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やっぱりダメでした!!
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あたしは皆が作業しているのを少し離れた所から紅茶を飲みながら見学していた。
「さあそろそろ慣れてきたと思うので皆さんの好きな形へと変えてみましょうー」
お!これから本格的に作り始めるんだね!!みんな頑張れ!!
それから子供達は自分の思ったような形にならずにあーでもないこーでもないと言いながら作業を続け、アンナさんは子供達に様々なアドバイスをして回り作業を手助けしてくれていた。
「難しいです」
フィルミナの隣で作業をしているメリオールさんもそう言いながら苦戦している。
物を作る事に関しては超一流の腕を持つメリオールさんが苦戦するのは意外だった、それと共にあたしがやったらきっと何を作っても変な物が出来上がる事を理解した。
「見てレン!!!これは中々美味しそうでしょ?」
・・・・・・・・アリーヌさん?何でステーキやカレーライスを『ラスリア』を使って再現してるんですか?お皿を作るって話でしたよね?
「お姉さま!これを見てください!!美しいとは思いませんか?」
・・・・・フィーナさん?何であたし似の人型なんて作ってるの?っていうかすごくいい出来なんだけど!!
「よし!」
フィルミナの声がしたのでフィルミナを見てみると形のいい大皿が出来ていた。
さすがフィルミナ!!いい出来だよ!!
「さて皆さん、納得できる形になりましたか?」
あたしはが皆の作った物を見て感心しているとアンナさんがそう声を掛けて来たので皆が頷く。
「でしたらあちらにある特製の焼き窯に入れますー」
アンナさんがそう言って壁側に設置してある焼き窯を指さしたのであたし達は皆その窯を見る。
「もう窯は二個ともいい温度まで温めてありますので、先ずは左側の窯に全部入れてしまいましょう」
かなり大きな窯が2か所・・・つまり2個あるみたいで最初にその左側の窯を使うみたいでサリスさんが窯の扉を分厚い手袋をつけた後に開け放つ。
「さてこれは私がやりましょう」
アンナさんが真剣な顔でそう言って皆の作った物を一つずつゆっくりと入れていく。
そしてすべてを入れ終わったのを見てサリスさんが扉を閉めめる。
「さて次はコップを作ってみましょうかー」
しっかりと閉まったのを見た後に笑顔でそういうアンナさんに皆が頷く。
そしてまた先程の作業と同じように『ラスリア』を使い作業を始める。
皆の作業を見守っていたアンナさんがあたしに視線を向けて口を開く。
「ねえレンちゃん、明日も来てくれないかしら?」
ん?
「え?明日も?」
そう聞くとアンナさんがニコニコ顔で頷く。
「そうなのよー、作った物を今日一日窯の中で寝かして明日色付けをしてもらおうと思ってるのー。その後にまた一日寝かせて完成になるのー!」
え?そこまでやらしてくれるの?それは嬉しいね!!
「もちろんいいよ、ってかむしろこっちから頼む事じゃないの?お願いします!!」
やるならとことん体験してもらわないとね!!
「私達も楽しいからきにしないでー」
ニコニコ顔でそう言って来るアンナさんとその隣で何度も頷くサリスさん、本当に仲がいいんだね、羨ましいよ。
「出来た――!!」
ジンが嬉しそうにそう声を上げた後に他の子供達も『出来た』と声を上げる。
「さてでは皆の作った物を右側の窯に入れましょう」
先程と同じ手順で皆が作った物をゆっくりと入れていく。
あたしはそれを眺めてあたしもやりたくなり箱に入っている『ラスリア』を手に取りさっきよりも少なくなるよう意識をし魔力を流す。
パァン!!
やっぱりダメでした!!
あたしは再度崩れ落ちた。
「さあそろそろ慣れてきたと思うので皆さんの好きな形へと変えてみましょうー」
お!これから本格的に作り始めるんだね!!みんな頑張れ!!
それから子供達は自分の思ったような形にならずにあーでもないこーでもないと言いながら作業を続け、アンナさんは子供達に様々なアドバイスをして回り作業を手助けしてくれていた。
「難しいです」
フィルミナの隣で作業をしているメリオールさんもそう言いながら苦戦している。
物を作る事に関しては超一流の腕を持つメリオールさんが苦戦するのは意外だった、それと共にあたしがやったらきっと何を作っても変な物が出来上がる事を理解した。
「見てレン!!!これは中々美味しそうでしょ?」
・・・・・・・・アリーヌさん?何でステーキやカレーライスを『ラスリア』を使って再現してるんですか?お皿を作るって話でしたよね?
「お姉さま!これを見てください!!美しいとは思いませんか?」
・・・・・フィーナさん?何であたし似の人型なんて作ってるの?っていうかすごくいい出来なんだけど!!
「よし!」
フィルミナの声がしたのでフィルミナを見てみると形のいい大皿が出来ていた。
さすがフィルミナ!!いい出来だよ!!
「さて皆さん、納得できる形になりましたか?」
あたしはが皆の作った物を見て感心しているとアンナさんがそう声を掛けて来たので皆が頷く。
「でしたらあちらにある特製の焼き窯に入れますー」
アンナさんがそう言って壁側に設置してある焼き窯を指さしたのであたし達は皆その窯を見る。
「もう窯は二個ともいい温度まで温めてありますので、先ずは左側の窯に全部入れてしまいましょう」
かなり大きな窯が2か所・・・つまり2個あるみたいで最初にその左側の窯を使うみたいでサリスさんが窯の扉を分厚い手袋をつけた後に開け放つ。
「さてこれは私がやりましょう」
アンナさんが真剣な顔でそう言って皆の作った物を一つずつゆっくりと入れていく。
そしてすべてを入れ終わったのを見てサリスさんが扉を閉めめる。
「さて次はコップを作ってみましょうかー」
しっかりと閉まったのを見た後に笑顔でそういうアンナさんに皆が頷く。
そしてまた先程の作業と同じように『ラスリア』を使い作業を始める。
皆の作業を見守っていたアンナさんがあたしに視線を向けて口を開く。
「ねえレンちゃん、明日も来てくれないかしら?」
ん?
「え?明日も?」
そう聞くとアンナさんがニコニコ顔で頷く。
「そうなのよー、作った物を今日一日窯の中で寝かして明日色付けをしてもらおうと思ってるのー。その後にまた一日寝かせて完成になるのー!」
え?そこまでやらしてくれるの?それは嬉しいね!!
「もちろんいいよ、ってかむしろこっちから頼む事じゃないの?お願いします!!」
やるならとことん体験してもらわないとね!!
「私達も楽しいからきにしないでー」
ニコニコ顔でそう言って来るアンナさんとその隣で何度も頷くサリスさん、本当に仲がいいんだね、羨ましいよ。
「出来た――!!」
ジンが嬉しそうにそう声を上げた後に他の子供達も『出来た』と声を上げる。
「さてでは皆の作った物を右側の窯に入れましょう」
先程と同じ手順で皆が作った物をゆっくりと入れていく。
あたしはそれを眺めてあたしもやりたくなり箱に入っている『ラスリア』を手に取りさっきよりも少なくなるよう意識をし魔力を流す。
パァン!!
やっぱりダメでした!!
あたしは再度崩れ落ちた。
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