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第二章 ハンターとして
2ー11 診療所の移転
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年が変わり、リックは12歳となった。
リックは依然としてハンター見習いの9級のままです。
13歳になれば成人と見做され、その後は、ギルドへの貢献度や実績によって昇級若しくは昇格することになるが、8級から6級までは初級クラス、5級から3級までは中級クラス、2級と1級は上級とされている。
この初級から中級へあるいは中級から上級への昇格に際しては、ギルドによる試験が実施され、それに合格しないと昇級させてもらえない。
試験は、概ね特別クエストの成否で判断されるようだ。
因みにハンター見習いの9級から8級への昇格には試験はない。
13歳になって、リックが8級に昇格すれば、リックは確かな身分証明を入手できることになるので何時でも王都を出て行くことは可能だったけれど、リックは王都で過ごす間に多くの人々と友誼を結び、柵が増えたので、今の段階ではそれらを簡単に捨てることができなくなっていた。
特にリックの診療所を頼みの綱にしている王都の民も多いのだ。
中には治癒費を浮かすために訪れるような小金持ちもいるけれど、リックは差別をせずに診療所で治癒魔法を行使している。
個別の治癒魔法で救える人は一日に二十名ほど、残りは範囲魔法による治癒魔法で癒している。
このために多数の人々が診療所を訪れるが、再三にわたって診療所を訪ねる人は少ない。
その評判が徐々に王都中に広まり、難病と呼ばれる病に罹った者がリックの診療所で回復するに及んで噂が噂を呼び、王都以外の場所からも病人が訪れるようになった。
その時点で、リックは少々困ることになった。
数が余りに多くなってくると対応しきれなくなることと、中には感染症を抱えた者まで診療所に来るからだ。
王都の中でも診療所のある地区は西門に近いとはいえ、それでも西門から二百尋ほどの距離はある。
その中を病人が運ばれてくることは、感染の市中拡大を招きかねないことになる。
リックは、王家相談役のクロイム・サイルズに連絡を取って相談をしてみた。
リックとしては、多くの人が集まる王都内に感染症患者が入ってくることを良しとはしないことを伝えたのだ。
従って、東西南北にある王都の門、とりわけ西門の外側に診療所を移したいのだが、そのようなことができるかどうかを尋ねたのだった。
クロイムは王宮の各役所に働きかけ、最終的にリックことフレデリックのために、王都城壁外の西門脇の地域に百尋四方の土地を自由に使える特許を与えたのだった。
この土地は王家から無償で貸し与えられ、診療所やリックが住む家を建てても差し支えないというものでだった。
但し、城壁外の敷地になることから魔物や盗賊などの襲撃から必ずしも守ってもらえるものではない。
土地を貸し与えられた者が自力で守らねばならないというものなのだ。
リックは、聖アンクレア教会付属の孤児院院長であるマザー・アリシア・ブレストンさんとも協議して、西門の外側に診療所を移すことにした。
診療所に行くためには、西門を一旦出なければならないのが少し問題なのだけれど、その問題についても、西門から診療所に至る道筋については王都内と同様の場所と認めさせることで行き来を自由にさせてもらいました。
但し、診療所へ行くには王都の西門を経由しなければ行けないことになる。
城壁外にあっても、王都の外から診療所に直接入ることは原則として禁止され、急病人若しくは重病人と見做された者だけが特別に直接診療所に向かうことが許されるようになった。
このために西門の脇に低い柵で仕切られた黄色の石の小径があり、病人はこの小径を辿って診療所に行けるし、王都外から来た病人も一旦は西門で確認を受けた後で。西門脇にある別の青い石の小道を通って診療所へ向かうが、その利用者はそれぞれ明確に小径を分けられているのだ。
王都外から来た病人は青い石の小径を使って戻らねばならないし、王都内から来た病人は黄色の石の小道を使って戻らねばならないのだ。
このために西門脇には、衛士とは別に診療所の腕章をつけた者が道案内で複数配置されています。
この役目は、孤児院の子を優先的に雇っています。
雇われた子供たちは、感染予防の防護具を着装して仕事に就いています。
因みに12歳時点のリックのステータスは、
名前 :リック・バウマー(レドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン)
年齢 :11歳(数えで12歳)
職業 :ハンター(9級)
備考 :孤児(ハーゲン王国第四王子、忌み子)
レベル:34
HP(生命力) :124
MP(魔力) :342188
STR(筋力) :136
DEX(器用さ) :159
VIT(丈夫さ、持久力):140
