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必ず落とす!!
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太っちょのお話を聞いて、あたしは怒りの限界を突破した。
「アリーヌ、悪いんだけどギンガとシリウスを連れてきてくれるかな?」
あたしの頼みにアリーヌが驚いた顔をした後、あたしの顔を覗き込み顔を引き攣らして頷き宿の中に入っていった。
「ディレスさんこの辺りでアンタが信頼できる貴族っている?」
あたしの突然の問いに驚いた顔をし、考えこんだあと答えを言う。
「【カナリム】のケレッド子爵は信用できる、誠実な男で第三王子と親友なのだ」
ふむ・・・ディレスさんが言うんだから信頼してもいい人そうだね。
「ならこの太っちょを連れて一度【カナリム】に戻ってくれるかな?【カナリム】で信頼できる人たちをを集めてからアステルの砦に来て」
「・・・・・まて!何故そなたに指示されねばならん?そなたは何をやろうとしている?」
「あたし達だけでアステルの砦を落とす」
「は?何を言ってる?アステルの砦を落とす?難攻不落と言われてるあの砦を?笑えない冗談はよせ」
あたしはディレスさんの顔を正面から見てもう一度同じセリフを言う。
「あたし達だけでアステルの砦を落とす」
1000人いようと2000人いようと変わらない、必ず落とす!!
くだらない妄想の為に子供を盾代わりに使うとかふざけるにもほどがあるだろうが!!
そんなろくでなしが国のトップになったら、アンリやこの前知り合ったエリンさん一家が悲惨なめに合う事は確実だと思う、それは無視できないよね。
「ディレスさんアンリも連れて行ってね、流石にアンリを守りながらは無理だからさ」
これから1000人とやり合うんだ流石に無理だ。
「本気か?」
「もちろんだべ、どちらにしろディレスさんは一度仲間を集めなきゃいけないだろう?早めに来てくれると助かるよ」
主に砦を落とした後の面倒を押し付けたいからね!!
「ならばお前の策を聞かせろ。それから決める」
信じてくれないなんて悲しいよ!!ってまあ疑う気持ちもわかるけどね。
「その難攻不落の砦には正面からぶつかるつもりはないよ大丈夫キチンと落とすから、それよりも急いで出発して【暁の光】を護衛に連れて行ってね」
もし【グリフォン】に襲われても彼等なら対処してくれるだろう。
「・・・・・・一つ質問させてくれ」
「何さ?」
「この国の反乱なんてお前には関係ないだろう?なぜ助力してくれる?」
あたしの心が何処にあるのかを知りたそうな顔で問いかけてきたので真顔になる。
「気に入らないから」
あたしは我儘なんだよ、だからこそ気に入らない奴らをぶっ飛ばす!!伊達にレディースの頭を張ってたわけじゃないんだよ?
「・・・・・・・・・・わかった信用できる者達を集めて早々に戻る」
「頼んだべ」
あたしはディレスさん達のる馬車を見送った転がってる賊どもを見下ろす。
「・・・・・・こいつ等はどうしよう・・・・・・・」
こいつ等もディレスさんに押し付けたかったけど流石に移動速度が落ちるので諦めた。
「あのぅ・・・・・・」
賊を見ながら悩んでいると一人の女性が声を掛けて来た、この人は賊じゃなくて一般人みたいだね。
見た目は疲れ切った30代の金髪をボブカットにした女性だ。
「貴女は?」
「【ラリアス】に元から住んでいるカンナと申します、この度は盗賊達を捕まえてくれてありがとうございます」
お礼の言葉を言って来たカンナさんを見ていると他の家から女性が10人ほど出てきてあたしを囲みお礼を言ってくる、でもなんかみんな生きる事に浸かれたような顔をしてるんだけど何でだろう?
でも驚いた、この村に残ってるのは【グリフォン】とやらの仲間だけかと思っていたからね。
「あなた達はこの村の住人なのですよね?他の住人の方は?」
あたしの質問にカンナさんが顔をゆがませた後、答えてくれた。
「子供と年寄りは連れて行かれました・・・・・男・・・・夫や男の住人はそれを阻止しようとして殺されました、そして私達は・・・・・情婦として此処に残されました・・・・・・」
本当にいい加減にしろよ【グリフォン】!!
