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第2章 開拓篇
開戦前夜
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ライム殿からの支援要請に俺たちは協議をしている。まずは衛星写真で敵のベースキャンプを確認すると20万という大軍は嘘ではなく、実際にそれくらいの規模であることは間違いない。整然と並んでいる兵士達の中にはゴールデンターキンやキンシコウもみることができた。基本的に100人単位で兵は組まれ、悪罵と呼ばれる黒い馬に乗っている魔人たちが100人将になり、更にそれよりごつい奴が1000人将なのだろう。更にもっとごつそうなのが魔将軍だろう。
魔将軍クラスが40人となるとライム殿の軍は10名ほどしかいないから厳しいのは確かだ。更に上の4大将軍はさらに上の能力があると見えた。
これらの情報は、俺の体を介して、サイトビューイング機能を駆使した結果、得られた情報だ。
「この軍勢はすごいな」
俺の一言にみんなうなずいている。しかし、疑問が残った。なぜ彼らはズーダンへ侵攻しなかったのか。そのことは、シンからの報告ではっきりと分かった。実は、ズーダンとムガール帝国の国境地帯には大火山帯があって、交易路もこの火山地帯を抜けるようになっている。そして、南側は内陸大砂漠地帯となっていて、昼間は50度以上、夜は氷点下10度以下という過酷な環境に大軍が進軍するには厳しい地域だ。つまり両者の間には天然のバリヤーがあるようなものだという。
「この大軍をどうするかが問題だ」
するとミライススムが
「我が軍の艦隊を終結する時が来ました。ナガト型戦艦が現在、ナガト、ムツ、カガ、トサの4隻とドレッドノート級戦艦、ドレッドノート、マイン、タタラ、ダイバースクエアーの4隻、合計8隻の主力艦隊を軸に、空母、レキシントン、サガトラの2隻の戦力で攻撃してはいかがでしょうか?」
「うーむ…でも敵の能力に対してこれだけの戦力で十分かな?」
するとミケえもんが
「実験段階なのですが、ソーラーレイを使ってはいかがでしょうか?」
「そーらーれい?まさか…」
「現在、ソーラー光発電用の巨大な鏡を宇宙に展開しております。その光を集めて、24時間発電し続ける実験をしております。この鏡衛星を使います」
「そうか…」
「多分、1瞬で数千度になりますので、敵はほぼ壊滅するでしょう」
「なるほど、それでは、艦隊はおとりで、ソーラーレイが本攻撃だな」
「はい。そうなります」
その話を聞いていて、スクルド様、ロクテン魔王、アーチャン魔王は何も話をしてこなかった。
「本作戦を太陽作戦と命名し、作戦実行を行う。予定は、敵本隊とライム軍が衝突する前日、つまり、2日後とする。以上」
こうして作戦会議は終わった。俺はスクルド様に呼び止められた。
「今から儂の神殿に行くぞ」
魔将軍クラスが40人となるとライム殿の軍は10名ほどしかいないから厳しいのは確かだ。更に上の4大将軍はさらに上の能力があると見えた。
これらの情報は、俺の体を介して、サイトビューイング機能を駆使した結果、得られた情報だ。
「この軍勢はすごいな」
俺の一言にみんなうなずいている。しかし、疑問が残った。なぜ彼らはズーダンへ侵攻しなかったのか。そのことは、シンからの報告ではっきりと分かった。実は、ズーダンとムガール帝国の国境地帯には大火山帯があって、交易路もこの火山地帯を抜けるようになっている。そして、南側は内陸大砂漠地帯となっていて、昼間は50度以上、夜は氷点下10度以下という過酷な環境に大軍が進軍するには厳しい地域だ。つまり両者の間には天然のバリヤーがあるようなものだという。
「この大軍をどうするかが問題だ」
するとミライススムが
「我が軍の艦隊を終結する時が来ました。ナガト型戦艦が現在、ナガト、ムツ、カガ、トサの4隻とドレッドノート級戦艦、ドレッドノート、マイン、タタラ、ダイバースクエアーの4隻、合計8隻の主力艦隊を軸に、空母、レキシントン、サガトラの2隻の戦力で攻撃してはいかがでしょうか?」
「うーむ…でも敵の能力に対してこれだけの戦力で十分かな?」
するとミケえもんが
「実験段階なのですが、ソーラーレイを使ってはいかがでしょうか?」
「そーらーれい?まさか…」
「現在、ソーラー光発電用の巨大な鏡を宇宙に展開しております。その光を集めて、24時間発電し続ける実験をしております。この鏡衛星を使います」
「そうか…」
「多分、1瞬で数千度になりますので、敵はほぼ壊滅するでしょう」
「なるほど、それでは、艦隊はおとりで、ソーラーレイが本攻撃だな」
「はい。そうなります」
その話を聞いていて、スクルド様、ロクテン魔王、アーチャン魔王は何も話をしてこなかった。
「本作戦を太陽作戦と命名し、作戦実行を行う。予定は、敵本隊とライム軍が衝突する前日、つまり、2日後とする。以上」
こうして作戦会議は終わった。俺はスクルド様に呼び止められた。
「今から儂の神殿に行くぞ」
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