おおぅ、神よ……ここからってマジですか?

夢限

文字の大きさ
47 / 171
第04章 奴隷狩り

01 ウルベキナ王国

しおりを挟む
 ワイバーンの巣となっているロッカールド山脈を越えた俺たちは、一晩テントで休んでから翌日街道に出たのだった。

「どうする?」
「南か北か?」
「北に行くと、国境の街になるんじゃないかな」
「たぶんな」

 俺たちはコルマベイント王国側でトルク洞窟より南に移動してから山越えをした。
 もちろん俺たちだってまっすぐ西に向かって山を登ったわけではないし、トルク洞窟もまっすぐの洞窟ではないだろう、でも”マップ”で確認する限りではあるが、おそらく北に少し行けばトルク洞窟の出口があるんじゃないかと思う。

「大丈夫だとは思うけど、一応国境の街はやめておくか」
「そうね」

 俺たちの手配書はコルマベイント王国内のみとなり、国外へは出ていないはずとダンクスとシュンナが言った。
 というのも、この世界はまだ国際的なつながりが薄く、国の恥をさらすような手配は出ないだろうとのことだった。

「多分、奴らとしても俺たちを国境で食い止めるつもりだろうからな。こっちに来ちまえば大丈夫だろ」

 まさか、山越えしたとは思っていないだろうしな。
 そんなわけで、ここからは元ののんびりとした旅ができそうだ。

「じゃぁ、一応北には向かうけど、国境の街はよらずに、避けるってことで」
「だな」
「ええ」

 そうと決まれば俺たちは北へ向かって歩き出した。


 そうして、しばらく歩いていると予想通り街が見えてきた。

「あれが、こちら側の国境の街かな」
「そうみたいだな」
「じゃぁ、ここは西に向かうか」
「了解」

 国境の街を横目に西への街道へ入っていく。



▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



 街道を歩くこと2日、俺たちの目の前には次の街が見えてきた。

「こう見てると、国が変わっても一緒だよな」

 街に防壁があるという光景は国が変わっても同じ光景に見えた。
 それはそうだろう、何度も言うがこの世界は魔物が闊歩しているわけだから、防壁を作らないわけにはいかないからな。

「代り映えはないよね」
「ま、仕方ねぇって、それよりさっさと街に入ろうぜ」

 ということで、さっそく門への列へと並んだ。
 そうして、少し待っていると俺たちの番となり俺たちは少し緊張気味に門番と対峙する。
 大丈夫とは思うが、手配書が出回っていませんように。
 そう祈っていると門番が声をかけてきた。

「身分証は?」
「いや、あたしたち旅人なので身分証はないです」
「そうか、それでどこから来たんだ」
「コルマベイント王国です」
「まぁ、そうだろうな。目的は?」
「あたしたち旅人なので、いろいろと見てわまりたくて」
「そうか、まぁいいだろう、通行料は大人が1人2400ドリアスで子供が1200ドリアスだ」

 コルマベイント王国では子供も大人と同じ料金だったが、ここウルベキナ王国では子供は半額のようだ。
 それにしても、ドリアスって、あっ、しまった!

 ここにきて気が付いたが、考えてみれば俺たちはコルマベイント王国のトラムしかない、普通なら国境の街とかで両替するべきなんだろうが、手配のことを考えてついうっかり忘れていた。
 どうするかと、俺たちが見合っていると門番が何かを察した。

「ああ、お前たちもしかしてトラムしかないのか?」
「え、えっと、はいそうです。両替を忘れてて」
「なるほどな、まぁよくある話だ。トラムとなると、2000トラムと1000トラムだな」

 よかったどうやらトラムでも払えるようだ。
 あと、トラムとドリアスの変換レートはドリアスが1.2倍のようだ。

「この街にも両替商がいるから、行っておいたほうがいいぞ」
「はい、ありがとう、それじゃ、これ5000トラム」
「確かに、もういいぞ。はい、次」

 何とか無事に通行料を払い門を抜け街に入ることができた。

「あれ? そういえばあれがなかったな」

 少し歩いたところでふと思ったことを口にした。

「そういえばそうだな」
「いわれてみれば」

 あれというのは、俺たちが街に入るときの恒例行事みたいなもので、俺が12歳未満だとか以上だとかのやり取りだ。
 コルマベイント王国では毎回行われたこれが今回起きなかったのだった。

「そもそも、おかしな話だったからな。ウルベキナではないんじゃないか」
「そうかもね」

 そうなんだよな、街に入るのに12歳未満は実の親同伴でなければならないなんて決まり自体が意味が分からないからな。
 まっ、なければないほうがいいに決まっているからそういうことにしておこう。

