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まさかこんな事になるとは思わなかったよ!!
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まああの洞窟に出た時に【魔術】の光とは別の明るさがあったからもしかしたらと思ったけどやっぱりだった。
「リア・・・・」
何かを言いたそうなディアナを見て頷く。
「脱出用の抜け道だね、多分あの家に住んでいた人はかなりの身分の人だったんじゃないのかな?」
今の時代だっていざという時の為に脱出用の抜け道を用意している人はいるしね、わかりやすく言うと皇族や王族ね!!
「しかも出た先が街から少し離れた森にあるとはね・・・」
街中ではなく少し離れた場所に出口があるって事だけでもこれが作られた時代が物騒だった事がわかる。
「んじゃ戻ろうか」
出口が分かったから戻ってユリアンに報告しなきゃいけないしね。
「このまま外から戻る?それとも来た道を戻る?」
ディアナがそう聞いて来たので私は少し考えてから口を開く。
「来た道を戻ろう、このまま外から戻ったら途中で魔物に襲われるかもしれないし」
別に襲われても返り討ちにすればいいんだけど来た道を戻れば魔物が出てこない・・・なら疲れる戦いをするよりのんびりと来た道を戻った方が楽だ。
「わかったわ」
私達は来た道を戻りそのまま拠点へと向かった。
そして拠点が見える位置まで戻って来たんだけどなんか拠点にいる人達の動きがおかしかった。
「なんか警戒してる?」
拠点の四方に騎士がフル武装で立ち警戒してるのが見えて首を傾げていると隣にいるディアナが真剣な顔で前を見ながら私の背中をポンと軽く叩く。
「此処で考えても敷かないから戻るわよ」
ディアナも何かを感じ取ったのか真剣な顔でそう言った後に剣の柄に手をかけながら歩いて行く。
私もその背を追いかけるように歩き・・・そして拠点に入るとかなり難しそうな顔で話し合っているユリアンとムーラさんが見えた。
「ただいま、何かあったの?」
そう声を掛けながら近いて行くとユリアンが私に視線を向けて口を開く。
「ゲレンスキーが死んだわ」
「は?」
あれ?ゲレンスキーって確か私が捕まえたキルアスキルの構成員じゃなかったっけ?と首を傾げている私を見ながらユリアンが話を続ける。
「正確には殺された・・・なんだけどね」
「は?え?ユリアンが殺しちゃったの?」
衝撃的な言葉に私は思わずそう口にしてしまい、それを聞いたユリアンが苦笑する。
「私が殺したのなら『殺された』とは言わないわよ」
・・・・・確かに!!
「リアの騒音騒ぎがあったでしょ?」
「うん・・・・私が【ボルテックススピアー】を使ったせいで皆が来た事だよね?」
私そう答えるとユリアンが頷き口を開く。
「その時に殺られたわ・・・・これは私の責任ね」
「ん?どういう事?」
何でそれでユリアンの責任になるの?と首を傾げているとムーアさんが真剣な顔で口を開く。
「あの騒ぎの時に簀巻きにしていたゲレンスキ達をそのままに現場に向かったんですよ、ゲレンスキーは動けないからと安心していましてね・・・その結果が捕らえた者達全員の口封じ・・・・つまりは殺害・・と言う訳です」
・・・・・・・・・ん?あれ?もしかして根本的な責任は私じゃね?私はあんな騒音騒ぎを起こしたから
捕まえた奴等が死んだ・・・って事だよね?
「ごめんなさい!!」
私は事の大きさを理解し即座にユリアンがに向かい正座して頭を下げながらそう口にする。
まさかこんな事になるとは思わなかったよ!!
「リア・・・・」
何かを言いたそうなディアナを見て頷く。
「脱出用の抜け道だね、多分あの家に住んでいた人はかなりの身分の人だったんじゃないのかな?」
今の時代だっていざという時の為に脱出用の抜け道を用意している人はいるしね、わかりやすく言うと皇族や王族ね!!
「しかも出た先が街から少し離れた森にあるとはね・・・」
街中ではなく少し離れた場所に出口があるって事だけでもこれが作られた時代が物騒だった事がわかる。
「んじゃ戻ろうか」
出口が分かったから戻ってユリアンに報告しなきゃいけないしね。
「このまま外から戻る?それとも来た道を戻る?」
ディアナがそう聞いて来たので私は少し考えてから口を開く。
「来た道を戻ろう、このまま外から戻ったら途中で魔物に襲われるかもしれないし」
別に襲われても返り討ちにすればいいんだけど来た道を戻れば魔物が出てこない・・・なら疲れる戦いをするよりのんびりと来た道を戻った方が楽だ。
「わかったわ」
私達は来た道を戻りそのまま拠点へと向かった。
そして拠点が見える位置まで戻って来たんだけどなんか拠点にいる人達の動きがおかしかった。
「なんか警戒してる?」
拠点の四方に騎士がフル武装で立ち警戒してるのが見えて首を傾げていると隣にいるディアナが真剣な顔で前を見ながら私の背中をポンと軽く叩く。
「此処で考えても敷かないから戻るわよ」
ディアナも何かを感じ取ったのか真剣な顔でそう言った後に剣の柄に手をかけながら歩いて行く。
私もその背を追いかけるように歩き・・・そして拠点に入るとかなり難しそうな顔で話し合っているユリアンとムーラさんが見えた。
「ただいま、何かあったの?」
そう声を掛けながら近いて行くとユリアンが私に視線を向けて口を開く。
「ゲレンスキーが死んだわ」
「は?」
あれ?ゲレンスキーって確か私が捕まえたキルアスキルの構成員じゃなかったっけ?と首を傾げている私を見ながらユリアンが話を続ける。
「正確には殺された・・・なんだけどね」
「は?え?ユリアンが殺しちゃったの?」
衝撃的な言葉に私は思わずそう口にしてしまい、それを聞いたユリアンが苦笑する。
「私が殺したのなら『殺された』とは言わないわよ」
・・・・・確かに!!
「リアの騒音騒ぎがあったでしょ?」
「うん・・・・私が【ボルテックススピアー】を使ったせいで皆が来た事だよね?」
私そう答えるとユリアンが頷き口を開く。
「その時に殺られたわ・・・・これは私の責任ね」
「ん?どういう事?」
何でそれでユリアンの責任になるの?と首を傾げているとムーアさんが真剣な顔で口を開く。
「あの騒ぎの時に簀巻きにしていたゲレンスキ達をそのままに現場に向かったんですよ、ゲレンスキーは動けないからと安心していましてね・・・その結果が捕らえた者達全員の口封じ・・・・つまりは殺害・・と言う訳です」
・・・・・・・・・ん?あれ?もしかして根本的な責任は私じゃね?私はあんな騒音騒ぎを起こしたから
捕まえた奴等が死んだ・・・って事だよね?
「ごめんなさい!!」
私は事の大きさを理解し即座にユリアンがに向かい正座して頭を下げながらそう口にする。
まさかこんな事になるとは思わなかったよ!!
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