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7-2. 青空の下でシャボン玉遊び
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その日の放課後、シオンと桃花、理樹は中庭に集合していた。
上の学年はほとんどいないが、二年と一年の生徒ざっと三十人ほどが、鋭さを失いつつある太陽の下に並んでいる。
その手には、大小様々な銃が握られている。
群衆の前、ベンチに靴を脱いで上がった男子生徒がミニ拡声器を手にしながら言葉を発した。
「お集りありがとうございます。科学部二年の向井です。来週からの期末試験に向けて今日で部活動が停止になりますが、科学部では例年この日にシャボン玉実験を行っています。おととしは壊れないシャボン玉、去年は巨大なシャボン玉と来て、今年は食べられるシャボン玉を制作しました。ラムネ味、いちご味、メロン味、練乳味です。皆さん、テスト勉強のストレスを今日! ここで! 発散しようじゃないですかぁぁぁぁぁ! あ、でも、食べられるけど食べすぎないで」
最後の注意はきっと誰も聞いていない。
掻き消すように、うわぁぁぁぁ! と歓声が上がる。
と同時に、持っていた銃――ポップな色合いのバブルガンを、参加者が宙に突き上げた。
代々のシャボン玉実験で科学部が揃えたものと、自宅から持参した者の私物である。
向井はシオンたちと同じ内部進学組だ。
『理系の申し子』として中学一年の頃から頭角を現し、理系特進の九組でも成績一番を誇る人物。
人智を超えた科学技術の進歩に心を馳せる傍ら、こういったエンタメ系に振り切れた実験にも同等のパッションを注げる男。
『ゴリゴリ理系の中学生男子』などというカテゴリはともすれば敬遠されがちだが、向井はそのキャラの独特さで結構人気だった。
三年次に同じクラスになった人見知りゼロのシオンは、個別でメッセージを送り合うほどに仲がいい。
ということで、今日の実験に参加を許可された。
集まった大半が内部生だ。
「それぞれ食用色素で色分けしてあるから、各自で好きなの取って楽しんで」
シオンはラムネ、桃花はメロン、理樹はいちごのシャボン玉液をタンクに充填する。
「行くよ!」
「いつでも!」
「レディ……ゴー!」
トリガーを引くと、それぞれの吹き出し口から一斉にシャボン玉が放たれる。
「うわぁ! めっちゃすごい!」
際限なく次々と生み出されるマーブル模様の薄い球体は、太陽の光をキラリとはね返しながら空中を流れていく。
四方八方で喜びの声が上がる。
至る所で放たれた無数の泡が、大きな河となり風にそよいで青い空へと昇っていく。
おとぎ話の最後みたいだ。
見慣れた校舎とその背景が、幻想的な風景へと変わる。
「あ、美味しい。ちゃんとラムネ味だ」
「さすが向井。味に妥協なしだわ」
「なんか俺ら泡食ってるの、端から見たら頭おかしいと思われるよな」
手の平に出したシャボン玉を食べる。
パチン、と割れるその感触が唇に当たるのも新しくて楽しい。
そして普通に美味しい。
「内部生ご乱心、とか言われるかもね」
「いーや、ご乱心なんて可愛いもんじゃなくて、もはや狂気の沙汰? してないはずのテスト勉強でストレス溜まったかぁ?」
もぐもぐと頬張る勢いの桃花の後ろから、皮肉満載のツッコミが飛んでくる。
その方向を見遣ると、予想に違わぬ人物がいた。
他二名もいる。
「藍央、いま帰り?」
「そう。シオン、シャボン玉なんか食ったら腹壊すよ」
「これ食べられるやつ。内部生の友達が作って、いま実験中なんだ。食べる?」
「シオンが食べてるなら食べる」
「藍央もご乱心かぁ?!」
シオンのバブルガンから手に平に出された泡を吸い込む藍央。
イケメンがシャボン玉を食べてるなんて、なんとも異様な光景だ。
「うん、旨い。ラムネ味だ」
「まじで? 権田岩ちょーだい」
「結局あんたも食うんかーい! 私のはメロンね。理樹のはいちご」
「リキリキ、俺にもー。うーん……あ、結構ちゃんとしてんね」
高校二年生六名によるシャボン玉試食会は大盛況だ。
あとで向井にメッセージを送ろうとシオンが思っていると、隣にいた藍央にバブルガンを奪われた。
「俺もこれで遊びたい」
「いーじゃんいーじゃん、対戦しようぜ」
「バブルガン余ってる人ー?」
目立つ三人組からの要請に、そこかしこから武器が提供される。
藍央が受け取ったそれは、吹き出し口の穴の数が尋常ではない。
