おおぅ、神よ……ここからってマジですか?

夢限

文字の大きさ
80 / 171
第05章 家族

09 早々の帰還と報告

しおりを挟む
 サーナがしゃべった。この一大事件をすぐさまポリーへ報告したわけだが、するとポリーはすぐにサーナを連れて帰って来いといってきた。ということをみんなに伝える。

「まぁ、そうなるよね」
「なるだろうな」
「みんな、サーナのことかわいがっていたものね」
「そうだな。んで、どうする」

 俺が聞いたのは戻るかどうか、特に父さんと母さんは村に戻ると面倒ごとになる可能性が高い。まぁ、普通に増えた同行者と言えばそれまでだが、カリブリンで育ち結婚後ゾーリン村へとやって来た父さんはともかくとして、ゾーリン村で生まれ育っている母さんはその正体がばれる可能性がある。普通なら転生なんてことは思いもつかないが、なにせ俺が転生していることは村長一家は知っている。そこにきて幼馴染でもあるノニスおばさんならおそらく母さんの正体に気が付いてしまう。だから、父さんと母さんを連れていくことは憚れる。

「俺たちはさすがに行くわけにはいかないだろ。説明もどうしたらいいかわからないし」
「そうね。スニルがすでに生まれ変わっていることを知っているわけだし、下手をすればノニス達にばれて厄介なことになりそうね」
「だからと言って2人だけおいていくってわけにもいかないよね」
「だな」

 父さんと母さんだけをこの場に残して、俺たち4人だけで村に帰るというのも俺たちとしてはできれば避けたい。悩みどころだ。

「だったら、スニルは絶対として、サーナとシュンナの3人で帰ればいいんじゃないか、俺はホラまだこいつを仕上げないといけねぇし」

 話し合っているとダンクスがそう言って増築中の部屋を指さした。

「まぁ、それはそうだがでも、そうなると村に帰った時ダンクスだけおいてきたと思われないか」
「ああ、確かにね」
「それこそ、なんか適当に用事があってこれなかったとかにしちまえばいいだろ、なぁ」
「適当にねぇ。まぁ、あたしたちが常に一緒じゃなきゃいけないってこともないか」
「まぁ、そうだな」
「そういうこった」
「2人もそれでいい」
「ああ、俺は構わないぞ。確かに俺とミリアで残ったところでやることはないからな。ダンクスがいれば部屋の増築もできるし」
「そうね。本当なら私とヒュリックだけでもと言いたいところではあるけれど」
「さすがに俺たちだけでは無理がある。細かいところならできるんだが、まだ力が必要なところも多いからな」
「おう、それなら任せておいてくれ」

 というわけで、村には俺とサーナ、シュンナで帰ることになり、ダンクスと父さんと母さんの3人がここに残ることとなった。

「なるべく早く帰ってくるよ」
「ゆっくりしてきていいわよ」
「そうだな。そうしてこい、俺たちのことは気にせずにな」
「村の連中もサーナに会いたいだろうしな」

 俺が早めに帰ってくるというと、父さんたち居残り組はそう言ってくれた。


 それから、俺とシュンナは群れへ戻る準備をすることとなった。まぁ準備といっても、俺の”収納”に収まっている数日分の食糧や食材をテント内の収納庫に収めるぐらいしかないんだけど。

「それじゃ、行ってくるわね」
「行ってくる」
「おう、行ってこい」
「みんなによろしく」
「こっちのことは気にせずゆっくりしてこいよ」

 こうして、俺とサーナを抱いたシュンナ”転移”でゾーリン村へと飛んだのだった。


「あっ、スニルおかえり……あれっ? ダンクスさんは?」

 村へ転移するといきなりそんな声がかけられた。かけてきたのは当然ながらポリーだ。どうやら、俺たちがそろそろ戻ってくると踏んで、俺がいつも転移してくる村の入り口付近で待機していたらしい。

「ポリー、ただいま、ダンクスは用事があって、残してきたんだ。だからあまりのんびりはしてられないぞ」
「あっ、そうなんだ。残念、それよりサーナちゃん、お話したんでしょ」
「ええ、そうよほら、サーナ、ポリーお姉ちゃんよ」
「サーナちゃん、こんにちは、ポリーだよぉ。ほら、ポリーお姉ちゃんって言ってごらん」
「あいっ、ぽいーちゃ?」

 サーナはゆっくりとだが確かにポリーの名を呼んだ。

「わっ、言った。ねぇ、今、わたしのこと言ったよね」
「ああ、確かにな」
「ええ、言ったわね」
「わぁ、サーナちゃんすごーい、すごーい」

 ポリーはそう言ってサーナの頭を撫でたのだった。

「あっ、そうだ。お母さんたちも早くサーナちゃんに会いたがってたから、早くいこっ」
「おぉう、そうだな。そうするか」

 いつまでも村の入り口で固まってても仕方ないので俺たちはポリーに導かれて村の中央にある村長の家まで行くことになった。

「今日は、みんな宴会だって言ってたよ」
「宴会って、ただ飲みたいだけじゃないのか」
「ふふっ、確かにね。でもみんなうれしいんだよ。サーナちゃんがお話できるようなったってことがね」
「みんなもかわいがってたものね」
「そうそう、サーナちゃんもうちの村みんなの子なんだもん」

 ポリーがそう言ったように確かに村にいた間ずっと、ことあるごとに村のみんなはサーナに構っていた。それは俺に対する何かではなく純粋にサーナをかわいがっていたのはよくわかった。それを見た時もし、俺もあいつらに引き取られなかったら、サーナのようにかわいがってもらえていたのかもしれないな。ほんとそう考えるとあいつらだけがふざけた連中だったよ。まぁ、あの野郎に踊らされて俺を襲撃してきたやつらもいたけど、それはまた別にいいさ。

「お爺ちゃん、お母さんスニル達帰って来たよ」
「おお、帰ったか」
「おかえり、スニル君、シュンナさん、あれっ、ダンクスさんはどうしたの?」

 案の定ダンクスだけがいないことにノニスおばさんが不思議そうに尋ねてきた。

「ダンクスは、用事があって、今回は来られなくて」
「そうなのか、それは残念だな」
「なんだ、ダンクスの奴来ないのか」
「用事ってなんだよ」

 村の男たちがダンクスが来ないと聞いて残念がっている。ダンクスの奴は村の男たちからはそれなりに人気があるからな。女性受けはあまりないんだけどな。

「まぁ、ちょっとね。ダンクスもみんなに会いたがってたわ」
「そうかい、まぁ、野郎の面なんてあまり見たいものでもないけどな」
「違いない」

 笑いあう面々、これはいかにダンクスが村の男たちとの間に友情を築いているという証拠だろう。人見知りが激しい俺としてはうらやましい限りだ。現在俺がこうして、悪態をつける相手というのはやはりダンクスとシュンナだけなんだよな。あっ、そういやウィルクがいたな。ちょっと忘れていた。まっ、とにかくそれでもダンクスはすぐにこうした仲間を作ることができるのは本当にうらやましい限りだ。

 その後、村長たちもサーナが話すところを見たりして、一時村の連中がこぞって自分のことをサーナに呼んでもらおうと躍起になったのは笑えたな。どう聞いても違うだろという言葉も言っただの、違うだの言いあいとなったり、似た名前に奴がいて、サーナがどっちを呼んだだの言い合いになったりしていた。ほんと平和なひと時となった。まぁ、確かにサーナは今のところまだちゃんとした言葉を話したわけではない。実際名前だって、はっきりといったのは俺のスニルだけで、他はどっか違う、ポリーだって、ぽいーだし、シュンナだって、シュナだしな。でも、俺たちの耳にはちゃんと聞こえている気がする。

