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9話
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声のした方を向くと、そこにはアリス様が立っていますわね。
はぁ......なんで2日も連続で一番面倒な人に会わないといけませんの?
アリス様も、私に喧嘩を売っている暇があったら真実の愛の相手、ベルン様と一緒にいればよろしいのに。
ついため息をついていると、レオンハルト殿下が
「友人?」
なんて馬鹿げた質問をしてきましたわ。
絶対わかってて聞きましたわよね?
だって、噂が広まっていないわけがありませんもの。
なので
「ベルン様の真実の愛のお相手ですわ」
そう言ってにこやかに教えて差し上げましたわ。
間違ったことは言ってませんわよ?
すると何を思ったのかアリス様は
「殿下ぁ~、なんでそんな傷物なんかとお茶をしてるんですかぁ?」
とレオンハルト殿下に猫撫で声で話しかけ始めましたわ。
これはアリス様が狙っている相手に出す声だ、ということは多分ここにいる全員の人が知っていることですわ。
レオンハルト殿下とあろうお方が、まさかこんなバカげた声の令嬢に引っかかるとは思いませんが、もし引っかかったら凄いことですわよね。
そう思いながら、ふと思い出したことがありますの。
それは、アリス様は最初に子爵、次に伯爵、という感じでどんどん爵位の高い子息達を狙っていた、ということ。
ベルン様は公爵子息、ということは上にいるのは王族だけですわよね。
あ、ちなみに、アリス様に捨てられた子息様たちは、親や元婚約者に頼み込んで再び婚約を結びなおしてもらうか、新しく婚約を結ぶか、親に見捨てられるか、の3択ならしいですわね。
確か、子爵家の子息は入り婿の予定で婚約していたのに勝手に破棄したものですから、家から追い出され今も連絡が取れないと聞いていますわ。
ベルン様はどうなるんでしょうね?
そんなことを思いながら、アリス様とレオンハルト殿下の様子を眺めていましたが
「殿下ぁ~、私もお茶したいですぅ」
「で、殿下ぁ~?隣に座っても良いですかぁ?」
「で、殿下......?」
という感じでアリス様の声が聞こえてくるだけですの。
レオンハルト殿下がどのような対応をするのか気になってたのですが、まさか全て無視するとは思いませんでしたわ。
それに、アリス様は私のことを睨みつけてきますし........。
私は何もしてませんのよ?
変われるものなら変わって差し上げたいくらい帰りたいですし。
そう思っていると、今まで散々黙っていたレオンハルト殿下は
「ユーフェミア嬢、やっぱり昔のように仲良くすることは出来ないか?」
と言って私のことを見つめていますわ。
もしかして、無視してたのではなく考え事をしていたんでしょうか?
........いや、そんな訳がありませんわよね。
そう思いながら
「無理ですわね。レオンハルト殿下もさっさと婚約者を決めてくださいな」
と私が言うと、レオンハルト殿下はなんだか寂しそうに苦笑して黙ってしまいましたわ。
はぁ.......レオンハルト殿下の婚約者が決まればお兄様との婚約の話が早めに進みますのよ?
だって、王族の婚約を拒否するのは難しいと思いますもの。
はぁ......なんで2日も連続で一番面倒な人に会わないといけませんの?
アリス様も、私に喧嘩を売っている暇があったら真実の愛の相手、ベルン様と一緒にいればよろしいのに。
ついため息をついていると、レオンハルト殿下が
「友人?」
なんて馬鹿げた質問をしてきましたわ。
絶対わかってて聞きましたわよね?
だって、噂が広まっていないわけがありませんもの。
なので
「ベルン様の真実の愛のお相手ですわ」
そう言ってにこやかに教えて差し上げましたわ。
間違ったことは言ってませんわよ?
すると何を思ったのかアリス様は
「殿下ぁ~、なんでそんな傷物なんかとお茶をしてるんですかぁ?」
とレオンハルト殿下に猫撫で声で話しかけ始めましたわ。
これはアリス様が狙っている相手に出す声だ、ということは多分ここにいる全員の人が知っていることですわ。
レオンハルト殿下とあろうお方が、まさかこんなバカげた声の令嬢に引っかかるとは思いませんが、もし引っかかったら凄いことですわよね。
そう思いながら、ふと思い出したことがありますの。
それは、アリス様は最初に子爵、次に伯爵、という感じでどんどん爵位の高い子息達を狙っていた、ということ。
ベルン様は公爵子息、ということは上にいるのは王族だけですわよね。
あ、ちなみに、アリス様に捨てられた子息様たちは、親や元婚約者に頼み込んで再び婚約を結びなおしてもらうか、新しく婚約を結ぶか、親に見捨てられるか、の3択ならしいですわね。
確か、子爵家の子息は入り婿の予定で婚約していたのに勝手に破棄したものですから、家から追い出され今も連絡が取れないと聞いていますわ。
ベルン様はどうなるんでしょうね?
そんなことを思いながら、アリス様とレオンハルト殿下の様子を眺めていましたが
「殿下ぁ~、私もお茶したいですぅ」
「で、殿下ぁ~?隣に座っても良いですかぁ?」
「で、殿下......?」
という感じでアリス様の声が聞こえてくるだけですの。
レオンハルト殿下がどのような対応をするのか気になってたのですが、まさか全て無視するとは思いませんでしたわ。
それに、アリス様は私のことを睨みつけてきますし........。
私は何もしてませんのよ?
変われるものなら変わって差し上げたいくらい帰りたいですし。
そう思っていると、今まで散々黙っていたレオンハルト殿下は
「ユーフェミア嬢、やっぱり昔のように仲良くすることは出来ないか?」
と言って私のことを見つめていますわ。
もしかして、無視してたのではなく考え事をしていたんでしょうか?
........いや、そんな訳がありませんわよね。
そう思いながら
「無理ですわね。レオンハルト殿下もさっさと婚約者を決めてくださいな」
と私が言うと、レオンハルト殿下はなんだか寂しそうに苦笑して黙ってしまいましたわ。
はぁ.......レオンハルト殿下の婚約者が決まればお兄様との婚約の話が早めに進みますのよ?
だって、王族の婚約を拒否するのは難しいと思いますもの。
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