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第四章 学院生活(中等部編)
4ー16 編入生 その四
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私は、エステバン・エデル・フォン・アラニス。
リットニア王国アラニス侯爵家の嫡男だ。
リットニア王国の第三王子であるアントニオ殿下の護衛兼補佐役として、アントニオ殿下のライヒベルゼン王国への留学に際して同行し、王立学院中等部に編入して、現在はBクラスに入っている。
本来であればアントニオ王子の居るAクラスに入っていなければならなかったのだが、私が編入試験でミスった所為で、私はBクラスになってしまったのだ。
編入試験において、第三王子よりも良い成績を取ることはさほど難しくは無かったのだが、リットニア王国は貴賤の秩序にうるさいお国柄なので、私が何かとアントニオ王子を立ててやらねばならない立場なのである。
単純な話、テストなどの成績では、アントニオ殿下と同等以下の成績を取ることが周囲からも望まれており、やたらと上の成績を取ってはならないのである。
編入試験の内容から見て、アントニオ王子の4~5点下の成績になるように調整したのが災いした。
そもそもアントニオ殿下の編入試験の成績が、Aクラス入りにギリギリの点数だったのだ。
そのため、アントニオ王子よりも点数が低かった私は、Bクラスに編入されてしまったのだ。
正直なところ、クラスが違ったままで、護衛兼補佐をするというのは至難の業ではあるのだが、これもやむを得ない。
成績の良し悪しでBクラスからAクラスへのクラス替えもあるらしいのだが、仮にあったにしても来年の話になるらしい。
アントニオ殿下の留学は当座二年を予定しているから、来年までは王立学院にいることになるのだが、正直なところ、私がAクラスに上がるようなことになれば、アントニオ殿下が入れ替わりにBクラスに落ちるかもしれない。
私の立場からすれば、王子よりも少なくとも筆記試験で優ってはならない(実技では優って構わないことになっている)のだから、アントニオ王子とクラスが入れ替わるような事態は絶対に避けなければならないので、 変な話ではあるけれど、アントニオ王子がBクラスへ落ちてくることをひたすら待つしかない状況に置かれているのだ。
そんな状況で、王立学院に編入して最初の団体行事が修学旅行であった。
AクラスとBクラスが一緒に動く旅行だったので、殿下と一緒に動けることが幸いだった。
殿下の従者兼護衛のデーヴィスも同行してはいるのだが、やはり護衛が一人と言うのは少なすぎるからね。
デーヴィスに加えて、私と私の従者兼護衛であるマッシオが居れば、少々のことならばなんとかなるはずだった。
だが、そんな私の安易な考えをあざ笑うが如き事件が起きた。
選りに選って、アントニオ殿下に割り当てられた寝室のドアの前に不審者が二人も現れたのだった。
宿を警護している警備陣が出し抜かれ、アントニオ殿下が気づかなかったのは止むを得ないとしても、王子の部屋の隣にある従者部屋に居たはずのデーヴィスさえも気づかずに接近を許してしまったのだった。
本来は有ってはならない事態である。
今回の修学旅行には過剰とも言える警備が就いているにも拘らず、抜き身の剣を持った不審者二人の侵入を要人の傍まで許したことになる。
深夜とはいえ、私もマッシオも全く気付かなかった侵入者だった。
にも拘らず、Aクラスのヴィオラ・ディ・ラ・フェルティス・エルグンド嬢がこの侵入者に気づいて、殿下の部屋に入る前に阻止してくれたのだった。
侵入者二人が揃ってヴィオラ嬢に打倒されて、そのはずみで床に転がった音で、初めて気づいた私である。