「アリーヌ、悪いんだけどギンガとシリウスを連れてきてくれるかな?」
あたしの頼みにアリーヌが驚いた顔をした後、あたしの顔を覗き込み顔を引き攣らして頷き宿の中に入っていった。
「ディレスさんこの辺りでアンタが信頼できる貴族っている?」
あたしの突然の問いに驚いた顔をし、考えこんだあと答えを言う。
「【カナリム】のケレッド子爵は信用できる、誠実な男で第三王子と親友なのだ」
ふむ・・・ディレスさんが言うんだから信頼してもいい人そうだね。
「ならこの太っちょを連れて一度【カナリム】に戻ってくれるかな?【カナリム】で信頼できる人たちをを集めてからアステルの砦に来て」
「・・・・・まて!何故そなたに指示されねばならん?そなたは何をやろうとしている?」
「あたし達だけでアステルの砦を落とす」
「は?何を言ってる?アステルの砦を落とす?難攻不落と言われてるあの砦を?笑えない冗談はよせ」
あたしはディレスさんの顔を正面から見てもう一度同じセリフを言う。
「あたし達だけでアステルの砦を落とす」
1000人いようと2000人いようと変わらない、必ず落とす!!
くだらない妄想の為に子供を盾代わりに使うとかふざけるにもほどがあるだろうが!!
そんなろくでなしが国のトップになったら、アンリやこの前知り合ったエリンさん一家が悲惨なめに合う事は確実だと思う、それは無視できないよね。
「ディレスさんアンリも連れて行ってね、流石にアンリを守りながらは無理だからさ」
これから1000人とやり合うんだ流石に無理だ。
「本気か?」
「もちろんだべ、どちらにしろディレスさんは一度仲間を集めなきゃいけないだろう?早めに来てくれると助かるよ」
主に砦を落とした後の面倒を押し付けたいからね!!
「ならばお前の策を聞かせろ。それから決める」
信じてくれないなんて悲しいよ!!ってまあ疑う気持ちもわかるけどね。
「その難攻不落の砦には正面からぶつかるつもりはないよ大丈夫キチンと落とすから、それよりも急いで出発して【暁の光】を護衛に連れて行ってね」
もし【グリフォン】に襲われても彼等なら対処してくれるだろう。
「・・・・・・一つ質問させてくれ」
「何さ?」
「この国の反乱なんてお前には関係ないだろう?なぜ助力してくれる?」
あたしの心が何処にあるのかを知りたそうな顔で問いかけてきたので真顔になる。
「気に入らないから」
あたしは我儘なんだよ、だからこそ気に入らない奴らをぶっ飛ばす!!伊達にレディースの頭を張ってたわけじゃないんだよ?
「・・・・・・・・・・わかった信用できる者達を集めて早々に戻る」
「頼んだべ」
あたしはディレスさん達のる馬車を見送った転がってる賊どもを見下ろす。
「・・・・・・こいつ等はどうしよう・・・・・・・」
こいつ等もディレスさんに押し付けたかったけど流石に移動速度が落ちるので諦めた。
「あのぅ・・・・・・」
賊を見ながら悩んでいると一人の女性が声を掛けて来た、この人は賊じゃなくて一般人みたいだね。
見た目は疲れ切った30代の金髪をボブカットにした女性だ。
「貴女は?」
「【ラリアス】に元から住んでいるカンナと申します、この度は盗賊達を捕まえてくれてありがとうございます」
お礼の言葉を言って来たカンナさんを見ていると他の家から女性が10人ほど出てきてあたしを囲みお礼を言ってくる、でもなんかみんな生きる事に浸かれたような顔をしてるんだけど何でだろう?
でも驚いた、この村に残ってるのは【グリフォン】とやらの仲間だけかと思っていたからね。
「あなた達はこの村の住人なのですよね?他の住人の方は?」
あたしの質問にカンナさんが顔をゆがませた後、答えてくれた。
「子供と年寄りは連れて行かれました・・・・・男・・・・夫や男の住人はそれを阻止しようとして殺されました、そして私達は・・・・・情婦として此処に残されました・・・・・・」
本当にいい加減にしろよ【グリフォン】!!
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