1,345 / 1,656
閑話 ダルザム攻防戦3
しおりを挟む
撤退する兵達を見て俺は街を出て敵兵の撤退を見送るウインドドラゴン達の元へと走る。
「シン殿!!」
ウインドドラゴンの背に乗り敵兵を警戒していた彼が振り向きそしてドラゴンの背から飛ぶ。
そして危なげもなく着地をしてから微笑み口を開く。
「ご無事で何よりです、これで安心していいとは思いますが暫くは警戒しておいた方がいいでしょう」
俺はその言葉に頷いた後に頭を下げる。
「今回は助けていただき感謝する、身勝手な願いとは承知しているがルミナリア達も助けたいので協力してはもらえないだろうか?」
俺がそう言うとシン殿が微笑みながら口を開く。
「この戦いに関してのお礼は要りませんよ、私達はレン様が望んだことをしたまでなので。それとルミナリア殿達に関しては心配しなくてもいいですよ、ルミナリア殿達の方はレン様が向かわれましたので」
使徒殿自らルミナリア達を助けに向かってくれたのか?それは本当にありがたい!!
「ですのでこれからの我々の仕事はこの街と貴方と第一王子と第二王子の安全確保です」
その様な情報までもう知ってるのか!!さすが使徒様と言う事か!!
「セイ、街の防壁の強化を頼めますか?それとコーリアス殿は壊された門の修理を頼みます」
シン殿に言われ頷き俺はダルザム侯爵に視線を向ける。
「ダルザム侯爵、頼めるか?」
ダルザム侯爵は頷いた後に自分の屋敷に戻る為に走って行った。
「シン殿、私の孫に会っていただきたいのですが」
あの子達も自分の命を守ってくださったシン殿達にきちんと礼を言いたいだろうと思い俺はそう提案する。
するとシン殿は首を左右に振り口を開く。
「それはお断りします、我々がここに居るのはレン様の命令でこの街と貴方達を守る為です、まだ確実にレン様の命をこなしていない状況で会うべきではありません」
シン殿がそう言うと共にいた者達も頷き其々の作業を始める。
「これは余計な事を言ってしまい申し訳ない、私も私が出来る事をします」
俺がそう言うとシン殿は頷き作業をするべく歩いて行った。
「コーリアス様」
そんな俺を見ていたリリアーヌが心配そうに声を掛けてきたので振り返りリリアーヌに声を掛ける。
「俺達も出来る事をやるぞ、リリアーヌは自分の部隊の装備の点検と部下達の休息をとらせておきなさい、そしていつでも戦えるようにと言っておいてくれ」
心構えをしておくのとしてないのでは戦いになった時の差が顕著に出るからな。
「わかりました、では失礼します」
リリアーヌはそう言って自分の部隊がいる場所へと向かって走って行った。
そして俺は孫がいるダルザム侯爵邸に向かい歩き出す。
「おじい様お帰りなさい、話は聞きました」
そう言って出迎えてくれたのは第一王子であるラスターだ。
「ダレスはどうした?」
第二王子であるダレスが見当たらない。
「ダレスはダルザム侯爵の仕事を手伝うとついて行きました」
あの子は事務系の仕事が得意だったから自分の出来る事をしに行ったのだろう。
「ラスターお前はこの戦いの物資の取り纏めをしなさい勉強はしているはずだ」
俺がそう言うとラスターは真剣な顔で頷く。
「ダルザム侯爵に俺から話を通す、今どこも人手が足りぬのだ生き残るために全力を尽くせ」
俺はそう言った後ダルザム侯爵の実務室に行き話すとダルザム侯爵は喜んで仕事を振っていた。
そしてそれから1日なにも起きずに過ぎて2日目に騒ぎが起きた。
「平原より街に向かって魔物4体が走ってきます!!」
敵兵ではなく魔物が来たのだ。
「戦闘準備だ!!4体とはいえ油断はするな!!」
俺がそう叫びながら平原を睨むように見ているとシン殿の声が後ろからした。
「お待ちください、戦闘準備はしなくてもいいですよ」
その言葉を聞き振り返るとシン殿が微笑みながら口を開く。
「レン様が来られたのですよ」
俺は慌ててもう一度魔物の方を見た。
「シン殿!!」
ウインドドラゴンの背に乗り敵兵を警戒していた彼が振り向きそしてドラゴンの背から飛ぶ。
そして危なげもなく着地をしてから微笑み口を開く。
「ご無事で何よりです、これで安心していいとは思いますが暫くは警戒しておいた方がいいでしょう」
俺はその言葉に頷いた後に頭を下げる。
「今回は助けていただき感謝する、身勝手な願いとは承知しているがルミナリア達も助けたいので協力してはもらえないだろうか?」
俺がそう言うとシン殿が微笑みながら口を開く。
「この戦いに関してのお礼は要りませんよ、私達はレン様が望んだことをしたまでなので。それとルミナリア殿達に関しては心配しなくてもいいですよ、ルミナリア殿達の方はレン様が向かわれましたので」
使徒殿自らルミナリア達を助けに向かってくれたのか?それは本当にありがたい!!
