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はー、私としたことが……
いくら怒られている姿が子犬みたいに可愛らしかったからって、なんであんなことをしてしまったのかしら?
今は夢の中の状態にはなっていないが、いつどこでそうなってしまうかわからないじゃない!
油断しては足元をすくわれかねないのはよく知っているでしょ!!!!!
私は気持ちを新たにした。
「アリスどうかしたのか?」
「ザンザ、なんでもないわ」
「アリスちゃん、なんでもないって顔じゃないよ?」
「アレク、そうは言っても……」
「話せば楽になるかもよ」
「……そうですわね。
実は……」
二人に学校でのことを話すと口元を抑えて震えている。
「笑いたければ笑えば!」
「ごめん、でもそれはちょっと王子さまがかわいそうだと思って……」
「そうだな、男なのに頭撫でられるなんて男としてのプライドがズタズタだな」
「……本当に可愛らしかったんですよ!!!!」
「わかった、わかった。
アリスちゃんは気にしすぎだ。
夢のようになりたくなくって、頑張ってきたんだろ?」
「そうです。
でもここで、油断したらと思うと気が気じゃないんです」
「大丈夫だよ。
ある程度なら軌道修正できるだろ?」
「今のアリスはアリステラ商会の会長だろ?
なら、夢のアリスはただのアリスだったんじゃないか?」
「そうだけど……
でも不安なんです」
「俺たちは運命共同体だ。
アリスが倒れたら俺たちも倒れるんだから、アリスは一人じゃないぞ」
そうですよね。
今は仲間がいます。
お父様も正気ですから、大丈夫です。
自分がやっていないと証明するために防犯カメラを作っていただきました。
だから、大丈夫です。
「ありがとうございます。
お二人と出会えてうれしいです。
どこまでも一緒ですよ。
勝手にいなくならないでくださいね」
「当たり前だろ、アリスが嫌がっても離れないよ」
なんて頼もしい仲間ができたんでしょ。
「私がもし断罪されても一緒にいてくれますか?」
「「もちろん、どこまでも一緒だ」」
「なら、これからもよろしくお願いします」
まるで夫婦になるような約束を私は少し擽ったかったが、そてもうれしかった。
いくら怒られている姿が子犬みたいに可愛らしかったからって、なんであんなことをしてしまったのかしら?
今は夢の中の状態にはなっていないが、いつどこでそうなってしまうかわからないじゃない!
油断しては足元をすくわれかねないのはよく知っているでしょ!!!!!
私は気持ちを新たにした。
「アリスどうかしたのか?」
「ザンザ、なんでもないわ」
「アリスちゃん、なんでもないって顔じゃないよ?」
「アレク、そうは言っても……」
「話せば楽になるかもよ」
「……そうですわね。
実は……」
二人に学校でのことを話すと口元を抑えて震えている。
「笑いたければ笑えば!」
「ごめん、でもそれはちょっと王子さまがかわいそうだと思って……」
「そうだな、男なのに頭撫でられるなんて男としてのプライドがズタズタだな」
「……本当に可愛らしかったんですよ!!!!」
「わかった、わかった。
アリスちゃんは気にしすぎだ。
夢のようになりたくなくって、頑張ってきたんだろ?」
「そうです。
でもここで、油断したらと思うと気が気じゃないんです」
「大丈夫だよ。
ある程度なら軌道修正できるだろ?」
「今のアリスはアリステラ商会の会長だろ?
なら、夢のアリスはただのアリスだったんじゃないか?」
「そうだけど……
でも不安なんです」
「俺たちは運命共同体だ。
アリスが倒れたら俺たちも倒れるんだから、アリスは一人じゃないぞ」
そうですよね。
今は仲間がいます。
お父様も正気ですから、大丈夫です。
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だから、大丈夫です。
「ありがとうございます。
お二人と出会えてうれしいです。
どこまでも一緒ですよ。
勝手にいなくならないでくださいね」
「当たり前だろ、アリスが嫌がっても離れないよ」
なんて頼もしい仲間ができたんでしょ。
「私がもし断罪されても一緒にいてくれますか?」
「「もちろん、どこまでも一緒だ」」
「なら、これからもよろしくお願いします」
まるで夫婦になるような約束を私は少し擽ったかったが、そてもうれしかった。
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