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センバでほのぼの?サバイバル
変態さん、見誤る (修正)
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見間違う→見誤る
に修正しました。
内容は変わっていません。失礼致しました。
***********************
「大丈夫、なわけあると思うの?貴方の仕業だったの、シィベリ?」
お母様が変態さんに答えます。
「えー、僕はセイラーちゃんを助けに来たのにぃ」
クスクスと楽しそうな変態さん。
「そんな訳ない事くらい、分かるわ。
なんで、こんな事したの?陛下に頼まれて断れなかった?」
お母様が悲しそうに尋ねると
「ああ!セイラーちゃんのそんな顔を引き出せるなんて!
やって良かった!
さぁさぁ!もっと絶望して?!
ねぇ?ニワトコはどこ?どうせもう追い付いているんでしょう?
ニワトコの前で貴女を犯したら、貴女もニワトコもどんな顔を見せてくれるんだろう!!」
恍惚とした表情をみせる変態さん。
「ニワトコが居て、そんなことさせる訳ないでしょう!!」
本気で怒るお母様。
「アハ!また見たことない顔が見れた♪
大丈夫大丈夫、きっとさせるよ!そのためでもある双子だもの!
イチイは抑えられないけど、双子なら拘束可能でしょう?
いやぁ、センバじゃない人間が養子になってくれたお陰で、便利な人質が作れて助かったよ!」
ニヤニヤと心底楽しそうな変態さん。
「シィベリ!貴方の単独行動なの?!王家の依頼じゃないの?」
驚愕の表情を浮かべるお母様は、王家の思惑だろうと思ってたんですね、まぁ、普通そうですわね。
「こんな短時間で、こんなにも知らないセイラーちゃんの顔を見れるなんて!!
うん、素晴らしい!!
気分が良いからね、教えてあげる。
クズ兄は、双子を誘拐してエアトルの仕事をさせて、双子の安全と衣食住の保障を条件にセンバから金を引き出してエアトルを普通の領地までさせたら、領地を取り上げるつもりだったんだってさ。
今の侯爵からならいくらでも取り上げれるけどさ、ただの不良債権は取り上げたくないってさ。
アハ♪相変わらず自分に都合が良いことしか考えないよね!
でも僕もその弟だからさ、自分の欲望を載っけてみようかと思って!
一緒にセイラーちゃんも拐って貰ったんだ♪
はい、だからさ、双子はあっちね♪」
そう言うと、さっと変態さんが避けて、覆面の人間が2人、私達をグイッと引っ張りだします。
ってか、本来の目的は私達の方でしたの?!
まだ、抵抗もせずに小脇に抱えられた状態のお兄様と私。
「さ、セイラーちゃんはこっちへどうぞ♪エスコートの栄誉を」
変態さんが恭しく差し出した手を
パァーン!!
叩くお母様。怒りで一杯のようです。
「ああ、今日はなんて幸せな日なんだ。
こんなにも、ああ、セイラーちゃんが、こんなにも色んな顔を見せてくれるなんて」
死んでもいい、ボソっとつぶやいた言葉、お兄様がちゃんと風で拾ってます。
「ねぇ?ニワトコは?アイツにしたら、随分我慢してない?
真っ先に飛び出して来るかと思ったのに?」
馬車から降りてきたお母様に尋ねる変態さん。
ギョッとして、さっさと行こうとする私達を抱えた覆面さん。
「ニワトコは、来てないわ」
その言葉を合図に、影から一斉に人間が飛び出して、覆面さん達を捕らえ、別荘の中にも突入していきます。
バタンバタンと大きな音がした後、「全員捕縛完了!」とミノムシ数匹を引きずった護衛が出てきました。
「あっちゃー、一瞬だったね?
でも、なんで?ニワトコが来てないのさ?セイラーちゃんの危機に?アイツが?
ええー?センバの唯一って、この程度なの?がっかり」
敵さんの中で、唯一手を出されていない変態さんが暗い目をしています。
ああ、やっぱり。
「やっと殴れるーーー!!!」
「イチイ!殺すな!!」「ハイ!!!多分!」「いや、多分って?!」ドォン!!
と言ってる間に、吹っ飛んで行った変態さん。
チィちゃんの降り立った地面にクレーターが出来ています。
「なるべく、地面に力を逃がしました!しーおじさま!今のはパパ、あ、お父様の分です!
次!シラヌイの分と、その後、特大のイチイスペシャル行きます!!」
「「死ぬから!!」」「イチイ!ステイ!!」「ハイ!!!」
私とお母様の声が揃い、お兄様がチィちゃんの暴走を止めます。
チィちゃん、お兄様の前にシュタッと、気をつけ!の姿勢で頭を差し出します。
なでなでなで。
お兄様の言うこと、キチンと守ってエライですわ!
その間に、ゆっくり上半身だけ起き上がり
「ああ、イチイの方が来てるのかぁ。ニワトコの愛情を見誤ったんだなぁ」
そんな事をつぶやいた変態さん。
「違いますわ」否定する私。
「は?」混乱する変態さん。
「お父様には血の涙を流しながら待っててもらいましたの。
だって。
お父様が来たら、アナタにはご褒美になるでしょう?
なんで私達をこんな目に合わせてる人間に、ご褒美なんて上げなきゃいけないの?
アナタもそう思うでしょう、ね、変態さん?」
コテン、と首をかしげて聞いてみました。
「ああー。
…見誤ったのは、ニワトコの愛情じゃなくて、双子の実力かぁ」
変態さん、そのまま後ろに倒れ込みました。
に修正しました。
内容は変わっていません。失礼致しました。
***********************
「大丈夫、なわけあると思うの?貴方の仕業だったの、シィベリ?」
お母様が変態さんに答えます。
「えー、僕はセイラーちゃんを助けに来たのにぃ」
クスクスと楽しそうな変態さん。
「そんな訳ない事くらい、分かるわ。
なんで、こんな事したの?陛下に頼まれて断れなかった?」
お母様が悲しそうに尋ねると
「ああ!セイラーちゃんのそんな顔を引き出せるなんて!
やって良かった!
さぁさぁ!もっと絶望して?!
ねぇ?ニワトコはどこ?どうせもう追い付いているんでしょう?
ニワトコの前で貴女を犯したら、貴女もニワトコもどんな顔を見せてくれるんだろう!!」
恍惚とした表情をみせる変態さん。
「ニワトコが居て、そんなことさせる訳ないでしょう!!」
本気で怒るお母様。
「アハ!また見たことない顔が見れた♪
大丈夫大丈夫、きっとさせるよ!そのためでもある双子だもの!
イチイは抑えられないけど、双子なら拘束可能でしょう?
いやぁ、センバじゃない人間が養子になってくれたお陰で、便利な人質が作れて助かったよ!」
ニヤニヤと心底楽しそうな変態さん。
「シィベリ!貴方の単独行動なの?!王家の依頼じゃないの?」
驚愕の表情を浮かべるお母様は、王家の思惑だろうと思ってたんですね、まぁ、普通そうですわね。
「こんな短時間で、こんなにも知らないセイラーちゃんの顔を見れるなんて!!
うん、素晴らしい!!
気分が良いからね、教えてあげる。
クズ兄は、双子を誘拐してエアトルの仕事をさせて、双子の安全と衣食住の保障を条件にセンバから金を引き出してエアトルを普通の領地までさせたら、領地を取り上げるつもりだったんだってさ。
今の侯爵からならいくらでも取り上げれるけどさ、ただの不良債権は取り上げたくないってさ。
アハ♪相変わらず自分に都合が良いことしか考えないよね!
でも僕もその弟だからさ、自分の欲望を載っけてみようかと思って!
一緒にセイラーちゃんも拐って貰ったんだ♪
はい、だからさ、双子はあっちね♪」
そう言うと、さっと変態さんが避けて、覆面の人間が2人、私達をグイッと引っ張りだします。
ってか、本来の目的は私達の方でしたの?!
まだ、抵抗もせずに小脇に抱えられた状態のお兄様と私。
「さ、セイラーちゃんはこっちへどうぞ♪エスコートの栄誉を」
変態さんが恭しく差し出した手を
パァーン!!
叩くお母様。怒りで一杯のようです。
「ああ、今日はなんて幸せな日なんだ。
こんなにも、ああ、セイラーちゃんが、こんなにも色んな顔を見せてくれるなんて」
死んでもいい、ボソっとつぶやいた言葉、お兄様がちゃんと風で拾ってます。
「ねぇ?ニワトコは?アイツにしたら、随分我慢してない?
真っ先に飛び出して来るかと思ったのに?」
馬車から降りてきたお母様に尋ねる変態さん。
ギョッとして、さっさと行こうとする私達を抱えた覆面さん。
「ニワトコは、来てないわ」
その言葉を合図に、影から一斉に人間が飛び出して、覆面さん達を捕らえ、別荘の中にも突入していきます。
バタンバタンと大きな音がした後、「全員捕縛完了!」とミノムシ数匹を引きずった護衛が出てきました。
「あっちゃー、一瞬だったね?
でも、なんで?ニワトコが来てないのさ?セイラーちゃんの危機に?アイツが?
ええー?センバの唯一って、この程度なの?がっかり」
敵さんの中で、唯一手を出されていない変態さんが暗い目をしています。
ああ、やっぱり。
「やっと殴れるーーー!!!」
「イチイ!殺すな!!」「ハイ!!!多分!」「いや、多分って?!」ドォン!!
と言ってる間に、吹っ飛んで行った変態さん。
チィちゃんの降り立った地面にクレーターが出来ています。
「なるべく、地面に力を逃がしました!しーおじさま!今のはパパ、あ、お父様の分です!
次!シラヌイの分と、その後、特大のイチイスペシャル行きます!!」
「「死ぬから!!」」「イチイ!ステイ!!」「ハイ!!!」
私とお母様の声が揃い、お兄様がチィちゃんの暴走を止めます。
チィちゃん、お兄様の前にシュタッと、気をつけ!の姿勢で頭を差し出します。
なでなでなで。
お兄様の言うこと、キチンと守ってエライですわ!
その間に、ゆっくり上半身だけ起き上がり
「ああ、イチイの方が来てるのかぁ。ニワトコの愛情を見誤ったんだなぁ」
そんな事をつぶやいた変態さん。
「違いますわ」否定する私。
「は?」混乱する変態さん。
「お父様には血の涙を流しながら待っててもらいましたの。
だって。
お父様が来たら、アナタにはご褒美になるでしょう?
なんで私達をこんな目に合わせてる人間に、ご褒美なんて上げなきゃいけないの?
アナタもそう思うでしょう、ね、変態さん?」
コテン、と首をかしげて聞いてみました。
「ああー。
…見誤ったのは、ニワトコの愛情じゃなくて、双子の実力かぁ」
変態さん、そのまま後ろに倒れ込みました。
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