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第七章 英国との交渉
7-5 女王との謁見
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2月9日、振袖の着物姿で、車に乗り込んだ二人は、バッキンガム宮殿に向かった。
英国の女王陛下はロンドンから逃げ出すのを潔しとせず、未だに宮殿で暮らしている。
但し、万が一のために皇太子達は、ケンジントンにある離宮に避難させているのである。
バッキンガム宮殿の謁見の間に近衛兵と侍従によって案内された二人の娘は、暫くそこで待たされた。
やがて、女王陛下が侍従や侍女を従えて現れた。
二人の娘は玉座に向かって深くお辞儀をした。
女王陛下から声が掛かる。
「二人とも近くに寄りなさい。
特に、直言を許します。」
二人は近寄り、揃って再度のお辞儀をした。
二人のお辞儀は日本の挨拶であって、英国宮殿の挨拶ではない。
だが、宮殿の挨拶よりも洗練された動きが侍従や侍女にも深い感銘を与えた。
目上に対する礼儀作法としても極めて適切なものであることを始めて知ったのである。
「大英帝国女王陛下に申し上げます。
本日、私達が目通りを許され、賢きご尊顔を拝することが出来ましたことは、私達の大いなる喜びでございます。
私達は、大日本帝国を治める天皇陛下の仰せにより、天皇陛下の親書をお届けに参りました。
どうか、ここに親書をお納めいただき、末永き大英帝国と大日本帝国の繁栄、そうして両国の友好関係に大きく貢献されんことを心よりお願い申し上げるものでございます。」
綺麗な英語であり、しかも遠くまでよく通る声である。
女王陛下も傍に仕えて居るものも、これほどの凛とした声は聞いたことがなかった。
娘達の一人が、女王陛下に向かって、懐から和紙に包まれた親書を差し出し、お辞儀をした。
傍についている侍女がそれを受け取り、女王陛下に渡す。
直接の手渡しは許されていない。
侍従から手紙を受け取った女王は、その場で開封しなかった。
「二人に尋ねたいことがあります。
もう少し近くに寄りなさい。」
普通ならばこれで仕舞いになるはずの謁見を引き伸ばしての命令である。
傍についている侍従が少し眼を剥いたが、無論女王に逆らうことは許されない。
二人が更に近寄ったところで、女王陛下が尋ねた。
「そなたたち、どちらがサキでどちらがエリコじゃ。」
事前にハリントンから宮殿での立ち居振舞いを聞いていた二人であるが、その際に使者の名前を自分で言うのは許されていなかった。
だから口上では一切の名前を出していないのである。
だが女王陛下の命と有れば慣例を破るのも止むを得ない。
「怖れながら申し上げます。
私が、サキにございます。」
「同じく、怖れながら申し上げます。
私がエリコにございます。」
「なるほど、背の低いほうがサキ、高いほうがエリコか。
その方たちが、昨日市内某所で二人の市民の命を助けてくれたことに深く感謝しています。
その際の様子などできれば詳しく知りたい故に、日を改めて尋ねて来てはくれぬか。
お礼の意味も込めて、午後の紅茶を楽しみながらそなたたちの話を聞きたい。
バニングス、できるであろう。」
最後の言葉は、傍らに控えている侍従への問いかけである。
「はい、お二方の都合さえ宜しければ、陛下の宜しきときに合わせて、お茶会を開くことは可能にございます。」
「ふむ、余り邪魔をされとうはないから、イリアンの離宮で早めに茶会の機会を設けなさい。
招待客は、この二人とサッチャー夫人、それにチャーチル夫人だけにして欲しい。
そなたたちの都合を聞いてはおらぬが何とか都合をつけて欲しい。
のう、SEエンジェルズ。」
二人は面食らった。
いきなりのオーダーであり無論断るわけには行かないのだが、最後のSEエンジェルズの意味がわからないのである。
「畏まりお受けいたします。
されど、怖れながらお教えいただければこれに勝る幸せはございません。
私共未熟者にして、英語は勉強いたしましたものの、賢き陛下の申されましたSEエンジェルズなる意味が掴めません。
どうか、哀れで無知なる娘にお教えください、」
「ホホホ、そうか。
そなたたちは、デイリータイムズの記事を読んでいないのだな?
デイリータイムズのK・クラーク記者は、余り誉めることなどしないのだが、そなたたち二人のことは褒めちぎっている。
極東から来た天使たちという表題をつけ、サキとエリコの頭文字をとってSEエンジェルズなのだよ。今朝の新聞で初めて使われた言葉なのだから、そなたたちが無学を恥じる必要はない。
いずれにせよ、この後、わらわには予定が入っておる。
天皇ヒロヒトの親書は確かに受け取った。
役目大儀。
許せよ。」
そう言って女王陛下は玉座から立ち上がり、謁見の間を退室していった。
二人は揃ってお辞儀をする。
女王陛下の姿が見えなくなってようやく肩の力を抜いて、出口に向かおうとした二人を、バニングス侍従が呼び止めた。
「お二人とも、宜しければお茶会の予定について打ち合わせがしたいのですが、宜しければこちらへどうぞ。」
そう言われて案内されたのは謁見の間の控え室であり、小さなテーブルと椅子が四脚置かれている。
そこでバニングス侍従長と打ち合わせの結果、2月12日午後2時までにイリアンの離宮を訪ねることが決まった。
午後の茶会は14時45分から通常始まる。
女王陛下主催の茶会であるが、公式なものではない。
従って、言葉遣いさえ注意していればある意味無礼講なのである。
お茶会は概ね2時間、遅くても5時までには終了することが慣行である。
茶会に招かれたものはクッキーなどお茶菓子を土産に持ってゆく場合が多いが、必ずしも持参しなければならないというものではない。
それらの注意事項を受けて二人は宮殿を後にした。
無事に謁見が終了したことは、ハリントンにも伝えられ、同時に二人の娘がサッチャー夫人と、チャーチル夫人と共に12日のイリアン離宮でのお茶会に招かれることが、チャーチル首相にも伝えられたのである。
ハリントンも、チャーチルも、デイリータイムズの記事も見ており、二人が只者ではないと察していた。
ロープ一本で10mをよじ登るなど、軍の特殊隊員でも中々できることではない。
なぜに、か弱い娘ができるのかそれが理解できなかった。
ハリントンが逢った二人は東洋人らしい体格で、小柄であると聞いている。
サキの方が157センチほど、エリコが少し大きく160センチほど、いずれもほっそりとした体格で、それほどの荒事ができるとは到底思えなかったと聞いていた。
また、老婦人の救命の際にみせた片鱗からは何らかの医療知識にも詳しいらしいことが窺える。
チャーチルは何となく漠然とした不安を感じていたが、何がそうさせるのかは判らなかった。
英国の女王陛下はロンドンから逃げ出すのを潔しとせず、未だに宮殿で暮らしている。
但し、万が一のために皇太子達は、ケンジントンにある離宮に避難させているのである。
バッキンガム宮殿の謁見の間に近衛兵と侍従によって案内された二人の娘は、暫くそこで待たされた。
やがて、女王陛下が侍従や侍女を従えて現れた。
二人の娘は玉座に向かって深くお辞儀をした。
女王陛下から声が掛かる。
「二人とも近くに寄りなさい。
特に、直言を許します。」
二人は近寄り、揃って再度のお辞儀をした。
二人のお辞儀は日本の挨拶であって、英国宮殿の挨拶ではない。
だが、宮殿の挨拶よりも洗練された動きが侍従や侍女にも深い感銘を与えた。
目上に対する礼儀作法としても極めて適切なものであることを始めて知ったのである。
「大英帝国女王陛下に申し上げます。
本日、私達が目通りを許され、賢きご尊顔を拝することが出来ましたことは、私達の大いなる喜びでございます。
私達は、大日本帝国を治める天皇陛下の仰せにより、天皇陛下の親書をお届けに参りました。
どうか、ここに親書をお納めいただき、末永き大英帝国と大日本帝国の繁栄、そうして両国の友好関係に大きく貢献されんことを心よりお願い申し上げるものでございます。」
綺麗な英語であり、しかも遠くまでよく通る声である。
女王陛下も傍に仕えて居るものも、これほどの凛とした声は聞いたことがなかった。
娘達の一人が、女王陛下に向かって、懐から和紙に包まれた親書を差し出し、お辞儀をした。
傍についている侍女がそれを受け取り、女王陛下に渡す。
直接の手渡しは許されていない。
侍従から手紙を受け取った女王は、その場で開封しなかった。
「二人に尋ねたいことがあります。
もう少し近くに寄りなさい。」
普通ならばこれで仕舞いになるはずの謁見を引き伸ばしての命令である。
傍についている侍従が少し眼を剥いたが、無論女王に逆らうことは許されない。
