笑顔で冷遇する婚約者に疲れてしまいました

ユユ

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長期休暇

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久しぶりの時間に緊張したのは最初だけで、すぐに落ち着いた。

領地のセルヴィー邸に到着し、お兄様と夕食を食べた後は、私の部屋で就寝の準備をした。
湯浴みをした後、髪を拭いてバスローブを脱ぎ全裸のままベッドに入るヒューゴ様は 早く来いと私を急かした。
灯りを小さくしてメイドが退室すると、私もガウンを脱いでベッドに入った。

抱きしめられ、散々キスをされた後に彼の手が背中から腰、腰からお尻に移動する。

「柔らかい」

「ヒューっ」

裾を捲り腿を撫でる。

「すべすべだな。細くて…筋肉あるか?」

「あります、あっ」

片脚を持ち上げられ ヒューゴ様の腰の上に。そしてくるっと私を巻き込んで仰向けになった。彼の上に跨り抱き付いているような姿になってしまった。

「ヒューゴ様っ」

「呼び方」

「ヒュー」

「いっぱい触らせてくれ」

「なっ!」

「俺たちだけ遅れをとっているし」

「何を、あっ」

裾を更に捲り上げて背中を撫で回された。

ガバッ

急に上半身を私ごと起こすと、素早く私の寝巻きを脱がせた。寝巻きといってもナイトドレスに近い。ノースリーブで丈は膝よりもだいぶ上だ。

胸を腕で隠したけど、抵抗虚しく解かれた腕はヒューゴ様の肩に誘導された。

「そのまま首に回していて」

彼の首に腕を回した状態でどうしていいのか分からない。胸を隠そうとするなら彼の胸にくっつけるしかないし。

「んっ」

お尻や腰を撫で回されながらキスをされた。
下から硬いモノが当たっているのが分かる。

「んんっ!」

キスをしたままヒューゴ様の両手は私の両胸を包んでいた。
そのまま彼の手の中で形を変えていく。

唇が離れたと思ったら、耳や首に唇を移した。

どんどん体が熱くなる。鼓動も速さが増している。ヒューゴ様の鼓動はとても大きくて心配になる程だった。

「殿下達と同じことをしてもいいか?」

「エルザのことですか?」

「そうだ」

「……」

「俺に触れられたくないなら止める」

「そんな言い方はずるい気がします」

「あまりのんびりしていられそうにないからな」

「え?」

その後は恥ずかしさと怖さと気持ちよさに翻弄された。
多分、エルザの半分?くらいまで許した。
知識はあるけど実際にはっきり接触してしまった今、恐怖心は増した。
ジネットがアレを受け入れて生きているのだから大丈夫なのだろうけど怖い。




翌朝、目覚めるとヒューゴ様が私を撫でていた。
起きてからずっとこうしていたのだろうか。

「おはよう」

「おはようございます」

「ティアラが頭の上にいるぞ」

枕の余った部分にティアラがいて体をまっすぐ仰向けにして寝ていた。
昨日到着したときは拗ねていて寄りつかないし、顔をそむけていたし、近寄ってもティアラはツンツンしていて しまいには無愛想な打撃をお見舞いされた。情けをかけられたのか爪は出ていなかった。

「か、可愛いっ 吸い付きたいっ」

「嫌われるぞ」

「王都に連れて行きたいですけど、お母様達がいる領地ここの方がティアラにはいいと思って。
私は学園にも行かなくてはなりませんし、留守も多いので。
その上 住み慣れない王都の屋敷と顔ぶれの違う使用人達では…っ!!ヒューゴ様!?」

「仕方ないだろう。裸なのに無防備に動くから、ティナの美しい胸が柔らかそうに誘惑してくるのだから」

胸に吸いつかれて指摘されて、自分達が裸だということを思い出した。

「んっ」

「言っておくが、俺は健全な男で 当然こういうことはたくさんしたい。だけど愛するクリスティーナとしかしたくない」

「あっ」

「早く繋がりたい。クリスティーナのナカに入って独占したい」

「ヒューっ」


結局早朝から触れ合うことになってしまった。
一線は超えていないけど、もう自信がない。ヒューゴ様がその気になれば私は……


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