INT(知性) :108
MND(精神力) :98
LUK(運) :6+4
AGI(敏捷性) :131
CHA(魅力) :18
言語理解 :5(MAX)
◆◇◆ 武術系 ◆◇◆
剣術 LV5
槍術 LV5
棒術 LV5
盾術 LV5
弓術 LV6
格闘術 LV5
投擲術 LV6
騎乗術 LV1
◆◇◆ 魔法系 ◆◇◆
火魔法 LV7
水魔法 LV6
風魔法 LV6
土魔法 LV5
氷魔法 LV5
闇魔法 LV2
回復魔法 LV5
空間魔法 LV10
光魔法 LV7
生活魔法 LV8
◆◇◆ 技能系 ◆◇◆
魔物調教 LV0
創薬・調剤 LV3+
料理 LV3+
家事 LV4+
鑑定 LV6
鍛冶 LV5
心眼 LV4
錬金術 LV6+
索敵 LV6
◆◇◆ 身体系 ◆◇◆
身体強化 LV6
跳躍 LV6
夜目 LV4
闘気 LV4
強靭 LV5
◆◇◆ ユニークスキル ◆◇◆:
精霊召喚 LV3
HP自動回復 LV5
MP自動回復 LV6
無詠唱 LV5
インベントリ LV8
ショートソード 5
ショートランス 5
コンパウンドボウ 5
リカーブボウ 2
ベアボウ 3
矢 10000
六角棒 2
小楯 3
大楯 2
トンファ 2
ヌンチャク 2
サイ 2
革製防具 4
革製衣類 4
麻擬き衣類 2
布製衣類 8
◆◇◆ 加護 ◆◇◆:
精霊王の加護
炎の精霊の加護
異世界管理者の恩寵
◆◇◆ 称号 ◆◇◆:
忌み子
異世界管理者が頭を下げし者
全体的にスペックが上がっていますけれど、ハンターとしての活動と普段の鍛錬の所為だと思います。
特に診療所の活動の所為で回復魔法の伸びが大きいですね。
生憎と、実際に馬に乗ることは今のところできてはいないので、騎乗術は伸びません。
また魔物調教も、実際のところティムした後の処理に困ります。
どこか別次元に収まっていて、そこから呼び寄せられるのなら良いのですけれど、実は王都ではハンターで魔物をテイムしている者を見かけていないのです。
従って、魔物をどう取り扱ってよいかがわからず、ギルドに尋ねるのも保有スキルが分かってしまうので躊躇っているところです。
今のところは、その必要性が無いので放置しています。
その時が来たなら何とかしましょう。
もう一つ、たくさん集まって来る妖精はともかく、精霊の召喚ができていません。
王都の外で試すにしても相当離れないと精霊の顕現の際の覇気で人に気づかれる恐れがあり、王都の城壁の外は意外とハンターが溢れているので実行しにくいんです。
従って、これも様子見ですね。
本当に人気のない適当な場所があったなら一度試してみようかと思っています。
リックは依然としてハンター見習いの9級のままです。
13歳になれば成人と見做され、その後は、ギルドへの貢献度や実績によって昇級若しくは昇格することになるが、8級から6級までは初級クラス、5級から3級までは中級クラス、2級と1級は上級とされている。
この初級から中級へあるいは中級から上級への昇格に際しては、ギルドによる試験が実施され、それに合格しないと昇級させてもらえない。
試験は、概ね特別クエストの成否で判断されるようだ。
因みにハンター見習いの9級から8級への昇格には試験はない。
13歳になって、リックが8級に昇格すれば、リックは確かな身分証明を入手できることになるので何時でも王都を出て行くことは可能だったけれど、リックは王都で過ごす間に多くの人々と友誼を結び、柵が増えたので、今の段階ではそれらを簡単に捨てることができなくなっていた。
特にリックの診療所を頼みの綱にしている王都の民も多いのだ。
中には治癒費を浮かすために訪れるような小金持ちもいるけれど、リックは差別をせずに診療所で治癒魔法を行使している。
個別の治癒魔法で救える人は一日に二十名ほど、残りは範囲魔法による治癒魔法で癒している。
このために多数の人々が診療所を訪れるが、再三にわたって診療所を訪ねる人は少ない。
その評判が徐々に王都中に広まり、難病と呼ばれる病に罹った者がリックの診療所で回復するに及んで噂が噂を呼び、王都以外の場所からも病人が訪れるようになった。
その時点で、リックは少々困ることになった。
数が余りに多くなってくると対応しきれなくなることと、中には感染症を抱えた者まで診療所に来るからだ。
王都の中でも診療所のある地区は西門に近いとはいえ、それでも西門から二百尋ほどの距離はある。
その中を病人が運ばれてくることは、感染の市中拡大を招きかねないことになる。
リックは、王家相談役のクロイム・サイルズに連絡を取って相談をしてみた。
リックとしては、多くの人が集まる王都内に感染症患者が入ってくることを良しとはしないことを伝えたのだ。
従って、東西南北にある王都の門、とりわけ西門の外側に診療所を移したいのだが、そのようなことができるかどうかを尋ねたのだった。
クロイムは王宮の各役所に働きかけ、最終的にリックことフレデリックのために、王都城壁外の西門脇の地域に百尋四方の土地を自由に使える特許を与えたのだった。
