【完結】子爵令嬢の秘密

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　その後、クリスさまが迎えに来てくれ無事侯爵家に帰ることができました。

　お姉さまはかなりごねていましたが、陛下に説得され渋々納得してました。

　屋敷に着くと使用人たちが出迎えてくれ、皆で無事を喜んだのは言うまでもない。

　ここに来てから本当によくしてくれ、私が不安になっている時も励ましてくれたのだ。

　そんな家族のような人たちを傷つけて欲しくなかったのだ。

　その後少しづつ積極的に、クリスさまを誘惑できるように努力しています。

　お姉さまのところに遊びに行くと、侍女のお姉さまたちと一緒になって夜の営みの勉強をしているのです。

　もちろん陛下を使い実践して見せてくれました。

　どうも見られてさらに燃え上がり、巻き込まれるところを侍女さんたちに救われ、大事には至らなかったです。

　いくら自分ところがマンネリで刺激が少ないからと巻き込まないでもらいたいです。

　確かに見られていると思うとそれなりに燃えますけど……いくら旦那様に気持ちよくなっていただきたいからと言って人前でやるのはちょっといやです。

　飽きて他の女性に走って頂きたくないので、日夜努力中です！！！！

　そのかいあって、とっても濃厚な夜を過ごすことができました。

　やばいです。

　自分で言って照れるではありませんか！！！！！

　それも初めての時と同じで朝腰が立たなかったんです。

　そんなことが数か月続くと待望の子供を授かることができたのです！！！！

　クリスさまも大喜びです。

　クリスさまはすごく過保護でしたが、さらに過保護になり大変です。

　ここまで過保護になるとはと、お姉さまは笑い飛ばしてましたけど、本人はいたって本気なのです。

　気分のいい日はお庭で日向ぼっこをしたりと毎日過ごしています。

　もちろんクリスさまがいないときは執事と侍女に付き添われ散歩をして適度に体を動かしてます。

　そうしないとこっちが滅入ってしまいそうになるからです。

　お姉さまも公務の合間を縫って会いに来てくれ話相手になってくれます。

　本当にありがたいです。

　ようやくクリスさまを説き伏せ、お姉さまに合いに行くことができました。

　もちろんクリスさまも同行しますよ！

　クリスさまが一緒ならお城に遊びに行くことを許可してくれたので、お姉さまのところに遊びに行けて本当にうれしいです。

　これで不安なことや赤ちゃんのお世話について色々聞けます。

　ただ陛下の顔をみるとあの時のことが思い出されて気恥ずかしいですが、それはお互いさまと言うことで気にしないようにしています。