辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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嘘だ!!

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フォレストウルフを焼却処分してから旅を再開し10分ほど経った頃ユリアンが真剣な顔で私を見て口を開く。



「ねえリア?さっきのグレートウルフとフォレストウルフの群れってウラットの仕業だと思う?」



私はその問いに少し考えこむ。



「多分・・・違う・・・・と思う」



「その根拠は?」



「勘」



だってウラットがどんな魔物を呼び出せるか知らないんだもん!わかりやすく大量のアースドラゴンやワイバーンだったら『ウラットの仕業だ!!』と断言できるけど流石にフォレストウルフの群れなんて珍しくもなんともないからね。



「まあ決めつけには情報が少ないわね・・・・・もしウラットのが来ているのならまた仕掛けてくるでしょ」



確かにさっきのがウラットの仕業だったら再度仕掛けてくるだろうね、襲撃に失敗した事になるんだから。



「なら一応ムーアさん達にも言っておいたほうが良くない?いきなり襲われるよりも『もしかしたら』と思ってるほうがいざって時の対応に違いが出るよ?」



そう言うとユリアンが頷き馬に乗るムーアさんに窓から御者席に座るムーアさんに声を掛けて先程の話をする。



「これでいいわ」



伝え終わったユリアンがそう言って来たので私も頷く。



それから夕方になるまで盗賊や魔物に襲われる事も無く進む事が出来て開けた場所を探して野営の準備を始める。



「あれはウラットの仕業じゃかったみたいだね」



夕食を終えて寛ぎながら過ごしユリアン達と話をしている時に思い出したのでそう言ってみるとユリアンも真剣な顔で頷く。



「みたいね、まあ良かったと言えば良かったのかしら?」



「良かったじゃん、戦闘なんてしたくないし」



私は好き好んで戦う戦闘狂じゃないからね。



「私だって戦うのは好きじゃないわよ?」



「嘘だ!!」



一緒に話していたディアナが思いもしない事を言って来たので無意識にノータイムでそう言うとディアナが驚いて目を見開いて固まっていた。



「だってディアナって時間があればアゴットと戦っていたり剣を振り回してるじゃん?それなのに『戦いは好きじゃない』なんて言われたら違うと言いたくなるでしょ?」



そう話すとディアナが深い溜息をつく。



「私は戦いが好きな訳じゃないのよ?強くなっていくのが好きなの、それに貴族たるもの何かあった時に真っ先に戦わなきゃいけないから強さが必要なのよ」



うわぁ・・・・・・貴族ってめんどくさいんだね。



「てことで私は貴族の義務を果たす為の強さを求めてるだけで戦いを求めている訳じゃないのよ、まあリアと行動をするようになって実戦の経験もかなりしたからこの旅もいい経験よ」



まあ訓練だけで実戦を経験してない・・・なんて事になったらいざ実戦の時にきちんと戦えるか?って事なんだけど・・・・ん?



「あれ?ディアナが初実戦の時ってそんなに慌ててなかった気がするけど?」



帝都からアグリに向かてる時に魔物相手に戦ってた時嬉々として魔物に襲い掛かってたような気がするんだけど?



「そりゃ私の後ろの後衛が頼りになりすぎて安心して戦えたのよ」



わたしをじっと見ながらそう言って来たので私は苦笑する。



「なるほどね」



どうやら私はいつの間にかディアナに頼られていたらしい。

私達のやり取りを見ていたユリアンが微笑みながら口を開く。



「リアは帝国最強だからねぇ私も頼りにしてるわよ」



は?



「え?私が帝国最強の訳ないじゃん?」



ん?なんでそんな目で私を見るの2人とも?

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