この土地は王家から無償で貸し与えられ、診療所やリックが住む家を建てても差し支えないというものでだった。
但し、城壁外の敷地になることから魔物や盗賊などの襲撃から必ずしも守ってもらえるものではない。
土地を貸し与えられた者が自力で守らねばならないというものなのだ。
リックは、聖アンクレア教会付属の孤児院院長であるマザー・アリシア・ブレストンさんとも協議して、西門の外側に診療所を移すことにした。
診療所に行くためには、西門を一旦出なければならないのが少し問題なのだけれど、その問題についても、西門から診療所に至る道筋については王都内と同様の場所と認めさせることで行き来を自由にさせてもらいました。
但し、診療所へ行くには王都の西門を経由しなければ行けないことになる。
城壁外にあっても、王都の外から診療所に直接入ることは原則として禁止され、急病人若しくは重病人と見做された者だけが特別に直接診療所に向かうことが許されるようになった。
このために西門の脇に低い柵で仕切られた黄色の石の小径があり、病人はこの小径を辿って診療所に行けるし、王都外から来た病人も一旦は西門で確認を受けた後で。西門脇にある別の青い石の小道を通って診療所へ向かうが、その利用者はそれぞれ明確に小径を分けられているのだ。
王都外から来た病人は青い石の小径を使って戻らねばならないし、王都内から来た病人は黄色の石の小道を使って戻らねばならないのだ。
このために西門脇には、衛士とは別に診療所の腕章をつけた者が道案内で複数配置されています。
この役目は、孤児院の子を優先的に雇っています。
雇われた子供たちは、感染予防の防護具を着装して仕事に就いています。
因みに12歳時点のリックのステータスは、
名前 :リック・バウマー(レドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン)
年齢 :11歳(数えで12歳)
職業 :ハンター(9級)
備考 :孤児(ハーゲン王国第四王子、忌み子)
レベル:34
HP(生命力) :124
MP(魔力) :342188
STR(筋力) :136
DEX(器用さ) :159
VIT(丈夫さ、持久力):140
INT(知性) :108
MND(精神力) :98
LUK(運) :6+4
AGI(敏捷性) :131
CHA(魅力) :18
言語理解 :5(MAX)
◆◇◆ 武術系 ◆◇◆
剣術 LV5
槍術 LV5
棒術 LV5
盾術 LV5
弓術 LV6
格闘術 LV5
投擲術 LV6
騎乗術 LV1
◆◇◆ 魔法系 ◆◇◆
火魔法 LV7
水魔法 LV6
風魔法 LV6
土魔法 LV5
氷魔法 LV5
闇魔法 LV2
回復魔法 LV5
空間魔法 LV10
光魔法 LV7
生活魔法 LV8
◆◇◆ 技能系 ◆◇◆
魔物調教 LV0
創薬・調剤 LV3+
料理 LV3+
家事 LV4+
鑑定 LV6
鍛冶 LV5
心眼 LV4
錬金術 LV6+
索敵 LV6
◆◇◆ 身体系 ◆◇◆
身体強化 LV6
跳躍 LV6
夜目 LV4
闘気 LV4
強靭 LV5
◆◇◆ ユニークスキル ◆◇◆:
精霊召喚 LV3
HP自動回復 LV5
MP自動回復 LV6
無詠唱 LV5
インベントリ LV8
ショートソード 5
ショートランス 5
コンパウンドボウ 5
リカーブボウ 2
ベアボウ 3
矢 10000
六角棒 2
小楯 3
大楯 2
トンファ 2
ヌンチャク 2
サイ 2
革製防具 4
革製衣類 4
麻擬き衣類 2
布製衣類 8
◆◇◆ 加護 ◆◇◆:
精霊王の加護
炎の精霊の加護
異世界管理者の恩寵
◆◇◆ 称号 ◆◇◆:
忌み子
異世界管理者が頭を下げし者
全体的にスペックが上がっていますけれど、ハンターとしての活動と普段の鍛錬の所為だと思います。
特に診療所の活動の所為で回復魔法の伸びが大きいですね。
生憎と、実際に馬に乗ることは今のところできてはいないので、騎乗術は伸びません。
また魔物調教も、実際のところティムした後の処理に困ります。
どこか別次元に収まっていて、そこから呼び寄せられるのなら良いのですけれど、実は王都ではハンターで魔物をテイムしている者を見かけていないのです。
従って、魔物をどう取り扱ってよいかがわからず、ギルドに尋ねるのも保有スキルが分かってしまうので躊躇っているところです。
今のところは、その必要性が無いので放置しています。
その時が来たなら何とかしましょう。
もう一つ、たくさん集まって来る妖精はともかく、精霊の召喚ができていません。
王都の外で試すにしても相当離れないと精霊の顕現の際の覇気で人に気づかれる恐れがあり、王都の城壁の外は意外とハンターが溢れているので実行しにくいんです。
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