「ダンクスさんがこれなかったってことは、今日はもしかしてこのまま帰る?」

 ポリーがそんなこと寂しげな表情で聞いてきた。

「いや、数日は居るつもりだよ」
「そうなの。でも、大丈夫なの」
「問題ないって、俺たちも常に一緒にいなければならないってこともないしな。ダンクスだってたまには1人でいるのもいいだろ」
「そっか、よかった」

 何やら嬉しそうな表情を薄るポリー、どうやらポリーもサーナと遊べるということがうれしいらしい、まぁ、ずいぶんとかわいがっているからな。
 ただ、ダンクスに関して若干嘘をついていることが少し心苦しいのは俺の気のせいだろうか。でも、さすがに父さんと母さんが転生して再会したとは言えないからな。

「ああ、まっそういうわけだから数日頼むぞ」
「任せてっ」

 というわけで、俺とシュンナ、サーナは数日村で過ごすこととなった。


 その日の夜は宴会となり、男たちは飲み明かしてその状態でサーナを構おうとして女性陣に怒られていた。中にはその飲みっぷりと酔っ払いぶりにしばらく禁酒令がだされた男もいたほどだ。
 俺はというと、いつものように早々に眠くなりさっさとサーナとともに実家にて眠り込んでしまっていた。

 翌日

「スニル、何しているの」

 実家リビングでサーナにミルクを与えているシュンナを楽しそうに見ていたポリーが俺をちらっと見て聞いてきた。

「この前テント用の家具を買ったからな、それまで使っていた家具を戻そうと思ってな。っと」
「スニル、手伝おうか」
「いや、大丈夫だ。シュンナはサーナを頼む」
「わかったわ。でも、手伝うときは言ってよ」
「おう、その時は頼む」

 そうは言うが実際シュンナに手伝ってもらうことはない。というのも家具と言えばでかくて重い物となるわけだが、俺の場合”収納”から取り出すだけだからだ。もし配置が気に入らなければまた”収納”に収めて取り出せばいい。
 というか、シュンナに手伝ってもらったところで重い家具なら結局運べないしな。

「ほら、サーナちゃん、げっぷしましょうね」
「……けぷぅ」
「わっ、ちゃんとできたね。サーナちゃん」

 ミルクを飲み終わってからシュンナがいつものようにサーナにげっぷをさせ、サーナがそれをするとポリーがサーナをすかさずほめた。村にいたころは毎回この光景が広がっていた。

「よしっ、俺も終わった」

 サーナのミルクが終わったところで俺の作業も終了したのだった。

「この後はどうするの、おじさんとおばさんのお墓?」
「あっ、ああ、そうだな。そうすっか」

 俺はいつも村に帰ってくるたびに両親の墓へ行っている。ポリーもそれを知っており、毎回ついてくることもあり、当たり前のようにそう聞いてきた。しかし、正直言ってこれまでは意味のある墓参りだったが、今は転生した両親と再会を果たしている。そのため、墓参りという行為にあまり意味を感じない。とはいえ、ポリーはそのことを知らないから、ここでやめておこうといっても不振に思うだけだ。というわけで、墓参りをしておこうと思う。

「それじゃ、あたしはサーナと散歩でもしようかな」
「ああ、わかった」
「あっ、あとで私も合流するね」
「ええ、待ってる」

 それから、俺とポリーはいつものように両親の墓へ向かい、軽く掃除をしたのち日本式に両手を合わせて拝んだのであった。まぁ、日本式といっても線香はないけど。

「それじゃ、私はシュンナさんと合流するから」
「おう、俺はこの辺りを見てから戻るよ」
「うん、それじゃね」

 ポリーはそう言ってからシュンナと合流するために走っていったのだった。俺はというと、特にすることがあるわけでもないために適当に過ごすこととなった。

「さて、どうすっかなぁ」
「たっ、大変だー。村長ー!!」

 ちょうどその時、村の方からそんな叫び声のような声が聞こえてきた。

「何かあったのか?」

 何か緊急事態のような気がして、俺も村へと走ったのだった。


「そ、村長!」
「どうした、そんなに慌てて」

 俺が村に着くと、村長の前で息せき切っている男が一人。

「おー、オークだ。オークが現れたんだ」
「なにっ、オークだって」

 なんと、村の近くにオークが現れたというじゃねぇか。これはあれだな、あの時ライってことだな。そう、俺の両親が命を落としたあの時だ。

「スニル! いたのか?」

 オークの名が出た瞬間村長はあわてつつ周囲を確認し、俺を見ると驚愕の表情とともにそういった。

「今しがた。それよりオークが出たって」
「あ、ああ、そのようだ」
「それだったら、俺たちでやってこようか」

 俺とシュンナならオークぐらいわけもない。ていうか、俺一人でも全く問題ない相手となっている。

「い、いや、しかし」
「あ、危ないよ。スニル」
「大丈夫だって、俺ならオークぐらいなら問題ない、なぁ、シュンナ」
「ええ、そうね」
「あぎゃあぎゃぁ」
「あーらら、サーナちゃん大丈夫だよぉ」

 俺の問いかけに答えつつ現れたシュンナだが、村人たちの雰囲気にサーナが泣き出してしまった。

「とはいえ、今回はあたしが行ってくるわ。スニルの場合両親のこともあるしね。スニルはよくても村長たちは落ち着かないでしょ」
「いや、しかしシュンナさん危険では?」

 村長たちにとってオークと言えば、元冒険者であり村の誰よりも強かった父さんと母さんが2人掛かり、しかも命を懸けて戦った相手。そして、村長たちにはシュンナがいかに強いかということすらわからない。そのためシュンナが1人で行くのは危険と判断しても仕方がない。

「大丈夫だよ村長、確かに父さんと母さんもそれなりに強かったらしいけれど、シュンナはそんな2人よりもはるかに強いんだ。ていうかダンクスを思い出してみてくれ、ダンクスだったら止めるか」
「ダンクスか、いや、ダンクスがオークにやられるとは思えねぇな」

 村長に聞いたのに答えたのは村の男たちだ。彼らはダンクスと飲んで騒いで、狩をしての仲であり何よりあの体格だ。

「シュンナとダンクスはほぼ同じ強さだ。まぁ、ベクトルは違うけどね」
「べくとる? それが何かわからないが、本当なのかい」
「ええ、まぁそうなるかな。だから、大丈夫よオークだったらたとえ10匹現れたって問題ないわ」

 シュンナは力強くそう言っているが、その腕にはサーナがすやすやと眠っているために、なんか妙な感じだ。

「それじゃ、ちょっと行ってくるわね。ポリーちゃんサーナのことお願いね」
「え、う、うん。でも、ほんとに大丈夫なの?」
「大丈夫よ。それじゃ、行ってくるわね」

 シュンナはそう言ってサーナをポリーに預けると、俺の実家に戻り武器を持ってまるで散歩にでも行くように森へと入っていき、それを村長たちは心配そうな表情で見送ったのであった。

 結果を言うと、シュンナはすぐに戻ってきた。

「ただいま、スニル念のため探知しておいてくれる」
「もうやった。シュンナが倒した奴だけだ。多分はぐれだな」
「そう、それなら大丈夫ね」

 シュンナが出た瞬間”探知”を使い周囲にほかのオークや魔物がいないかをチェックしたが、居たのはシュンナが倒した奴だけだった。

「え、ええと、本当にオークを?」
「ええ、これよ。みんなで食べましょ」

 村長が恐る恐る尋ねるとシュンナはそう言ってマジックバックの中からオークを1匹取り出した。少しやせた個体のようだが、問題なく食べるところはありそうだ。

 その瞬間村人たちから歓声が上がり、それを聞いたサーナが泣き出したのは言うまでもない。そして、その日は再びの宴会となったのである。

 そうして、数日が経過し俺とシュンナ、サーナの3人は村を後にしたのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。 何も成し遂げることなく35年…… ついに前世の年齢を超えた。 ※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。 ※この小説は他サイトにも投稿しています。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~

ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。 コイツは何かがおかしい。 本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。 目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。

処理中です...