瞬時に懐剣を握りしめて寝間着のままドアを開けて廊下に飛び出してみると、黒尽くめの衣装に覆面をした不審者二人が殿下の部屋ドアのすぐ前で転がっており、その近くにヴィオラ嬢が立っていたのだった。
私のほかにもエミリア王女殿下のお付きであるアレサ殿、それにアントニオ殿下の従者であるデーヴィスがほぼ同時に廊下に出て来ていた。
その場でヴィオラ嬢が簡単な事情説明をするとともに、アレサ嬢に向かって指示を出した。
「アレサさん、帳場に警備の人たちが居ますので知らせてください。
害意を持った侵入者二名の身柄を確保中。
なお、周辺に彼らの仲間十名が居て、宿に向けて徐々に迫って来ている様子ですので、外部の警戒を強化してくださいとお願いをしてください。
エミリア様の警護は私が致します。」
それを聞いて、王女のメイドであるアレサ嬢は、普段ならば絶対にしないであろうことをなした。
従者は、いつ何時であっても主の傍を離れてはいけないのだが、ヴィオラ嬢に警護を委ねて階下の帳場に向かって走って行ったのだ。
ふむ、アレサは、ヴィオラ嬢に余程の信頼を寄せられているようだ。
それにしても、侵入者二人を打倒したのみならず、宿周辺の敵の存在までも察知しているとは・・・。
今の私では、残念ながら宿の外に存在するという不審者までは流石に探れない。
だが、ヴィオラ嬢は徐々に接近していることを把握している様子なので、そのこと自体が驚くべき能力だとおもうのだ。
因みに、傍にいるデーヴィスに小声で尋ねたが、外の異常にはデーヴィスも気づいていなかったし、今も察知できていないと答えた。
そうして、目の前に倒れている不審者二人の装束を見て、以前私の父上から聞いたことを思い出していた。
リットニア王国の隣国であり、ある意味で緊張状態にあるレインバルク帝国に存在するという陰の組織の存在である。
闇魔法の使い手で構成された部隊は、どんなに厳重な砦にも簡単に侵入し、暗殺やら盗みを働くらしいのだ。
現場でその姿を見た者は必ず殺されるとも聞いている。
そうしているうちにも近衛騎士達が二階に上がってくると、その音で他の従者やメイドはそのほとんどが廊下に顔を出していた。
不審者二人は武器を取り上げられ、後ろ手に縛られ、魔封じの魔道具を掛けられて階下に運ばれていった。
同時に宿の周囲の警戒態勢が引き上げられたが、その夜はそれ以上の侵入者は無かったのである。
それにしても、誰にも気づかれずに潜入できる技量を持った帝国の陰の組織が、これまで捕まったという話を私は聞いたことが無いのだ。
仮に、私やマッシオ、それにデーヴィスがこの二人に立ち向かったとして打倒せるかどうかは不明である。
少なくとも帝国の影の組織は、これまで無敗を誇っているのだから、私が立ち向かっても簡単に殺されたはずなのだ。
それなのに、不審者二人を無傷で打倒し、生きたまま捕らえたヴィオラ嬢は、とんでもない強さなのであるが、一見したところは小柄で可憐な感じの少女である。
日頃よりアントニオ殿下が盛んにモーションをかけているのはエミリア王女殿下であるが、ヴィオラ嬢はエミリア王女殿下の親しい御学友であるために、昼休みなどで私がアントニオ王子の傍に駆け付けると、決まって彼女もそこに居るので良く見知っている。
礼儀を良く知った愛想の良い御令嬢の一人であり、成績もとても優秀であるようだ。
私の王子の警護兼補佐役としての立場でなければ、王立学院で最も気になっている異性の知り合いでもある。
後に色々な人に聞いてみたが、侵入者に気づけたのは、ヴィオラ嬢一人であったようだ。
そうしてまた、翌日になって判明したのは彼ら二人が闇属性の影魔法の使い手であることだった。
ヴィオラ嬢がその可能性に気づいていて、捕らえた不審者二人に巧妙な罠を仕掛けていたようだ。
