68 / 77
68話 生きているからこそ
しおりを挟む
私が目覚めてから三十分ほどが経った。そのころには、私は集まった面々から私が眠っている間にあった話を色々と教えてもらった。
まず私についてだが、どうやら丸二日眠り続けていたらしい。そして、ネクロマンサーを倒した後についてだが、本部に騎士の応援を要請し、怪我人を除く第五騎士団と軍司令官様を残し他の騎士たちは帰還したとのことだった。
――じゃあ、眠ったままの私をここまで誰かが運んでくれたのね。
ネクロマンサーが倒れた後だったから良かったけれど、皆が疲弊しているのに迷惑をかけてしまったわ……。
完全に力の抜けきった人間を運ぶ苦労は想像に難くない。しかも、戦闘で疲弊しきっている人たちだから、尚更大変だっただろう。
そう考えると、思わず罪悪感が胸に滲む。しかし、そんな私の心情と反するような明るい声で、アルバート先生が何かを思い出すように笑いながら話しかけてきた。
「こうして、クリスタさんが目覚めたからこそ笑って話せますが、クリスタさんがここに来たとき、本当に驚いたんですよ」
「私が来たとき……?」
「はい。なんせ、エンディミオン君が血塗れのままクリスタさんを抱き抱えて入ってきましたから」
「えっ、血塗れ!?」
血塗れだったと知り、私は急いでエンディミオン様へと向き直って彼に声をかけた。
「血塗れだったなんて、エンディミオン様、どこか怪我をされたんじゃ……!」
「擦り傷程度はありますが、血塗れの件に関しては返り血ですのでご安心ください」
そう言うと、エンディミオン様は「脱ぎましょうか?」なんて言い出したから、本当に酷い怪我はしていないのだと判断し、脱ぐのは止めてもらった。今の私には、色々な意味で心臓に悪いような気もする……。
そんなことを思っていたが、ふとある別の疑問が脳内を過ぎった。そのため、私はアルバート先生にその疑問について恐る恐る質問をしてみることにした。
「アルバート先生」
「はい。どうしました?」
「エンディミオン様が血塗れだったということは、私にも血が付いていましたよね。でも、その……」
そう言いながら、私は自身が今身に着けている服に目をやった。すると、純白の清潔な服が視界一面に広がった。当然だが、私が戦闘中に来ていた服とは全くの別物だ。
――誰かが着替えさせてくれたのよね?
でも誰が?
今はただでさえ少ない女性職員も、騎士団員たちの処置で忙しいから来られないだろうし……。
変なドキドキで、思わず汗がツーっと背中を伝う。だが、その緊張は可愛らしい声によって、すぐに取り払われた。
「クリスタを綺麗にしたのも、着替えさせたのも全部我だぞ! 清浄魔法で綺麗にして、交換魔法で着替えさせたのだ!」
カイルの腕の中で、えっへんと誇らしげにそう告げるギル様。そんな彼を見て、私の心に浮かんだ懸念はすぐ打ち払われ、どっと安心の波が押し寄せてきた。
「ギル様だったんですね! ありがとうございます。ああ、良かったぁ。いくら先生でも、ちょっとその……恥ずかしいのでっ……」
恥ずかしいとか恥ずかしくないとか、そんなことを言える環境でないのは分かっている。だが、男性に裸を見られると言うのは、貴族以前に女性として恥ずかしい。だから、ギル様が対処してくれたと分かり、私は心底ホッとした。
そう思ったのも束の間、ギル様が誇らしげな笑顔を浮かべながら爆弾発言を追加した。
「一緒に寝た仲だ。そんな大親友の我らの間に、恥ずかしいことなど無いも同然。すまぬな、アルバート」
そう言うと、ギル様は先生ににっこりと微笑みかけた。だが、皆の心配はアルバート先生ではない。私から見て右側の椅子に座っている彼に向いていた。
「クリスタ様、それはどういう……」
一切の覇気がない声でそう問いかけてくるエンディミオン様。そんな彼がこれ以上変な誤解をしないよう、私は慌てて言葉を返した。
「エンディミオン様、どうか誤解なさらないでください。ギル様が言う「寝た」とは、睡眠の意しか指しておりません。ね? ギル様!?」
「ああ、そうだぞ! ん? 言い方がまずかったかのう?」
そう言うと、ギル様はカッ耳を赤くしたエンディミオン様に気付き、ふっと微笑みながら言葉を続けた。
「エンディ、誤解させて悪かった。……それにしても、勘違いするなんてエンディは可愛らしいのぉ! 愛いぞ!」
エンディミオン様の照れた様子を見て、ギル様の口角がぐんぐん上がっていく。しかし、私はその光景を見てある違和感を抱いた。
――エンディミオン様の反応が思った感じと違うわ。
そうだったんですね……とか言って、照れて笑うと思っていたのに……。
困惑したように照れた顔をするという、予想外の反応を示すエンディミオン様。そんな彼に内心戸惑ってしまう。
しかも時間が経つにつれ、彼はただでさえ真っ赤な顔をさらに赤面させ始めた。そして、顔を少し下げて伏し目がちになったかと思えば、ぶるぶると震え出した。
その様子は、見ていると心配になってくるほどだ。よって、私はエンディミオン様にそっと声をかけてみることにした。
「エンディミオン様。何だか様子が……大丈夫ですか?」
「――せん」
「え?」
何かをぼそりと呟いたが、何と言ったのか上手く聞き取れない。そのため、思わず声を漏らすと、エンディミオン様はバッと顔を上げ私と目を合わせて、見たことも無いほどの赤面で再び口を開いた。
「私は勘違いしておりません。そのままの意味で受け取っていましたっ……」
――ん?
