レディース異世界満喫禄

日の丸

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って事でアンタはいらん!!

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あたしの返事におっさんが顔を真っ赤にした後ブチ切れてきた。



「貴様!!将軍たる俺に向かいよくもそんな事を言いおったね!貴様等こいつを切れ!!」



おっさんの言葉に後ろに控えていた騎士達が腰にぶら下げている剣に手を掛けた瞬間にあたしが口を開く。



「オレオ!!」



あたしがそう呼ぶと元のサイズに戻ったドラゴンズがおっさん達とあたしの間に舞い降りて一声。



「グラァ!!」



ドラゴンズの咆哮を聞き腰を抜かし地面にへたり込むおっさんたちを見て、その前まで歩いていく。



「おっさん、さっき言ったよな?俺を『誰だと思ってる』って?あんたはただのおっさんだよ」



「は?」



おっさんが訳が分からないという顔であたしを見てきたので腕を組みため息をつきながら説明してやる。



「あんたはもう将軍じゃないって事さ、前王家は壊滅し今の王が玉座についた、そして新しい軍が作られてる・・・・・って事はアンタのその『将軍』って肩書はもう意味を成さない、だからアンタはただのおっさんだ」



言われてうなだれるおっさんを見た後にオレオにもう一仕事頼む。



「って事でアンタはいらん!!お帰り願おうか!!」



その言葉を聞いたオレオ達がおっさん達を睨みつけ咆哮を上げて追い払った。



「これで良し!!さあ飯だ!!」



逃げていくおっさん達を見送った後振り向いて、砦に入ろうとしたら入口で【ドラクーン】のメンバー全員があたしを嬉しそうに見ていた。



「どうしたのさ?あんた等?さっさと飯を食うよ」



あのおっさんのせいで貴重な朝飯の時間を無駄にしたべよ!!







そして一日が終わり砦の中の自分の部屋に戻るべく、うす暗い廊下を歩いているとギンガとシリウスが足を止めて前方を見ながら唸り声をあげる。



「出てきたらどうだい?もうばれてるよ」



ギンガ達の子の反応はそう言う事なんだろうと前方を見ながらそう言うと全身黒ずくめな人が三人暗闇から現れる。



「あんた等みたいなのは呼んだ覚えがないんだけどどちらさん?」



まあ答えは期待していないんだけどね。



「まったく・・・・・・・・・・早く部屋に戻っておやつが食べたいのよ・・・・・・・邪魔!!【パラライズミスト】」



・・・・・・・・・・・アリーヌさん・・・・・・・・このシリアスな局面で『おやつが食べたい』ってだけで片手間で終わらせないでもらえます?せっかくやる気になったのもあるけど暗殺者達が気の毒だべよ!!



「まあいいか」



あたしは【ヴィリーナ】を【アイテムボックス】から取り出して右腕に装備し魔糸を伸ばして暗殺者達をぐるぐるを巻き付けてそのまま引きずりながら歩き出す。



「あ!いた!ガラム!」



見回りの兵と話していたガラムが見えたのでかれをよぶ。



「大将どうしたん・・・・・・・・・・そいつらは?」



「あたしを狙った暗殺者達」



あたしがそう言うとさっき話していた兵士が走ってきて深々と頭を下げる。



「ジャンヌ様!見張りをしていたのに気がつかなくてすいません!!すべての責任は僕にあります!!他の奴等は悪くありません!!」



「大将、俺も謝る全ての責任は責任者である俺が負うべきだ、こいつ等には罪はねぇ」



・・・・・・・・・・・・なんか二人共、あたしが暗殺者達を引きずって来たのは二人を注意するためだと思ってるよ!!違うんだよ!!



「落ち着きな二人共、あたしはあんた等を責める為にこいつ等を引きずって来たんじゃないよ、ガラムこいつらの尋問をして情報を引き出してほしい」



とにかく情報が欲しい、具体的には誰がターゲットになっているかと暗殺者達の組織の情報が欲しい。



「なるほど・・・・・・判りました」



あたしが何を知りたいかを察したのだろう、頷き一緒にいた兵士に暗殺者達を連れて行くように命じる。



「大将、一人生かしておけばいいよな?」



「そこらへんはガラムに任せるよ」



この暗殺者達は今まで何人もその手にかけてきたのだ、今その報いを受けるときが来た・・・・・そう言う事だ。
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