっさと支払い分稼いでこいや!!!!」
「「「はっ、はいぃ!!!」」」
雷のような怒声が落ち、私達はそのまま我先にと運送ギルドから飛び出した。
昨日は冒険者ギルドで、まるで常識が無いかのように言われ、さらに報酬も支払われなかった。そして今日は運送ギルドで金を請求されたうえ、人前で叱責された挙げ句、逃げ帰るという恥まで晒した。
なんで?なんで私がこんな目に!
それもこれも、ティモンがちゃんと契約内容を確認しないから!ベロニカとゲイルが雑務をしないから!ルカがパーティーに戻りたいと、頭を下げに来ないから!
「……と、とにかく。何か報酬のいい依頼を受けよう。俺達なら補償金程度、すぐに稼げるさ」
ティモンは青い顔のまま偉そうに言った。
元はと言えばあんたのせいじゃない!
「えぇ~?!まだ前の依頼が終わったばっかじゃん!あたし、もう少し休みたいんどけどぉ」
またベロニカの我儘が始まった。これだから男に媚びるしか能のない女は嫌なのよ。
ベロニカは普段より更に鬱陶しい声で、
「ね~ぇ、ティモン?補償金はさぁ、ティモンのお父さんに出してもらお?あ、お母さんでもいいよ?あたし、ティモンと二人でゆーっくりしたいな~」
わざとらしく胸を押し当てながら、ティモンにすり寄っている。それに分かりやすく鼻の下を伸ばすティモン。
よそでやりなさいよ、気色悪い…。
詳しくは知らないが、ティモンの実家は裕福らしい。ティモンがなにかにつけて「俺が用立てる」なんて偉そうにを言ってるのは、親が出してくれるからだ。
しかしティモンはふいにベロニカの胸から視線を逸らす。
「そうしたいんだが、昨日あの後家に帰ったら、マ…母上と父上は王都に……えっと、旅行に行ったとかで…」
「旅行?お金は家にあるんでしょ?」
「さすがに許可もなく使えないだろう?」
「えぇー!……じゃあどーすんのっ?!お父さん達、いつ帰ってくるの?!」
「そ、それが分からなくて……」
「なによそれぇ!」
ベロニカの金切り声が往来に響く。恥ずかしいったらない。
いつもならベロニカに押し負けるティモンだが、今回は違った。
「一つ二つ依頼を片付ければ済むことだ!明日は冒険者ギルドで一番報酬の高い依頼を受けるぞ!これは決定だ!!」
何を焦っているのか、珍しくティモンはベロニカに声を荒らげた。
「……わ、わかったわよ。やればいいんでしょ!やるわよっ!」
一瞬驚いたベロニカだが、すぐに負けじと大声で返し、お互いそっぽを向きながらも、同じ方向に帰っていく。一緒に部屋を借りているから仕方ない。
「はぁ……。私も帰るわ」
「おう」
妙に静かだったゲイルに声をかけて踵を返すが、気のない返事が返ってきただけだった。
なによ!貴方、私に気があるんでしょう?だったらディナーに誘ったりしたら?さり気なく腰を抱いたりするくらいじゃあ、私は靡かないわよ!
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