 というわけで、俺たちはそれ以上そのことを考えるのをやめてこの街を堪能することにした。


「まずは、両替商にいきましょ」
「そうだな。それがよさそうだな」
「だな。んで、どのくらい替える」
「今後、コルマベイントに戻ることがあるかもしれないし、その時に使えないのはまずいからある程度残したほうがいいよね」

 普通ならその都度国境付近の街で両替すればいいが、俺たちの場合”転移”でいつでもコルマベイントへ帰ることが可能なため、そういうときのためにトラムも残しておく必要がある。

「そうだな。幸い俺たちの資金は潤沢だし、一応1/4程度は残しておいたほうがいいんじゃないか」
「そうすっか」
「そうね」

 話がまとまったところで両替商を探すわけだが、探すまでもなくすぐに見つけることができた。
 まぁ、両替商なんて立地的に門の側のほうがいいからな。
 そんなわけで、俺たちは近場の両替商の店へと入っていった。

「いらっしゃいませ」
「トラムからドリアスに替えたいんだけど、いいかしら?」
「はい、もちろんでございます。いかほどでしょうか?」
「ちょっとまってね……一応このぐらいなんだけど、できる?」

 シュンナが財布から大量の金貨や銀貨を取り出したことに両替商が驚愕の表情をしたが、すぐに繕い両替手続きに入った。

「こちらとなります。どうぞご確認ください」

 トラムとドリアスの変換レートはドリアスがトラムの1.2倍、つまり逆にトラムからドリアスに変換するには1.2で割ってやればいい、ということでざっと計算した結果……問題ないようだ。
 ということをシュンナに告げた。
 実はこういった計算となるとシュンナやダンクスより俺のほうが断然早く正確となる。こればかりは日本の教育の賜物だろうな。
 といっても、俺の場合メティスルが補助してくれるからより速いんだけどな。でも、メティスルで計算するにも俺自身がその計算式を浮かべ、計算方法を知らなければできないんだけどな。

「うん、問題ないわ」
「では、こちらから手数料を引かせていただきます」

 もちろんこの手数料は事前に説明を受けていたし、何より看板に書かれていたので問題ない。
 というわけで、問題なくドリアスを手に入れた俺たちはさっそく街に繰り出し、この街のグルメや小物屋などをめぐって過ごしその日はこの街に泊まることにしたのだった。



▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



 翌日である。

「ふわぁ」
「おう、スニル起きたか」
「ああ、考えてみれば宿に泊まったのは久しぶりだな」
「そういえばそうだな。やっぱりテントのほうが快適ではあるよなぁ」
「確かに」

 考えてみれば俺たちが宿に泊まったのは、コルマベイント王国の王都以来となる。
 俺たちはお尋ね者だったから、宿どころか街にも入れなかったためにずっと俺のテントを使っていた。
 といっても、俺のテントのほうが宿よりも快適に過ごせるんだけどな。

 さて、そんなどうでもいいような話をしていると、ごそごそとシュンナも起きてきたということで身支度を整えたのち再び街へと繰り出した。
 いまさらながら、この街の名はクジャラといコルマベイント王国との貿易の要衝として発展している街だ。
 だからか、カリブリンに似た雰囲気を持っている気がする。
 尤も、国が違うのでなんとなくレベルでしかないが。

 それから2日、俺たちはクジャラの街を堪能したのち街を出ることにした。


 クジャラの街を出て数時間のんびりと歩いていると、遠く方から何やら聞きなれた音がした。

「ん? ダンクス」

 俺は音のした方角を見たのち、ダンクスの名を呼んだ。

「んっ、おう」

 ダンクスもまた俺が見た方角を見たのち、右手を水平に上げた。
 すると、その腕に大きな鳥型の魔物が降り立ったのだった。

「よう、リーフ」
「キュイー」

 リーフというのはサンダーバードという魔物で、故郷であるゾーリン村に住む村長の孫ポリーが召喚した魔物である。

「よしっと、ありがとなリーフ、ポリーによろしくな」
「キューイ」

 リーフの足には筒が付けられておりそこにはポリーからの手紙、それを抜き取った俺が礼が言うと、リーフは1鳴きしてからダンクスの腕からゾーリン村へ向けて旅立っていった。