「ですのでこれからの我々の仕事はこの街と貴方と第一王子と第二王子の安全確保です」
その様な情報までもう知ってるのか!!さすが使徒様と言う事か!!
「セイ、街の防壁の強化を頼めますか?それとコーリアス殿は壊された門の修理を頼みます」
シン殿に言われ頷き俺はダルザム侯爵に視線を向ける。
「ダルザム侯爵、頼めるか?」
ダルザム侯爵は頷いた後に自分の屋敷に戻る為に走って行った。
「シン殿、私の孫に会っていただきたいのですが」
あの子達も自分の命を守ってくださったシン殿達にきちんと礼を言いたいだろうと思い俺はそう提案する。
するとシン殿は首を左右に振り口を開く。
「それはお断りします、我々がここに居るのはレン様の命令でこの街と貴方達を守る為です、まだ確実にレン様の命をこなしていない状況で会うべきではありません」
シン殿がそう言うと共にいた者達も頷き其々の作業を始める。
「これは余計な事を言ってしまい申し訳ない、私も私が出来る事をします」
俺がそう言うとシン殿は頷き作業をするべく歩いて行った。
「コーリアス様」
そんな俺を見ていたリリアーヌが心配そうに声を掛けてきたので振り返りリリアーヌに声を掛ける。
「俺達も出来る事をやるぞ、リリアーヌは自分の部隊の装備の点検と部下達の休息をとらせておきなさい、そしていつでも戦えるようにと言っておいてくれ」
心構えをしておくのとしてないのでは戦いになった時の差が顕著に出るからな。
「わかりました、では失礼します」
リリアーヌはそう言って自分の部隊がいる場所へと向かって走って行った。
そして俺は孫がいるダルザム侯爵邸に向かい歩き出す。
「おじい様お帰りなさい、話は聞きました」
そう言って出迎えてくれたのは第一王子であるラスターだ。
「ダレスはどうした?」
第二王子であるダレスが見当たらない。
「ダレスはダルザム侯爵の仕事を手伝うとついて行きました」
あの子は事務系の仕事が得意だったから自分の出来る事をしに行ったのだろう。
「ラスターお前はこの戦いの物資の取り纏めをしなさい勉強はしているはずだ」
俺がそう言うとラスターは真剣な顔で頷く。
「ダルザム侯爵に俺から話を通す、今どこも人手が足りぬのだ生き残るために全力を尽くせ」
俺はそう言った後ダルザム侯爵の実務室に行き話すとダルザム侯爵は喜んで仕事を振っていた。
そしてそれから1日なにも起きずに過ぎて2日目に騒ぎが起きた。
「平原より街に向かって魔物4体が走ってきます!!」
敵兵ではなく魔物が来たのだ。
「戦闘準備だ!!4体とはいえ油断はするな!!」
俺がそう叫びながら平原を睨むように見ているとシン殿の声が後ろからした。
「お待ちください、戦闘準備はしなくてもいいですよ」
その言葉を聞き振り返るとシン殿が微笑みながら口を開く。
「レン様が来られたのですよ」
俺は慌ててもう一度魔物の方を見た。
130
あなたにおすすめの小説
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
『定年聖女ジェシカの第二の人生 〜冒険者はじめました〜』
夢窓(ゆめまど)
ファンタジー
「聖女の定年は25歳です」
――え、定年!? まだ働けるのに!?
神殿を離れた聖女ジェシカが出会ったのは、
落ちこぼれ魔術師、ならず者の戦士、訳あり美少年、気難しい錬金術師。
クセ者ぞろいの仲間と共に送る第二の人生は、冒険・事件・ドタバタの連続で!?
「定年だからって、まだまだ頑張れます!」
笑って泣けてちょっぴり恋もある、
元聖女の“家族”と“冒険”の物語。
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる