辺境の最強魔導師   ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~

日の丸

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閑話 天才の弱点

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私が固まっているとライナシアと話しているフローリアが頷き口を開く。



「この先にある場所を作った魔法使いの魔法だと思う、5000年経っても発動し続けるって凄いよね」



フローリアは言った後に歩き出して入って行ったので私達もフローリアを追うようにその壁に向かいすり抜け周囲を見渡す。

入ってすぐはさっきと変わらない光景でフローリアが私達が来るのを待っていた。



「変わらないわね」



幻影の壁を潜り抜けたライナシアがフローリアにそう言うとフローリアは苦笑しながら口開く。



「もう少し歩く必要があるんだよ、それと此処からは魔物は出ないからね」



え?もしかして魔物よけの魔法があるって事?しかも5000年経つのに効果が持続してるとかやはりシルドニア世紀の魔法文明って凄い!!フローリアじゃないけれど確かに解き明かしたくなる。

なんか入口に入っただけでこの遺跡の凄さがわかってきて気持ちが昂る。

はやく調べてみたい!!



ライナシアはフローリアと歩きながら苦笑しながら口を開く。



「そうなの?まあ戦あなくて良いというのは助かるわ、気を抜く・・と言うか一息付けるからね」



そんな事を話しつつ歩いていくと2階建ての家が建つには十分な広さを持つ場所に出てその中心には帝都近くで見つけた遺跡ような感じの2階建ての建物が視界に入る。

 

「ってついたよ」



フローリアの言葉に私達は足を止めて視界に入った建物を見て目を輝かせる。

本当に凄い!!こんな場所にこんな立派な建物を建てて5000年も崩れずに形を保ってる!!



フローリアは私達の反応を見てから迷わずにその建物の中へと入っていきその後を追うように中に入ると予想外の光景に足を止める。



「何この部屋」



部屋に入るとフローリアが書いたであろう資料や何かの道具やかなり古い服などがが床一面にばらまかれており足の踏み場もないくらいに散らかっていた。

一緒に建物に入ったライナシアはそれ見て、溜息をつきながら口を開く。



「ねえリア・・・・・・・少しは片付けなさいよ」



本当にそれ!私は綺麗好きとは言えないけどこれは無いわ!!



「え?片付けてるよ?どこに何があるかわかってるし」



いやいや!!何処をどう見ても片付けてるようには見えないよ!!あ!この天才の弱点を見つけたわ!!きっとフローリアは整理整頓が出来ないんだ!まあ戦闘に生かせそうな弱点じゃないけど!!



「これは最初にやるべき事は調査じゃなくてこの部屋の整理ね」



そうなるかしら?まあフローリアが書いた資料にも目を通す必要があるから部屋のの整理はやらなきゃいけないわね。



「だから散らかってないってば!それに資料の整理って言っても皆は何の事だかわからないだろうから私が纏めるしかないじゃん?このままでいいと思うんだけど」



いやいや私達もその資料に目を通さなきゃいけないのよ?整理しなきゃいけないわ。



「あ」



フローリアはライナシアと言い合っていたと思ったらきなり何かを思いついたように『あ』と言ったのでこの部屋にいる全員がフローリアに視線を向ける。



「言ってなかったけどこの建物はこの建物の持ち主の寝床だったみたいでここの他にもう1つ建物はあるんだ、まあ正確に言えばこの建物と繋がってるんだけど・・・まあそっちが研究室だね」



「「「「「「「は?」」」」」」」



え?ここだけじゃないの?と驚いているとフローリアが真剣な顔で口を開く。



「多分ここは研究員の宿舎なんだよ、だから研究施設とつながってる」



なるほど・・・・納得できる話ね。



「って事でここの整理はしなくていいよね?メインの調査は研究施設なんだからさ」



真剣な顔でライナシアにそう言い、ライナシアは溜息をついて呆れたような顔で口を開く。



「整理したくないだけでしょ?」



「うん・・・よくわかったね」



それくらい私にだってわかるわ!!
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