彼らは一応魔封じの魔道具を身に付けてはいたのだが。彼らの影魔法はスキルに近いものであって、その発動は魔封じの魔道具では縛られないらしい。
そのために、ヴィオラ嬢により一旦は気絶されていた彼らは、気づいて捕縛されていることを知り、瞬時に影の空間へと逃げ込んだのである。
後ろ手に縛られてはいるものの脚は動かせる状態であったので、そのまま影の空間を使って逃げようとしたらしい。
然しながら、そのことでヴィオラ嬢が仕掛けた罠に嵌ったのである。
彼らが影空間に入り込むと、その瞬間に指一本ですら全く動かせない状態で拘束されたようだ。
そうして翌早朝に、彼らの逃亡が発覚、警備陣が狼狽えているところへヴィオラ嬢が現れて、おもむろに影空間に拘束されていた二人を引きずり出したらしい。
その朝の食堂は専らその話が話題で有った。
私も思い切ってヴィオラ嬢に尋ねたよ。
どうすれば恐れられている影の組織の二人を捕らえられるのかをだ。
ヴィオラ嬢はあっけらかんと教えてくれれたよ。
打倒したのは雷属性の雷魔法らしい。
雷魔法は手先若しくは杖などから雷を放って相手を打倒す魔法らしいが、強大な雷魔法を放った場合、大きな魔物でも瞬殺できるという噂なのだが、使い手は非常に少ない。
リットニア王国でも私が知っている使い手は一人だけだ。
為に希少価値が有るのだが、それをヴィオラ嬢が使ったのである。
また、影魔法を使って逃げようとした不審者二人を罠にかけ、影空間で身体を拘束されていた二人を引きずり出したのも彼女であるのだ。
影空間で罠を仕掛けられるという事は、彼女が闇属性の影魔法も使えるという事だ。
二属性魔法持ちと言うのは珍しいが、居ないわけでは無い。
だが、ヴィオラ嬢の場合、ほかにも風属性魔法と水属性魔法を使えるというのは普段の何気ない会話の中で聞いているから知っている。
単純な話、ヴィオラ嬢は少なくとも四属性の魔法を操れるという事になる。
どうやらヴィオラ嬢は、とんでもない才女のようである。
リットニア王国アラニス侯爵家の嫡男だ。
リットニア王国の第三王子であるアントニオ殿下の護衛兼補佐役として、アントニオ殿下のライヒベルゼン王国への留学に際して同行し、王立学院中等部に編入して、現在はBクラスに入っている。
本来であればアントニオ王子の居るAクラスに入っていなければならなかったのだが、私が編入試験でミスった所為で、私はBクラスになってしまったのだ。
編入試験において、第三王子よりも良い成績を取ることはさほど難しくは無かったのだが、リットニア王国は貴賤の秩序にうるさいお国柄なので、私が何かとアントニオ王子を立ててやらねばならない立場なのである。
単純な話、テストなどの成績では、アントニオ殿下と同等以下の成績を取ることが周囲からも望まれており、やたらと上の成績を取ってはならないのである。
編入試験の内容から見て、アントニオ王子の4~5点下の成績になるように調整したのが災いした。
そもそもアントニオ殿下の編入試験の成績が、Aクラス入りにギリギリの点数だったのだ。
そのため、アントニオ王子よりも点数が低かった私は、Bクラスに編入されてしまったのだ。
正直なところ、クラスが違ったままで、護衛兼補佐をするというのは至難の業ではあるのだが、これもやむを得ない。
成績の良し悪しでBクラスからAクラスへのクラス替えもあるらしいのだが、仮にあったにしても来年の話になるらしい。
アントニオ殿下の留学は当座二年を予定しているから、来年までは王立学院にいることになるのだが、正直なところ、私がAクラスに上がるようなことになれば、アントニオ殿下が入れ替わりにBクラスに落ちるかもしれない。
