レディース異世界満喫禄

日の丸

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原因はあたしにもあったんだった!!

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「まずは東、西、北方面に送っている軍の戦闘を止めさせて王都に戻ってくるようにしてほしい、もう闘う意味がないからね」



もう『王』は討ったんだ無駄な戦闘で命を失ってほしくない。



「手配しよう」



お?すぐに納得してくれた?何か思う物がったのかな?



「あと民からかき集めた物資を民に返して、進軍しないからもう必要ないだろう?」



ラーニアパパが近くに座っていた部下に視線を向けるとその部下が立ち上がる。



「それに関しては無理です、その物資で戻ってくる部隊や外で再編している部隊に食べさせなければいけ煮のです」



「あのさ?一応ここ王都だべ?なのに『食糧不足で軍隊に食事があげられませんから民から奪った物を渡す』とか恥ずかしくないの?」



そう言うとラーニアパパが絞り出す様に口を開く。



「度重なる進軍とこの前盗まれたせいでそうせざるおえなかったのだ」



・・・・・・・・・・・・あ!原因はあたしにもあったんだった!!



「ラーニアさん」



あたしはラーニアさんに視線を向けてラーニアさんの名を呼ぶ。



「何かしら?」



あたしの表情から何を言われるかわからず恐る恐る聞いてきた。



「物資を盗んだのはあたし達だ」



「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」



王国軍側の皆が声をそろえて固まる。



「王国軍が2万の軍で【ドラクーン】に戦いを仕掛けてくるって情報が入ったから物資をかっぱらった」



あたしの説明にラーニアさんが深いため息をついた。



「なるほど・・・・・・敵対していたのだからそう言う策を使ったという訳ね、で?盗んだ物資はどうしたの?【ドラクーン】の物資として使ったのかしら?」



「いいや取ってあるよ、パクったとはいえ使う気はなかったからね」



エルスさんのお陰で物資に関しては心配なかったってのもあるけど、パクった物資は元々王都と近辺の街や村から集めた物・・・つまりは市民の物だから使いたくなかったのだ。



「物資を返すから市民に返還して欲しい、かなりぎりぎりの生活になってるからね」



「軍の方でも使うけど、出来るだけ貴女の要望に応えられるようにするわ」



そうしてくれるとありがたい。



「次にこれが一番肝心な事なのだが、其方は【アラビータ】の王となるのか?」



ラーニアパパがあたしを真剣な顔で見つつ聞いてきた。



「いや?なる気もやる気も無いけど?」



何で好き好んでメンドクサイ事を引き受けなきゃいけないのさ?



「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」



え?何でラッチさんやレンスまでおどろいてんの?あたしやらないよ?



「ねえジャンヌ?貴女が前に考えてる事があるって言っていたわよね?聞かせてくれるかしらー?」



ユナがニコニコしながら首を傾げて聞いてきた。



「あたしが考えていたのは王を決める為に各地方の・・・・・・・・東・南・西・北地方の総代表を決めてもらいその中から王を決めればいいじゃんって思っている、因みにレンスが『南部総代表』だよ」



あたしの言葉にレンスが驚いたように立ち上がりあたしに文句を言ってくる。



「ジャンヌさん!総代表は引き受けましたが『王』の話を聞いてませんよ!!僕が『王』なんて無理です!!」



「言ってないからね」



だって本当の事言ったら引き受けてきれないじゃん?そうしたらあたしの計画がおじゃんになっちまうべ?



あたしの答えにレンスがあ然とした顔のまま固まった・・・・・・・・・おもしろ!!



「ジャンヌ。確かにその考えもいいかも知れないけど今は現実的ではないと思う・・・・というかその『総代表』から決めるという方針で進めると、まず確実に内戦になるわ、今度は玉座をかけての内戦にね」



「え?」



ラーニアさんの思いもしない言葉にあたしは固まる。
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