ということは、エンディミオン様の反応から、私が変に勘繰りすぎたってこと……?
そう気付いた瞬間、今度は私の顔から火が噴き出した。だが、エンディミオン様は羞恥心で何も言えないそんな私に言葉を続けた。
「クリスタ様と一緒に寝ただなんて、羨ましすぎて死ぬかと思いました」
そう言うと、エンディミオン様は切なげな表情でギル様に視線をやった。そんな彼の姿を見て、私は心臓が止まりそうになった。好きという感情は、本当に恐ろしいものだ。なんでも可愛く見えてしまう。
なんて思っていると、私たちの様子を見たカイルがあっけらかんとした様子で言葉を発した。
「ま、こうして生きてるんだから、これからいくらでもその機会はあるじゃん。それに、クリスタが目覚めてから最初に探した人間はエンディミオンだっていうしよ」
なんてことを暴露するんだ。そう思い私が口をワナワナさせていると、そのうちギル様もそこに加勢を始めた。
「その通りだ。我はしかとこの耳で聞いたぞ」
そう言うと、ギル様は自身の耳を指で指した。
その瞬間、私にはカイルとギル様、そしてエンディミオン様の強い視線が突き刺さり始めた。だが意外なことに、その視線はアルバート先生の声によってすぐに解かれた。
「はい、そこまでです。クリスタさんも起きたばかりでゆっくりしたいでしょう。負担をかけてはいけません。そろそろ退散しましょう」
そう言うと、「さあ、行きますよ」と言って、先生が多少強引に皆に出て行くよう促し始めた。その光景はまるで、魔導士学校時代の引率の先生を彷彿とさせる。
エンディミオン様も、そんな医務室の長には逆らえないのだろう。名残惜しそうな顔で私を見つめながら立ち上がった。だが、こうして出て行こうとしているエンディミオン様に、アルバート先生が改まった様子で声をかけた。
「すみません、エンディミオン君。君にお願いごとをして良いでしょうか?」
「どうされましたか?」
「今からクリスタさんが目覚めたと報告しに行きます。多分、三十分くらい医務室を空けなければならないでしょう。なので、その間クリスタさんのことを看ていただくことは出来ますか?」
――え?
エンディミオン様は残るの……?
先生のお願いが予想外だったため、私は内心驚いた。ただ、エンディミオン様もそれは同じだったらしい。
しかし、彼はポカーンとした顔になったものの、直ぐに満面の笑みへと表情を切り替えた。そして「もちろんです!」という元気な返事を返した。
すると、先生は安心そうに笑いながら「それが良かった。頼みますね」と言い残し、カイルとギル様を引き連れて、医務室から出て行った。
こうして、医務室は再び私とエンディミオン様の二人きりになった。
――――――――――――――――――
お読み下さりありがとうございます。
以後、本作とは関係のない余談です。
私は本作以外にも、何個か小説を投稿しております。そのうちの『誓略結婚~あなたが好きで結婚したわけではありません~』という作品について、近況ボードで色々とご報告させていただきました。
もし、ご興味のある方がいましたら、お手すきの際に近況ボードを見ていただけますと幸いです。
そして、本作と並行して誓略結婚をとお読みくださっている方がいましたらお知らせです。
非公開にしましたが、外部URLで見られるように設定いたしました。(教えて下さりありがとうございます!)
続きを読むよという神がおられましたら、そちらからお読みいただけますと幸いです。
まず私についてだが、どうやら丸二日眠り続けていたらしい。そして、ネクロマンサーを倒した後についてだが、本部に騎士の応援を要請し、怪我人を除く第五騎士団と軍司令官様を残し他の騎士たちは帰還したとのことだった。
――じゃあ、眠ったままの私をここまで誰かが運んでくれたのね。
ネクロマンサーが倒れた後だったから良かったけれど、皆が疲弊しているのに迷惑をかけてしまったわ……。
完全に力の抜けきった人間を運ぶ苦労は想像に難くない。しかも、戦闘で疲弊しきっている人たちだから、尚更大変だっただろう。
そう考えると、思わず罪悪感が胸に滲む。しかし、そんな私の心情と反するような明るい声で、アルバート先生が何かを思い出すように笑いながら話しかけてきた。
「こうして、クリスタさんが目覚めたからこそ笑って話せますが、クリスタさんがここに来たとき、本当に驚いたんですよ」
「私が来たとき……?」
「はい。なんせ、エンディミオン君が血塗れのままクリスタさんを抱き抱えて入ってきましたから」
「えっ、血塗れ!?」
血塗れだったと知り、私は急いでエンディミオン様へと向き直って彼に声をかけた。
「血塗れだったなんて、エンディミオン様、どこか怪我をされたんじゃ……!」
「擦り傷程度はありますが、血塗れの件に関しては返り血ですのでご安心ください」
そう言うと、エンディミオン様は「脱ぎましょうか?」なんて言い出したから、本当に酷い怪我はしていないのだと判断し、脱ぐのは止めてもらった。今の私には、色々な意味で心臓に悪いような気もする……。
そんなことを思っていたが、ふとある別の疑問が脳内を過ぎった。そのため、私はアルバート先生にその疑問について恐る恐る質問をしてみることにした。
「アルバート先生」
「はい。どうしました?」
「エンディミオン様が血塗れだったということは、私にも血が付いていましたよね。でも、その……」
そう言いながら、私は自身が今身に着けている服に目をやった。すると、純白の清潔な服が視界一面に広がった。当然だが、私が戦闘中に来ていた服とは全くの別物だ。
――誰かが着替えさせてくれたのよね?
でも誰が?
今はただでさえ少ない女性職員も、騎士団員たちの処置で忙しいから来られないだろうし……。
変なドキドキで、思わず汗がツーっと背中を伝う。だが、その緊張は可愛らしい声によって、すぐに取り払われた。
「クリスタを綺麗にしたのも、着替えさせたのも全部我だぞ! 清浄魔法で綺麗にして、交換魔法で着替えさせたのだ!」
カイルの腕の中で、えっへんと誇らしげにそう告げるギル様。そんな彼を見て、私の心に浮かんだ懸念はすぐ打ち払われ、どっと安心の波が押し寄せてきた。
「ギル様だったんですね! ありがとうございます。ああ、良かったぁ。いくら先生でも、ちょっとその……恥ずかしいのでっ……」
恥ずかしいとか恥ずかしくないとか、そんなことを言える環境でないのは分かっている。だが、男性に裸を見られると言うのは、貴族以前に女性として恥ずかしい。だから、ギル様が対処してくれたと分かり、私は心底ホッとした。
そう思ったのも束の間、ギル様が誇らしげな笑顔を浮かべながら爆弾発言を追加した。
「一緒に寝た仲だ。そんな大親友の我らの間に、恥ずかしいことなど無いも同然。すまぬな、アルバート」
そう言うと、ギル様は先生ににっこりと微笑みかけた。だが、皆の心配はアルバート先生ではない。私から見て右側の椅子に座っている彼に向いていた。
「クリスタ様、それはどういう……」
一切の覇気がない声でそう問いかけてくるエンディミオン様。そんな彼がこれ以上変な誤解をしないよう、私は慌てて言葉を返した。
「エンディミオン様、どうか誤解なさらないでください。ギル様が言う「寝た」とは、睡眠の意しか指しておりません。ね? ギル様!?」
「ああ、そうだぞ! ん? 言い方がまずかったかのう?」
そう言うと、ギル様はカッ耳を赤くしたエンディミオン様に気付き、ふっと微笑みながら言葉を続けた。
「エンディ、誤解させて悪かった。……それにしても、勘違いするなんてエンディは可愛らしいのぉ! 愛いぞ!」
エンディミオン様の照れた様子を見て、ギル様の口角がぐんぐん上がっていく。しかし、私はその光景を見てある違和感を抱いた。
――エンディミオン様の反応が思った感じと違うわ。
そうだったんですね……とか言って、照れて笑うと思っていたのに……。
困惑したように照れた顔をするという、予想外の反応を示すエンディミオン様。そんな彼に内心戸惑ってしまう。
しかも時間が経つにつれ、彼はただでさえ真っ赤な顔をさらに赤面させ始めた。そして、顔を少し下げて伏し目がちになったかと思えば、ぶるぶると震え出した。
その様子は、見ていると心配になってくるほどだ。よって、私はエンディミオン様にそっと声をかけてみることにした。
「エンディミオン様。何だか様子が……大丈夫ですか?」
「――せん」
「え?」
何かをぼそりと呟いたが、何と言ったのか上手く聞き取れない。そのため、思わず声を漏らすと、エンディミオン様はバッと顔を上げ私と目を合わせて、見たことも無いほどの赤面で再び口を開いた。
「私は勘違いしておりません。そのままの意味で受け取っていましたっ……」
――ん?
