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472話 簡易心臓マッサージ
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俺はツツジのメイド姿に思わず見とれてしまった。
小柄で可愛いメイドさん!
である。
俺はツツジに対しては他の妹たちよりも過保護と言うか少々甘い。
それは、彼女が姫騎士団の中でも最年少で
心身共に、か細い印象を持っているからである。
ちなみに姫騎士団ではシダレもツツジと同い年であり
最年少ではあるのだが…
いわゆる元気娘といった感じで、
か細い印象とは程遠い。
つまりツツジは俺のたくさんの妹たちの中でもある意味で異端の、
”か弱い妹度”、”護ってあげたい妹度”が、
頭一つ分は抜けて高いのである。
いや、彼女はポーラ姫直属の姫騎士団であり、
更には【暗器騎士】でもあり戦闘力は高いのだ。
気配を消すという一転に置いては俺より上かも知れない。
つまり実際の所は”か弱い”などとは縁遠い筈なのだが、
見た目の印象が俺の兄心をいやおうなく掻き立てるのである。
いや、俺は妹みんなを護りたい!
その気持ちに偽りは無いのだが、
その中でもまず気にかけてしまうのは彼女と言うか…その。
「…あ、あの…兄様…」
ツツジを見つめながら、
ああだこうだと胸中で
つらつらと見っとも無く言い訳する俺に対し、
彼女は頬を赤らめながら言葉を述べた。
「…その…
あまり、見つめ…ないで…
…恥ずかしい…です」
ツツジは真っ赤になったかを両手で覆った。
う、うあああああああー!?
乙女の恥じらい可愛すぎるッ!
俺は死ぬ…いや死んだッ!!
俺は余りの衝撃で心臓が止まりそうな所を、
自身の胸に手を当てて、
簡易的な心臓マッサージをすることで押しとどめた。
「…ごめんツツジ…
君のメイド姿が余りにも似合っていて…
思わず見とれてしまったんだ…」
俺はあまりに素直に自分の胸中を彼女に述べてしまった。
ごまかしの言葉など考える余裕は一切無かったのである。
「…兄様に、
そんなに褒められるなんて…
お世辞でも…
ツツジ、嬉しいです…」
普段は長い前髪で隠れがちになっている
彼女の綺麗な瞳が俺を見つめた。
そして恥ずかしそうに顔を赤らめたまま微笑んだ。
「そんな…
お世辞なんかじゃないさ。
ツツジ…すごく似合ってるよ」
俺は子猫を抱き止める様に優しく、
彼女の肩に手を置いて
言い聞かせるように言葉を掛けた。
いやあ、今のは危なかった。
余りの可愛さに…
危うく勢いのままツツジを抱き締めてしまうところだった。
それは兄として少々出過ぎる行動である。
何とか自制して彼女の肩に手を置く所で踏みとどまった。
俺は…優羽花の可愛い物好きの気持ちが少し理解出来た気がした。
小柄で可愛いメイドさん!
である。
俺はツツジに対しては他の妹たちよりも過保護と言うか少々甘い。
それは、彼女が姫騎士団の中でも最年少で
心身共に、か細い印象を持っているからである。
ちなみに姫騎士団ではシダレもツツジと同い年であり
最年少ではあるのだが…
いわゆる元気娘といった感じで、
か細い印象とは程遠い。
つまりツツジは俺のたくさんの妹たちの中でもある意味で異端の、
”か弱い妹度”、”護ってあげたい妹度”が、
頭一つ分は抜けて高いのである。
いや、彼女はポーラ姫直属の姫騎士団であり、
更には【暗器騎士】でもあり戦闘力は高いのだ。
気配を消すという一転に置いては俺より上かも知れない。
つまり実際の所は”か弱い”などとは縁遠い筈なのだが、
見た目の印象が俺の兄心をいやおうなく掻き立てるのである。
いや、俺は妹みんなを護りたい!
その気持ちに偽りは無いのだが、
その中でもまず気にかけてしまうのは彼女と言うか…その。
「…あ、あの…兄様…」
ツツジを見つめながら、
ああだこうだと胸中で
つらつらと見っとも無く言い訳する俺に対し、
彼女は頬を赤らめながら言葉を述べた。
「…その…
あまり、見つめ…ないで…
…恥ずかしい…です」
ツツジは真っ赤になったかを両手で覆った。
う、うあああああああー!?
乙女の恥じらい可愛すぎるッ!
俺は死ぬ…いや死んだッ!!
俺は余りの衝撃で心臓が止まりそうな所を、
自身の胸に手を当てて、
簡易的な心臓マッサージをすることで押しとどめた。
「…ごめんツツジ…
君のメイド姿が余りにも似合っていて…
思わず見とれてしまったんだ…」
俺はあまりに素直に自分の胸中を彼女に述べてしまった。
ごまかしの言葉など考える余裕は一切無かったのである。
「…兄様に、
そんなに褒められるなんて…
お世辞でも…
ツツジ、嬉しいです…」
普段は長い前髪で隠れがちになっている
彼女の綺麗な瞳が俺を見つめた。
そして恥ずかしそうに顔を赤らめたまま微笑んだ。
「そんな…
お世辞なんかじゃないさ。
ツツジ…すごく似合ってるよ」
俺は子猫を抱き止める様に優しく、
彼女の肩に手を置いて
言い聞かせるように言葉を掛けた。
いやあ、今のは危なかった。
余りの可愛さに…
危うく勢いのままツツジを抱き締めてしまうところだった。
それは兄として少々出過ぎる行動である。
何とか自制して彼女の肩に手を置く所で踏みとどまった。
俺は…優羽花の可愛い物好きの気持ちが少し理解出来た気がした。
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