親王様は元大魔法師~明治の宮様に転生した男の物語~戦は避けられるのか?

サクラ近衛将監

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第四章 戦に負けないために

4-15 紅兵団の動き その二

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 昭和14年4月からは、満14歳の少女のみを対象とした採用試験が再度全国の受験地で行われた。
 10月21日には、二期目の新規募集を終えて、新たに1813名の娘が集まっていた。

 彼女達は1期生とは異なる訓練課程でスケジュールをこなし、1期生に新たな補充はなかった。
 昭和15年6月10日雄冬基地の地下で過ごしていた紅兵団候補生23587名は、総員が階段式大講堂に集められた。

 最終的な隊員指名があったのである。
 残念ながら18名の候補者が二次選抜で落ちた。

 主として性格的なものであったが、娘達にその内容は知らされず、単に不合格者として処理された。
 彼女らは、今後、雄冬基地の職員として、あるいは飛鳥財閥系の会社の従業員として、正式採用されることになっていた。

 雄冬基地に残留を希望する者を除いては、表の世界で生きてゆく事になる。
 1年ほどの間に彼女らの精神的発達は極めて大きく、その知的能力も高まっていた。

 今後、表社会で生きてゆくのに何の不安も無いはずである。
 しかしながら、一方で紅兵団での教育訓練の内容は一切を秘密にしなければならないという絶対的な義務を負っていた。

 6月11日、新たに正式の隊員とされた婦女子2万3569名は、連隊長を中佐クラスの二佐、大隊長を少佐クラスの三佐、中隊長を大尉クラスの一尉、小隊長を中尉クラスの二尉、分隊長を少尉クラスの三尉に任官され、それ以外のものには、伍長、一曹、二曹、三曹の階級が付与された。
 紅兵団には陸海の区別がない。

 陸海空三軍の全てに対応できる能力を持った部隊なのである。
 河合サキは、最高位の連隊長に任命された。

 若干18歳の女性中佐など世界の何処の軍隊にも存在しないだろうが、紅兵団の中でも異色の存在であった。
 他の三人の連隊長はいずれも21歳を超える年齢である。

 中隊長で19歳が一人だけ存在するが、他は20歳以上、同じ18歳の者では小隊長に3名存在するだけである。
 サキの成績は全ての部門でずば抜けていた。

 総合点では他の3人の大隊長に100点以上の差があった。
 総計1200点満点の成績で、一位と二位の間に100点以上の差が付くのは極めて異例であろう。

 帝国大学でも学生の間で、それほどの差が出る天才又は秀才の出現は極めて稀である。
 不合格者との間では実に500点以上の差が開いていたのである。

 6月10日の正式隊員の発令と同時に、移動命令がなされた。
 事前には詳細を知らされておらず、サキたちも具体的な移動の場所を知らない。

 11日22時、地下基地の港に集結とだけ知らされていた。
 17時までに、衣類等必要な物をコンテナに詰め込んで、管理棟補給課職員に渡す必要があった。

 1年半の基地生活で随分と持ち物が増えていた。
 その殆どが支給品であるが、一部私物も確実に増加していたのである。

 サキが荷物をまとめると私物収納用のコンテナで8個になっていた。
 二回に分けて台車で玄関先まで運ぶと、補給課職員がトラックでどこかへ運び去った。

 21時50分に基地内港に行くと、見慣れない潜水艦多数が着岸していた。
 長さが200mほどもある大きな潜水艦である。

 ひまわり2号は、幅が12mほどの大きさでどちらかというと相当に細くスマートな形状である。
 だが目の前にある潜水艦は見るからに胴回りが太く、セイルも相当に大きいのである。

 港内入り口掲示板に乗艦割り当て表が掲示されていた。
 サキの指揮下にある第一大隊は、5731名から構成されているが、6隻の潜水艦に分かれて乗艦することになっている。

 第一埠頭は、ひまわり2、3号、あじさい2、3号、すいせん2、3号及びしらゆり2、3号の専用埠頭であるが、第二埠頭から第五埠頭までに24隻の大型潜水艦が着いていた。
 第一大隊は第二埠頭の左右に着岸中の6隻に分乗するのである。