二人が更に近寄ったところで、女王陛下が尋ねた。
「そなたたち、どちらがサキでどちらがエリコじゃ。」
事前にハリントンから宮殿での立ち居振舞いを聞いていた二人であるが、その際に使者の名前を自分で言うのは許されていなかった。
だから口上では一切の名前を出していないのである。
だが女王陛下の命と有れば慣例を破るのも止むを得ない。
「怖れながら申し上げます。
私が、サキにございます。」
「同じく、怖れながら申し上げます。
私がエリコにございます。」
「なるほど、背の低いほうがサキ、高いほうがエリコか。
その方たちが、昨日市内某所で二人の市民の命を助けてくれたことに深く感謝しています。
その際の様子などできれば詳しく知りたい故に、日を改めて尋ねて来てはくれぬか。
お礼の意味も込めて、午後の紅茶を楽しみながらそなたたちの話を聞きたい。
バニングス、できるであろう。」
最後の言葉は、傍らに控えている侍従への問いかけである。
「はい、お二方の都合さえ宜しければ、陛下の宜しきときに合わせて、お茶会を開くことは可能にございます。」
「ふむ、余り邪魔をされとうはないから、イリアンの離宮で早めに茶会の機会を設けなさい。
招待客は、この二人とサッチャー夫人、それにチャーチル夫人だけにして欲しい。
そなたたちの都合を聞いてはおらぬが何とか都合をつけて欲しい。
のう、SEエンジェルズ。」
二人は面食らった。
いきなりのオーダーであり無論断るわけには行かないのだが、最後のSEエンジェルズの意味がわからないのである。
「畏まりお受けいたします。
されど、怖れながらお教えいただければこれに勝る幸せはございません。
私共未熟者にして、英語は勉強いたしましたものの、賢き陛下の申されましたSEエンジェルズなる意味が掴めません。
どうか、哀れで無知なる娘にお教えください、」
「ホホホ、そうか。
そなたたちは、デイリータイムズの記事を読んでいないのだな?
デイリータイムズのK・クラーク記者は、余り誉めることなどしないのだが、そなたたち二人のことは褒めちぎっている。
極東から来た天使たちという表題をつけ、サキとエリコの頭文字をとってSEエンジェルズなのだよ。今朝の新聞で初めて使われた言葉なのだから、そなたたちが無学を恥じる必要はない。
いずれにせよ、この後、わらわには予定が入っておる。
天皇ヒロヒトの親書は確かに受け取った。
役目大儀。
許せよ。」
そう言って女王陛下は玉座から立ち上がり、謁見の間を退室していった。
二人は揃ってお辞儀をする。
女王陛下の姿が見えなくなってようやく肩の力を抜いて、出口に向かおうとした二人を、バニングス侍従が呼び止めた。
「お二人とも、宜しければお茶会の予定について打ち合わせがしたいのですが、宜しければこちらへどうぞ。」
そう言われて案内されたのは謁見の間の控え室であり、小さなテーブルと椅子が四脚置かれている。
そこでバニングス侍従長と打ち合わせの結果、2月12日午後2時までにイリアンの離宮を訪ねることが決まった。
午後の茶会は14時45分から通常始まる。
女王陛下主催の茶会であるが、公式なものではない。
従って、言葉遣いさえ注意していればある意味無礼講なのである。
お茶会は概ね2時間、遅くても5時までには終了することが慣行である。
茶会に招かれたものはクッキーなどお茶菓子を土産に持ってゆく場合が多いが、必ずしも持参しなければならないというものではない。
それらの注意事項を受けて二人は宮殿を後にした。
無事に謁見が終了したことは、ハリントンにも伝えられ、同時に二人の娘がサッチャー夫人と、チャーチル夫人と共に12日のイリアン離宮でのお茶会に招かれることが、チャーチル首相にも伝えられたのである。
ハリントンも、チャーチルも、デイリータイムズの記事も見ており、二人が只者ではないと察していた。
ロープ一本で10mをよじ登るなど、軍の特殊隊員でも中々できることではない。
なぜに、か弱い娘ができるのかそれが理解できなかった。
ハリントンが逢った二人は東洋人らしい体格で、小柄であると聞いている。
サキの方が157センチほど、エリコが少し大きく160センチほど、いずれもほっそりとした体格で、それほどの荒事ができるとは到底思えなかったと聞いていた。
また、老婦人の救命の際にみせた片鱗からは何らかの医療知識にも詳しいらしいことが窺える。
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