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544話 妹たちと未来を生きる為に
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「ポーラの魔力数値400以上!?
まったく、この愚妹と来たら…
感情の爆発だけという半ばインキチめいた行動だけで、
すぐに魔力を上昇させるんだからね!」
ミリィは自身に掛けた見通しの眼鏡をくいっと指で押し上げると、
半ば呆れとも取れる微妙な表情で言葉を述べた。
「まさに愛の奇跡ですわ!
ですわよねケイガお兄様?」
ポーラ姫は熱い目線で俺を見つめながら問い掛ける。
いやあ感情の起伏だけで魔力をどんどん上昇させる
貴女は本当に凄いと思いますよポーラサンッ!
よく漫画やアニメで感情を爆発させて覚醒というのはありますけれど…
実際にそれを再現するには難しいというか並大抵では無理ですからね!
「流石は我等が姫様…
此処まで魔力数値を高められるとは?」
「そうだよねシノブ。
魔力数値400と言えば中位魔族の領域だからね。
元々ポーラはボクより魔力が低かった筈なのに…
どんどん差を空けさせられていくね。
やはり第一王継承者としての上昇への渇望が
ポーラの進化を促しているのかなあ?」
「ミリィお姉様!
これはそういうことではありませんの!
お兄様への溢れる愛の奇跡が成せたのですわよ!
ポーラ、お兄様のことを想えばもっともっと強くなりますわ!!」
ポーラ姫はそう言って俺に向かってウィンクをした。
うわあ!
今のはちょっと可愛かったです。
不意の攻撃に俺の繊細な童貞心がドキっとしましたよポーラさん!
「…いやらし」
「うおっ?」
「ポーラさんにデレっとして…
お兄、いやらし」
「見抜かれてるうっ!?」
「わかるわよ馬鹿お兄!
お兄はすぐに顔に出るんだからね!!」
「まあ仕方が無いだろう…
あんな美少女お姫様にウィンクなんてされて、
何の動揺もしない男など有り得ないのだからな」
「開き直るな!
…まあ良いわ。
お兄があたしを一番の妹だって言ってくれたのは事実だしね。
…ごめんね静里菜」
しまった…
優羽花への此の発言は静里菜にも渋く言われそうだ…。
そう言えば彼女からの連絡はあれから無いが、
こちらの異世界に来る算段はついたのだろうか?
「どうやら話し合いは付いたと見えるな」
魔騎士ディラムが俺の隣に立って言葉を述べた。
「ああ、おかげさまでな。
それじゃあ…組手稽古再開と行くか?
優羽花、行けるか?」
「うん、良いよ。
お兄!」
先程とは比較にならないヤル気に溢れる我がツンデレ妹。
俺とディラムが並んだことによって、
優羽花の魔力数値は再び爆発的に上昇する。
その凄まじい魔力がビリビリと俺の身体に伝わってくるのを感じた。
「よし、いくぞ優羽花!」
俺たちは強くなる為の修業を再開した。
この地上を滅ぼそうとする大魔王とその配下の魔族軍。
そして魔族だけではない、
この世界の覇権を握るべく暗躍する黒川一派と大商人バイアン。
そして聖王国を掬おうと画策しているという周辺諸国。
これからも様々な強力な敵が俺達の命を脅かすことになるだろう。
だから俺たちは強くならなければならない。
生き残るために!
俺は妹たちと未来に生きるんだ!
ち違う此れは…妹ハーレムとかじゃない!
極めて健全な兄と妹の関係なんだあああああーー!!!
俺は誰かに向けて弁解の言葉を絶叫した。
まったく、この愚妹と来たら…
感情の爆発だけという半ばインキチめいた行動だけで、
すぐに魔力を上昇させるんだからね!」
ミリィは自身に掛けた見通しの眼鏡をくいっと指で押し上げると、
半ば呆れとも取れる微妙な表情で言葉を述べた。
「まさに愛の奇跡ですわ!
ですわよねケイガお兄様?」
ポーラ姫は熱い目線で俺を見つめながら問い掛ける。
いやあ感情の起伏だけで魔力をどんどん上昇させる
貴女は本当に凄いと思いますよポーラサンッ!
よく漫画やアニメで感情を爆発させて覚醒というのはありますけれど…
実際にそれを再現するには難しいというか並大抵では無理ですからね!
「流石は我等が姫様…
此処まで魔力数値を高められるとは?」
「そうだよねシノブ。
魔力数値400と言えば中位魔族の領域だからね。
元々ポーラはボクより魔力が低かった筈なのに…
どんどん差を空けさせられていくね。
やはり第一王継承者としての上昇への渇望が
ポーラの進化を促しているのかなあ?」
「ミリィお姉様!
これはそういうことではありませんの!
お兄様への溢れる愛の奇跡が成せたのですわよ!
ポーラ、お兄様のことを想えばもっともっと強くなりますわ!!」
ポーラ姫はそう言って俺に向かってウィンクをした。
うわあ!
今のはちょっと可愛かったです。
不意の攻撃に俺の繊細な童貞心がドキっとしましたよポーラさん!
「…いやらし」
「うおっ?」
「ポーラさんにデレっとして…
お兄、いやらし」
「見抜かれてるうっ!?」
「わかるわよ馬鹿お兄!
お兄はすぐに顔に出るんだからね!!」
「まあ仕方が無いだろう…
あんな美少女お姫様にウィンクなんてされて、
何の動揺もしない男など有り得ないのだからな」
「開き直るな!
…まあ良いわ。
お兄があたしを一番の妹だって言ってくれたのは事実だしね。
…ごめんね静里菜」
しまった…
優羽花への此の発言は静里菜にも渋く言われそうだ…。
そう言えば彼女からの連絡はあれから無いが、
こちらの異世界に来る算段はついたのだろうか?
「どうやら話し合いは付いたと見えるな」
魔騎士ディラムが俺の隣に立って言葉を述べた。
「ああ、おかげさまでな。
それじゃあ…組手稽古再開と行くか?
優羽花、行けるか?」
「うん、良いよ。
お兄!」
先程とは比較にならないヤル気に溢れる我がツンデレ妹。
俺とディラムが並んだことによって、
優羽花の魔力数値は再び爆発的に上昇する。
その凄まじい魔力がビリビリと俺の身体に伝わってくるのを感じた。
「よし、いくぞ優羽花!」
俺たちは強くなる為の修業を再開した。
この地上を滅ぼそうとする大魔王とその配下の魔族軍。
そして魔族だけではない、
この世界の覇権を握るべく暗躍する黒川一派と大商人バイアン。
そして聖王国を掬おうと画策しているという周辺諸国。
これからも様々な強力な敵が俺達の命を脅かすことになるだろう。
だから俺たちは強くならなければならない。
生き残るために!
俺は妹たちと未来に生きるんだ!
ち違う此れは…妹ハーレムとかじゃない!
極めて健全な兄と妹の関係なんだあああああーー!!!
俺は誰かに向けて弁解の言葉を絶叫した。
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