レディース異世界満喫禄

日の丸

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ヒャッハー!!

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「ヒャッハー!!最っ高!!」



周りの雲が凄い速さで後ろに流れていく・・・・・あたし達は今かなりのスピードで空を飛んでいる。

【幻影魔法】がもし解けてしまっても見られないようにかなりの高い高度を飛んでいるのだ。







皆と別れ空の旅を始めて8日目、ドラゴンズ達の頑張りのお陰で【アラビータ】との国境付近に着くことが出来た。

馬車で移動したら40日は掛かる距離だけど、空は障害物もなく天候にも恵まれ短時間で国境まで来ることが出来た。



「レン様、国境に居る第三師団に挨拶はしていくのですか?」



かなり離れた場所を飛んでいるジェミの背に乗ってるシンがあたしに聞てきたので首を左右に振る。



「行かないよ、大体ケインに内緒で行くんだ、挨拶に行ったらケインにバレちまう」



あたしとシンが離れた場所で普段通りの会話が出来るのはカナデのお陰だ。

カナデが風を『支配』してオレオ達の背に乗って飛んでも風圧で飛ばされる事なく安全な飛空旅行をすることが出来、しかも会話まで出来る・・・・・・・・・うちの子達優秀過ぎる!!



「取り敢えず国境を越えて少し行ったところで今日は休もう」



「「「「畏まりました」」」」



その一時間後国境を越えて森の中の開けた場所を見つけたのでそこに降りる事となった。





「レン様はお茶でも飲んでお待ちください」



シン達が野営の準備を始めるとあたしは暇になるので、ティータイムが恒例となってしまっているのだけど今日は皆を連れて散歩に行く事にした。



「あたしはちと散歩に行ってくるよ、皆行こう」



アニマルズとドラゴンズに声を掛けて森の中を歩く。



「まあ【メイシェル王国】の隣なんだから生態系はそんなに変わらないか」



歩きながら森にある物を見て周り、珍しいものが無いかをチェックしているけど何もなさそうだ。



「グルゥゥゥ」



いきなりアニマルズ達が森の奥を見ながら威嚇を始めたので【アイテムボックス】から日光を取り出して構える。

そして森の奥から黒く大きな生き物・・・・・・ギンガ達と同じサイスのクロヒョウがゆっくりと出て来た。



「綺麗・・・」



艶のある黒と琥珀色の瞳が油断なくあたし達の様子を見ている。

これが夜の暗闇ならその瞳の輝きだけが見えかなりの恐怖を覚えるだろうけど、今は夕方で丁度夕陽を身に受け輝いてるように見える。



「皆大丈夫だよ」



この子警戒はしてるけど敵意は感じない、そう判断しギンガ達にそう言う。



「五月蠅くしてごめんよ、今晩だけだから我慢してね」



あたしはそう言うとシン達の待ってる場所にもどり・・・・・・・・・あ



「ギンガ・・・・・ここ何処?」



適当に歩いていたからここが何処かわからん!!

あたしの言葉を聞いたアニマルズがあたしに群がり・・・そして宙を舞った後スレイプの背に納まる。



「皆で案内してくれるんだね、ありがとう」



この子達が居なかったらこの森で戻る事が出来なくて迷子になっていたよ!!

そのやり取りを見ていたクロヒョウがなんか呆れたように見ているのは気のせいだ・・・・・・と思いたい。



「本当にさわがしくしてごめんね、じゃあね」



スレイプの背に揺られているとギンガの背に乗せてもらってるアリーヌが呆れたように話を掛けてきた。



「レン貴女魔法を使えばシン達の居場所は分るでしょうに」



「あ」



【エリアサーチ】を使えばよかったんだ!!忘れてたよ!!



あたしがスレイプの背で落ち込むとアリーヌが大笑いし始め、思わず呟く。



「忘れてから仕方ないべよ」



「貴女はしっかりしているようでぬけてるわねぇ」



うぐ!!心当たりがありすぎて何も言えないべよ!!

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