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食べる事だもんね!!
しおりを挟む「お互い殺しは無しだという事をしっかりと覚えておくように!!では・・・・・始め!!」
審判さんのあ馴染みの言葉を聞きお互いに踏み込んで仕掛け合う。
そして・・・・・・奇跡が起きた。
ガガリア選手が思いっ切り振りかぶりタメを作り勢い良く右ストレートを放ちキザット選手が半歩体をずらしてストレートを躱して、そのまま後ろに回り込む勢いを利用して横凪を放ち、それがガガリア選手の後頭部にヒットして倒れて・・・・・・・・動かなくなった。
「・・・・・・・・・勝者キザット選手」
その宣言に会場中が湧く事もなく、逆に静まり返った。
・・・・・・・・・・・・そう奇跡は起きたのだ・・・・・・・・・・・・試合時間数秒という新たなる伝説を打ち立てたついでに。
「・・・・・・・・・勝者キザット選手」
審判さんが何とも言えないような顔でそう宣言するのを見ながらあたしは顔をひきつらせた。
「ええええぇぇ・・・・・・・」
どんな感じでやるのかと目を離さずに見ていたので一部始終をしっかりと見ていて思わず口にしてしまった。
流石にあれは想定外・・・・・というかああなるとは思いつかなかったよ!!
「恐らく前の試合で消耗しきっていたのもあるのではないでしょうか?」
同じく試合を見ていたシンがそう言ったので少し納得。
確かにかなりボロボロだったからね、それに顔の形も変わっていたし!!
そんな事を考えていたら舞台上に司会者が上がって来て口を開く。
「さて皆さま!!第三試合全ての試合が終了しました!!予想外の事も起きまいたが素晴らしい試合ばかりだったともいます!!!そして勘の良い人はお気ずきでしょう!勝ち残った猛者が3人しかいないと!!これでは組み合わせが出来ないのではと!!そこで!!観客の皆様に是非とも協力してもらいたい事があります!!皆様に紙とペンを配りますので一回戦から戦って惜しくも散っていった猛者たちの中でもう一度その戦いを見てみたい選手の名を書いてください!!一番票の多い選手に第4回戦に参加してもらいます!!今丁度お昼過ぎなので昼休みとして集計いたしますのでご協力ください!!」
敗者復活投票って事?面白う事考えるね!!
「ですのでもう一度見たい選手を書いてもらってスタッフに渡してもらえればご飯を食べに行ってもらっても構いませんよ!お勧めは屋台のサンドイッチですよ!!シャキシャキの野菜とレットボアの肉がとてもマッチした逸品ですよ!!」
会場中に笑いが起きて大会スタッフが観客に紙とペンを渡し、その場で書いてスタッフに渡す。
「シンは誰の戦いを見たい?」
あたしの質問に考え込んだ後に口を開く。
「ヤッカ・ゲドー選手ですかね、本来ならガガリア選手は勝てる相手ではありませんでしたから」
確かにそうだね、本来ならヤッカ選手がキザット選手とやり合っているはずだったんだよね。
ならあたしもヤッカ・ゲドー選手にしよう!!
みんなで誰にするかを話していたらスタッフがあたし達の所にやってくたので紙にヤッカ選手の名を書いて渡す。
大会運営の人達を凄いと思ったのは子供達にもしっかりと聞いて、その声をしっかりと票にしてくれたことだ、『子供達は見てても分からないだろう』と思う事もあるだろうにしっかりと聞いてくれた。
これが34回も続いている原因の一つなんだろう、誰もが楽しめる大会・・・・言葉で言うのは簡単だけどそれを行動にするのは難しい。
「楽しいね」
思わずボソッと言ったらアリーヌが頷く。
「そうね!じゃあ屋台へ行きましょう!!こみ始めるわ!!」
・・・・・・・・・・・そうねアリーヌの楽しみは食べる事だもんね!!
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