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閑話 王様会合5
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「んじゃあたしは下に降りるね、蒼天おいで」
肩に蒼天を乗せて従者と共に下へと降りていくレンを見送った後にため息を一つつきエルスに視線を向ける。
「聞いていたか?」
「いいえさっき知りました」
エルスがため息交じりにそう言ったの俺もさらに溜息をついた。
「で?どう思う?」
俺はアクス達に視線をを向けると彼らは真剣な顔になり口を開く。
「明らかにおかしい」
「そうねあの子は権力には興味がない・・・・というか意図して避けていたのに今回に限ってそれがないってのが気になるわね」
アクスとエミリアがそう言っていたので俺も頷く。
「あいつは嫌な事はとことんしない奴だ、なのに引き受けたって事はなんかろくでもない事を考えてるんじゃないのかと思ってしまうよな」
「確かに」
皆で頷きながら笑い・・・・・そして溜息をついた。
考えても答えが出ないのでエルスに視線を向ける。
「エルス、今回【ドラクーン】の活動で使った物資にかかった費用を提出してくれ、メイシェルで出す」
「いいのですか?」
驚いたように聞いてくるエルスに苦笑する。
「今回メイシェルの人的損害は0で物資に関しては国境に居る部隊に送ったくらいで済んだのだ、これはレンのお陰だからなそれくらいは出すさ」
そう言った後今度は【ゴスペラータ】の宰相と貴族に視線を向ける。
「さて一応自己紹介をしておこう、俺はメイシェル王国の国王を務めているケイン・バルト・メイシェルだ」
俺がそう言うと2人は跪く。
「座ってくれ」
その言葉を聞き座る2人に言葉を続ける。
「さっきの話は聞いていたな?あいつは本当に神と連絡が取れる、これは我が国の神の巫女が肯定している」
「はい」
真剣な顔で女性の方が何回も頷く。
「この場に居る全員がそれを知っているから、あいつを自国に取り込みすることはしない・・・・・・・下手をすれば神の怒りを買うからな、だが【アラビータ】はそれをやった、どういう意味か分かるか?」
女性宰相がしばらく考え口を開く。
「神の怒りを買う可能性がある・・・・と?」
その答えにこの場に居る王族が苦笑する。
「そうだ、・・・・・・・多分これからレンの身に何かあれば・・・・・だと思うがな」
「暗殺等に目を光らせておけという事ですね?」
まあ従者やアニマルズとドラゴンズ。それにノーライフクイーンまでいるんだから暗殺は不可能だけど。嫌がらせくらいはしてくるかもしれぬしな。
「【ゴスペラータ】の今の状況を聞きたい、内戦の後にレン達に暴れられて国だどうなっている?」
俺の質問に女性宰相は口を塞ぎ黙り込む。
「何も【ゴスペラータ】に攻め込むために聞いているのではない、あいつがこの手の話をしても理解できんだろうからな状況を聞いて手助けをしてやりたいのだよ」
どんな理由で引き受けたにしろ少しくらい負担を減らしてやらないとな。
「昨日ジャンヌ様が戦いを終わらせた時点で、食糧と薬が不足しています」
まあそうなるか。
「ならメイシェル王国から支援物資を送ろう」
「え?」
女性宰相が信じられないような顔で俺を見ているので首を傾げる。
「どうしたのだ?俺の顔に何かついているか?」
そう言うと女性宰相が首を左右に振る。
「失礼ながら驚きました、我が国はメイシェル王国にさんざんな態度をとっていたのにそのような事をして下さるとは・・・・・・・・・・・本当にありがとうございます」
深々と頭を下げてくる女性宰相に苦笑する。
「勘違いしないでくれ、俺が手助けするのはレンが【ゴスペラータ】の王になったからだ、【アラビータ】の前王だったら手助けはせんさ、あいつにはかなりの借りがあるからな」
そう言ったらアクスが口をはさんできた。
「俺も支援物資を送るぞ、、これで少しでも借りを返せるなら安いものだ」
