806 / 1,656
王都決戦 南門の戦い④
しおりを挟む
「良し突撃!!」
此方の狙い通りこちらに向かって来る騎馬隊に矢の雨を浴びせた後、歩兵が重装騎兵の開けたスペーズを走り抜け地面に落とされた騎士に切りかかり倒していく。
「よし引くぞ!!」
向こうの歩兵が走って来たのを見て踵を返し走り戻る。
引き返している最中に弓兵からの援護もあり無事に戻ってこれた。
「さて。向こうはどう出るかな?」
あの方が同じ事をするわけが無いからどう出るのか・・・・・やっぱりそう来るか。
向こうも重装騎士達を前に出し、そこに留まらず前進してきた。
そのまま押しつぶすと言わんばかりの前進に弓兵が矢の大雨を降らせるが大盾使いが大盾を上に構えある程度の矢を防ぎつつ前進してくる。
「来るぞ!!踏ん張れよ!!」
重装騎士たち同士の戦いが始まり、混戦となり私達も戦う・・・・・・と王国軍の後ろが騒がしくなってきたのが聞こえたのでよく見てみると後ろからウインドドラゴンが尻尾を鞭のようにして騎士達を薙ぎ払っている所が見えた。
「援軍だ!!北門からこちらに来てくれた!!皆力を振り絞れ!!行くぞ!!」
私の叫びに感化され敵兵に向かい切り掛かっていく。
まさか南門に援護に来てもえらえるとは思えなかった、本当に助かった。
「っく!!」
いきなり視界の端から剣が迫って来たので自分の剣で受け流す。
「良く反応した」
「総隊長・・・・・・・」
いつの間にかここまで来たのか?乱戦で見失ってしまっていた。
「北門から来たウインドドラゴンが来た時点で王国軍の勝利はお前の部隊の指揮官を倒す事か捕縛することが条件となったので貴様を倒しに来た」
その言葉と共に切りかかって来た。
右上段からの一撃の後下に向かう剣を掬い上げるように下から上への斬撃、その後に横凪・・・と休むことなく剣が私を切り刻もうと襲い掛かって来るが、それを流し、躱し、防いでいく。
「ラッチ、ここ数ヶ月で腕を上げたな」
おかしい・・・・・確かに腕を上げた自覚はあるが本来私の動きは此処まで早くない、いったいなぜ?
「あ」
そうか!ジャンヌ殿にいただいたアクセサリーのお陰か!!
「腕は上がりましたが今回は我らが聖女様の加護のお陰ですよ総隊長」
これは後でお礼を言った方がいいな。
「性格まで変わったらいいな、戦闘中に冗談を言うとはな」
「確かに少し変わったかもしれないが冗談ではなく本気ですよ」
そう言いながら今度は私から切り掛かる・・・・・・が全てを躱された。
「どうやら防御面に関してだけ腕を上げたようだな」
それはそうだろう、ジャンヌ殿から頂いたアクセサリーは【軽量化】・・・速さに物を言わせて躱していただけなのだから。
やはり私では総隊長には勝てないか・・・・・・・・・・ならば仕方ない・・・・・・・・ジャンヌ殿私は貴方を恨んだりしませんよ。
「総隊長本気で行きます、そして貴方を倒す」
総隊長だけでも倒しておけば今後の障害が少なくなるはずだ。
「ならば俺も本気で行こいう」
睨み合い・・・・・・・・そして総隊長だけが切りかかり・・・・・・・・・私の命を取る剣が、すべての力を乗せた振り下ろしが私を襲い・・・・肩で剣が止まった。
「な?・・・・・・・・・ぐふっ!!」
私は命を捨てわざと受け出来たスキを狙い一撃を入れて死ぬはずだったのが、何故か傷一つつかずにできたスキを狙い総隊長の腹部へと剣を突き刺すことに成功した。
「ラッチ・・・・・・何をした?」
吐血をしながらまだ諦めてない目で私を見ているが致命傷なのは確か、なので誠意をもって接する。
「先程も言いましたが聖女様の加護ですよ、本当は私の命をもってあなたを倒すはずだったのですよ」
その言葉に苦笑しながら口を開く。
「そうか・・・・・・・・その聖女に会ってみたいものだな・・・・・・・・・・・・ラッチこの国を頼む」
そう言うと崩れち倒れた。
「アース様・・・・・・・・もうし・・・・わ・・・・け・・・・・・」
アラビータの英雄の最後に私は一礼し戦況を確認する。
