辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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人に教えるって難しいね!!

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シアと一緒にお風呂に入り身を清めた後にシアと一緒にリビングに行くと40代とは思えない見た目をした男性・・・テリーさんがソファーに座りワインを呑んでいた。



「お帰りシア、それと久しぶりだねリアちゃん」



20代と言っても信じてしまうくらいイケメン顔でそう言われてしみじみとシアはテリーさんとセレーヌさんの子供だなぁ・・・と感じてしまう。

って言うかこの2人が6人の子供をもつ夫婦だとは誰も思わないだろう!!しかも全員が成人してるんだよ?凄すぎでしょ!!



「お久しぶりですテリーさん」



私がそう言って頭を下げるとテリーさんが微笑みながら口を開く。



「前にも言ったけど君はそんなに他人行儀な事をしなくてもいいんだよ、僕の事は『テリー』と呼んで」



無理です!!現役伯爵を呼び捨てとか絶対に無理!!



「まあそう言う話は後にしてそろそろ夕食だ、どんな話が聞けるのかを楽しみにしているよ」



「私は旅芸人じゃないからその期待に応えらえないと思う」



私がそう言うとセレーヌさんが『クスクス』と笑いテリーさんも『はっはっは!!』と言いながら食堂へと歩いていって、私とシアはその後について行く。

食堂につくと既に席は用意されておりテリーさんとセレーヌさんと向かい合うようにシアと一緒に座り一息つく。

私達が席に着くとエスメラルダさんをはじめとしたメイドさん達が食事の用意を始め美味しそうな料理を運びテーブルの上へと並べていく。



「それではささやかながらシアとリアちゃんの無事を祝って食事を」



そう言って用意されたワインの注がれたグラスを持ち上げて口を開く。



「乾杯」



「「「乾杯」」」



私は豪華な食事を楽しんだ。





「さて・・・・では聞かせてもらえるかな?」



食事を終えてリビングに移動してソファーに座った所で向かい側に座ったテリーさんが真剣な顔で口を開く。

その言葉を受けて私は口を開く。



「【無詠唱】の事ですよね?」



テリーさんが私の言葉に頷き口を開く。



「そうだね、今日の王宮は【無詠唱】の事でもちきりだったよ」



本当に思った以上の反響だ!まさか此処までの騒ぎになるとは思ってなかったよ。



「【無詠唱】の事を考えたきっかけは魔術師の限界は【詠唱破棄】なのかと思った時です」



私がそう話し始めるとシア、セレーナさん、テリーさんが何も言わず真剣な顔で私を見はじめる。



「そして考えてたら【魔術詠唱】から【短縮詠唱】・・・そして【詠唱破棄】・・・上級になればなるほど言葉が削られていく事に気がついて、『もしかしたら魔法名すら口にしなくても魔法は使えるんじゃ?』と思い至り2年かけてやっと下級魔術が使えるようになったの」



私がそう言うとシアが目を見開き口を開く。



「そう言えば【無詠唱】を見せてくれた時にそう言ってたわね・・・でもリアでも2年・・・・私にも使えるようになるかしら・・・・」



しばらく考えこんだシアが私を見て口を開く。



「ねえリア?【無詠唱】を使う時のコツってあるの?」



シアの質問にセレーナさんとテリーさんも私を真剣な顔でみる。

皆の視線を受けながら少し考えた後に口を開く。



「んんとねぇ・・・・【無詠唱】を使う時に使う魔術をマナでこう・・・・・ぎゅって包んでほわわって流した後にえいって出すの」



私がそう言うとシアが驚いた顔で私を見た後に深い溜息をつき・・・・・口を開く。



「そう言えばリアって・・・人に教えるのが破滅的に駄目だったの忘れてたわ」



・・・・・・・・・・・・人に教えるって難しいね!!

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