ということは、エンディミオン様の反応から、私が変に勘繰りすぎたってこと……?
そう気付いた瞬間、今度は私の顔から火が噴き出した。だが、エンディミオン様は羞恥心で何も言えないそんな私に言葉を続けた。
「クリスタ様と一緒に寝ただなんて、羨ましすぎて死ぬかと思いました」
そう言うと、エンディミオン様は切なげな表情でギル様に視線をやった。そんな彼の姿を見て、私は心臓が止まりそうになった。好きという感情は、本当に恐ろしいものだ。なんでも可愛く見えてしまう。
なんて思っていると、私たちの様子を見たカイルがあっけらかんとした様子で言葉を発した。
「ま、こうして生きてるんだから、これからいくらでもその機会はあるじゃん。それに、クリスタが目覚めてから最初に探した人間はエンディミオンだっていうしよ」
なんてことを暴露するんだ。そう思い私が口をワナワナさせていると、そのうちギル様もそこに加勢を始めた。
「その通りだ。我はしかとこの耳で聞いたぞ」
そう言うと、ギル様は自身の耳を指で指した。
その瞬間、私にはカイルとギル様、そしてエンディミオン様の強い視線が突き刺さり始めた。だが意外なことに、その視線はアルバート先生の声によってすぐに解かれた。
「はい、そこまでです。クリスタさんも起きたばかりでゆっくりしたいでしょう。負担をかけてはいけません。そろそろ退散しましょう」
そう言うと、「さあ、行きますよ」と言って、先生が多少強引に皆に出て行くよう促し始めた。その光景はまるで、魔導士学校時代の引率の先生を彷彿とさせる。
エンディミオン様も、そんな医務室の長には逆らえないのだろう。名残惜しそうな顔で私を見つめながら立ち上がった。だが、こうして出て行こうとしているエンディミオン様に、アルバート先生が改まった様子で声をかけた。
「すみません、エンディミオン君。君にお願いごとをして良いでしょうか?」
「どうされましたか?」
「今からクリスタさんが目覚めたと報告しに行きます。多分、三十分くらい医務室を空けなければならないでしょう。なので、その間クリスタさんのことを看ていただくことは出来ますか?」
――え?
エンディミオン様は残るの……?
先生のお願いが予想外だったため、私は内心驚いた。ただ、エンディミオン様もそれは同じだったらしい。
しかし、彼はポカーンとした顔になったものの、直ぐに満面の笑みへと表情を切り替えた。そして「もちろんです!」という元気な返事を返した。
すると、先生は安心そうに笑いながら「それが良かった。頼みますね」と言い残し、カイルとギル様を引き連れて、医務室から出て行った。
こうして、医務室は再び私とエンディミオン様の二人きりになった。
――――――――――――――――――
お読み下さりありがとうございます。
以後、本作とは関係のない余談です。
私は本作以外にも、何個か小説を投稿しております。そのうちの『誓略結婚~あなたが好きで結婚したわけではありません~』という作品について、近況ボードで色々とご報告させていただきました。
もし、ご興味のある方がいましたら、お手すきの際に近況ボードを見ていただけますと幸いです。
そして、本作と並行して誓略結婚をとお読みくださっている方がいましたらお知らせです。
非公開にしましたが、外部URLで見られるように設定いたしました。(教えて下さりありがとうございます!)
