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言って無かったと思うよ!!
しおりを挟む「まあそんな感じで頑張りなよ?あたしはプレシアの所に帰るからね」
あたしは考え込むセレーナに背を向け本陣歩いて帰ろうと思ったら宙を舞いスレイプの背に納まる。
・・・・・・なんかこの頃宙を舞っても驚かない自分に驚いた!!
慣れって怖いよね!!
楽しそうに走っているアニマルズと共にプレシアがいる本陣に着いた時、なんか力が抜けた・・・・・だってアンヌシアさんを含めた皆がお茶会を催していたのだ、もちろんカナデが全ての紅茶や食べ物を出したんだろうけど【軍】をやっている最中とは思えない空間が目の前に広がっていた。
「あらぁ?レンちゃんお帰りなさい、終了の合図があったのに帰りが遅かったわね」
「ちょっとセレーナと話してたら遅くなった、所で・・・・・何でお花畑はボロボロなの?」
視線を下に向けるとボロボロのお花畑が転がっていた。
「ん?お花畑?ああ!【荷物】ね!私達も早めに終わって暇だったから少し相手をしてもらったのよ、この子初対面の時『私は強いんだぞ!!』って言ってたから」
・・・・・・・言って無かったと思うよ!!まあ気持ちはわかるよ初対面の人にあの態度だもんね!
あたしでもアンヌシアさんやソルティさんと戦いたくないのに、無理やり戦わされたとか・・・・・・・・
同情はしないよ?自業自得だし、お花畑のおかげで二人から模擬戦の申し込みはなさそうだし!あった時はお花畑を生贄に差し出そう!!
「審判さんこれであたし達の勝利は確定したんだけどどうすればいいの?」
アンヌシアさん達一緒に紅茶を飲んでた審判役の男に聞いてみたらハッとした顔になり立ち上がった。
・・・・・・・・すっかり忘れてたなこの人!!
「プレシァーナ様、そして【軍】に参加された方々お疲れ様でした、【軍】の結果はプレシァーナ様の勝利となります、この結果を城に持ち帰り女王様にお伝えいたします。それとこれにて【バイダスターナ】は終了となります、結果は後日使者がお伝えに行きますのでよろしくお願いします」
「わかりましたわ」
審判役の男に頷いてからあたし達の方に向き直り、深々と頭を下げるプレシア。
「皆様のおかげで勝つことが出来ました、本当の事を言うと【軍】は勝てないと諦めていたのです、それを貴女方は打ち砕き勝ってくださった・・・・本当に感謝しています」
「礼は不要よ?私達は元々レンちゃんに貸があったのよ、その借りを返すためにここに来たってのもあるから、気にしなくていいわ」
アンヌシアさんんお言葉にソルティさんや騎士達は何度もうなずいている。
貸なんて無かったはずなんだけどなぁ・・・・まあいいや!!
「じゃあ宿に帰ろうか!うちの子達が待っている!」
「はい!」
顔をあげて笑顔で頷くプレシアと共に宿に帰る。
「「「「「「「「「「「「お帰りなさーい!」」」」」」」」」」」」
エルスさんや子供達が笑顔で迎えてくれたので自然と笑顔になってしまう。
「どうだったのプレシア姉?」
代表してガイルがプレシアから聞いてるのを笑顔で見守る。
「レンのおかげで勝つことが出来ました!!」
「「「「「「「「「「「「おめでとう!」」」」」」」」」」」」
その言葉と共に子供達がプレシアに抱き付き『おめでとう!』って言ってまた抱きついている。
あたしや大人組が微笑ましく見ていて、しばらくしてからあたしが声を掛ける。
「さて!プレシアのお祝いと、アンヌシアさん達へのお礼を兼ねて【銀狼の寝床】にいくよ!!」
実はもう【銀狼の寝床】にはエルスさんが【転移の腕輪】で今日宴会をやるので貸切にしておいてくれと言うのを伝えに行ってもらったのだ!しかもべへモスとオーシャンズデッドを持って行ってもらってね!!
流石にアンヌシアさん達にお金を渡すのはまずいので、滅多に食べれないべへモスとオーシャンズデッドの料理を堪能してもらい、楽しんでもらおうと思ったのだ!!
皆がお祝いモードの中【銀の剣】の面々がジト目であたしを見ていた。
「・・・・・・なあ姐御・・・・・・俺達いらなかったよな?」
・・・・・・・・・・・・気のせいだ!!
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