私の立場からすれば、王子よりも少なくとも筆記試験で優ってはならない(実技では優って構わないことになっている)のだから、アントニオ王子とクラスが入れ替わるような事態は絶対に避けなければならないので、 変な話ではあるけれど、アントニオ王子がBクラスへ落ちてくることをひたすら待つしかない状況に置かれているのだ。
そんな状況で、王立学院に編入して最初の団体行事が修学旅行であった。
AクラスとBクラスが一緒に動く旅行だったので、殿下と一緒に動けることが幸いだった。
殿下の従者兼護衛のデーヴィスも同行してはいるのだが、やはり護衛が一人と言うのは少なすぎるからね。
デーヴィスに加えて、私と私の従者兼護衛であるマッシオが居れば、少々のことならばなんとかなるはずだった。
だが、そんな私の安易な考えをあざ笑うが如き事件が起きた。
選りに選って、アントニオ殿下に割り当てられた寝室のドアの前に不審者が二人も現れたのだった。
宿を警護している警備陣が出し抜かれ、アントニオ殿下が気づかなかったのは止むを得ないとしても、王子の部屋の隣にある従者部屋に居たはずのデーヴィスさえも気づかずに接近を許してしまったのだった。
本来は有ってはならない事態である。
今回の修学旅行には過剰とも言える警備が就いているにも拘らず、抜き身の剣を持った不審者二人の侵入を要人の傍まで許したことになる。
深夜とはいえ、私もマッシオも全く気付かなかった侵入者だった。
にも拘らず、Aクラスのヴィオラ・ディ・ラ・フェルティス・エルグンド嬢がこの侵入者に気づいて、殿下の部屋に入る前に阻止してくれたのだった。
侵入者二人が揃ってヴィオラ嬢に打倒されて、そのはずみで床に転がった音で、初めて気づいた私である。
瞬時に懐剣を握りしめて寝間着のままドアを開けて廊下に飛び出してみると、黒尽くめの衣装に覆面をした不審者二人が殿下の部屋ドアのすぐ前で転がっており、その近くにヴィオラ嬢が立っていたのだった。
私のほかにもエミリア王女殿下のお付きであるアレサ殿、それにアントニオ殿下の従者であるデーヴィスがほぼ同時に廊下に出て来ていた。
その場でヴィオラ嬢が簡単な事情説明をするとともに、アレサ嬢に向かって指示を出した。
「アレサさん、帳場に警備の人たちが居ますので知らせてください。
害意を持った侵入者二名の身柄を確保中。
なお、周辺に彼らの仲間十名が居て、宿に向けて徐々に迫って来ている様子ですので、外部の警戒を強化してくださいとお願いをしてください。
エミリア様の警護は私が致します。」
それを聞いて、王女のメイドであるアレサ嬢は、普段ならば絶対にしないであろうことをなした。
従者は、いつ何時であっても主の傍を離れてはいけないのだが、ヴィオラ嬢に警護を委ねて階下の帳場に向かって走って行ったのだ。
ふむ、アレサは、ヴィオラ嬢に余程の信頼を寄せられているようだ。
それにしても、侵入者二人を打倒したのみならず、宿周辺の敵の存在までも察知しているとは・・・。
今の私では、残念ながら宿の外に存在するという不審者までは流石に探れない。
だが、ヴィオラ嬢は徐々に接近していることを把握している様子なので、そのこと自体が驚くべき能力だとおもうのだ。
因みに、傍にいるデーヴィスに小声で尋ねたが、外の異常にはデーヴィスも気づいていなかったし、今も察知できていないと答えた。
そうして、目の前に倒れている不審者二人の装束を見て、以前私の父上から聞いたことを思い出していた。
リットニア王国の隣国であり、ある意味で緊張状態にあるレインバルク帝国に存在するという陰の組織の存在である。
闇魔法の使い手で構成された部隊は、どんなに厳重な砦にも簡単に侵入し、暗殺やら盗みを働くらしいのだ。
現場でその姿を見た者は必ず殺されるとも聞いている。
そうしているうちにも近衛騎士達が二階に上がってくると、その音で他の従者やメイドはそのほとんどが廊下に顔を出していた。