大きな身体に持たれているためあまり実感がないが、実は本体もだいぶ大きい。
「内部生v.s.外部生な。お前ら、俺らの熱き魂のシャボン、しかと受け取れ!」
「うわぁぁぁちょっちょっ勢いがやばいって!」
丈之介に狙い撃ちされた桃花が走って逃げる。
男子で一番背の低いシオンは、ちょこちょことフェイントをかけて素早く動きながら、藍央や脩の背中めがけて奇襲攻撃を繰り出している。
青のキャンバス。
漂う、幾千の虹色の球体。
キラキラのそれは生まれて、はじけて、また生まれてを繰り返す。
響く笑い声。
はしゃぐ、未だ幼き彼ら。
踊るように飛び跳ねて、いつしか彼らが風になる。
「ごめん、タイム! 眼鏡が汚れて前が見えなくなっちゃった」
対抗戦はいつの間にか、一対一の個人戦に形を変えた。
脩に猛攻をしかけられたシオンは泡を顔面に浴びてしまい、停止を宣言した。
黒フレームを外す。
すると、皆の動きが止まった。
「シオンお前、素顔が意外と可愛いなぁ」
「なんで眼鏡なんか掛けて隠してんのー。即刻コンタクトにすべき。もったいないよー」
「あんたたち、気づいちゃった? シオン、可愛いのよ」
言われている内容がいまいち分からず、本人はポカンとするのみだ。
可愛いなんていう形容詞は女子のためのもので、高校生男子には範疇外だろう。
反論しようとした矢先、目の前にぬぬぬと二枚の壁が現れた。
金と黒の壁。
「藍央、何してんだぁ」
「リキリキ、顔が怖いよー」
綺麗になった眼鏡を掛けてクリアになった視界の先には、藍央と理樹が立っていた。
両者が睨み合っているように見えるのは錯覚だろうか。
稲妻が光っているような気がする。
「なに、佐伯」
「お前こそ何?」
短い言葉のやり取りには稲妻を纏う。
不穏な空気にシオンは一歩後ろへと下がった。
「……う、わぁ!」
「ぎゃっ、ちょ、シオンー!」
持っていたバブルガンを構えると、壁に向かって勢いよく放つ。
透明な泡にまみれたふたりは、即座に距離を開けた。
「油断は禁物だよ? 個人戦だから、俺が優勝するんだー!」
「おーおーおー! シオンに負けんなぁ! ちょ、権田岩、俺ばっか狙うなって!」
「私の敵はあんたひとりよ!」
走って、はしゃいで、身体をぶつけあって、笑って。
学校という小さな世界で、屈託なく遊ぶ。
それは、陽が傾きかける時間まで終わらなかった。
弾けて消えるシャボン玉はやがて雲になり、空を悠々と漂う夢を見る。
上の学年はほとんどいないが、二年と一年の生徒ざっと三十人ほどが、鋭さを失いつつある太陽の下に並んでいる。
その手には、大小様々な銃が握られている。
群衆の前、ベンチに靴を脱いで上がった男子生徒がミニ拡声器を手にしながら言葉を発した。
「お集りありがとうございます。科学部二年の向井です。来週からの期末試験に向けて今日で部活動が停止になりますが、科学部では例年この日にシャボン玉実験を行っています。おととしは壊れないシャボン玉、去年は巨大なシャボン玉と来て、今年は食べられるシャボン玉を制作しました。ラムネ味、いちご味、メロン味、練乳味です。皆さん、テスト勉強のストレスを今日! ここで! 発散しようじゃないですかぁぁぁぁぁ! あ、でも、食べられるけど食べすぎないで」
最後の注意はきっと誰も聞いていない。
掻き消すように、うわぁぁぁぁ! と歓声が上がる。
と同時に、持っていた銃――ポップな色合いのバブルガンを、参加者が宙に突き上げた。
代々のシャボン玉実験で科学部が揃えたものと、自宅から持参した者の私物である。
向井はシオンたちと同じ内部進学組だ。
『理系の申し子』として中学一年の頃から頭角を現し、理系特進の九組でも成績一番を誇る人物。
人智を超えた科学技術の進歩に心を馳せる傍ら、こういったエンタメ系に振り切れた実験にも同等のパッションを注げる男。
『ゴリゴリ理系の中学生男子』などというカテゴリはともすれば敬遠されがちだが、向井はそのキャラの独特さで結構人気だった。
三年次に同じクラスになった人見知りゼロのシオンは、個別でメッセージを送り合うほどに仲がいい。
ということで、今日の実験に参加を許可された。
集まった大半が内部生だ。
「それぞれ食用色素で色分けしてあるから、各自で好きなの取って楽しんで」
シオンはラムネ、桃花はメロン、理樹はいちごのシャボン玉液をタンクに充填する。
「行くよ!」
「いつでも!」
「レディ……ゴー!」
トリガーを引くと、それぞれの吹き出し口から一斉にシャボン玉が放たれる。