 全員が集結して、点呼を行った後で、乗船を開始した。
 潜水艦内部の通路は、やはり狭いのではあるが、ひまわり2号よりも若干広くなっている。

 六層構造の艦内には、四人部屋250室があり、食堂兼集会室、化粧室兼トイレが各層にあって、ひまわり2号よりもかなり居住性は良くなっているように思われる。
 一方で居住区が狭いのは、前部にある格納倉庫のためである。

 千人分のプラスティックコンテナ約八千個を20個の40フィート貨物コンテナに収納し、倉庫に格納しているからである。
 その分が無ければ、更に居住性は増すかもしれないが、あくまで一時的な兵員輸送船であるから贅沢は出来ない。

 目的地が近いのでさほどの必要はないということでもある。
 艦首部には魚雷発射孔が8個も見える。

 輸送艦でありながら戦闘も可能な潜水艦と言う事になる。
 紅兵団の仕分けでは甲二型輸送潜水艦という。

 もっと大きな甲一型輸送潜水艦もあるはずだが、サキ達も情報端末でしか見た事が無い。
 こちらは長さが400mを超える巨大な潜水艦であり、さすがに雄冬の地下基地には入れない代物である。

 ひまわり2号は、甲三型輸送潜水艦であり、徴募専用船「ひまわり」など四隻に特化して作られた輸送潜水艦で、全部で8隻しかない。
 サキたちは、場所こそ教えてもらっていないが、新たな秘密基地については必要な知識が与えられていた。

 30キロ四方の区画に、高さ2キロの空間を有する海底基地である。
 この海底基地には、大型艦が建造できる特殊な造船所を備え、其処に働く者達の自給自足のために農場や工場まで付いている。

 其処では既に「青龍」、「玄武」、「白虎」、「鳳凰」という聖獣タイプの潜水航空母艦がフル装備で隊員の到着を待っているはずである。
 サキたちは、その海底基地を根拠地にして、聖獣タイプに乗艦、洋上訓練を実施する事になっている。

 サキたちがこれまで訓練を重ねてきたのは、シミュレーション訓練であり、艦載航空機、艦載小型潜水艇、陸戦モジュールなどの操縦が主であった。
 だが、海底基地では実際に聖獣タイプの潜水空母を運航し、艦載航空機を飛ばし、艦載小型潜水艇を海中に潜らせての訓練となる。

 陸戦モジュールについては、外部に秘匿できる訓練場所が無い事からモジュール専用の基地内訓練フィールドで動かしての訓練となる。
 シミュレーション訓練と異なる点はそれだけであり、搭乗員は実際にはそれぞれの航空機や潜水艇に搭乗しない。

 全てを遠隔操縦で行うことになるが、シミュレーションでは感覚できない実戦に近い雰囲気を味わう事が出来るだろう。
 ヴァーチャル画像とは言いながら、ソフトだけで作られたものと実景の実写で得られた画像とは当然に異なるし、個々の機体ごとのわずかなレスポンスの違いが戦闘時には重大な問題となるのである。

 それら微細な違いを会得しなければ装備を自在に動かす事も出来ないだろう。
 サキの搭乗した輸送潜水艦1号艦は、6月11日2300に雄冬基地を出港した。

 続いて10分間隔で2号艦が続き、順次24隻の潜水艦が出港する。
 最後の24号艦は6月12日0250の出港である。

 サキたちは知らなかったが、北マリアナ諸島の北端に近いマウグ諸島の西側海域、北緯19度59分36秒、東経145度8分21秒の海底に向かっていた。
 マウグ諸島には、日本の気象測候所及びカツオ加工場が存在している。
 
 雄冬からは凡そ2900キロ1570海里の行程であり、甲二号輸送潜水艦の巡航速度50ノットでは、32時間を要した。
 昭和15年6月13日1100、サキたちはマリアナ沖海底基地に到着した。

 その日1500までには、24号艦までの紅兵団総員が到着したのである。
 13日は取り敢えず新たな宿舎への移動となった。

 海底基地の宿舎は、雄冬の基地に比べると随分と敷地に余裕があるようである。
 連隊ごとの宿舎棟が配分され、サキたちはそれぞれの宿舎に荷物を運び終えた。

 雄冬では、二度ほど部屋替えも行ったものの、隊長、平隊員の別無く、隊員全てが同じ隊舎で寝起きしたのであるが、海底基地ではそれぞれの階級に応じたスペースが割り当てられていた。
 三曹から一曹までは48平米、伍長が56平米、三尉が64平米、二尉が72平米、一尉が80平米、三佐以上が88平米の部屋を当てられている。