どうやら王様会合のメンバー全員が支援物資を送ることになりそうだ。
肩に蒼天を乗せて従者と共に下へと降りていくレンを見送った後にため息を一つつきエルスに視線を向ける。
「聞いていたか?」
「いいえさっき知りました」
エルスがため息交じりにそう言ったの俺もさらに溜息をついた。
「で?どう思う?」
俺はアクス達に視線をを向けると彼らは真剣な顔になり口を開く。
「明らかにおかしい」
「そうねあの子は権力には興味がない・・・・というか意図して避けていたのに今回に限ってそれがないってのが気になるわね」
アクスとエミリアがそう言っていたので俺も頷く。
「あいつは嫌な事はとことんしない奴だ、なのに引き受けたって事はなんかろくでもない事を考えてるんじゃないのかと思ってしまうよな」
「確かに」
皆で頷きながら笑い・・・・・そして溜息をついた。
考えても答えが出ないのでエルスに視線を向ける。
「エルス、今回【ドラクーン】の活動で使った物資にかかった費用を提出してくれ、メイシェルで出す」
「いいのですか?」
驚いたように聞いてくるエルスに苦笑する。
「今回メイシェルの人的損害は0で物資に関しては国境に居る部隊に送ったくらいで済んだのだ、これはレンのお陰だからなそれくらいは出すさ」
そう言った後今度は【ゴスペラータ】の宰相と貴族に視線を向ける。
「さて一応自己紹介をしておこう、俺はメイシェル王国の国王を務めているケイン・バルト・メイシェルだ」
俺がそう言うと2人は跪く。
「座ってくれ」
その言葉を聞き座る2人に言葉を続ける。
「さっきの話は聞いていたな?あいつは本当に神と連絡が取れる、これは我が国の神の巫女が肯定している」
「はい」
真剣な顔で女性の方が何回も頷く。
「この場に居る全員がそれを知っているから、あいつを自国に取り込みすることはしない・・・・・・・下手をすれば神の怒りを買うからな、だが【アラビータ】はそれをやった、どういう意味か分かるか?」
女性宰相がしばらく考え口を開く。
「神の怒りを買う可能性がある・・・・と?」
その答えにこの場に居る王族が苦笑する。
「そうだ、・・・・・・・多分これからレンの身に何かあれば・・・・・だと思うがな」
「暗殺等に目を光らせておけという事ですね?」
まあ従者やアニマルズとドラゴンズ。それにノーライフクイーンまでいるんだから暗殺は不可能だけど。嫌がらせくらいはしてくるかもしれぬしな。
「【ゴスペラータ】の今の状況を聞きたい、内戦の後にレン達に暴れられて国だどうなっている?」
俺の質問に女性宰相は口を塞ぎ黙り込む。
「何も【ゴスペラータ】に攻め込むために聞いているのではない、あいつがこの手の話をしても理解できんだろうからな状況を聞いて手助けをしてやりたいのだよ」
どんな理由で引き受けたにしろ少しくらい負担を減らしてやらないとな。
「昨日ジャンヌ様が戦いを終わらせた時点で、食糧と薬が不足しています」
まあそうなるか。
「ならメイシェル王国から支援物資を送ろう」
「え?」
女性宰相が信じられないような顔で俺を見ているので首を傾げる。
「どうしたのだ?俺の顔に何かついているか?」
そう言うと女性宰相が首を左右に振る。
「失礼ながら驚きました、我が国はメイシェル王国にさんざんな態度をとっていたのにそのような事をして下さるとは・・・・・・・・・・・本当にありがとうございます」
深々と頭を下げてくる女性宰相に苦笑する。
「勘違いしないでくれ、俺が手助けするのはレンが【ゴスペラータ】の王になったからだ、【アラビータ】の前王だったら手助けはせんさ、あいつにはかなりの借りがあるからな」
そう言ったらアクスが口をはさんできた。
「俺も支援物資を送るぞ、、これで少しでも借りを返せるなら安いものだ」
どうやら王様会合のメンバー全員が支援物資を送ることになりそうだ。
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