316 / 494
なるようになるさ!!
しおりを挟む
サザビーに着いてから一週間が経ち全ての準備を終えて私達は遺跡のあるモーム渓谷に向かう為にサザビーの入場門で集合して部隊の責任者であるユリアンの前に集まった。
「ではこれからモーム渓谷に向かいます、大体一週間の距離ですので魔物や盗賊の襲撃に警戒しながら進みましょう、それとサザビーで事前に言っていた事の調査書を皆に渡しますので目を通しておいてください」
『事前に言っていた事の調査書」ってのは私達が調べたモーム渓谷に出る魔物の種類の事やこの辺で活動している盗賊達の事を纏めた書類の事だ。
ユリアンが頷く皆を見渡してから口を開く。
「では出発!!」
私達を乗せた馬車がモーム渓谷を目指してサザビーの入場門を抜けて外へと走り出した。
私は走る馬車の中でユリアンに渡された資料に目を通す事にした。
「どれどれ」
魔物に関しての資料は目を通す必要が無いので盗賊に関する情報だけを見る事にする。
サザビー近辺で活動する盗賊団は2組。
1つはモッリと言う名の頭が率いる総数50人のモッリ盗賊団。
もう1つはバックに大きな裏組織いるというウラットと言う女性が率いる総数100人のウラット盗賊団の2組らしい。
そしてその2盗賊団はいがみ合いながらもこれまでやってきたらしい。
「へえ」
しかも仲が悪いはずなのにどっちもモーム渓谷の遺跡を拠点にしている可能性が高いらしい。
「ねえユリアン、これって2組の盗賊団やりあわなきゃいけないよね?」
一緒に馬車に乗っているユリアンにそう聞くと真剣な顔で頷く。
「そう考えておいた方がいいわ、まあモーム渓谷の遺跡を拠点にしていない可能性もあるけどその可能性は低いと考えてるわ」
だろうねぇ・・・あれだけ高ランクの魔物しか出ない場所で危険と手間もかけずに過ごすとなると前からある遺跡を使うって考えるのは当然の事だからね。
「ただ・・・少し心配な事があるのよ」
真剣な顔から少し困ったようなK顔になりそう言うユリアンの言葉に首を傾げる。
「心配な事って?」
「もし盗賊団とやりあう事になった時に2組同時になった場合・・・かなり苦しい戦いになると思うわ」
えっと・・・・・モッリ盗賊団が50人・・・ウラット盗賊団が100人・・合計150人・・確かに少し厳しいかも・・・・あ!
「私の【サウザンドボルト】で倒せばいいじゃん」
私がそう言うとユリアンが深い溜息をつく。
「リア・・・・多分【サウザンドボルト】をつかって盗賊団は倒せても遺跡が吹き飛ぶんじゃないかしら?」
「あ」
確かにそうなる可能性がある!!あれは広範囲魔法だから『うっかり』があるかもしれないんだよね。
「まあ魔法を使わなくてもたぶん行けるでしょ」
魔法じゃなくて合成魔術を使えば威力も申し分なくなるし大丈夫だろう。
「まあリアがそう言うなら大丈夫かしら・・・まあなるようになる・・ね」
「その通り!なるようになるさ!!」
ユリアンの言葉に私は頷きながらそう断言する。
それから一週間・・・・私達は魔物や盗賊に襲われる事も無くモーム渓谷へつき渓谷進む前に一度集まりこれからの事に関して最終確認をする事になった。
「まず頭上に注意ね、ワイバーンやデッドワイバーンや盗賊の狙撃も考えられるわ、それと死角があれば注意して盗賊が隠れてるかもしれないから。それじゃあ進みましょう」
私達は魔物や盗賊の襲撃に警戒しながら馬車を進ませた。
「ではこれからモーム渓谷に向かいます、大体一週間の距離ですので魔物や盗賊の襲撃に警戒しながら進みましょう、それとサザビーで事前に言っていた事の調査書を皆に渡しますので目を通しておいてください」
『事前に言っていた事の調査書」ってのは私達が調べたモーム渓谷に出る魔物の種類の事やこの辺で活動している盗賊達の事を纏めた書類の事だ。
ユリアンが頷く皆を見渡してから口を開く。
「では出発!!」
私達を乗せた馬車がモーム渓谷を目指してサザビーの入場門を抜けて外へと走り出した。
私は走る馬車の中でユリアンに渡された資料に目を通す事にした。
「どれどれ」
魔物に関しての資料は目を通す必要が無いので盗賊に関する情報だけを見る事にする。
サザビー近辺で活動する盗賊団は2組。
1つはモッリと言う名の頭が率いる総数50人のモッリ盗賊団。
もう1つはバックに大きな裏組織いるというウラットと言う女性が率いる総数100人のウラット盗賊団の2組らしい。
そしてその2盗賊団はいがみ合いながらもこれまでやってきたらしい。
「へえ」
しかも仲が悪いはずなのにどっちもモーム渓谷の遺跡を拠点にしている可能性が高いらしい。
「ねえユリアン、これって2組の盗賊団やりあわなきゃいけないよね?」
一緒に馬車に乗っているユリアンにそう聞くと真剣な顔で頷く。
「そう考えておいた方がいいわ、まあモーム渓谷の遺跡を拠点にしていない可能性もあるけどその可能性は低いと考えてるわ」
だろうねぇ・・・あれだけ高ランクの魔物しか出ない場所で危険と手間もかけずに過ごすとなると前からある遺跡を使うって考えるのは当然の事だからね。
「ただ・・・少し心配な事があるのよ」
真剣な顔から少し困ったようなK顔になりそう言うユリアンの言葉に首を傾げる。
「心配な事って?」
「もし盗賊団とやりあう事になった時に2組同時になった場合・・・かなり苦しい戦いになると思うわ」
えっと・・・・・モッリ盗賊団が50人・・・ウラット盗賊団が100人・・合計150人・・確かに少し厳しいかも・・・・あ!
