辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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閑話 サラサの挫折

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「うわっ!!地面からグランドワームが出てきた!!」



今度はグランドワーム?うわっ!気持ち悪っ!ってまた出て来てすぐに倒された?またフローリア?



「今度はアースドラゴンが5体?これはヤバいか?」



アースドラゴン5体同時なんて体験した事が無いんだけど・・・・ってまたすぐにアースドラゴンが倒された!



「おいおい・・・・・滅多に出ないんじゃなかったのか?」



騎士が私達の後ろを見てそう言葉にしたので振り返ると少し離れた場所にアースドラゴンの5倍の大きさを持ち茶色い体色ではなく真っ黒の体色を持つドラゴン・・・・・グランドドラゴンがこちらを睨むように見ていた。



「ああ」



本能で『あれには勝てない』と感じ口から絶望の声が洩れるがそんな事を気にしている余裕がない。

私は此処で『グランドドラゴンに殺されるんだ』と思って・・・・・次の瞬間に首を落とされて動かなくなるグランドドラゴンを見て地面にへたり込む。



「え」



嬉しそうに動かなくなったグランドドラゴンに向かって行くフローリアを見て私は・・・・自分がいかに無力か・・・いかに愚かだったかを理解した。



「あの子に勝とうとした私って・・・・・・何て愚かなのかしら」



地面に座り地面を見ながらそう呟くと何故か地面が濡れ始めその原因が自分の涙だと理解した時に更に涙があふれる。

前に決闘した時に『思い知らせてあげる』と言ったが私の方が『思い知らされた』・・・格の違いを。

私の持つ最高火力を魔術を使ってもグランドドラゴンに傷一つ付けられなかっただろう・・・フローリアがいなければ私達は・・・・いや私は確実にグランドドラゴンに殺されていた。



「大丈夫か?怪我でもしたか?」



涙を流し動かずにいたわたしにアンディさんが心配そうにそう声を掛けて来たので私は首を左右に振り口を開く。



「大丈夫・・・怪我はありません」



そう言いながら立ち上がり涙を拭く。

そんな私を見て何かを察したのかアンディさんが真剣な顔で私を見ながら口を開く。



「何処の世界にも規格外ってのいるもんだ、アイツは探索者業界でも規格外だから俺も気持ちはわかる・・・つもりだ。けど羨やんだり自分を貶めるより自分のもってる物を把握し伸ばす・・・そうした方がこの危険な世界では生き残れるもんだ・・・・俺はこれまでの経験でそれを学んだよ・・・・だから頑張れ」



「『自分のもってる物を把握し伸ばす』」



単純だけど真実・・・アンディさんの言葉が私の中に浸透するのを感じ私は頷き口を開く。



「ありがとうございます、皆も進み始めてますから私達も進みましょう」



私達はダンジョンの奥へと進んでいく仲間を追うように歩きはじめた。

「誤字、脱字の修正分テキストが空になる報告は送信できません。」と出てエラー報告出来ませんが、本句点・本行は不要だと思います。





「リアァァァァァァ!!」



ダンジョンに入って8時間は過ぎたであろうと頃で私の前を歩いているライナシアがいきなりフローリアの両肩を名前を呼びながら掴み揺さぶり始めた。



「ちょ!!落ち着いてシア!!いきなりどうしたのさ!!」



いきなりのライナシアの奇行にフローリアが慌ててそう言ったがそれを聞きライナシアがフローリアを睨みながら口を開く。



「あんたねぇ・・・・魔物が出て来てすぐに倒すのはいいけどこっちの事も考えて」



「は?」



首を傾げるフローリアを見てライナシアが私達を指差したのでフローリアが振り返る。



その視線の先には落ち込む騎士や魔術師が何とも言えない顔で佇んでいたり、慰められてる騎士がいたりと不思議な事が起きていた。



「どうしたのあれ?」



ライナシアに追われて私達を見てフローリアは首を傾げる。



貴女のせいで皆心をへし折られたのよ!!私なんかここに来るまで3回は落ち込んだわ!!
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