 さらに連隊長については三尉の副官と二曹の連隊長付きがついており、この二人の隊員の事務室24平米と仮眠室24平米、それに公室36平米が部屋に付属しているため、サキに与えられている部屋の広さは実に172平米となっているのである。
 大隊長の部屋はお付きが一人減っている性もあって、連隊長の部屋と比べると三分の二ほどの広さになっている。

 翌日から新たな訓練に入るものと思っていたが、夕刻、食事後にサキ宛に画像伝送電話が掛かってきた。
 基地長の寺島武雄である。

 昭和5年、53歳で海軍大佐を最後に予備役となり、現在は63歳既に退役軍人となっている。
 妻も昭和12年に病で亡くなり、田舎の四国松山で隠居生活をしていた。

 昭和13年の紅兵団徴募に合わせて、宏禎王殿下に拾われた。
 計画を打ち明けられ、何故か即座に自分の役割を認識した。

 寺島基地長の階級は、中将クラスの海将にあたる。
 総帥である宏禎王殿下に次ぐ階級である。

 寺島は、この基地の建設当初から関わり、およそ二年、ようやくこの基地を活性化させる主役達が登場するのを心待ちにしていた。
 寺島は挨拶もそこそこに、明朝0900までに河合サキ他3人の連隊長に管理棟基地長室に出頭するよう命じた。

 その間、隊員たちは宿舎で待機、1300には各自の乗艦である聖獣タイプに移乗のため基地内自動タクシーで移動することになる。
 携行物品は、コンテナ積みの制服類のみとされていた。

 隊員個々の艦での居住区は、艦内電子頭脳「カムイ」に組み込まれているので乗艦すると自動的に教えてくれる。
 同時に艦内での役割分担も既に決定済みであり、一応三箇所の職務を二週間ごとの交代で勤務、いずれ最適な職を与える事になる。

 明朝出頭前には連隊の隊員にその旨を指示しなければならない。
 以後の任務については基地長室に出頭時、各連隊長を交えて伝達することになっていた。

 翌朝、他の三人の連隊長とともにサキは基地長室に出頭した。
 基地長室の受付には尉官クラスの階級をつけたオバさん二人が待っていた。

 60歳近い年齢であろうが、二人とも貴婦人然とした態度であり、若い頃は相当の美人だった事を窺わせる容貌を持っていた。
 丁寧な応対で名前を確認すると、サキたち4人はすぐに基地長公室に通された。

 そこで待っていると間もなく、画像伝送電話で会った寺島基地長に引き続き、准将の階級をつけた男達4人が入ってきた。
 いずれも60歳前後の男達であるが、血色も良く、老人と呼ぶにはためらいがあるほど精力に溢れた男達と思われた。

 サキたちが起立して迎えると、制するように寺島が言った。

「硬苦しい挨拶は止めておこう。
 皆の顔は良く知っている。
 私は基地長の寺島だ。
 一緒に来た者は君らの直属の上司になる男達だ。
 紹介しておこう。
 右から、青龍艦長の大河原貞行准将、河合サキ君の直属上司となる。
 次は、玄武艦長の岡本高次准将、高浜洋子君の直属上司となる。
 次に、白虎艦長の井山直道准将、横山美保君の直属上司となる。
 最後は、鳳凰艦長の荒木健一郎准将、佐々木絵里子君の直属上司となる。
 他にも艦長補佐として各艦一人の男性が付いて行くことになっている。
 彼らは参謀であり、君らと同じ階級だが、古参の二佐になる。
 だが、君らの直属上司ではない。
 後ほど、乗艦したら挨拶が出来るだろう。
 いずれにせよ。
 艦長と君達にはこれから午後には各艦に乗艦して、訓練を行ってもらう。
 最初に言っておかねばならないのは、艦長はこの4人だが、実質的に隊員を動かし、艦の行動を決定するのは君達だ。
 艦長は、君達の行動全てに責任を負うから、必要なアドバイスは行う。
 また、総帥からの命令も伝達する。
 当該命令に対していかなる方法でそれを達成するかは君達の裁量に任されている。
 だが、それらの裁量行為を実行に移す前には、必ず、艦長に報告して欲しい。
 彼らは実質的なアドヴァイザーであると同時に、監察の役目を負っている。
 総帥への報告が必要なのだ。
 そのレポーターとしての役割が彼らの仕事の大半である。」

