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第2章 開拓篇
決戦!!村人VSドラゴンバート
しおりを挟む俺の目の前に赤色ドラゴンは
「貴様!!許さん!!」
そう叫んでいる。しかし、首都ゼーゼマンを防衛する戦力は既になく、目の前の赤色ドラゴンが最後の兵器という訳だ。するとミケえもんから連絡が入ってきた。
「村人様!!ドラゴンバートが出現しました。早く現在の場所から回避してください」
「そう言われても、こいつを倒さないと戻れないよ」
「危険ですから早く!!」
「どうしてだ?」
「ハイパーメガ魔導砲が発射体制に入っています」
「何?」
俺は、その場からテレポートをした。そして、数秒後、俺を見失ってきょろきょろしているドラゴンバートはハイパーメガ魔導砲の閃光が包まれた。
「ぐぁああああああ!!!」
それを俺は遠目で見ていて
「あっけない幕切れだったな…ん?」
閃光が収まり、何もなくなっているその場には血まみれになっても何とか生きているボロボロの姿になったドラゴンバートがそこにいた。そして、
「ぐぉおおおおおお!!!」
そう叫ぶと全身が光に包まれ、負傷した場所をすべて回復したのであった。
「なんと!!」
そして、驚いている俺を見つけ、怒涛の勢いで近づき殴りかかってきた。
「貴様!!!」
ぐぉおおおーーーーーん!!!
ベキ!!
それをバリヤーで回避するとドラゴンバートの右手がぐしゃりと曲がっていた。
「ぐぁああああああ!!!」
右手を抱え叫んでいるドラゴンバートはやがて負傷した右手を治っていた。つまり、こやつは一気にやっつけないと再生をすることができるようだ。しかも、ドラゴン族ということで魔力も半端ないくらい持っている。だから、とりあえず
いきなり!!脳天チョップ!!
「うぐ!!」
そのまま地面に叩きつけてやるが流石はドラゴンバートまだ生きていて、起き上がってきた。
「金縛り(プライシス)」
「体が動かん…」
そして、最後に
「サイコスマッーーーーーシュ!!」
「ぐぁああああああ!!!」
こうして、ドラゴンバートは消滅し、首都ゼーゼマンは陥落したのだった。
一方、このことを知ったアマイモンは激怒したという。
やがてサントス国王軍がやってきて、首都ゼーゼマンを制圧、ヨーゼフ・サントス戦争は幕を閉じたのであった。そして、このことが西国諸国のパワーバランスが崩れ始めるきっかけとなったことは言うまでもなかった。
久しぶりに首都村人に戻るとアーチャン魔王とクロマティー魔王がやってきて
「ドラゴンバートを倒したんだって?」
「ええ・・」
「それでアマイモンが怒っていたのか」
「どういうことすか?」
「アマイモンが今回のことでサントス国王を攻撃すると言っていたそうだ」
そのことが一体どういうことになるのか、想像できないがかなり大掛かりな戦争が始まるのは間違いなさそうだった。
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