不審者二人は武器を取り上げられ、後ろ手に縛られ、魔封じの魔道具を掛けられて階下に運ばれていった。
同時に宿の周囲の警戒態勢が引き上げられたが、その夜はそれ以上の侵入者は無かったのである。
それにしても、誰にも気づかれずに潜入できる技量を持った帝国の陰の組織が、これまで捕まったという話を私は聞いたことが無いのだ。
仮に、私やマッシオ、それにデーヴィスがこの二人に立ち向かったとして打倒せるかどうかは不明である。
少なくとも帝国の影の組織は、これまで無敗を誇っているのだから、私が立ち向かっても簡単に殺されたはずなのだ。
それなのに、不審者二人を無傷で打倒し、生きたまま捕らえたヴィオラ嬢は、とんでもない強さなのであるが、一見したところは小柄で可憐な感じの少女である。
日頃よりアントニオ殿下が盛んにモーションをかけているのはエミリア王女殿下であるが、ヴィオラ嬢はエミリア王女殿下の親しい御学友であるために、昼休みなどで私がアントニオ王子の傍に駆け付けると、決まって彼女もそこに居るので良く見知っている。
礼儀を良く知った愛想の良い御令嬢の一人であり、成績もとても優秀であるようだ。
私の王子の警護兼補佐役としての立場でなければ、王立学院で最も気になっている異性の知り合いでもある。
後に色々な人に聞いてみたが、侵入者に気づけたのは、ヴィオラ嬢一人であったようだ。
そうしてまた、翌日になって判明したのは彼ら二人が闇属性の影魔法の使い手であることだった。
ヴィオラ嬢がその可能性に気づいていて、捕らえた不審者二人に巧妙な罠を仕掛けていたようだ。
彼らは一応魔封じの魔道具を身に付けてはいたのだが。彼らの影魔法はスキルに近いものであって、その発動は魔封じの魔道具では縛られないらしい。
そのために、ヴィオラ嬢により一旦は気絶されていた彼らは、気づいて捕縛されていることを知り、瞬時に影の空間へと逃げ込んだのである。
後ろ手に縛られてはいるものの脚は動かせる状態であったので、そのまま影の空間を使って逃げようとしたらしい。
然しながら、そのことでヴィオラ嬢が仕掛けた罠に嵌ったのである。
彼らが影空間に入り込むと、その瞬間に指一本ですら全く動かせない状態で拘束されたようだ。
そうして翌早朝に、彼らの逃亡が発覚、警備陣が狼狽えているところへヴィオラ嬢が現れて、おもむろに影空間に拘束されていた二人を引きずり出したらしい。
その朝の食堂は専らその話が話題で有った。
私も思い切ってヴィオラ嬢に尋ねたよ。
どうすれば恐れられている影の組織の二人を捕らえられるのかをだ。
ヴィオラ嬢はあっけらかんと教えてくれれたよ。
打倒したのは雷属性の雷魔法らしい。
雷魔法は手先若しくは杖などから雷を放って相手を打倒す魔法らしいが、強大な雷魔法を放った場合、大きな魔物でも瞬殺できるという噂なのだが、使い手は非常に少ない。
リットニア王国でも私が知っている使い手は一人だけだ。
為に希少価値が有るのだが、それをヴィオラ嬢が使ったのである。
また、影魔法を使って逃げようとした不審者二人を罠にかけ、影空間で身体を拘束されていた二人を引きずり出したのも彼女であるのだ。
影空間で罠を仕掛けられるという事は、彼女が闇属性の影魔法も使えるという事だ。
二属性魔法持ちと言うのは珍しいが、居ないわけでは無い。
だが、ヴィオラ嬢の場合、ほかにも風属性魔法と水属性魔法を使えるというのは普段の何気ない会話の中で聞いているから知っている。
単純な話、ヴィオラ嬢は少なくとも四属性の魔法を操れるという事になる。
どうやらヴィオラ嬢は、とんでもない才女のようである。
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