レディース異世界満喫禄

日の丸

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参加しないって言ったじゃん!!

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「レン!ここの料理とっても美味しいわ!!」


ウルザが右手にピザを左手にお酒をもってあたしに向かって歩いてくる。

まあピザは今回の旅では作らなかったからね、受けてよかったよ。


「だべ?この店の売りだからね、さっき友達に聞いたんだけど行列が出来るらしいよ?ここ」


「納得だわ、これは並んででも食べたいわ」


うんうんと頷きながらピザを食べているウルザが真顔になり詰め寄ってきた。


「レンと結婚すればここの料理を食べ放題じゃない?やっぱり結婚・・・・・・」


「しない」


何でそういう考えになるのかな?訳わからん!


「じゃあ俺と結婚するか?」


今度はピザを皿ごと確保しているガルトが声をかけてくる、こいつ子供か!!


「まだまだ料理はいっぱいあるのに何してんのさ」


「これくらいすぐ食い終わる」


「そうかい、思う存分食って飲んでおくれ」


「おう!酒も食事もうまい!今日は最高の一日だな!!」


「楽しんでもらえて何よりだべさ、そして求婚は断る!!」


「そりゃ残念」


ピザを食べながら言われても、とても残念そうには見えないよね!


「「「「レン様、結婚してください!!」」」」


さっきの会話を聞いていた脳筋護衛隊が次々と求婚してくるがあたしゃ脳筋は好みじゃない!!


「全て断る!!」


崩れ落ちる騎士達を肴に酒を飲んでるとフオートさんが笑いながらやって来てあたしのグラスにお酒を入れてくれる。


「レンさんも楽しんでるようで何よりです」


「フオートさんも呑んでる?呑まなきや損だよ?」


特にフオートさんはストレスが溜まってるんだから今日は楽しんで欲しいよね。


「ええ楽しんでます、料理も美味しいしお酒もいいのをそろえてる、今度妻と一緒に来ますよ」


「そうして、任務とはいえ奥さんに長期間会えないのは寂しいよね」


「そうですね、妻には悪いとは思いますがとても大事な任務ですので仕方がありません、帰ったら暫くは休暇となっていますので妻と過ごしますよ」


うーーーんならばフオートさんの奥さんにお土産で何か渡そうかな?何がいいだろ?王都に着くまでに考えればいいか!後回じゃないよ?後からいい考えが浮かぶかもしれないからだよ?


「まあ今日はフオートさんが楽しんで」


「はい」


フオートさんと話をしながら飲んでいると離れた所で騎士達がが集まり始めて何かを始めたようなのでフオートさんと一緒に覗いてみると、中心で腕相撲を始めていた。


「副長もやりますか?一番の勝者にメイシェル産の高級ワインって事になってます」


さすが脳筋護衛隊、賭け事にも体を使うのね!!


「やろう!貴様ら対戦表を作れ!それと優勝者に俺から金貨1枚つけてやる」


「おおお!太っ腹ですね副長!聞いたかみんな!」


盛り上がってる騎士達を肴に飲んでいると騎士達の視線があたし達に一斉に向けられ止まる。


「レン様もぜひ、それと討伐者の皆さんも参加してください」


「【スカーレット】は全員参加だ!!金貨とワインはいただく!」


「【ムーンライト】は不参加よ!勝てるわけないでしょ!」


「じゃあたしも不参「さすがレン様!参加ですね!」加で」


あれ?なんか今参加の方向になってなかったか?てもしっかり『不参加』って言ったから大丈夫だよね?


「出来ました!さあ始めましょう!」


対戦表広げて嬉しそうにする騎士に他の騎士達が群がり対戦表を見てさわいでる。


「楽しそうだね」


「そうよね、これだから脳筋は」


【ムーンライト】の面々と飲みながら見ていると騎士の一人がこっちに来てにこやかに笑いながら一言。


「レン様はシードですから」


「参加しないって言ったじゃん!!」


「またまた!冗談が上手ですねレン様は!」


何でこんな事で冗談言わなきやならんのだ!!




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