 寺島基地長は、4人の連隊長に言葉の意味が浸透するのを待ってから更に続けた。

「紅兵団の創設は、総帥の発案による事は君らも承知の通りだ。
 また既に知っていると思うが、紅兵団は募集要綱にあるような陸海軍の支援部隊ではありえない。
 むしろ陸海軍に代わって敵の攻撃から祖国や其処に住む同胞を護る楯となるべき存在である。
 従って、当然のことながら最前線において敵将兵を撃たねばならない事態にも遭遇する可能性がある。
 強力な兵器を手にしていても決して無駄な殺戮は行わないように、教育も行ったはずだし、もともとそうした資質を持つ優秀な婦女子を徴募している。
 また、君らが戦闘に入る際でも、実際の身体は安全なところにあって、分身たる機械が実戦出来るような装備もある。
 だから、肉体的に君達は傷つく事も無く、死ぬ事など余程の事故か病気でもなければありえない。
 しかしながら、精神面では別だ。
 我々も元は軍人だから良く知っているが、敵とは言え、将兵を殺傷する事に躊躇いを覚えない日は無かったし、出来れば殺しあったりはしたくなかった。
 総帥は、最前線で戦うことになる君達が、敵兵を倒した際に受ける精神的ダメージを心配しておられる。
 人は決して機械にはなれない。
 だから、我々が君達の上官としてここに存在する。
 全てを払拭する事は出来ないにしても、我々元軍人がその全責任を負うことで君達の精神的負担を軽減してやりたいのだ。
 最終的な責任は総帥に集中するものの、部隊としての責任を取れる者がやはり必要なのだ。
 君達が、連隊長として隊員に対する責任を有するのは止むを得ないことであるが、それ以上の負担は掛けないようにするため、我々が任命された。
 総帥が出撃の命令を下し、部隊がその任務を遂行する場合、方法手段、作戦の如何を問わず、結果責任は我々が負う。
 君達が、無茶なあるいは非人道的な手法を採用したりしない者であることは十分に承知しているつもりだ。
 我々もそうした担保があるからこそ、本当は割に合わない責任を負う事に同意した。
 君たち連隊長は、艦では副長と呼ばれるし、9人の大隊長は、それぞれ科長を併任されることになる。
 艦の運航に関する航海・機関の部門として運航科、艦載機及び搭載艇の操縦に関する部門として操機第一科及び同第二科、情報収集及び通信を所管し、作戦計画を立案する部門として戦略企画科、艦載機及び搭載艇の整備に関する部門として整備第一科及び同第二科、艦の兵装の整備及び操作に関する部門として砲術科、主計及び医療に関する部門として主計・医療科、
 それに艦内規律の維持及び捕虜の看守に関する部門として保安科の全部で九科長だ。
 それらを統括する統括班に、連隊長付きの連隊参謀、同副長、連隊司令部員が入り、それぞれ統括参謀、統括副班長、統括班員と呼称される。
 班長は、君達連隊長であり、副長が兼務する。
 君達に一言注意をしておかねばならないのは、連隊長自身が武器を持って戦闘に参加するのは許されないということだ。
 それは大隊長以下、・・・。
 いや、中隊長以下だろうな。
 彼女たちに任せるといい。
 君らが、どの部門においても優秀である事は十分承知しているし、君らが実戦に参加したほうが間違いも少ない事は十分に予測できるが、それでも君達は指揮官なのだから、全体を見ておく必要がある。
 最前線の実戦に参加してしまえば見えるものも見えなくなる。
 従って、君達連隊長が、実際に銃をとり、あるいは艦載機や搭載艇を操縦して実戦に参加するのは非常事態にのみしか許されない。」

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