レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
362 / 1,656

うちの母ちゃんとまるで違うよ!!

しおりを挟む

「レンその子は?」


あたしの腕に留まっている蒼天を見ながらドミナさんが訊ねてきた、あれ?ドミナさん蒼天を見た事なかったっけ?・・・・最初に会った時は・・・・テレスと話をしてて見てなかったかも?


「この子はあたしの家族で蒼天ていうんだ、かわいいでしょ?」


コクコクと頷くドミナさん・・・・ドミナさんも動物好きなのかもしれないね!同士だね!!


「さてプリシアの家に行くよ、プリシア行こう」


ギンガとシリウスとコハクが先頭を歩き次にあたし、プリシア、ドミナさん、その後ろにカナデとスレイプがついてきている。


ただでさえ目立つ集団なのに今日は王族のおまけ付、かなり目立ってる!!


「ドミナさん・・・目立ってるんだけどどうすればいいと思う?」


「諦めて」


即答?即答ですかドミナさん!!って感じでドミナさんを見たら、彼女も諦めたような・・・達観したような顔で前を向いて歩いている・・・・・良し!あたしもそうしよう。






「ここよ」


うん!判ってたけどプレシアが『ここよ』って言った所からじゃ豪邸は見えるが玄関は見えない・・・多分敷地も含めて『ここよ』なんだろうけどやはり王族、敷地も含めて大きいよね。


「ねえプレシァーナ様?此処からどれくらいで家に入れるの?」


顔を引き攣らせながらドミナさんがプレシアに聞いている、うんわかるよその気持ち!
だが!!その顔が見たかったから黙っていたんだよ!!


「歩いて30分くらいかしら?」


かなり遠いよね?まあ急いでる訳じゃないからギンガ達と戯れながらすすもうか。







「お帰りなさいませプレシァーナ様」


やっと豪邸についたと思ったら玄関前でかなり高齢の執事さんがあたし達を待っていた。


「ただいまベルス、お父様とお母様は居るかしら?話があるのだけれども」


「リビングで皆様をお待ちになっております、ご案内いたします」


・・・・・『皆様』ねぇ・・・・来るのを知っていて待っていたって所かな?






「ようこそ【灼熱の魔女】殿」


リビングには言った途端、あたし達を待っていた40代の男性がにこやかに、あたしの忌々しい二つ名を呼んで微笑むのを見て思わず舌打ちしそうになるのを堪えた、あたし偉い!!

その男は金髪ののイケメンしかも猫耳?似てるけど違うかな?を付けている男性だ。


「その名で呼ばないで欲しいんだけど」


「それは失礼した、まあ座ってください」


ちっとも反省してるようには見えない笑顔で頭をさげられてもねぇ・・・


「お父様、レンを知っているのですか?」


「調べさせたのさ、可愛い娘に近寄って来るんだからね」


まあギルドで調べればすぐにわかる事だしいいけどね。


「しかも監視付きかい?あたし達が来るのが分かってたろ?」


「その通りだよ」


だったら馬車とかでお迎えに来ても良かったんじゃない?とは流石に言えないよねぇ・・・・


「あら?もういらしていたの?」


その声が聞こえた方を見ると銀髪が腰までなびき、ケモミミが可愛く乗っているお姉さんがあたし達の方に歩いてきた。


「お母様」


プレシアの言葉にあたしは固まる・・・・・・お母さん?は?20代にしか見えないんだけど?

しかも二人並べば姉妹で通用するんじゃないかってくらい、若いんだけど!!

うちの母ちゃんとまるで違うよ!!


「ようこそ【灼熱の魔女】さん、うちの娘を助けてくれてありがと・・・・・?どうしたの?」


あたしはここに来て、言葉のダブルパンチにうなだれていた。

まただよ!!また【灼熱の魔女】だよ!!そんな二つ名で呼ばないでよ!!

流石に叫ぶわけにはいかないので深呼吸をした後に説明。


「あたしはレン、ただのレンだよ、二つ名で呼ばないようにね?」


あっ!!王家の人相手に思わず威圧をかけてしまった!!

しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

私と母のサバイバル

だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。 しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。 希望を諦めず森を進もう。 そう決意するシェリーに異変が起きた。 「私、別世界の前世があるみたい」 前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

転生小説家の華麗なる円満離婚計画

鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。 両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。 ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。 その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。 逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する

影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。 ※残酷な描写は予告なく出てきます。 ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。 ※106話完結。

『定年聖女ジェシカの第二の人生 〜冒険者はじめました〜』

夢窓(ゆめまど)
ファンタジー
「聖女の定年は25歳です」 ――え、定年!? まだ働けるのに!? 神殿を離れた聖女ジェシカが出会ったのは、 落ちこぼれ魔術師、ならず者の戦士、訳あり美少年、気難しい錬金術師。 クセ者ぞろいの仲間と共に送る第二の人生は、冒険・事件・ドタバタの連続で!? 「定年だからって、まだまだ頑張れます!」 笑って泣けてちょっぴり恋もある、 元聖女の“家族”と“冒険”の物語。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!

あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!? 資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。 そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。 どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。 「私、ガンバる!」 だったら私は帰してもらえない?ダメ? 聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。 スローライフまでは到達しなかったよ……。 緩いざまああり。 注意 いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

処理中です...