「うわぁ! めっちゃすごい!」
際限なく次々と生み出されるマーブル模様の薄い球体は、太陽の光をキラリとはね返しながら空中を流れていく。
四方八方で喜びの声が上がる。
至る所で放たれた無数の泡が、大きな河となり風にそよいで青い空へと昇っていく。
おとぎ話の最後みたいだ。
見慣れた校舎とその背景が、幻想的な風景へと変わる。
「あ、美味しい。ちゃんとラムネ味だ」
「さすが向井。味に妥協なしだわ」
「なんか俺ら泡食ってるの、端から見たら頭おかしいと思われるよな」
手の平に出したシャボン玉を食べる。
パチン、と割れるその感触が唇に当たるのも新しくて楽しい。
そして普通に美味しい。
「内部生ご乱心、とか言われるかもね」
「いーや、ご乱心なんて可愛いもんじゃなくて、もはや狂気の沙汰? してないはずのテスト勉強でストレス溜まったかぁ?」
もぐもぐと頬張る勢いの桃花の後ろから、皮肉満載のツッコミが飛んでくる。
その方向を見遣ると、予想に違わぬ人物がいた。
他二名もいる。
「藍央、いま帰り?」
「そう。シオン、シャボン玉なんか食ったら腹壊すよ」
「これ食べられるやつ。内部生の友達が作って、いま実験中なんだ。食べる?」
「シオンが食べてるなら食べる」
「藍央もご乱心かぁ?!」
シオンのバブルガンから手に平に出された泡を吸い込む藍央。
イケメンがシャボン玉を食べてるなんて、なんとも異様な光景だ。
「うん、旨い。ラムネ味だ」
「まじで? 権田岩ちょーだい」
「結局あんたも食うんかーい! 私のはメロンね。理樹のはいちご」
「リキリキ、俺にもー。うーん……あ、結構ちゃんとしてんね」
高校二年生六名によるシャボン玉試食会は大盛況だ。
あとで向井にメッセージを送ろうとシオンが思っていると、隣にいた藍央にバブルガンを奪われた。
「俺もこれで遊びたい」
「いーじゃんいーじゃん、対戦しようぜ」
「バブルガン余ってる人ー?」
目立つ三人組からの要請に、そこかしこから武器が提供される。
藍央が受け取ったそれは、吹き出し口の穴の数が尋常ではない。
大きな身体に持たれているためあまり実感がないが、実は本体もだいぶ大きい。
「内部生v.s.外部生な。お前ら、俺らの熱き魂のシャボン、しかと受け取れ!」
「うわぁぁぁちょっちょっ勢いがやばいって!」
丈之介に狙い撃ちされた桃花が走って逃げる。
男子で一番背の低いシオンは、ちょこちょことフェイントをかけて素早く動きながら、藍央や脩の背中めがけて奇襲攻撃を繰り出している。
青のキャンバス。
漂う、幾千の虹色の球体。
キラキラのそれは生まれて、はじけて、また生まれてを繰り返す。
響く笑い声。
はしゃぐ、未だ幼き彼ら。
踊るように飛び跳ねて、いつしか彼らが風になる。
「ごめん、タイム! 眼鏡が汚れて前が見えなくなっちゃった」
対抗戦はいつの間にか、一対一の個人戦に形を変えた。
脩に猛攻をしかけられたシオンは泡を顔面に浴びてしまい、停止を宣言した。
黒フレームを外す。
すると、皆の動きが止まった。
「シオンお前、素顔が意外と可愛いなぁ」
「なんで眼鏡なんか掛けて隠してんのー。即刻コンタクトにすべき。もったいないよー」
「あんたたち、気づいちゃった? シオン、可愛いのよ」
言われている内容がいまいち分からず、本人はポカンとするのみだ。
可愛いなんていう形容詞は女子のためのもので、高校生男子には範疇外だろう。
反論しようとした矢先、目の前にぬぬぬと二枚の壁が現れた。
金と黒の壁。
「藍央、何してんだぁ」
「リキリキ、顔が怖いよー」
綺麗になった眼鏡を掛けてクリアになった視界の先には、藍央と理樹が立っていた。
両者が睨み合っているように見えるのは錯覚だろうか。
稲妻が光っているような気がする。
「なに、佐伯」
「お前こそ何?」
短い言葉のやり取りには稲妻を纏う。
不穏な空気にシオンは一歩後ろへと下がった。
「……う、わぁ!」
「ぎゃっ、ちょ、シオンー!」
持っていたバブルガンを構えると、壁に向かって勢いよく放つ。
透明な泡にまみれたふたりは、即座に距離を開けた。
「油断は禁物だよ? 個人戦だから、俺が優勝するんだー!」
「おーおーおー! シオンに負けんなぁ! ちょ、権田岩、俺ばっか狙うなって!」
「私の敵はあんたひとりよ!」
走って、はしゃいで、身体をぶつけあって、笑って。
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