レディース異世界満喫禄

日の丸

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強さを認められたとかじゃないんだよ!!

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「また貴女ですかレンさん・・・・・」


あたしの前でアルルさんが呆れた顔でため息をつきつつ額を押さえている。

お願いだからそんな顔でため息をつかないでほししいべさ!これに関してはあたしが悪い訳じゃ・・・・・・ないよね?







「さてと・・・・そろそろ王都に戻ろうか」


夕方になるまで平原でギンガ達と過ごして、日が暮れ始めたので帰る事にする。

あたしは立ち上がり、そして・・・・・・・またも宙を舞う、慣れると面白いんだよね!


「今日も送ってくれるんだ?頼むよ・・・えっと・・・・黒王」


確か皆にそう呼ばれてるんだよね?この子をどう呼べばいいか迷ったけど【黒王】と呼んでおこう。


「ブルゥゥゥゥ!」


首を振った?ん?なんか嫌がってる?何でさ?


「レン様、その方はその名前が好きではないようですよ」


カナデがの言葉に黒王が『ブルゥ!!!』と嘶く。


「うーーん・・・・じゃあ、あたし達と居るときはあんたの事を【スレイプ】と呼ぶよ、どうだい?」


あっちの世界の神獣とされる【スレイプニール】からとってみましたよ!!どうよ?


「ブルゥ!」


嘶きと共に走り出した黒王・・・じゃなかったスレイプ、どうやら気に入ったようで足取りが軽い気がする。

走り続けること約二時間、王都が見えてきた。

それにしてもこの子・・・・・スレイプはすごいね、二時間走ってるのに全然スピードが落ちなかった、しかも今も疲れたようには見えない・・・・・すごいね!!


昨日と同じようう王都へと続く橋の入場門の所でスレイプから降りてギルドカードを見せてそのまま橋へと行こうとして、足を止める。


「・・・・・ねえスレイプ?あんたも来るの?」


別れたと思っていたら自然な流れでついて来るんだもん、門番さん達も反応言出来てないじゃん!


「ブルゥ!」


あ!門番さん達が慌て始めたよ!・・・・あ!アルルさんだ!


「また貴女ですかレンさん・・・・・」


あたしの前でアルルさんが呆れた顔でため息をつきつつ額を押さえている。

お願いだからそんな顔でため息をつかないでほししいべさ!これに関してはあたしが悪い訳じゃ・・・・・・ないよね?


「なんかこの子に気に入られたみたいでさ、暫くはこの子も一緒に行動したいんだけど?」


「お待ちください隊長に聞いてきます」


アルルさんが詰所向かってに走って行き、五分もしないうちに手に何かを持ち戻ってきた。


「これを黒王の首に巻き付けておいてください、それで大丈夫なはずです」


受け取った紋章入りの布をスレイプの首に巻き付け、首を撫でる。


「スレイプ、我慢してねこれをつけてないと人に攻撃されるからね」


「ブルゥ!」


あたしはまたも宙を舞いスレイプの背に乗り橋をのんびり進む。




・・・・・なんか視線が痛いんだけど!!


「おい!あれって黒王じゃねぇか!」


「うそ!人を背に乗せてる?」


「マジか!・・・・・あの女はオーシャンズデッドを狩ってきた奴じゃねーか!」


「そんなすごい奴なのか!」


「だから黒王が認めたのか!!」


・・・・・・・違うんだよ?ご飯を何回か一緒に食べただけなんだよ?強さを認められたとかじゃないんだよ!!勘違いしないで!!

そのまま進んで行き、ふと・・・横を見たらフィルミナがいて視線が重なる。


「レン・・・・・・貴女ってやっぱり常識外れだわ・・・・・」


フィルミナがあきれたような顔で呟いた。



常識外れだなんて言わないでぇぇぇぇぇぇぇ!!あたしは普通なんだよ!!




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