此方の狙い通りこちらに向かって来る騎馬隊に矢の雨を浴びせた後、歩兵が重装騎兵の開けたスペーズを走り抜け地面に落とされた騎士に切りかかり倒していく。
「よし引くぞ!!」
向こうの歩兵が走って来たのを見て踵を返し走り戻る。
引き返している最中に弓兵からの援護もあり無事に戻ってこれた。
「さて。向こうはどう出るかな?」
あの方が同じ事をするわけが無いからどう出るのか・・・・・やっぱりそう来るか。
向こうも重装騎士達を前に出し、そこに留まらず前進してきた。
そのまま押しつぶすと言わんばかりの前進に弓兵が矢の大雨を降らせるが大盾使いが大盾を上に構えある程度の矢を防ぎつつ前進してくる。
「来るぞ!!踏ん張れよ!!」
重装騎士たち同士の戦いが始まり、混戦となり私達も戦う・・・・・・と王国軍の後ろが騒がしくなってきたのが聞こえたのでよく見てみると後ろからウインドドラゴンが尻尾を鞭のようにして騎士達を薙ぎ払っている所が見えた。
「援軍だ!!北門からこちらに来てくれた!!皆力を振り絞れ!!行くぞ!!」
私の叫びに感化され敵兵に向かい切り掛かっていく。
まさか南門に援護に来てもえらえるとは思えなかった、本当に助かった。
「っく!!」
いきなり視界の端から剣が迫って来たので自分の剣で受け流す。
「良く反応した」
「総隊長・・・・・・・」
いつの間にかここまで来たのか?乱戦で見失ってしまっていた。
「北門から来たウインドドラゴンが来た時点で王国軍の勝利はお前の部隊の指揮官を倒す事か捕縛することが条件となったので貴様を倒しに来た」
その言葉と共に切りかかって来た。
右上段からの一撃の後下に向かう剣を掬い上げるように下から上への斬撃、その後に横凪・・・と休むことなく剣が私を切り刻もうと襲い掛かって来るが、それを流し、躱し、防いでいく。
「ラッチ、ここ数ヶ月で腕を上げたな」
おかしい・・・・・確かに腕を上げた自覚はあるが本来私の動きは此処まで早くない、いったいなぜ?
「あ」
そうか!ジャンヌ殿にいただいたアクセサリーのお陰か!!
「腕は上がりましたが今回は我らが聖女様の加護のお陰ですよ総隊長」
これは後でお礼を言った方がいいな。
「性格まで変わったらいいな、戦闘中に冗談を言うとはな」
「確かに少し変わったかもしれないが冗談ではなく本気ですよ」
そう言いながら今度は私から切り掛かる・・・・・・が全てを躱された。
「どうやら防御面に関してだけ腕を上げたようだな」
それはそうだろう、ジャンヌ殿から頂いたアクセサリーは【軽量化】・・・速さに物を言わせて躱していただけなのだから。
やはり私では総隊長には勝てないか・・・・・・・・・・ならば仕方ない・・・・・・・・ジャンヌ殿私は貴方を恨んだりしませんよ。
「総隊長本気で行きます、そして貴方を倒す」
総隊長だけでも倒しておけば今後の障害が少なくなるはずだ。
「ならば俺も本気で行こいう」
睨み合い・・・・・・・・そして総隊長だけが切りかかり・・・・・・・・・私の命を取る剣が、すべての力を乗せた振り下ろしが私を襲い・・・・肩で剣が止まった。
「な?・・・・・・・・・ぐふっ!!」
私は命を捨てわざと受け出来たスキを狙い一撃を入れて死ぬはずだったのが、何故か傷一つつかずにできたスキを狙い総隊長の腹部へと剣を突き刺すことに成功した。
「ラッチ・・・・・・何をした?」
吐血をしながらまだ諦めてない目で私を見ているが致命傷なのは確か、なので誠意をもって接する。
「先程も言いましたが聖女様の加護ですよ、本当は私の命をもってあなたを倒すはずだったのですよ」
その言葉に苦笑しながら口を開く。
「そうか・・・・・・・・その聖女に会ってみたいものだな・・・・・・・・・・・・ラッチこの国を頼む」
そう言うと崩れち倒れた。
「アース様・・・・・・・・もうし・・・・わ・・・・け・・・・・・」
アラビータの英雄の最後に私は一礼し戦況を確認する。
108
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる