レディース異世界満喫禄

日の丸

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頼りになる仲間ですよ!!

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次の日の朝起きると、朝ごはんの用意をしているシン達がおはようの挨拶をしてくる。

今日の朝ご飯はご飯に味噌汁、そして魚の切り身の塩焼きだ、流石あたしの好みを熟知している!

さて食べようかと思ったら、昨日と同じような視線を感じて周りを見てみると・・・・昨日と同じように干し肉片手にガン見されていた。


「・・・・・・ねえシン・・・味噌汁今から多めに作ってくれる?」


「畏まりました、ミズキ手伝って下さい」


「わかりました」


作業に取り掛かる二人を見た後全体に聞こえるように声を張り上げる。


「少し待ちな!今簡単なスープを作るから出来たら各自取りに来な!」


なんでも朝は出来るだけ早く移動し始めたいため、手間のかかることはせず簡単に済ませるそうだ。

そんな中うちのシンたちが一人は料理、一人は移動の準備をと、一人とは思えないような手際でこなしているのを干し肉をかじりながら見ていたそうだ。

ふふん!うちの子たちはとても優秀なのですよ!!


「レン様、出来ました」


「ありがとう、皆コップをもって並んでスープをもらってね」


感謝の言葉と共に並び始めるみんなを見つつ朝ごはんを食べる、朝ご飯は食べないとだめですよ!

一日を元気に過ごすためには絶対に抜いては駄目です!と家の子供達に言ってるので絶対に旅をしてる時でも食べると決めている。

なので共に旅をする皆にも朝ご飯は食べてもらう、毎朝あの視線を受けるのは気が滅入るべよ!


移動は昨日と同じように編成して移動する。


「クワーーーッ!」


移動している最中に蒼天の声が聞こえたので右腕を真横に伸ばすと、そこに重みがかかる。


「ご苦労様、蒼天何かいた?」


あたしの声に隠蔽魔法を解いてあたしの肩を一回だけつつく。

あたしは蒼天とのコミニケーションの取りかたをある程度決めていた、『はい』ならば一回つついて、『いいえ』なら二回つつくといった感じで二つの質問をしてその答えを蒼天は嘴で答えるといった風にしたのだ。

なので今のは『はい』ということになる、うちの子はどの子も賢いんだよ!!


「人?魔物?」


一回つつかれた、人がいる?旅人かな?


「何人かな?一人?大勢?」


今度は二回・・・・大勢・・・・なんか嫌な感じがするね。


「移動している?皆止まっている?」


二回・・・・・・・調べた方がいいね!


「蒼天ご苦労様!とてもえらいよ」


蒼天を撫でてからギンガにフォートさんの所に向かってもらいようにお願いする。


「フォートさん、ちょっといいかな?」


ギンガが馬に乗って移動しているフォートさんの隣に付き同じ速度で歩いてくれる。


「どうされましたレン殿?」


「この先で大勢の人が止まっているみたいなんだ、気になるから一度止まってほしい」


「・・・・その情報はどこから?」


「この子・・・蒼天が空から見てきた」


あたしの肩に留まっている蒼天を見ながら事のあらましを報告すると考えこみ皆を止めた。


「確かに気になりますな、もし盗賊の類だった場合の事も考えた方がいいでしょうな」


「だからあたしのパーティーと【スカーレット】で先行して様子を見て、騎士団と【ムーンライト】で守りを、もしかしたらあっち側が囮って可能性も考えられるから」


「・・・・・それでいきましょう、すいませんがお願いします」


「了解、ガルドと行ってくる、何もなければ蒼天をこっちに向かわせるってことでいいかな?」


「それでお願いします」


「あいよ、シン、ミズキ、ガルトの馬車に乗って、カナデはアルナーと一緒にいて、こっちが危なくなったらきちんと守ってあげてね」


「「「畏まりました」」」


「それと蒼天、もしその人たちが隠れていた時は大体の場所で声をあげてね?」


「クワっ」


「いい子だ!じゃあ先に行ってくれる?」


あたしのお願いを聞いて蒼天が飛び立っていく。


「本当に賢いですなあの子は」


飛んでいく蒼天を見ながらフォートさんが褒めてくれたので他の子たちの事もアピールしておく!


「あの子だけじゃなくてギンガもシリウスもシンもミズキもカナデも全員が頼りになる仲間ですよ!!」


「本当に羨ましい」


でしょ!!さてと行きますか!思い過ごしだといいけど。

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