「私の【サウザンドボルト】で倒せばいいじゃん」
私がそう言うとユリアンが深い溜息をつく。
「リア・・・・多分【サウザンドボルト】をつかって盗賊団は倒せても遺跡が吹き飛ぶんじゃないかしら?」
「あ」
確かにそうなる可能性がある!!あれは広範囲魔法だから『うっかり』があるかもしれないんだよね。
「まあ魔法を使わなくてもたぶん行けるでしょ」
魔法じゃなくて合成魔術を使えば威力も申し分なくなるし大丈夫だろう。
「まあリアがそう言うなら大丈夫かしら・・・まあなるようになる・・ね」
「その通り!なるようになるさ!!」
ユリアンの言葉に私は頷きながらそう断言する。
それから一週間・・・・私達は魔物や盗賊に襲われる事も無くモーム渓谷へつき渓谷進む前に一度集まりこれからの事に関して最終確認をする事になった。
「まず頭上に注意ね、ワイバーンやデッドワイバーンや盗賊の狙撃も考えられるわ、それと死角があれば注意して盗賊が隠れてるかもしれないから。それじゃあ進みましょう」
私達は魔物や盗賊の襲撃に警戒しながら馬車を進ませた。
131
あなたにおすすめの小説
落ちこぼれ公爵令息の真実
三木谷夜宵
ファンタジー
ファレンハート公爵の次男セシルは、婚約者である王女ジェニエットから婚約破棄を言い渡される。その隣には兄であるブレイデンの姿があった。セシルは身に覚えのない容疑で断罪され、魔物が頻繁に現れるという辺境に送られてしまう。辺境の騎士団の下働きとして物資の輸送を担っていたセシルだったが、ある日拠点の一つが魔物に襲われ、多数の怪我人が出てしまう。物資が足らず、騎士たちの応急処置ができない状態に陥り、セシルは祈ることしかできなかった。しかし、そのとき奇跡が起きて──。
設定はわりとガバガバだけど、楽しんでもらえると嬉しいです。
投稿している他の作品との関連はありません。
カクヨムにも公開しています。
子育てが落ち着いた20年目の結婚記念日……「離縁よ!離縁!」私は屋敷を飛び出しました。
さくしゃ
恋愛
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?
ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…
ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。
一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。
そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。
読んでいただけると嬉しいです。
聖女の私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
重田いの
ファンタジー
聖女である私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
あのお、私はともかくお父さんがいなくなるのは国としてマズイと思うのですが……。
よくある聖女追放ものです。
悪役令息(冤罪)が婿に来た
花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー
結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!?
王女が婚約破棄した相手は公爵令息?
王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした?
あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。
その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。
彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。
そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。
彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。
その数日後王家から正式な手紙がくる。
ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」
イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。
「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」
心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ!
※ざまぁ要素はあると思います。
※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
前世の記憶を取り戻した元クズ令嬢は毎日が楽しくてたまりません
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のソフィーナは、非常に我が儘で傲慢で、どしうようもないクズ令嬢だった。そんなソフィーナだったが、事故の影響で前世の記憶をとり戻す。
前世では体が弱く、やりたい事も何もできずに短い生涯を終えた彼女は、過去の自分の行いを恥、真面目に生きるとともに前世でできなかったと事を目いっぱい楽しもうと、新たな人生を歩み始めた。
外を出て美味しい空気を吸う、綺麗な花々を見る、些細な事でも幸せを感じるソフィーナは、険悪だった兄との関係もあっという間に改善させた。
もちろん、本人にはそんな自覚はない。ただ、今までの行いを詫びただけだ。そう、なぜか彼女には、人を魅了させる力を持っていたのだ。
そんな中、この国の王太子でもあるファラオ殿下の15歳のお誕生日パーティに参加する事になったソフィーナは…
どうしようもないクズだった令嬢が、前世の記憶を取り戻し、次々と周りを虜にしながら本当の幸せを掴むまでのお話しです。
カクヨムでも同時連載してます。
よろしくお願いします。
「お前とは結婚できない」って言ったのはそっちでしょ?なのに今さら嫉妬しないで
ほーみ
恋愛
王都ベルセリオ、冬の終わり。
辺境領主の娘であるリリアーナ・クロフォードは、煌びやかな社交界の片隅で、ひとり静かにグラスを傾けていた。
この社交界に参加するのは久しぶり。3年前に婚約破棄された時、彼女は王都から姿を消したのだ。今日こうして戻ってきたのは、王女の誕生祝賀パーティに招かれたからに過ぎない。
「リリアーナ……本当に、君なのか」
――来た。
その声を聞いた瞬間、胸の奥が冷たく凍るようだった。
振り向けば、金髪碧眼の男――エリオット・レインハルト。かつての婚約者であり、王家の血を引く名家レインハルト公爵家の嫡男。
「……お久しぶりですね、エリオット様」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる