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あたし名前しか知らないんだもん!!
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「エルスさんはどうする?一緒にギルドに行く?」
エルスさんは少し考えた後に左右に振る。
「別行動をさせていただきます、もしかしたら夜まで合流出来ないかもしれませんのでよろしくお願いします」
「あいよ」
きっと様々な店を回って情報を集めるつもりなんだろう。
あたしも一緒に行動したいけど本来の目的である【渡り人】を探す事を優先しなきゃいけないからギルドに顔を出す事にする。
「それじゃあギルドへ行こうか」
エルスさんを見送った後にあたし達も出かける事にする。
あたし達は家を出てギルドへと歩きながら向かう。
「そう言えばセイはどうしたの?」
アリーヌがあたしの隣でセイの姿が見えない事に気がつきあたしに尋ねて来た。
「セイには先にギルドに行ってもらってるんだ」
アズエルで転移前に頼んでいた事をする為に先にギルドに向かってもらった。
「何をしに?美味しい食堂でも探してもらう為?」
あたしゃアリーヌじゃないんだからそれは無い!!
「情報屋を探してもらうように頼んだんだよ」
王都の人口が何人いるかはわかんないけど『たった一人』の人を探すのに歩き回るだけじゃ見つけられる訳ないと思ったんで先にギルドで情報屋を探してもらうように頼んだんだ。
「そうなの?それは残念ね」
アリーヌは真剣な顔でそう言った後深い溜息をつく・・・・・・・・・・本当に残念そうにしている!!
「まあすぐに見つかるとは思えないからしばらくは王都に滞在するから、色んな物を食べられると思うよ」
「楽しみね!!」
アリーヌさんよ・・・・・アンタ昨日満足するまでドラゴン料理くってなかったか?モンドが涙目だったけど?あれ?涙目だったのは食後に2階に呼び出されてケイン達と話をしていた時だったっけか?
「まあいいけどさ」
少し歩いたらギルドへ着きそのまま中へと入る。
どうやら朝の依頼受付ラッシュは終わっていて討伐者はまばらにしかいなかった。
「さて」
たぶんセイがいるはずなんだけど・・・・・何処にもいないね、なんかあったのかな?
「おはようございますレンさん」
そう言って声を掛けてきたのは家の事でお世話になった美人さんだった。
「おはようございます、うちの子・・・・あたしの仲間が来てるはずなんだけど知らないかな?」
あたしがそう聞くと美人さんは首を左右に振る。
「申し訳ありませんが存じません、先ほど迄業務が忙しくて」
受付ラッシュだったんだね、そりゃ周りなんて気にしている余裕は無いよね!!
「気にしなくていいよ、聞いてみただけだらから」
あたしがそう言うと美人さんは微笑んでから口を開く。
「今日は依頼を受けに来たのですか?」
あたしはその言葉に首を左右に振る。
「あたし達が王都来た理由は仕事をする為じゃないからね、そうだここら辺でご飯が美味しい店って知ってる?」
・・・・・・・・・違うべ!!そうじゃないだろあたし!!!アリーヌとご飯の話をしてたから『ご飯の美味しい店』って聞いちまったべよ!!本来なら【渡り人】の事を聞くべきだべさ!!
「それでしたら・・・・」
「あ!ごめん!!間違い!!今のなし!!響子って名前の女の子知らない?」
店の名前を言う時にいきなり尋ねられて美人さんは驚いた顔になり、その後考えてから口を開く。
「響子さんですか?聞きませんね、討伐者の方ですか?」
「さあ?」
あたし名前しか知らないんだもん!!
あたしの答えに美人さんは一瞬ポカンとした後に『クスクス』と笑い出した。
「それでどうやって『響子さん』を探すんですか?」
そんなの決まってるべ!!セイが探してくる情報屋さんが頼りです!!
エルスさんは少し考えた後に左右に振る。
「別行動をさせていただきます、もしかしたら夜まで合流出来ないかもしれませんのでよろしくお願いします」
「あいよ」
きっと様々な店を回って情報を集めるつもりなんだろう。
あたしも一緒に行動したいけど本来の目的である【渡り人】を探す事を優先しなきゃいけないからギルドに顔を出す事にする。
「それじゃあギルドへ行こうか」
エルスさんを見送った後にあたし達も出かける事にする。
あたし達は家を出てギルドへと歩きながら向かう。
「そう言えばセイはどうしたの?」
アリーヌがあたしの隣でセイの姿が見えない事に気がつきあたしに尋ねて来た。
「セイには先にギルドに行ってもらってるんだ」
アズエルで転移前に頼んでいた事をする為に先にギルドに向かってもらった。
「何をしに?美味しい食堂でも探してもらう為?」
あたしゃアリーヌじゃないんだからそれは無い!!
「情報屋を探してもらうように頼んだんだよ」
王都の人口が何人いるかはわかんないけど『たった一人』の人を探すのに歩き回るだけじゃ見つけられる訳ないと思ったんで先にギルドで情報屋を探してもらうように頼んだんだ。
「そうなの?それは残念ね」
アリーヌは真剣な顔でそう言った後深い溜息をつく・・・・・・・・・・本当に残念そうにしている!!
「まあすぐに見つかるとは思えないからしばらくは王都に滞在するから、色んな物を食べられると思うよ」
「楽しみね!!」
アリーヌさんよ・・・・・アンタ昨日満足するまでドラゴン料理くってなかったか?モンドが涙目だったけど?あれ?涙目だったのは食後に2階に呼び出されてケイン達と話をしていた時だったっけか?
「まあいいけどさ」
少し歩いたらギルドへ着きそのまま中へと入る。
どうやら朝の依頼受付ラッシュは終わっていて討伐者はまばらにしかいなかった。
「さて」
たぶんセイがいるはずなんだけど・・・・・何処にもいないね、なんかあったのかな?
「おはようございますレンさん」
そう言って声を掛けてきたのは家の事でお世話になった美人さんだった。
「おはようございます、うちの子・・・・あたしの仲間が来てるはずなんだけど知らないかな?」
あたしがそう聞くと美人さんは首を左右に振る。
「申し訳ありませんが存じません、先ほど迄業務が忙しくて」
受付ラッシュだったんだね、そりゃ周りなんて気にしている余裕は無いよね!!
「気にしなくていいよ、聞いてみただけだらから」
あたしがそう言うと美人さんは微笑んでから口を開く。
「今日は依頼を受けに来たのですか?」
あたしはその言葉に首を左右に振る。
「あたし達が王都来た理由は仕事をする為じゃないからね、そうだここら辺でご飯が美味しい店って知ってる?」
・・・・・・・・・違うべ!!そうじゃないだろあたし!!!アリーヌとご飯の話をしてたから『ご飯の美味しい店』って聞いちまったべよ!!本来なら【渡り人】の事を聞くべきだべさ!!
「それでしたら・・・・」
「あ!ごめん!!間違い!!今のなし!!響子って名前の女の子知らない?」
店の名前を言う時にいきなり尋ねられて美人さんは驚いた顔になり、その後考えてから口を開く。
「響子さんですか?聞きませんね、討伐者の方ですか?」
「さあ?」
あたし名前しか知らないんだもん!!
あたしの答えに美人さんは一瞬ポカンとした後に『クスクス』と笑い出した。
「それでどうやって『響子さん』を探すんですか?」
そんなの決まってるべ!!セイが探してくる情報屋さんが頼りです!!
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