続きを読むよという神がおられましたら、そちらからお読みいただけますと幸いです。
33
あなたにおすすめの小説
【完結】偽物聖女は冷血騎士団長様と白い結婚をしたはずでした。
雨宮羽那
恋愛
聖女補佐官であるレティノアは、補佐官であるにも関わらず、祈りをささげる日々を送っていた。
というのも、本来聖女であるはずの妹が、役目を放棄して遊び歩いていたからだ。
そんなある日、妹が「真実の愛に気づいたの」と言って恋人と駆け落ちしてしまう。
残されたのは、聖女の役目と――王命によって決められた聖騎士団長様との婚姻!?
レティノアは、妹の代わりとして聖女の立場と聖騎士団長との結婚を押し付けられることに。
相手のクラウスは、「血も涙もない冷血な悪魔」と噂される聖騎士団長。クラウスから「俺はあなたに触れるつもりはない」と言い放たれたレティノアは、「これは白い結婚なのだ」と理解する。
しかし、クラウスの態度は噂とは異なり、レティノアを愛しているようにしか思えなくて……?
これは、今まで妹の代わりの「偽物」として扱われてきた令嬢が「本物」として幸せをつかむ物語。
◇◇◇◇
お気に入り登録、♡、感想などいただければ、作者が大変喜びます!
モチベになるので良ければ応援していただければ嬉しいです♪
※いつも通りざまぁ要素は中盤以降。
※完結まで執筆済み
※表紙はAIイラストです
※アルファポリス先行投稿(他投稿サイトにも掲載予定です)
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
破滅フラグから逃げたくて引きこもり聖女になったのに「たぶんこれも破滅ルートですよね?」
氷雨そら
恋愛
「どうしてよりによって、18歳で破滅する悪役令嬢に生まれてしまったのかしら」
こうなったら引きこもってフラグ回避に全力を尽くす!
そう決意したリアナは、聖女候補という肩書きを使って世界樹の塔に引きこもっていた。そしていつしか、聖女と呼ばれるように……。
うまくいっていると思っていたのに、呪いに倒れた聖騎士様を見過ごすことができなくて肩代わりしたのは「18歳までしか生きられない呪い」
これまさか、悪役令嬢の隠し破滅フラグ?!
18歳の破滅ルートに足を踏み入れてしまった悪役令嬢が聖騎士と攻略対象のはずの兄に溺愛されるところから物語は動き出す。
小説家になろうにも掲載しています。
「偽聖女」と追放された令嬢は、冷酷な獣人王に溺愛されました~私を捨てた祖国が魔物で滅亡寸前?今更言われても、もう遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢フィーア・エメラインは、地味で効果が現れるのに時間がかかる「大地の浄化」の力を持っていたため、派手な治癒魔法を使う異母妹リシアンの嫉妬により、「偽聖女」として断罪され、魔物汚染が深刻な獣人族の国へ追放される。
絶望的な状況の中、フィーアは「冷酷な牙」と恐れられる最強の獣人王ガゼルと出会い、「国の安寧のために力を提供する」という愛のない契約結婚を結ぶ。
【完結】追放された大聖女は黒狼王子の『運命の番』だったようです
星名柚花
恋愛
聖女アンジェリカは平民ながら聖王国の王妃候補に選ばれた。
しかし他の王妃候補の妨害工作に遭い、冤罪で国外追放されてしまう。
契約精霊と共に向かった亜人の国で、過去に自分を助けてくれたシャノンと再会を果たすアンジェリカ。
亜人は人間に迫害されているためアンジェリカを快く思わない者もいたが、アンジェリカは少しずつ彼らの心を開いていく。
たとえ問題が起きても解決します!
だって私、四大精霊を従える大聖女なので!
気づけばアンジェリカは亜人たちに愛され始める。
そしてアンジェリカはシャノンの『運命の番』であることが発覚し――?
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
編み物好き地味令嬢はお荷物として幼女化されましたが、えっ?これ魔法陣なんですか?
灯息めてら
恋愛
編み物しか芸がないと言われた地味令嬢ニニィアネは、家族から冷遇された挙句、幼女化されて魔族の公爵に売り飛ばされてしまう。
しかし、彼女の編み物が複雑な魔法陣だと発見した公爵によって、ニニィアネの生活は一変する。しかもなんだか……溺愛されてる!?
愛を知らない「頭巾被り」の令嬢は最強の騎士、「氷の辺境伯」に溺愛される
守次 奏
恋愛
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる