レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
1,393 / 1,656

ケインに『また何をやってんだ?』って顔をされたよ!!

しおりを挟む
あたし達は王宮に戻りコーリアスさんの用意された部屋へと入りやっと一息ついた。



「使徒様、本当にありがとうございました、貴女様のお陰でアルセムは滅亡の危機を乗り越える事が出来ました」



部屋に入っていきなりコーリアスさんがあたしの前に跪きそう言い始めると一緒にいたラスター、教皇さん、ルミナリアさんが同じように跪く。



「これから立て直しが大変だと思うけど頑張って、ラスターにも言ったけどガッツリ関わっちまったから手伝えることがあったら手伝うよ」



もうコーリアスさん達の態度に一々ツッコむのはめんどくさくなったから『跪く』位じゃ動じなくなったよ!



「あ!それとコーリアスさんとラスター、2人にはこれから少し付き合ってもらいたいんだけどいいかな?」



さっき思いついた事をさっさとやってしまおうと思いそうコーリアスさん達に言うと不思議そうな顔をした後コーリアスさんが頷き口を開く。



「勿論でございます」



その言葉にあたしは頷きルミナリアさんに視線を向けて口を開く。



「ルミナリアさん、悪いけどこの2人を少しの間借りて行くから『2人は少しの間出かけてる』とでも言っておいて、それとシンは此処に残ってね」



シンが頷きルミナリアさんが真剣な顔で口を開く。



「何処に行かれるのですか?」



そう聞かれてあたしは口を開く。



「友達に会いに行くのさ」



そう言った後にあたしは【転移魔法】を使いメイシェル王国へと転移した。





あたしが転移した先はメイシェル王国の王宮に用意してある転移専用の部屋。

その部屋に転移した後ドアを開けて外に常に待機している騎士に声をかける。



「おっす!悪いんだけどケインはいるかな?」



あたしの顔を見て嬉しそうに笑いながら口を開く顔見知りの騎士。



「勿論城にいらっしゃいます、今レン様が参られた事をお伝えしてきます」



そう言って走り出す騎士の背にあたしは声をかける。



「悪いけどお願いね」



そう声かけをした後部屋に戻ると困惑したコーリアスさんとラスターがあたしを見ていた。



「使徒様此処は何処のでしょうか?」



そう聞いてくるコーリアスさんにあたしはニヤニヤ・・・・微笑みながら口を開く。



「メイシェル王国の王宮」



「「は?」」



あたしの言葉に固まる2人を見て思わず苦笑しながら口を開こうとした時にドアが開きケインとアンヌシアさんが入って来た。



「ちょうどいい時に来たなレン!昼飯を一緒・・・・・・に?レン?お連れの方々はどなたかな?」



アンヌシアさんとニコニコ顔で入って来て、コーリアスさん達を見た瞬間『王の顔』に戻りそう言って来るケインに苦笑しながら口を開く。



「この人達はアルセムの王族の人達だよ」



あたしがそう言うとケインは驚いた顔をした後思いっきり溜息をつきその後あたしを見て『また何をやってんだ?』って顔をした後コーリアスさんに視線を向けて口を開く。



「お初にお目にかかります、私はメイシェル王国を預かっているケイン・バルト・メイシェルと申します」



そう自己紹介をするとコーリアスさんも一礼した後口を開く。



「私の名はコーリアス・デア・アルセムと申します、先々代の王を務めておりました」



コーリアスさんがそう言った後ラスターが緊張したような顔で一礼した後口を開く。



「お初にお目にかかります私の名はラスター・デア・アルセムと申します、私はもう少ししたら即位する事となっておりますので何卒よろしくお願いします」



あたしがもう一つやらなきゃいけない事・・・・それは今度即位するラスターを愚痴を聞いてくれる相手・・・・【王様会合】のメンバーに入れてもらう事だ。



でもやっぱり思った通りケインに『また何をやってんだ?』って顔をされたよ!!
しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

私と母のサバイバル

だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。 しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。 希望を諦めず森を進もう。 そう決意するシェリーに異変が起きた。 「私、別世界の前世があるみたい」 前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

転生小説家の華麗なる円満離婚計画

鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。 両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。 ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。 その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。 逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。

『定年聖女ジェシカの第二の人生 〜冒険者はじめました〜』

夢窓(ゆめまど)
ファンタジー
「聖女の定年は25歳です」 ――え、定年!? まだ働けるのに!? 神殿を離れた聖女ジェシカが出会ったのは、 落ちこぼれ魔術師、ならず者の戦士、訳あり美少年、気難しい錬金術師。 クセ者ぞろいの仲間と共に送る第二の人生は、冒険・事件・ドタバタの連続で!? 「定年だからって、まだまだ頑張れます!」 笑って泣けてちょっぴり恋もある、 元聖女の“家族”と“冒険”の物語。

転生令嬢の食いしん坊万罪!

ねこたま本店
ファンタジー
   訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。  そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。  プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。  しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。  プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。  これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。  こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。  今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。 ※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。 ※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!

あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!? 資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。 そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。 どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。 「私、ガンバる!」 だったら私は帰してもらえない?ダメ? 聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。 スローライフまでは到達しなかったよ……。 緩いざまああり。 注意 いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

処理中です...