「ポリーちゃん? なんて書いてあるの?」

 シュンナが興味津々といった風に聞いてきたので、俺は待て待てと言いつつ手紙を開いて読んでみる。

 そこに書かれていたのは、まずは近況報告だった。
 それによると、ポリーをはじめ村長一家もゾーリン村の面々も元気に過ごしているとのこと、また先ごろ冬の収穫を終えたそうだ。
 冬の収穫といわれると妙な気がするが、ゾーリン村には俺が温室を作っているために、たとえ外が寒くとも作物を植えることが可能だ。
 その収穫を終えたとのことだった。
 また、手紙にはカリブリンの孤児院のことも書かれていた。
 というのも、ゾーリン村と孤児院では転移門でつなげており、村長の許しがあればだれでも行き来が可能となっている。
 それを使いポリーはよく孤児院へ行っているようだ。
 まっ、村には子供が少なくいたとしても幼いかポリーより年上ばかりで、同等の友人というものがポリーにはいなかった。
 しかし、孤児院には当然ながら子供が多く、中にはポリーと同い年の子も幾人かいて、遊んだり話をしたりししているという。
 そんな孤児院はというと院長も子供たちも元気で、子供たちは毎日広くなった庭で遊びまわり畑仕事を楽しみ健やかにすごしているそうだ。
 さらに、手紙にはワイエノとシエリルのことも書かれていた。
 この2人は俺の両親が冒険者時代の仲間で、今は冒険者向けの雑貨屋を営んでいる。
 そして何より俺が作ったフリーズドライ工場の主でもある。
 その2人とその息子であるウィルクも元気ということだ。
 ただし、フリーズドライ関係で仕事が忙しいらしく、最近はあまり会っていないという。
 とはいえ、ウィルクとルモアがたまに孤児院へやってくるらしく、そこでルモアからいろいろ聞いているようだ。

「みんな元気なのね」
「みたいだな」
「それは何よりだ」
「ああ、でも侵入者は相変わらずらしい」

 俺が作った工場は相も変わらず侵入者がやってくるようだが、すべて俺が貼った結界が働き防げているという。
 また、最近では孤児院への侵入を試みるものもいるそうだが、これの狙いは温室だろうな。
 尤も、それらも俺が貼った結界ですべて防げているということだ。

「懲りない連中だな」
「多分別口かもな」
「それにしても、無理だって情報は伝わると思うけどなぁ」

 ああいう連中は事前に情報を得るために自然と無理だとわかるはずだ。
 まぁ、俺としてはいくら侵入を試みたところで誰かが被害を受けるわけではないので、特にどうでもいいけどな。

 とまぁ、そんなことが書かれていたが、これらはこれまでの手紙にもよく書かれていたので目新しい情報ではない。
 しかし、最後に新しい情報があった。

「ああ、やっぱり、カリブリンにも手配書が来たらしいぞ」
「だろうな」
「それで、どうなった?」

 実はポリーへ王都でのことの詳細を事前に手紙で知らせていた。
 本当はどうしようかと思ったが、手配書が出回っている以上いつかはカリブリンへ届き、ポリーの耳にも入ると思われたからだ。そうなると下手な心配をかけてしまうだろうと考えられたため、事前にすべて伝えておこうとなった。
 そんで、ポリーの手紙によると、手配書を受け取った領主はなんとしても俺たちを捕らえようと躍起になっているようだ。
 なんでも俺たちを捕らえることで国王の覚えをめでたくしたいらしい。
 しかし、そんな領主の思いとは裏腹に騎士や兵士たちは全くやる気がない。というか、すでに彼らは俺たちであることは分かっている。
 それでも動かないのは、彼らの多くが独り者の男であること、そのためフリーズドライに多く助けられているといっていたからな。それだけじゃない、フリーズドライは主婦にも人気があった。
 なんでもあれがあると時短ができるからだそうだ。
 確かに、忙しい主婦にとっては強い見方だろうな。日本でもそういう話を聞いたことがあったしな。
 そして、そのフリーズドライを作ったのが俺であることを知っているからだろう。
 というのも、工場に侵入者騒ぎが起きるたびに、俺たちはその騎士たちと顔を合わせていたから顔見知りだしな。

「ということらしいぞ。だからいつでも帰って来いってさ」

 最後の締めにそういうことが書かれていた。

「ちゃんと返事書かないとね」
「だな」
「そうするよ」

 シュンナがまさに姉のように俺へ、ポリーにちゃんと手紙を書くように言ってきた。

 そして、その日の夜頭を悩ませながらポリーに手紙を書いたのだった。
 その内容は、主に山越えのことやウルベキナ王国の話である。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。 何も成し遂げることなく35年…… ついに前世の年齢を超えた。 ※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。 ※この小説は他サイトにも投稿しています。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~

ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。 コイツは何かがおかしい。 本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。 目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。

処理中です...